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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

風景で稼ぐ営業ができるか

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45軒ほどの集落であるが、

36才で農業を始めたとき、60才以下の専業農家は集落に一人もいなかった。

現在56才で、やはり60才以下の専業農家は集落に一人もいない。

つまり、この20年間で農業を始めた現役世代は一人もいない。

今後の20年間も同じだろう。

いわゆる「産地」ではないから、作るにしても、売るにしても、自分で開拓する必要がある。

野菜にするか、稲作にするか、果樹にするか、動物にするか。

どうやって販路をつかむか。

岡山県での新規就農者(多くは県外の非農家出身)の多くは、いわゆる「産地」の後継者募集の一環であり、「ブドウ」か「トマト」を選択する人が多い。

産地では、指導体制も、設備も、販路もできあがっており、当人がそれに「乗っかる」ことができれば、わずか4~5年でかなりの収入を上げることができるだろう。現在は、後継者がいない農家の設備等をそのまま引き継ぐ「リース方式」の新規参入も増えているようである。

2ヶ月間の体験研修もあるし、それまでの人生経験から、やってのけれるかどうかは判断がつくだろう。


有機農業者は、産地以外の場所で、単独で始める場合が多い。

自分の場合は、サラリーマン社会に落ちこぼれて、農業はいわゆる「逃げ場」のような感覚だった。

逃げ場がなかったら、絶望だけである。

自分はあまり気にとめなかったが、集落の人は笑っていただろう。「農業では食えない」ということを骨身にしみて知っていたから。

家人に定期収入があったので、農業から淘汰されることはなかった。これは「甘えの構造」につながったかも知れない。

しゃにむに農業をしてきたが、いろんな能力が欠けていたと思う。

今のままではいけないと思っている。

今のままの農業を続けるなら、このブログの意味もない。

ワンパックでは、多少顧客を増やしても、収入は知れている。

「2頭のヤギの放牧」、「ニワトリ32羽」、「ミツバチ20~30群」、「現状の野菜」、「現状のハーブ」、「各種1~2本植えている果樹」、これらをトータルした「農の風景全体を売っていく」という、強い意志を持たなければと思っている。

この点に関する「営業」ができるかどうかが、今後の農業のポイントになる。

農業で稼げないなら、このブログの存在意義もない。現役世代にモデル例を提示するなら、手取り200~250万ほどにはする必要がある。そして、これくらいの収入にアップしたら、ブログの訪問者も連動して増えるだろう。

現物で稼ぐのではなく、風景で稼ぐ。その営業が自分にできるかどうかが、ライターへのカギだと思う。

カネがないと本も買えないし、時間の余裕もとれない。

引っ込み思案にならず、もっと攻撃的になれるかどうか・・・。


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コメント

びわは 種からでも けっこう早いですよ。
そちらは 茶の木は生えてますか?
こっちは あちこち生えてます。
なんにもしてないけど 生えててやっぱり
嬉しいです。 意外と苗は根付かないです。
桑も生えてるのですが あまり実がならない。
花を植え 人寄せで 観光農園化は
いかがでしょう?
ヤギも けっこう人寄せになりますが。

  • 2009/08/07(金) 19:35:12 |
  • URL |
  • 長澤 #-
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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