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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ミツバチから学びたい

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 休耕田の活用は、牛より小型のヤギの方がいいと思う。ただ、時代が「家畜を飼うこと」に適さなくなった。45年ほど前までは家の軒下や玄関先、納屋などで牛やニワトリ、ヤギ、ブタなどが飼われていたが、今そんなことをしたら、臭いや鳴き声で、近所から苦情がくると思う。どこの家でも飼っていた多数派の時は何もいわれないが、少数派になると苦情が出る。

 自分の場合は集落から離れた田んぼで飼っているので問題はない。「バクロウ」や「トリ買い」や「豚買い」の仲買人さんがいない現代で、家畜を飼うことは孤高のようなものである。

 飼ってみて、精神的、身体的に少しは余裕がないとヤギは飼えないような気がする。ここがニワトリと違う。逆にニワトリは野菜農家の出荷できなかった野菜を処理してくれる「必須動物」と思う。

 ただ、ヤギは草食なので飼料代に1円もかからないが、ニワトリは雑食であり、卵を産んでもらうには、動物性タンパク(魚粉など)や植物性タンパク(大豆カス等)の入った購入飼料(配合飼料)も必要になる。自分の場合は32羽で年間1万円前後の飼料代がかかっている。

 つまりヤギは手間代、ニワトリは飼料代と言える。


ミツバチ

 農林水産省によると、2006年7月から2007年6月までの1年間に、ミツバチがハウス栽培の授粉に使われた面積は、イチゴでのべ4699ヘクタール(東京ドーム約1千個分)、メロンで4463ヘクタールなどだった。(朝日新聞6月21日)

 セイヨウミツバチが減った理由は、
(1)ミツバチが花粉を集めるレンゲなどの植物が減った
(2)ミツバチの幼虫などに寄生して育つダニが原因説
(3)稲に使う農薬が原因説
(4)ハウス内での過労
(5)伝染病による女王バチの輸入停止
 
 ミツバチは「生物多様性」のいろんなことを学ばせてくれると思う。

 
 ハウスも、持っている人はいろんな事を学んでいると思う。
(1)雨が入らないから、水の問題
(2)風通しがないからダニなどの発生問題
(3)ハウス内で作る作物の授粉の問題
(4)台風などの強風によるハウス倒壊問題
(5)太陽光線がある程度少なくなるので透光率の問題
(6)露地と異なる温度や旬の問題

 ハウスを持っていない人にはわからないこと・・・

 ミツバチを飼っていない人にはわからないこと・・・

 稲作をしていない人にはわからないこと・・・

 専門作物を持っていない人にはわからないこと・・・

 それは多いと思う。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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