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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

癩者


誰が 俺に怪異の面を烙印したのだ
碧天の風を吸って 腐臭を吐き
黄金の実を喰って
膿汁の足跡を踏む

よろめき まろび
指を失った掌にも
土塊は砕け
何故 花は開くか

捨てられた水を呑んで生き
そそがれる光に
描くは 紫の浮腫 斑紋

己を憎み
人を恋い
闇の彼方に
天を憧れる 無性の渇き
ああ 非情の石よ
己が掌を微塵に砕け
悪魔よ ほくそえめ

除けものにされれば されるほど
自らを知る性

俺は 誰に
生きる表情を向けたらいいのだ。

瀬戸内市 長島愛生園  「島の四季 志樹逸馬詩集」
1959年 42歳で生涯を終える




 
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コメント

はじめまして。
逸馬の姉の孫にあたるものです。
「逸馬」の検索をして、このブログにたどり着きました。私も岩手で農的暮らしを始めて22年。
とても親近感を覚えました。8年ほど前に、長島に逸馬の遺骨を取りに行きました。逸馬は今岩手の地で姉とともに眠っております。これからも時々ブログ拝見させていただきます。

  • 2014/03/17(月) 08:25:29 |
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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