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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

若さに打ち負かされそうになる

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海の近くの産直店。今日は土曜日だが、農業者にとって土曜、日曜、祝日は休みではない。雨の日に少し休めるだけ。

ハーブティ用ハーブに関しては、1日50袋、週に5日間、7ヶ月間連続して出荷できる量は定植した。と言ってもハーブは雑草のように伸長するので2アールもあれば足りる。

売れるかどうかは来春4月中旬~11月中旬の7ヶ月間で決まる。

来年中に売れた量がハーブの作付限度面積である。


不得意作物が多いので、ハーブがあまり売れなかったら産直店で他に勝負できそうな野菜がない。


産直店に出荷を始めてから、週に2回は若い農業者に会うようになった。若さに打ち負かされそうになる。それでも簡単に遅れをとるわけにはいかない。20年やってきた自尊心がある。

若い人と対等にやっていくには、「徹底した自分らしさ」を前面に出すしかない。

それは価格や外観だけではない、作物の品格である。直売所に並んだ野菜を見ていると案外感じるものである。

昨日のUさんもKさんも固有のシールを作られている。Uさんの話によると、直売所では出荷物に生産者の名前が表示されるから、いったん信用を落とすと取り戻すのが大変であり、特定の人(ブランド名)の野菜が売れる固定客商売だと言われる。


先日ある人から、数店の直売所に出荷したら、ガソリン代がかなりかかるのではと言われたが、片道30分以内くらいならガソリン代も、要する時間も妥協できる範囲と思う。独力で固定客を確保(継続)できない以上、直売所等へ出荷せざるをえない。


果樹農家と話す場合、反とう(1反あたり)60万とか70万と言う数字が出てくる。つまり1反あたりの稼ぎ高のことであるが、自分の場合も少なくとも「反とう30万」にはしたい。野菜の作付可能面積は3反(30アール)余りある。

来年古希を迎えるUさんやKさんの現在の作付面積は5反ほどであるが、現在5反を軽く?まわしているのだから、40~50代には7~8反の作付だったのではなかろうか。

 

言葉は、忙しすぎても出てこないし、経済的に困窮しても出てこない。

田んぼで歩いた歩数に比例して言葉が出てくるということもない。

どんなに忙しくても、新聞に毎日目を通し、週に1~2日は出歩いたり、農業以外のことに時間を使う余裕を持たないと、早晩、言葉が出てこなくなる。

・・・たら、もし・・・を待っていたら、いつまでたっても言葉が発せない。現在の未成熟な自分を未成熟な言葉で書き連ねるのが作文だと思う。完成した自分を待っていたら死んでからでないと書けない。40才で書かなければ60才になっても書けない。功なり名を遂げてから書こうと思うなら、それは自慢話になるし、だいたい凡人は名を残せない。だから現在の未成熟な自分や不完全な言葉を今書くしかない。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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