2月5日(木曜日)大安、オスとメスの2頭を頂けることになった。ものすごくうれしい。話を聞くまで、オスが飼えるだろうかと随分迷い続けていたが、「案ずるより産むが易し」だった。
同じ母ヤギから生まれたのではないので、近親交配にならないし、オスもとても優しいと言われた。この二つの話で、即、決めることができた。
実際、1頭と2頭では、全然、インパクトが違う。1頭だと単なる趣味のレベルで終わる。2頭だとアピールできる。
ヤギの里は、我が家からちょうど1時間。行く道は3通りあるが、今日は1月12日の炭焼きイベントで教えてもらった道を行った。道中で見た棚田がきれいだったので、今日また写そうと思った。
この道は深い山の中の道で、途中、こんな動物が道に横たわっていた。ヌートリアが車に轢かれたのだろうと、車を止めて見ると、何とイノシシの子供。腕の半分ほどの大きさだったから、てっきりヌートリアかと思った。
子供イノシシでも、口元の牙は鋭い。これの20倍ほどの大きさになり、田畑に夜な夜な出没してくるのだから、たまったものではない。
険しい道を抜けると、ぱっと視界が開ける。こんな看板があった。ここは、書かれている通りの「天空の里」である。
到着した地点はここ、佐伯町のリンゴ園。ヤギに関する質問事項を説明してもらってから、さっそく対面。いつ見てもかわいい。
これはオスヤギ。話を聞かせてもらってから見ると、とても優しく見えた。そしてメスに比べてちょっと大きいくらいだった。
今日は、先日より少し冷静に観察できた。
エサについて・・・米ヌカを缶詰缶にいっぱいほどやるだけでよい。それと塩を1週間に1回一握りほど与える。飲み水も用意する。
角・・・角はない系統
爪切り・・・つないで放すのだから、爪切りは不必要
生まれ月・・・11月5日と11月6日(母親は異なる)。頂くのは2月5日だから、生まれてちょうど3ヶ月の子ヤギ。
有毒の草や木・・・アセビ、ミツマタ、シキビ(今度訪問した時、そういうものが近くにあるかどうか確認してあげると言われた)。
ヤギのブラッシング・・・とても喜ぶ。人間用の髪のブラシでもよいし、フケを取るゴムのブラシでもよいと言われた。
ヤギの乳・・・今は草刈目的でも、いずれミルクが欲しくなる。今年の12月交配、来年5月出産(5ヶ月、150日)が可能だと言われた。
新しい地で寂しがるから、梅雨時分まではいっしょにおらし、その後は交配希望日まで離して飼えばよいと言われた。
猟犬・・・田畑や野山につないで飼うのなら、今の時期は「猟犬」に注意すること。2月末までは狩猟期間なので、猟師さんが見えたら、犬を放さないようにお願いするか、その間は小屋に入れるように言われた。
今年は農業歴20年目に入る節目の年であり、ヤギを迎えれる記念すべき年になりそうである。今まで以上に拘束されそうだが、ニワトリで経験しているから、口のある生き物でも問題はない。
それより、ヤギの来訪が自分の農業人生を変えてくれそうな予感。
当地で、実家より幸せにしてみせる。
毎日、画像をアップするつもり。
春には、葉タバコ跡地でヤギといっしょに山桜やツツジの花見も。
初のボランティア活動として、4月に、幼稚園か小学生の子供を招待してもよい。
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