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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

農業は非生産的な仕事が多い

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昨日ふと思いついて、隣の休耕田のあぜに電柵を張らせてもらおうと思って、お願いにいったら、こころよく了解してもらえたので、今朝はさっそくその周辺の草刈をした。すでに5年ほど放棄田になっていて、笹やグイチゴの木が茂っていたので、1時間ほどかかった。

ここに電柵を張らせてもらうと、耕運の時に電柵がじゃまにならず、田んぼが今まで通りに使える。

刈り草はヤギ小屋の下敷きに使った。前回の下敷きを外に出して入れ替えるが、オスの小屋(1畳ほど)、メスの小屋(3畳)と狭いので、下敷きにする雑草の量は少しで足り、時間はかからない。

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午後から、電柵の妨げになるので切り出していた竹を焼いた。竹の枝を落としたり、竹や雑木を焼いたりする作業がすでに何日も続いている。農業にはこんな非生産労働が多い。あぜ草刈もその一つである。

イノシシやシカにやられて出荷できる野菜が少ない。スーパーの直売所にも、ムラサキイモとシュンギクとキクイモくらいしか出せる野菜がない。セット野菜も種類が揃わないので、いつまで送れるかわからない。

タマネギと春キャベツの苗床もやられて、今年は苗がない。電柵ができてから、誰かに苗をもらい少量植えるつもり。麦類も電柵ができてから12月中旬に蒔こうと思う。

電柵という新たな出費の発生。それにかかわる雑用の大幅な増加。加えて出荷する野菜が被害に遭い、出せる野菜が少ないというトリプルパンチ。

落ち込んでいても仕方がない。前に進むか、撤退する(やめる)か選択肢はどちらか一つであり、前に進むなら電柵をするしかない。これからは電柵という檻の中でする農業になる。

集落の人はあまり困っていない。家庭菜園は家の近くで作っており、そこまではまだ害獣は近づいていない。

稲作も山が(山の近く)の小さい田んぼは休耕田にしてあまり作っていないので、害獣の影響は少ない。

だから集落で防御しようとする雰囲気はなく、自分の田んぼは自分で防御するしかない。



我が家は親が比較的早くに亡くなったので、「介護」という問題がない。しなければならなかったら大変だろうと思う。

加えて「嫁、姑、問題」も結婚当初の3年ほどだった。

母は精神的にえらかっただろうと思う。姑(祖母)より母の方が早く亡くなったから、家の中で母が楽をできたことはなかったと思う。

ずっと母と祖母の確執を見てきたので、ボクら夫婦は別居して住めばよかったのだが、自分に経済力がなく3代同居になったので、なおさら母にとって、しんどかっただろう。

父に兄弟が多く、それも母にとってかなり負担になっていたと思う。

これらが複合的に母の寿命を短くしたかも知れない。しかも15年ほど日雇いの土方仕事に行っていたから。

母は6~7人の夕飯を作っていたが、自分が時々作るようになって初めて、大変な負担だったろうと感じた。

今、集落内ではほとんど同居はない。同一敷地内に若夫婦の家が別に建ててあったり、近くに建ててあったり、あるいは出て行っていない。

40軒ほどの集落であるが、すでに子供がほとんどいない。小学生の子供が3人ほどと思う。子供の姿を全然見かけない。


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コメント

うちが 竹に困ってるというと ワカメをまいたら
生えなくなるという 人がいました。
ワカメは高いので どっかの海岸で海草を
拾って そのうちまいてみようと思います。

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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