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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

無駄学

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 先日収穫したラッキョをしょうやくして、10%の塩漬けにした。この状態で1週間ほどおき、その後、酢に漬ける。
ラッキョ・・・3キロ、塩・・・300グラム、水・・・ひたひた


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 ヒマワリの種を蒔いた。余裕? 
 インゲンの水やりができず失敗したので、その畝を利用して蒔いた。


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 まだ、市販の飼料は与えていない。コゴメがなくなったら市販の飼料も少しずつ与えようと思う。今日の食材は、コゴメ、麦、煮干、コンフリー、クローバ等。



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 果樹はほとんど何でも食べる。伸びすぎた新枝を少し剪定して与えた。スモモ、柿、サクランボ、ブラックベリー、ザクロ、ユズ、キーウイ。

 天気予報ではしばらく雨のマークなのに、昨日も今日もほとんど雨が降らない。水やりの時間はなかなか取れないので、雨が降ってくれないと困る。サトイモも全然大きくならない。


無駄学
 

 無駄が多いほど、人生が豊かになると思う。農業は壮大な無駄である。
 
 今日の山陽新聞の「滴一滴」に、「無駄学」に取り組んでいる教授の話が出ていて、車の車間距離、行列するアリの間隔、本の余白など身近なことを題材に「無駄」の影響と効用を研究する話が出ていた。

 効率や採算だけを追求するなら、ヤギは無駄かも知れない。しかし、「無駄学」という学問上の見地からはヤギはどう捉えられるだろうか。

 7月にミツバチが来るから、ミツバチが好きなヒマワリやコスモスを蒔く。

 ニワトリとヤギがいるから、今年も2~3種類の麦を蒔く。
 麦は、イノシシやシカも好物で、ヒヨドリも好物で、山鳩も好物で、スズメも好物であるが、たとえ6割ほどの収穫でも、麦を蒔く。

 
 
 稲作農家が田植えをしてくれるから、水を張った田んぼを見ることができる。

 猟師さんがいるから、多少とも害獣が防げる。

 カネにならない、生活ができないといって農業をする人がますます少なくなったら、田舎の風景もそれだけ荒廃する。
 だいたい、当集落はもう子供がほとんどいない。

 若い人は地元にあまり残っていない。

 稲作をしているのは60才以上の人だけ。

 家庭菜園だけなら、多くの田んぼは休耕田になってしまう。

 田んぼの荒廃は集落の荒廃、そこに住む人間関係も荒廃し、この国も荒廃する。

 無駄ができる余裕がなくなったのだ。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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