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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

俄然、落ち葉集めが楽しくなった

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 出荷の帰りに「ツルムラサキ」の苗を購入した。12ポット買ったが、1ポットに3本立ちが多かったので、36株に分割して植えた。だから1株30円ほど。

 植えてから気付いたのだが、この2倍買っておけば定植予定数の全部を植えることができたのにと思った。

 家庭菜園で植えている人は少ないが、ホームセンター等では最近よく見かける。この葉野菜の特徴は、
(1)病害虫がほとんどなく、見栄えがよい
(2)初霜の日まで休みなく収穫が続けれる
(3)高栄養価で料理法も多彩
(4)自分の場合、イタリア料理店の注文が多い

 

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 6月の花と言えば、アジサイ、花菖蒲、そして「ドクダミ」。ドクダミは知らない人も多いと思いますが雑草です。農業を始めるまでこの雑草がドクダミという名称であることを知らなかった。
 ドクダミは有名な薬草だということを知った
 半日陰になる場所に群生して生えている
 いっぱいあるが、ドクダミ茶はまだ飲んだことがない

 今日の朝日新聞の天声人語に、『名前の響きで損をしているが、ドクダミはかれんな花である。毒々しい「ドク」から、だみ声の「ダミ」と続く。だが花は白い十字形をし、木の下闇などに星を散らしたように咲く。その星々も鮮やかに、6月が始まる』と書いてあった。


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 農業を始めた20年前にはまだニガウリ(ゴーヤ)は、一般的な野菜ではなかったが、いつのまにかメジャー野菜に昇格した。ニガウリは、
(1)キュウリと違って病気がほとんどない
(2)キュウリの収穫期間は1ヶ月しかないが、ニガウリは3ヶ月間収穫が続く
(3)台風にめっぽう強い。理由はキュウリと違って葉がしなやかで小さいから。柔よく剛を制す。


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 鉄のメッシュを簡単に止めていたら、メッシュを倒して、画像の竹と竹の間からまたヤギが逃走したが、前回同様、手のひらにのせた塩で簡単におびき寄せることができた。


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 ヤギのそばで農作業をすると、ヤギも人間も喜ぶ。この場所だと、しょっちゅうヤギのそばを通る。
 家畜だから人間の気配を好む。45年前、どこの家でも玄関先の最も家人の目が届く場所に牛小屋があった。


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 5月12日に導入したので、今日で19日が経過したが、一羽も死んでいない。まだ口ばしは黄色で、鳴き声も「ピヨピヨ」というヒヨコの鳴き声をしているが、餌はすでに成鶏と同じ物を食べる。今日は昨日食べた魚のアラと残ったご飯を与えたが、次に覘いた時には影も形もなかった。夕方には小麦の穂先を刈って与えたが、これも次に覘いた時にはきれいに食べていた。ヒヨコには常時「餌が途切れないように」与えている。
 青菜も成鶏と同じ物を与えている。小さく刻んだりすることはない。


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 山や竹薮が陰をして、朝陽があたるのは遅いが、日中は日陰になる場所が少ない。物置の北側は数少ない日陰になる場所である。ここはミョウがを植えているが半分にして、挿し木などに使うことにした。ただ、時間帯によっては太陽があたるので、根が出るまで黒い寒冷紗をかぶせる。

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 メスヤギの小屋の下敷きを交換した。まず「糞出し」をするが、画像の「フゴ」に2杯で終わるし、その後、落ち葉を集めて下敷きにするが、それも2杯で十分過ぎる量である。スペースは物置の4分の1だから1坪半。
 だから、時間はほとんどかからない。自分にとって「糞出しは汚い農作業」ではなく「楽しい農作業の一つ」である。今日はキーウイの木のまわりに敷いた。500リットルの液肥タンク2つ、鳥小屋の鶏糞、そして今年から加わったヤギ糞で30アールほどの作付なら十分過ぎる量であるが、化学肥料も全廃にはしない。粗大有機物肥料は作物によって施し辛いこともあるし、大急ぎの時や、マルチをしている作物の追肥などには不便である。

 鶏の下敷きは「籾殻」でもいいが、ヤギの下敷きに「籾殻」はよくない。枯れ草や稲ワラや麦ワラがあれば、それを下敷きにできるが、ない場合は「落ち葉」が最も手っ取り早い。ヤギは落ち葉も好きで飼料にもなる。

 「落ち葉かき」は春の温床作りや鳥小屋の下敷きなど、たまにするだけだったが、ヤギの導入後は下敷きにするためにしばしばするようになった。鳥小屋から100メートルも歩かないうちにいくらでも集めることができるし、軽いし、フゴにたった1~2杯集めるだけだから全くよだたない(面倒ではない)。逆に、落ち葉→ヤギ→肥料という良い循環になった。落ち葉集めだけなら、そんな時間を費やしたくないが、間にヤギが入ることで、俄然、落ち葉集めが楽しくなった。
 
 落ち葉集めのついでに、画像のようにドングリの枝も切ってきた。ヤギは柔らかい草より硬い木の葉を好む。
 
 フゴは2種類持っている。特に動物がいると「フゴ」をよく使う。このフゴは糞出しや落ち葉集め専用だが、小さいフゴは野菜クズや雑草を刈って鶏に与える時に毎日使う。

     
 
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 ハチクはたった10日間ほどの間に2メートルほど伸びる。そして竹の根(竹の子)は、日の当たる場所を求めて道へ道へと進出してくる。1年放っておけば、池に上がる道にたくさん竹が生える。つまり誰か管理する人(農作業する人)がいないと、竹は道から次は田んぼに、あっという間に進出する。しかし自分には後継者がいない。父の場合は、たすきを渡す人がいないと思っていたのに、突然バトンゾーンに人が現れ、ちょうど3年間のゾーンが用意されていたが、次の代はどうなるかわからない。
 この国ではすでに8~9割、「バトンがつながらない」状態になっている。

 
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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