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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ラストランの先にあるはずの何か

 巨大農業経営体「1万程度育成」・・・研究機関が提言
  それによると、農地の3分の1にあたる約150万ヘクタールを経済特区にし、100ヘクタール規模の超大型の農業経営体を育てることを柱に据えている。

 あいもかわらず20世紀型の農業を推奨している。決していい結果にならない。農業は、
(1)規模縮小
(2)雇用の形ではない個人の独立自営農民
(3)多種類を作る
(4)大きな投資をせず、癒しのための自給型農業をめざす
 21世紀型の農業は、「現役世代」でも「定年帰農型」の農業をめざすのがよい。定年帰農型の農業で何とかして100万円を稼ぐ方法を模索する。
農業に転身することは「起業」と同じ。


小規模なら放牧は安心


 1ヘクタール(100アール)あたり2頭ならば、周辺の水系に与える影響は、営農活動や野生動物による影響とほぼ同じだった。(農業新聞1月15日)

(1)牛1頭は1日に糞尿を26.7キロ排せつ(年間1トン)
(2)牧草を栽培する場合、10アールあたり年間6トンの堆肥を投入
(3)水稲の場合、10アールあたり年間2トンの堆肥を投入

 つまり、小規模移動放牧は、一般的な営農活動に比べても、農地に与える負荷は少ない。

 放牧を検討している場合は、地域住民への説明資料として活用し、安心して放牧に取り組んでほしい。

 
 ヤギの放牧(支柱につないで放す)でも、池の上の葉タバコ跡地に放牧するには、地域の水の世話人さんに了解をもらう必要があるだろう。

 ヤギは「飲み水」を与える必要はないらしいから、糞尿もたいした量ではないと思う。2頭以上は飼う予定はないし、図体も大きくないので、雨と共に池に流れ込んでも、池の水にはほとんど影響を与えないと思う。

 ヤギは「田んぼの草」より「木の葉」を好むらしいので、池の上の「葉タバコ跡地」もぜひ活用したい。

 水稲には年間2トンの堆肥を投入というのは、化学肥料に換算してのことだろう。それにしても、水稲より牧草の方が3倍も堆肥(肥料)が多く必要なのか。


冬に栽培して春に畑にすき込む緑肥(農業新聞1月15日)

(1)レンゲ
(2)菜の花
(3)えん麦
(4)ソルゴー
(5)ヘアリーベッチ(畝間に生えて雑草抑制マルチの役割を果たすマメ科の緑肥

 レンゲは稲作にはいいが、畑作にはむかないと思う。菜の花は「アブラナ科」なので作りたくない。えん麦は麦の一種だから現在蒔いている。ソルゴーは蒔いたことはないが、麦を蒔くからいらない。
 「ヘアリーベッチ」はトライしたいと思う。


鳥インフルエンザウイルスの消毒薬

 日本エコロジアとテクノマイニングは、鳥インフルエンザウイルスを除去できる消毒薬「BV4」を開発した。同社によると、複数の脂肪酸を組み合わせたもので、安全性が高く、空中に安心して散布できるのが特徴だ。即効性については、京都産業大学鳥インフルエンザ研究センターが、10分間で1億個のウイルスを検出限界まで除去できることを確認している。(農業新聞1月15日)

 今まで使われてきている各種消毒薬や各種抗菌剤も安全性がうたわれてきたはずだから、「BV4」もそれらと同類と思う。

 ケージに閉じ込めて、身動きできなくしているのだから、ウイルス抵抗力も少ない。そういう類の薬を全く使わなくても、当方のニワトリは元気である。

 鶏糞が化学肥料より安全性が低いと考えるのは、このような化学薬品があまりに多量に使われていると思うからである。鳥インフルエンザの出現以後、この傾向はますます強まっているのではなかろうか。こんな卵は「生で卵かけご飯」などしてはいけない。

 

 今日の山陽新聞にマラソンの高橋尚子のインタビュー記事が出ていた。

 「自分に何ができ、何が求められ、自分しかできないことは何なのか。これからはそれを探す時期」。3月には感謝の思いを込めて名古屋国際を走る。「(人生)設計をしていても、別の道ができる時がある。ひとつの道にこだわると、それを見落とす。次の扉(名古屋国際)まで頑張ることができたら、違う道ができるかもしれない」。ラストランの先にあるはずの何かを、今は楽しみにしている。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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