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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

悪循環からの解放、その後また長い停滞

人は何らかの理由で長く停滞してしまうことがある。

留まるべきでない職場にずるずると居続けたり、

受からない資格試験にこだわり続けたり、

嫁姑、親子の確執に囚われ続けたり、

自分の場合も農業を始める36才まで、退職・求職を繰り返した10年以上の長い悪循環が続いた。

農業はその悪循環を断ち切ってくれたが、やはり、長い農業の停滞期を続けてしまった。

技術力もほとんど上げることができなかった。

売り先も視野が狭すぎた。

「セット野菜」にこだわり過ぎてしまった。

「セット野菜」が比較的安定していたので、それに安住してしまった。

低い安定だったのに、安住してしまった。


今年、同じ瀬戸内市の若い農業者グループと知り合うことができたが、それぞれが皆、いろんな出荷先を持っている。それも4箇所も5箇所も。

多分、リーダーのKさんが手一杯になり、自分のかかえていたいろんな販路を紹介していったのも一因だろう。

彼らの場合、「作った野菜は全部売る(売れる)」という形なので、多種類の野菜を広い面積で作っている。

ボクのように、セット野菜の顧客が何軒だからこれ以上作っても売れないとか、イタリア料理店の注文はこれくらいだから、これ以上作っても仕方がないとか、そこに「生産ロス、出荷ロス」を発生させていない。

いろんな出荷先をかかえていると、徐々に、自分にとって最も出荷しやすい店とか、自分にとって最も利益率のいい店とかが見えてくると思うので、そんな店や作物に比重をおくことができる。

10年前と違って、今は「直売所」が地域にたくさんできていて、少々の虫食いとか、不揃いの野菜でも、自分で単価をつけて売ることができるようになっている。

とにかく、売り先さえあれば、何とか100万ほどにはすることができると思う。売り先が先で、作ることはそれに比べればはるかに簡単である。

この秋冬作はイノシシにやられて出せないが、来春からは、瀬戸内市内のJAの4箇所の直売所、備前市のホームセンター、備前市のスーパーの6箇所に出し、自分に最も合う店、最も売れる店の1~2店に比重を置いていこうと思う。

週に1回は宅配野菜(個人用と業務用)も残そうと思う。宅急便の回数券がかなり残っているし、宅急便を急に全部止めるのは不安だから。



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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