3時頃から籾殻運びをした。3時というのは理由があって、それまで大阪国際女子マラソンを見ていた。8年ぶりの、渋井の復活優勝。もう29才。21才の時、初マラソンの世界記録で華々しくデビュー。
北京オリンピックの選考会で敗れた時、もう渋井は終わったかなあと思っていたが、競技人生をあきらめなかったようだ。
6時過ぎまで4回、集落内の稲作農家から毎年もらっている籾殻をピストン輸送した。3月上旬までに2回、籾殻クン炭を作る予定。
今日は朝から、集落総出の池の土手の草刈と、集落共有の田んぼの草刈があった。上の画像の一段下がった田んぼが共有田である。7月に1回と1月に1回刈るが、半年も間隔があけば、草は80センチほど伸びる。
3アールほどあるが、皆で刈ると数分で終わった。草が乾いたら焼いて、春になったらヤギにこの田んぼの草を食べてもらおうと思う。
なお、この田んぼの傍らにある水路は6月15日~9月20日頃までの、稲に水が必要な期間だけ、池の水が落とされる(流れる)。
草刈が終わって、池の土手が随分きれいになった。昔、どこの家にも牛を飼っていた頃には、池の土手の一区画ごとに値段がついて、それぞれ購入していたらしい。草は牛の大切な食糧だった。
ヤギに関してまた、気持ちの「ぶれ」が生じている。オスとメスの2頭もらうつもりだったが、ヤギもオスは凶暴らしい。子ヤギから飼うから別段問題ないと思うが、オスの場合、大きくなってからは、急用で他の人に世話を頼む場合、怖がられるという。実際、メスでも大きいとちょっと近寄りづらい。
それと、同じ親から生まれたオスとメスの場合は交配はさせない方がいいらしい。去勢したオスなら問題ないが、そうでない場合は、いっしょに飼うことはできないかも知れない。
現時点では、メス1頭だけになるかも知れない。
水洗トイレの据付は終わったが、こんな機会でもないと、なかなかできないので、いろんな事を業者さんに頼んだ。
(1)ひびが何ヶ所も入って、大きな地震でもあればやばいと思ったブロック塀の取り壊しと新しい塀の設置
(2)錆び付いていた車庫のシャッターの覆いの交換
(3)玄関先と離れのひさしの錆び落としとペンキ塗り
(4)簡易水道の洗い場の交換
(5)風呂場のブラインドの交換
(6)古くなった雨トイの交換
水洗トイレを含め、これらのすべての見積もりをしてもらったが、りっぱな試算表(見積書)と工事請負契約書を渡された。
そして、追加で何ヶ所か大工仕事をしてもらったのに、見積もり通りの金額だった。下水管をつなぐ時に、見積もりした工事とは違う工事が入ったらしいが、見積もりの時の不注意だから、見積もり金額通りでよいと言われた。
こんな親切な業者は始めてだった。見積もり金額も随分安いと思った。
不景気だが、口コミだけで、仕事が途絶えることはないと言われたが、この人だったらそうだろうと思った。
「しがらみ」は考えずに、とにかく複数の業者に見積書を出してもらい、個々の業者の話をよく聞き、見積金額と実際の金額が違ってくる場合、どれくらい違うことがあるのか、よく確認することが必要だと思う。
見積書のていねいさ、見積金額と実際の金額が違わず同一価格。こんな業者には、なかなか出会えない。
こういう業者に出会うと、何年かして、また依頼仕事が発生した時、あの時の業者に頼もうという気になるし、頼まれなくても「口コミ」で紹介するようになる。
今日のニワトリ。来月にはヤギも加わるが、口のある生き物がいると、1泊は外泊できても、2泊は難しい。この19年間で2泊したのは、5年前、和歌山県 東牟婁郡 那智勝浦町の色川集落を訪問した1回だけである。
(今日の夕飯)
五目御飯・・・ニンジン、ヤーコン、アゲ、鶏肉
シシャモ
すまし汁・・・豆腐、エノキダケ
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