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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

折々のことば


朝日新聞 8月30日


わがこころ澄みゆく時に詠む歌か詠みゆくほどに澄めるこころか

(若山牧水)




歌は自分を知り、守り育てたいために詠むものだと歌人は言う。

自分を僅かなりとも「濁りのないもの」にしたい。その点で「合掌礼拝」に似ると。

言葉は何か知れない自分というものをたぐり寄せ、つんざいてくれるもの。

だが一つ間違うと自分を閉じ込めもする。

だからこそ言葉に距離をとり、注意深く吟味することが大切になる。

随想「歌と宗教」(『樹木とその葉』所収)から



ハンセン病文学の短歌を読む時も、心を静謐にして読む。そして、詠みゆくほどに澄めるこころか、と同じような気持ちになる。






朝日新聞 8月7日


今 見ヨ イツ 見ルモ

(柳 宗悦)




民芸の思想家は、「ほととぎすいつ聞くとても(聞く度毎の)初音かな」という句をふと思い出し、これは鳥の声の美しさというよりも「聞き方の正しさ」を述べたものだという。

美しいものも、これまでの見方に沿ってではなく、「眼と心が何時も新しく働かねば」見えないと。

心を「うぶ」にし、はじめて見るかのようにそれを見るのはそれこそ至難のこと。
『心うた』から。



そう難しくはない。心の中で「無、無、無、無、無」と唱えるだけで、真正面から対峙できる。






2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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