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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

春夏作の育苗総括

 今日またツルムラサキの苗を買いに行き、足らずは自分で蒔いた苗を補充し、これでとにかく春夏作の育苗を終わらせることにした。

 次は秋冬作の種蒔きを始めるお盆からまたスタートする。

1類 ジャガイモ・・・種芋は12キロ
    タマネギ・・・・・1250~1300本定植

2類 キュウリ・・・各12本×4回(1ヶ月おき)
    ナスビ・・・・・40本定植
    ピーマン・・20本定植
    オクラ・・・・90ポット定植(1ポット2~4本立ち)

3類 ナンキン・・・20本定植→サツマイモ420本定植
     ニガウリ・・・・6本定植→サトイモ150個定植
    トウガン・・・・6本定植
 →ヤーコン75個定植
                  →キクイモ
 75個定植 

4類 エンサイ・・・・・・・・40本定植
    ツルムラサキ・・・70本定植
    青シソ・・・・・・・・・14本定植

その他  トマト・・・20本定植(計算に入れていない)
      スイカ・・・・6本定植(自給用)


ハーブは、

レモンバーム・・・・・10本
レモンバーベナ・・・10本
レモングラス・・・・・・10本

タイム(コモンタイム・レモンタイム)合計で40本ほど
セイジ・・・40本ほど
ミント(スペア)10メートル
    (アップル)5メートル
    (ブラック)5メートル

ローズマリー・・・・・・・40本ほど
イタリアンパセリ・・・120本ほど
スイートバジル・・・・265本(去年は300本)

 この作付量(作付本数)をどう思われますか。同業者なら大変少ないと思われるでしょう。

 しかしたったこれだけの作付量でも4月~12月の間は手がいっぱいである。1月~3月の農閑期の3ヶ月間だけゆっくりできる。


 今期の育苗の総括

(1)サツマイモは温床でなく、また冷床に戻す。苗の切り取りにさほど遅れがないから。
(2)野菜苗は購入する。130本購入してもたった7540円(130本×58円=7540円)。
※育苗の手間が大変、しかも1ヶ月ほど拘束される
※種代を考えると苗を購入した方が得
※いろんな品種をピックアップできる
※2~3週間、早く定植できる
(3)自分で育苗する苗は、エンサイ、ツルムラサキ、オクラ、スイートバジルの4種類。イタリアンパセリは直播の方がよいと思う。

 

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  麦はものすごく勉強になった。

 昨年の11月下旬、ナンキン等の敷き藁目的で、エンバク(雪印種苗のトチユタカ)を蒔いたが、数年前の種だったせいか発芽しなかった。

 ホームセンター等では麦の種を扱っていないので、農協へ電話すると小麦とビール麦の種をくれた。各3キロほどあった。

 冬の麦は元気を与えてくれる。ためしに10メートルほど蒔いて見るとよい。

 ただ、冬はエサが少ないのかイノシシかシカのような足跡が麦畑に無数にあり、畝を崩されたり、新芽を食われたりしたが、食われても食われても麦は新芽を伸ばしてくる。
 
 2月8日の炭焼きイベントでは来客に麦踏をしてもらった。
 2月中旬頃から、イノシシやシカに代わって、渡り鳥の「ヒヨドリ」が集団で麦畑に舞い降りるようになった。

 それでも麦はまだ新しい茎を伸ばしてくる。

 3月のお彼岸が過ぎてからヤギに麦をやり始めた。もったいないとは思わなかった。5アール(2枚の田んぼの合計)も鎌で刈り取るのはしんどいので、2アールほどはヤギに食べてもらおうと思った。

 ヤギが食べても、麦はまた新しい茎を伸ばしてくる。麦の再生力はすごい。現に、お彼岸に地際から刈り取った麦は、その後また新しい茎を伸ばし麦穂を実らせている。刈らなかった麦に比べたら収量はかなり落ちるが、それでも結構収穫できた。

 3月のお彼岸が過ぎてヒヨドリはいずこえともなく去って行き、イノシシやシカは山の中に木の芽が息吹いて、その方がおいしいのか、里にはあまり出没しなくった。

 3月のお彼岸が過ぎてから5アールに3~4キロの化成肥料を施したが、これくらいではほとんど肥料効果はなかったかも知れない。

 5月に入り、麦が色づき始めると今度はスズメの集団が狙い始めた。

 5月中旬頃から、麦穂だけを刈り取り、ニワトリに与え始めた。穂のない麦は刈ってナンキンの敷き藁にした。

 5月下旬に残りのビール麦を収穫して、鳥小屋につるした。

 小麦は6月10日頃に収穫予定。

 再生麦(ひこばえ)や生育途上の麦はそのままヤギに食べさせた。

 つまり麦はイノシシ、シカ、ヒヨドリ、スズメが喜び、成育途上の青々とした姿に自分も元気付けられた。

 ヤギが食べ、穂はニワトリが食べ、藁は敷き藁にするという、まさに捨てる個所がない。

 刈り取りに機械などいらない。5アールほどだから、子供の頃にしていた「手刈り」を楽しむことにした。5アールといってもすでにヤギが食べているので正味3アールほど。

 稲のように水の管理がいらないし、冬から春にかけての裏作だから、あまり草が生えない。

 11月にタマネギ、ソラマメ、春キャベツの定植が終わってから、空いた田んぼに麦を蒔く。

 ただ、ニワトリを飼っていないなら、麦を蒔く理由が見出せないかも知れない。敷き藁なら稲ワラでよい。

 確かに麦は1円にもならない。

 麦を蒔くための耕運や畝立て、種蒔きの手間。種を購入するなら種代、自家採取するならその手間も必要。

 ある程度収量をあげようと思えば肥料も必要

 収穫する手間、結束してつるす手間、

 こう考えてみると、なんだか無駄な時間ばかりを費やしているように見える。

 しかし、これがエサの自給である。全部は自給できなくてもある程度の自給につながる。

 卵を産んでもらおうと思えば、麦の自給とコゴメだけでなく、一定量の配合飼料(トウモロコシ、大豆カス、魚粉等が入っている)も必要である。
 
 動物を飼うといろんな発見がある。

 鳥インフルエンザの発生が20~30羽養鶏の復活を妨げている。それでは10万羽以上のシステム養鶏の方が優れているかというと、鳥インフルエンザには全く無防備なシステムである。

 日本での鳥インフルエンザの発生源の大半は大規模システム養鶏であり、唯一の例外が鳥インフルエンザ発生初年度に大分県の「ペットのチャボ」が感染した例である。このあたりに何か解決の糸口でもないだろうか。

 つまり、鳥インフルエンザは大規模養鶏の方が過去の例からして発生の危険が高い。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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