ユズが色づく季節になった。半分に切ったユズをカップに入れ、沸騰した湯を注ぐとおいしい「ユズ茶」のできあがり。
インスタントコーヒーとユズ茶のカップを並べ、ふかし芋を食べながらブログをしている。農家であることの幸せ。
農業への転身も、ヤギの導入も、農業形態の変更も、借家探しも「タイミング」があると思う。タイミングを逃すと、できるかどうかわからなくなる。
タイミングをうまくつかめるかどうかは、日頃の精進が関係すると思う。
100万円を目標にする農業と、200万以上を目標にする農業とでは、まるで異なる。100万なら凡人でも何とか稼ぐことができても、200万は難しい。
ハーブの株分け
来春に備えてのハーブの株分けが終わった。
初霜(11月23日頃)が降りる2週間ほど前には終わらせたい作業である。
直売所では、ハーブティ用ハーブを中心に組み立てようと思う。
ナスビ、ピーマン、キュウリ、ナンキン等では、その安さに対応できない。
直売所は安売り競争になってしまう面もある。
かといって、奇をてらった作物は売れるかどうかわかならい。
1年やれば、ハーブティ用ハーブがどれくらい売れるかわかる。
株分けしたのは下記の6種類である。(注、レモンバーベナとセイジは株分けより挿し木で増やす)
(1)レモンバーム
(2)レモンバーベナ
(3)レモングラス
(4)タイム類(レモンタイム、コモンタイム)
(5)ミント類(アップルミント、ブラックミント、スペアミント)
(6)セイジ
その他のハーブは、
カモミール・・・タマネギのコンパニオンプランツであり、タマネギの畝間に植えるが、至る所で雑草化している。花を利用するので収穫期間が短い。
ステビア・・・湯のみに入れ湯をそそげば、甘い砂糖水ができる(株分けが簡単)。
ルバーブ・・・茎をジャムにする。6株が30株以上に分割できた。売れるかどうかこれも1年で判断できる。ハーブティ同様、需要の喚起が自分にできるかどうかが大きなポイントになる。
売れ残ったキクイモは土の中に埋めた。キクイモはジャガイモのように掘りあげて5日間ほど経過すると皮がかたくなるので、皮をむかずに調理するキクイモは5日経過して売れ残ったら来春の種芋にする。
ムラサキイモは後日また出荷する。袋に入れているので人の手にも触れないし、洗わない限り年内は劣化しない。10度以下が続き出すと次第に劣化する。
スーパーの直売に2回出しただけだが、手間の多さと売上金額の少なさ(野菜が少ないせいでもあるが)に、早くも自信喪失気味。ワンパック宅配(個人用と業務用)を週1回だけでも残そうか迷っている。
ブログ上ではワンパック宅配を止めて直売所出荷に変更を公言しているが、顧客にはまだ報告していない。今期(自分の場合は5月連休明けからスタートして翌年2月末に終わる)が終わる来年2月末までもう少し考えてみようと思う。