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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  大仏正人さん


田中長一君の急逝を悼む


白百合の花を

昨日君は明日一本くれと言って帰った

今日私はその百合を

君の霊前へ持っていく


白百合の花びらには

まだ露が残っている

今日それは悲しい涙かもしらぬが

昨日は涼しい朝露であった










庭の枯木に

雪がのこっている
 
朝日が照り映えて来ると

豆電灯のようになる


裏の山に

雪が少したまっている

朝日が照り映えて来ると

油絵のようになる


心の奥に

古里の姿は消えずにいる

雪が降って来ると

ぼんやり窓辺に佇つようになる







或る一日


島山の

ま陽は隠れて

夕立の空

俄に暗くなって来た


島山の

雲は絶えず動いて

片時雨の空

虹の橋をかけて来た


島山の

西日は落ちて

黄昏れの空

青々となって来た


古里の

彼方を仰ぐ

星の空

月は朧となって来た


大仏正人さんの略歴
1894年11月12日福井県に生まれる。旧制中学を卒業後、僧籍に入る。1919年2月24日、外島保養院に入院。入院後は自治会役員のほか、浄土真宗法話会の導師、園内の学園教師としても活動。1934年の風水害(室戸台風)後は栗生楽泉園に委託患者として移る。詩と短歌を多くつくった。1969年12月21日死去。 

 
2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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