あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

年間総売上200万、差引手取り90万が目標

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キンモクセイのいい香りがする。田んぼを行ったり来たりしながら、過ぎ去った20年の農業を思い、今後の20年の農業を夢想する。

ちょっと前、農業を始めたような気がするが、もう20年。今後はもっとスピードを加速しながら瞬く間に20年後の76才が来るだろう。

来春からの目標は、

6時15分~7時30分・・・収穫
7時30分~8時30分・・・仕分
8時30分~9時15分・・・直売所持参・2店

早朝3時間は毎日収穫・仕分・出荷作業とする。その後で朝食、昼寝。

午後からを農作業時間とする。


1月、2月の2ヶ月間は、出荷も農作業もせずに農閑期とする。

1月、2月は農作業はほとんどなく、出荷できる野菜も少ない。出荷しようと思えば、霜よけ、渡り鳥避け等、手間ばかりかかる。


目標総売上200万円(1ヶ月20万×10ヶ月)。

どこの直売所でも15%の売上手数料を取られるので、実質売上は200万×85%=170万。

農業経費は袋代やシール代が新たに加わるので年間合計80万円として計上。

差引純売上は170万-80万=90万。 

90万から、
青色申告特別控除・・・65万
基礎控除・・・・・・・・・・・38万
社会保険料控除・・・・約20万(国健は減額されている)
を差し引くとマイナスになり税金はかからない。



農業は「手取り100万円の攻防」の世界だと思う。

しかもその100万の手取りはますます困難になるだろう。
(1)害獣の出没による手間の大幅な増加
(2)害獣の出没による防御柵等、経費の増加
(3)温暖化による大型台風の頻発
(4)温暖化による多雨、日照り、害虫の増加
(5)作物や農機具の盗難


農業に未来は見えない

それでも農業をするしかない

20年もやってきた経験を無駄にしたくないし

止めればまたゼロからのスタートになる 

田んぼで過ごす時間は本当に楽しいし

出荷や農作業で厳しいことがあっても

農閑期があるから農業は止められない

他の家人もそれぞれ働いているから

何とかして手取り100万にすれば

自分の生活はまわっていく

このランニングコストの少なさが

ボクを限りなく自由にしてくれる

でもたった100万稼ぐにも

農業への熱情と

たゆまぬ努力が必要


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コメント

20周年 本当におめでとうございます。
赤字にならず 着実に進まれて 体もお元気で 何よりでした、ブログも続けられ 多角的に
文武両道で 素晴らしいです。
ところで うちの近所も電柵だらけに
なってます。でも電柵は絶対OKみたいです。
特に休耕してる田んぼはもう完全にイノシシ
の運動場ですから
何はともあれ 今秋のキンモクセイの
二度咲きは ほんとに嬉しいです。
一生 忘れないでしょう。

  • 2009/10/23(金) 10:21:00 |
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  • 長澤 #-
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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