FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

井戸の蓋が新しくなった

0904300052.jpg 0904300046.jpg 0904300002.jpg
0904300043.jpg 0904300008.jpg

 「井戸の蓋を作ってあげる」とUさんが言われたが、できあがるまで、どのような蓋になるのかイメージが浮かばなかった。

 できあがってから、こういう蓋のことだったのかと始めて理解できた。

 つくづく自分には、こういう物を作る能力がないと思う。

 1時間ほどでできた。

 材料代は2枚のコンパネと木材代だけ。

 コンパネを蓋にするのはわかったが、木材を何に使うのか、実際にできあがるまで、わからなかった。

 木材は蓋の裏に、蓋が風で飛ばないようにするために、井戸の内径にきちんと合わせるような仕組みだった。

 こういう知恵が自分には全く浮かばない。

 Uさんは従来の井戸の蓋を見て、すぐにこんな蓋をイメージされたようだった。

 今までの蓋は画像に見えるように、2枚の戸板を重ねて置いていただけ。ちょっと重かったが、そんなに困ってはいなかった。ただ、重ね合わせた2枚の空間から、枯れ草などの「ゴミ」がよく井戸に落ちた。

 新しく作ってもらった井戸の蓋だと、ゴミが落ちることもなく、上に乗っても大丈夫である。

 井戸を7対3ほどの2枚の蓋にしてくれたのも、エンジンポンプを使わない11月下旬~3月中下旬の間は、時々「つるべ」を利用していると話したからだった。小さい方の蓋を開ければ、つるべで水が汲み上げれるように考案してくれた。

 曲線を切る鋸(のこぎり)があることも始めて知った。大きい方の蓋はUさんが切り、小さい方の蓋は使い方を教えてもらって自分が切ったが、切り終わったのはUさんの方が大分早かった。

 日曜大工をするといっても、曲線を切るという作業がしばしばあるのだろうかと思った。2本のうち1本はわざわざ今日のために買ってくれたような気がした。

 コンパネは1枚でもできるが、2枚あった方が簡単だと言われた意味が、鉛筆につけた糸で円を描きだしてからわかった。

 井戸の内径、外径という言葉を前回の援農の時に言われて、何のことか意味がわからなかったが、蓋の裏に内径に合わせた木材を打ちつけるのを見て、やっと理解できた。

 こういう領域の仕事でUさんと居合わせたら、勝負にならないと感じた。 

  
0904300014.jpg 0904300009.jpg

 新しい鳥小屋の天井は「露天」なので、雨の日は寝床の木枠(画像のようなトタン板を張った3~4羽用の鳥小屋)から外へ出れないかもしれないと話したら、使っていないトタン板をキーウイの棚(13年ほど前に大工さんに有料で作ってもらっていたが、今回のヤギ小屋作りにも、トリ小屋作りにも、このパイプ支柱が利用できた)の上に乗せたら、かなり雨が防げると言われ、さっそく2枚を乗せて、その上に3本の他のパイプ支柱を乗せて針金で留め、その上に大きな石を乗せて、トタン板が風でばたばたしないようにしてくれた。

 何も完全に雨を防げなくても、これだけ防げれば十分だと思った。この作業は井戸の蓋よりもっと短時間でできた。

 これも自分のイメージ外のことだった。Uさんのような能力が少しでも自分にあったら、また違った農業展開をしていただろうと思う。

 つくづく、のっぺらぼう(平面的)な農業をしてきたと思う。そういう農業しかできなかった。


0904300038.jpg

 コンパネの廃材をトリ小屋の出入口につけた。Uさんが考案してくれたカーテン式の出入口から、ニワトリが飛び出すことが3回ほどあり、近くにつないだヤギも、頭をこのカーテンの中に入れるので入れないようにした。
 どうしたらいいか尋ねると、
(1)スライド式(引き戸)にする
(2)片方を2箇所、キリで穴を開け、それに針金を通してくくる
 の2通りを提案してくれたので、(2)にした。
 
 こんなちょっとしたことでも、なかなか知恵と工夫がいる。自分の頭はこういうことに全く働いてくれない。

    
    
    
 0904300036.jpg   

 ヤギ小屋の上に名前入りの表札を付けたらおもしろいよと、小さな板と取り付ける鎖を持ってきてくれた。想像もしなかったことを提案されて、自分には「遊び心」が全くないと気付かされた。

 長い人生において、時間的余裕、金銭的余裕、精神的余裕をまだ経験したことがない。経験せずに終わるだろう。

   
 
0904300054.jpg

 4年間使うと「止まり木」も虫食いが多くなる。山の木を切って、止まり木も全て新しくする。ニワトリも楽しめて、画像アップにも堪えうる止まり木にしたい。それと今回導入のニワトリは通常の外来種に比べて1.2倍ほどの大きさになり、トリ小屋の上部の空間を利用しないと、32羽では「狭く」なる。

 渡り廊下で片屋根の高い方(藪側)の空間の天井近くにも止まり木を設置して、立体的でニワトリも楽しめる止まり木をUさんと相談しながら考案中。


0904300028.jpg 0904300022.jpg

 白いエンジェル?


あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking 

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ