FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

都市のミツバチ

0906280050.jpg 0906280042.jpg 0906280031.jpg

 ニワトリには全く「拘束」を感じなかったのに、ヤギには自分の行動を「拘束」されていると思う。現にヤギは、困ったり、寂しくなったりするとメエ~と鳴いて世話人を呼びつける。

 当分はこの「拘束」を楽しんで受け入れようと思う。

 ヤギはセラピーになり、時々ストレスにもなる。

 家畜としてはどうだろうか。まだ5ヶ月ほど飼っているだけなので、家畜としての評価は簡単にはくだせない。

 ヤギは飼料代はほとんどかからない。米ぬかは一掴みほど与えたり与えなかったりで、塩も市販の1袋(1キロ入り)を買えば1年ほどあるだろう。時々思い出したように、手のひらに少量の塩をのせ、2頭に与えている。

 世話人に観光企画力でもあれば別だが、なければ、いつかヤギ乳を飲める楽しみくらいだろう。

 まだ子ヤギなので、1年間を通して果たしてどれくらいの草を食べてくれるのか定かでない。

 ヤギは寝ているか、草木を食べているか、口をもぐもぐさせながら食べた物をまた口に戻して反芻しているか、いずれかである。

 鎖の長さは2メートル余りであるが、これくらいが適当と思う。2メートル50センチは少し長いと思う。長いと、つなぐ場所によっては野菜を食われてしまうし、2頭同じところにつなぐので鎖が絡んでしまう。

 直径4メートルの円内の草を1日で全部は食べきらないが、2日続けて同じ場所につなぐことは少ない。ただ、日陰に移す時は、同じ場所になってしまう。そんな時は、近くの草を少し刈って与えることもある。

 ニワトリには感情はないが、ヤギには感情があるので、それが世話をする喜びになり、時々負担にもなる。 

 ヤギは何でもよく食べる。例えば下の画像で、ツタ(シダ)のような草もよく食べる。こんな草は刈ってはやれないので、「けい牧」した時に初めてヤギの嗜好がわかる。
 
 
0906280014.jpg 

 ただ、遠方へ連れて行くのは大変である。犬ほど賢くないので世話人の言うことを聞かない。猛ダッシュに付き合わされたり、突然止まったり、突然方向を変えたり、止まったまま足を突っ張って動かないこともある。

 だから池の土手近くまで連れて行くのは大変であり、連れ帰るのも大変である。時間がかかるので、近場を移動させている。


自分の農業は、
(1)除草剤は全く使わない
(2)農薬は秋のアブラナ科野菜だけは少量使う
(3)化学肥料は年に1~2袋(20キロ入り)使う
(4)黒マルチは年に5本(1本100メートル)ほど買う

 ミツバチが来れば、もっと田んぼの風景や環境を考える必要がある。

 国際養蜂大会を主催する全仏養蜂連盟会長に聞く(農業新聞6月25日)
 『ミツバチの減少は、私たちが何を食べていくべきか、どんな農業をすべきかを示している。
 都市に巣箱を置く「環境の小路」運動からは、とても意外な事実が分かってきた。皮肉なことに、都市で育てたミツバチの方が健康なのだ。通常、森に置いた巣箱から採れるハチミツは12キロほどだ。だが、パリ市内の巣箱からは、80キロものハチミツが採れる。
 森で生きることが当たり前のミツバチが、なぜ都会にいる方が健康なのか。私は、都会では農薬が少ないからだと考えている。それに暖かく、花を育てる人が増えている影響もある。
 環境、殺虫剤、遺伝子組み換え作物などを取り上げ、ミツバチを取り巻く環境を徹底的に議論する機会にしたい』


あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking



このページのトップへ

コメント

知り合いのところで 急傾斜地のそばにつないでおいたら 首吊り状態になって 死んじゃったというケースが 二件もあるので(余計なお世話なんですが) 気をつけて下さい。 うちは 馬酔木と原因不明の絶食状態と神経マヒみたいなのとで 死なせてしまいました。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ