



今日は野菜のかき揚げをしようと思い、それならキクイモを入れようと思った。
初収獲のキクイモは上々の入りだった。現時点でこれくらい入っているということは初霜(当地では11月23日前後)の頃にはこの2倍ほどになると思う。出荷するには「しょうやく(きれいに切り揃えること)」が少し面倒であるが、あまり手間はかけずに細い部分はニワトリに与える(下段の左の画像)。上部の茎葉はヤギに与える(下段の右の画像)。つまり、無用な(捨てる)箇所は茎の太い部分だけ。
キクイモはどんな料理にも使えるが、特に「煮物」と「テンプラ」がおいしい。もちろん皮をむく必要はない。


かき揚げの具材は、左からタマネギ、インゲン、オクラ、ツルムラサキ、シカクマメ、サツマイモ、キクイモ、ピーマン、ネギの9種類で、単品で揚げる素材は、右の画像のように、ピーマン(半切り)、シカクマメ(半切り)、オクラ(爪楊枝で何ヶ所か穴を開ける)、ツルムラサキの葉、サツマイモで、残りのタマネギ、インゲン、キクイモ、赤ピーマン、ネギはかき揚げ用である。

今日はいつもの「小麦粉+卵」ではなく「天ぷら粉」を使った。袋の裏に水(冷水)との混合割合が書いてあったので、その通りにした。



ツルムラサキの葉から揚げ始めたが、葉っぱを揚げるのは本当に難しい。春に挑戦した山菜(ヨモギ、山ウド、セリ)の葉もことごとく失敗した。コメントを頂いた「大葉(青シソ)」の葉はふにゃふにゃなのでもっと難しいのではなかろうか。
他のピーマン、シカクマメ、サツマイモ、オクラは比較的うまくできた。



最後にかき揚げをした。具材を残ったテンプラ粉に入れて混ぜた。


粉が少ないような気がしたが、案の定、全部ばらけてしまい大失敗。粉をたしてまた揚げ始めたがそれでも少なくまたばらけ、また粉をたして3回目にやっと右の画像のように揚がった。
だから「からっと」などのレベルでなく、ばらけないことだけに注意を払った。


途中止めにはできないので、何とか最後まで揚げた。


今までの経験から、今日は2カップ(400cc)だけ油を入れ、残ったのは80ccほどなので、使った油は320ccほど。3日間ほどで食べ終えるが、2人で320ccのサラダ油を体内に取り込むことになる。2週間に1回くらいしか作らないので、まあいいか。
今日も反省点はいろいろあったが、かき揚げに関してはそれぞれの具材をもっと細く小さく切ること。粉の薄すぎたり固すぎたり、多い少ないに関しては、袋に書いてある表示ではなく身体で覚えていく(見た感じや混ぜた感じ)必要がある。もっと作る回数を増やして。