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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

「路上生活術」、「自給自足生活術」

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 1万以上の羽数で飼う「ケージ飼い」は、家畜に対する虐待であり、ニワトリのアウシュビッツ。土の上に返してあげてください。

 ニワトリが土の上に復帰できた時、人間も土の上に復帰できる。資本主義はニワトリと人間を、徹底して土から離していった経済システムである。


   
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 青ホウレンソウも赤ホウレンソウも、少しシカにやられている。べた掛け資材をかぶせていたのに、それをのけて食っている。

  


路上生活術」をまとめ冊子に・・・大阪市で無料配布

 炊き出しはどこで? 病気になったらどうすれば? ホームレスの人たちが路上生活を生き抜く「生活術」をまとめた無料冊子『路上脱出ガイド(大阪編)』が完成した。
 発行元のビッグイシュー基金は「ガイドの情報を基に行動を起こし、路上生活を脱出してもらいたい」と大阪市で配布を始めた。
 ガイドは炊き出しの場所や宿泊施設の紹介、自立支援センターの案内などが記載されている。ホームレスの人たちから寄せられた情報を盛り込み、約3ヶ月で完成させた。(1月23日農業新聞)

 「路上生活ガイド」のような、「限界集落自給自足生活術」のような本があればいいのにと思う。
 
 不況で農林水産業の求人が全国で1800人を超えているようだが、雇用ではいずれ近いうちに切られてしまう。雇用ではなく自給をどうしても目指す必要がある。
 
 農業をビジネスにするには、特別の才能や、元手がいるし、意に反して農薬や化学肥料を使わざるをえない(規格や外観のため)こともある。

 それに対して、自給自足が主体なら、能力などほとんどいらない。ただその場合、人生のランニングコストが年間100万以内であることが絶対に必要である。理由は、
(1)年間のライフライン代は5万円×12ヶ月=60万円ほど。
(2)国民年金をもらえても年間に60~70万円ほど。
(3)ワンパック宅配(直接なので規格や外観は問われないが、都会の顧客をさがす営業力が必要)でも、手取り(売上-経費)はせいぜい70~90万にしかならない。 
 
 だから、年間100万以内で生活ができる「術」のない人は、田舎で自給自足というのは難しい。
 
 逆に言えば、年間100万を何とかして稼げばいいのだから、考えようによっては楽である。
 
 100万円の稼ぎ方は農業でなくても、何でもいいと思う。
 
 しかし、限界集落に住んで年間100万円を稼ぎ出すのは、農業でも、農業以外でも大変である。
  

 自分が
自給自足の生活ができていないので、あまり説得力がないかもしれない。自分の場合、
(1)酒、タバコ代はゼロ。小遣いは散髪代くらい。
(2)遠くへ出かけない。地元の吉井川水系で活動。
(3)パソコン関連だけは削れない。
(4)田んぼに楽しみを見だせるようになった。
(5)今年はヤギが楽しみ。
(6)棚田めぐりや限界集落めぐりが自分の観光。
(7)農業のランニングコスト(農業経費)を、年間60~70万以内に抑える。
 しかし、初期投資にはかなりかかる(農業用軽四85万、物置・トリ小屋41万、管理機9万、エンジンポンプとホース7万、中古トラクタ?、井戸27万)

 つまり、
 人生のランニングコスト(年間の生活費)=年間のライフライン料金=国民年金収入(65才以降)=ワンパック宅配手取り収入(65才まで)=農業のランニングコスト(農業経費)がすべて60万~100万の金額の中で回転していかないと、農業で自給自足は難しい。

 この金額が小さければ小さいほど、人生の自由度が大きい。
 

就農

 不況で相談者急増・・・くれぐれも騙されないように。かなり売上のある大農家でさえ、ほとんど後継者がいない(後をつがない)のが今の農業の現実である。
 岡山県が研修費15万円などを支給する新規就農研修事業では、500万~1千万円の自己資金や本人以外の労働力を求められるケースが多い。

 本人以外の労働力とは配偶者がいて、配偶者もともに農業をするという意味。
 ボクは農業は1人でするものだと思っている。家族をまきこむと共倒れの危険性がある。
 1ヶ月15万円×2年間=360万の支援があっても、その2倍ほどの自己資金の用意も必要とされる。

 こういう農業は、県や農協が「セット」した産地維持のための農業に、うまく乗っかれる人(やってのけれる人)でないと難しい。かなりの冒険。


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コメント

水田祐助様

私は今 種籾を購入して
稲の栽培をしようとしているんですが

都会とちがい人間関係や人脈がないと
生きていけないので精神を病んでしまいそうです

水田さんは鬱などにはなりませんか

私は精神的な負担がしんどいんですが

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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