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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  奥 二郎さん



晴れた日


風の吹く日

暗鬱に沈みながら

柊垣の一本路を歩いていった


空はさっぱりと晴れあがり

小鳥らは胸をはり

枝から枝へと

とびながら歌っていた


一人の老婆が柊垣の外で

私をにらみつけた

私も老婆をにらみかえした

(お互いに見たくもない自分をみたのだ)


柊の葉も

こんなにも

いじけて尖っている

(私の思想感情のように)


どこまで流されていったのだろうか

一片の雲が

北から南へ

ゆっくりと

うごいていった



奥 二郎(奥 隆治)さんの略歴
1930年生まれ。韓国出身。1940年神奈川県から全生病院に入院。1950年から詩作を始める。「灯泥」同人。短歌は奥隆治の名で発表。1957年8月10日、自ら命を断った。『奥二郎詩集』(1958 私家版)。



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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