あまり他のブログを見る余裕がないが、紹介するくらいはできる。
社会・経済の中の転職・キャリア→新しい「農」のかたち
この中の8月3日更新記事の「農協シリーズ第6弾」を、よろしければ御覧下さい。
生活・文化の中のライフスタイル→フリョウノウミンと元気野菜園ブログ。どちらの方も技術レベルが高い。
最近、同じ生活・文化の中に家庭菜園というジャンルが新たにできた。
このところ、ブログランキングに新しいジャンルが増えているが、第一次産業ではミニコミを出している人も多いので、生活・文化の中に第一次産業として、「農業」「林業」「水産業」というジャンルができたらいいのにと思う。
麦の後に蒔いたソルゴーが草に覆われてしまった。忙しくて手がかけれなかったら、こんなになった。お盆には、田んぼのすぐ上のお墓にお参りしてくる人も多く、お墓からは「丸見え」なので、ちょっと恥ずかしい。
農家としては、草山になっている田んぼを見られたくない。どの田んぼもお墓から見ると、草か野菜かわからなくなっているので、なおさら。
ヤギを飼うには3つのポイントがあると思う。
(1)ヤギ小屋作り・・・鳥取県の八頭総合事務所のHP参照
(2)杭と鎖
(3)ヤギのパドック
特に最近、(3)はどうしても必要だと痛感した。オスヤギの小屋には3坪(6畳)ほどの小さなパドックがあるが、これでは小さい。
ヤギが小屋から自由に出入できて、全速力で走ったりできる「細長い2アールほどのパドック」があれば、もっと手をかけなくてすむ。
害獣防御用のメッシュを使えば、2アールでメッシュが30枚ほどあれば足りるので、30枚×約550円=16500円ほど。
2アールあれば草の再生が可能であることと、朝晩、小屋からの出入がヤギの自由にできる。そして日陰になる樹木を植えてあれば、夏の暑さを回避できる。
モデル確立「年間100万円 生計は農業」
今日の農業新聞に「年間100万円 生計は農業」モデル生活確立へ始動という記事が大きく載っていた。
初めて、現実的な記事だと思った。農家の跡取りでもない非農家出身の人が山村で生きるには、特別の能力や技術がない限り、「年間100万円」で生活できなければ、現実問題として山村には住み続けれないと思う。
考えてみれば、一人生きるためのランニングコストが年間100万円ですめば、生きる自由度が飛躍的に増す。
農的生活や山村暮らしを楽しむためには、適度にアルバイトをし、アルバイトで100万円ほどなら稼げるだろうと見通しが立ち、100万あれば何とか生活が回っていくなら、「田舎暮らし」も可能である。
山口県や島根県で活躍する若者らがつくる「米と個性で自立塾」が、農山村での新しい農業スタイル確立を目指す「100万円育成プロジェクト」を始めた。都会より少ない収入でも過疎地で生きていけることをモデル的に示す。今後3年以内に、プロジェクトに参加した100人の若者を農村に定住させるのが目標だ。( 農業新聞8月8日)
こんなモデル生活確立の始動にこそ「補助金」を投じるべきだと思う。
中山間地域等直接支払制度や、スペシャリスト型農業をめざすニューファーマーズへの2年間360万円の支援があるが、日本の農業にたいしたインパクトは与えない。
里山の景観や環境を維持していくには、「年間100万円 生計は農業」というロストジョネレーション世代を「日本版ニューディール政策」として最も重点的に支援しないと、日本の農業に未来はない。