キャベツとブロッコリーの種を蒔いた。今日から秋冬作のスタートとなる。発泡スチロールの144穴の苗箱で、
キャベツ4ケース×144穴=576本
ブロッコリ1ケース×144穴=144本
土は市販の育苗土を利用し、クン炭(焼きすくも)で少し増量して使った。
雨がよく降って田んぼがなかなか乾かず、今日やっと田んぼを耕運できた。来週中にもう1回耕運して、22日までにニンジンとツルナシインゲンの種を蒔きたい。
田んぼの準備ができず、4回目のキュウリの定植場所がなかったので、ツルムラサキを一部片付けて、そこに定植をした。
田んぼも畦も草山になっているが、9月10日を過ぎる頃から彼岸花が芽を出してくるので、それまでに畦はきれいに草刈して彼岸花の生育を整えてあげる。
今日は朝から炎天。朝露が消えた頃、鳥小屋の北側の日陰に移した。
今日の朝日歌壇(公田耕一さん)
『マクドナルドの無料コーヒー飲みながら方代さんの伝記読み継ぐ』
グーグルで「ホームレス歌人」と検索したら、公田耕一さん関連のニュースがいっぱい出てきた。記憶に残っている歌は、
『百均の「赤いきつね」と迷ひつつ月曜だけ買ふ朝日新聞』
『パンのみで生きるにあらず配給のパンのみみにて一日生きる』
『雨匂ふ五十六年駆け抜けて「グイン・
公田さんは現状を脱出することができるのだろうか。年令が高くなればなるほど難しい。アルバイト先もない。
まるで学生のように、時間割を作ってみた。
3時間→朝・昼・晩飯
7時間→睡眠5時間・昼寝2時間
7時間→農作業
7時間→ブログ3時間・運動半時間・新聞1時間半・読書2時間
農家には土曜も、日曜も、盆も、雨の休みもない。
この中でどうしても時間を捻出できないのが、運動半時間と読書2時間。農作業にくい込んでしまう。それでも並行処理を進めないと、現状の打開は決してできない。
農業や漁業をはじめ、自然を相手にする人々は語るべきこと、伝承する言葉を膨大に持っている。(宮本常一「塩の道」)→宮本常一は日本を代表する民俗学者
・・・こんな言葉を聞くとうれしくなる。作文は、
(1)若い頃、わりに本を読むことが好きで
(2)ある時期から仕事上、書く必要に迫られて
(3)最初は仕方なく書き始めて
(4)1ヶ月に1度書くだけでも、3年ほど経過する間にそれほど負担でなくなり
(5)仕事で必要(ワンパック野菜にミニコミをつけていた)だったので10年ほど続けているうちに、いつか1冊の本にしたいと思った。
(6)書く量が飛躍的に増えたのはブログに出会って「いきなり入力」に方向転換できたから。
(7)10年以上手書き→清書する時にワープロ・パソコン入力だったが、毎日ブログを更新するようになって4日間ほどで「いきなり入力」に切り替えることができた。ブログの作文をいちいち下書きしてパソコン入力していたのでは、とても間に合わなかった。
ボールペンで書くのとキーボードをたたくのでは、楽しさが違う。
マニフェストといっても、書いたことの結果の責任をとる必要がないのだから、なんとでも書ける。どちらのマニフェストも読む気がしない。
毎日ブログを更新するようになって20日で満3年が来る。何をやっても続かなかったのに信じられない。
自分に合った職業に出会えれば続く。
出会えるかどうかは運、不運もあるかも知れないが、
求め続けなければ出会えない。
9回目の転職が農業だった。