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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

初期投資400万円助成

 新規就農者へ、初期投資400万円助成

 こんなことをしてはいけない。新規就農者の首をしめることにつながる。農協や行政が指導することは、初期投資をそんなにしてはいけないと戒めることにある。これでは逆に「引こうに引けない状態」に追い詰められる。

 初心者が農業にそんなに投資してはいけない。農業は始めてからでないとわからない点が多い。投資して必ず回収できる補償はないし、行政や農協は決して責任など取ってくれない。責任は農業者自身が取る。もらえる、もらえると進められても、決してその気になってはいけない。
 
 400万円助成されても、残り半分の400万円は自己資金になる。200万円の助成なら、残り半分の200万は自己資金になる。農業は小さく投資して小さく稼ぐものであり、小さければ、農業が楽しみや癒しになる。
 
 たとえば農業以外の自営業を始める場合、400万円も自己投資するのはよくよく考えると思う。そんな大金をいともたやすく農業に投資してはいけない。

 4月27日の農業新聞によると、
『新規就農者が農機や施設を導入する場合に経費の半額を助成し、就農への高いハードルとなっている初期投資の軽減を図る。上限は400万円で、地域協議会などを通じて個人を支援する』

 400万円もらって得なのではなく、残り半分の自己投資額400万円の損失と考えた方がよい。農業はそれくらい厳しい職業である。

 

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 ヤギは糞尿をよくする。尿がよく出るのは雑草で水分を多く取るからだろう。戸外に「けい牧」しているので、糞尿肥料はあまり取れないように見えるが、計算上は、
 夕方6時半~朝8時半(14時間は小屋)
 朝8時半~夕方6時半(10時間は戸外)
 だから小屋の中でも、糞尿混じりの稲ワラや落ち葉や枯れ草が結構取れる。
 
 ヤギは牛と同じ反芻動物なので、一度食べた物をまた口に戻してぐっちゃりぐっちゃり噛んでいる。だから、夜昼となく糞尿をしていると思う。


イノシシ対策、集落運動に

 神奈川県というと大都会というイメージがあるが、神奈川県南足柄市ではイノシシの被害に悩まされ、住民基金も検討しているらしい。
 現在、設置作業が続いている防護柵は高さ約150センチ。被害の目立つ場所を中心に全長約3キロを防備する。将来的には集落全体を包囲し、侵入を完全にシャットアウトする考えだ。(農業新聞4月25日)

 都会から田舎へ移住する場合、イノシシ、シカ、サル等の害獣の被害が必ず待ち受けていると覚えておく必要がある。頭では理解していても、実際に体感しないとこの現実が身に迫ってこない。

 20年前に当地でイノシシやシカの被害がすでに出ていたら、農業への転身にもっと悩んだと思う。シカは10年ほど前から時々被害が出ていたが、イノシシの初めての被害はブログを始めた2006年の8月末であるから、まだ3年にならない。
 当地では害獣の密度はまだ低いので助かっている。


人それぞれの適正面積(定植本数)

 他の農業者と比較して、各作物の作付面積は随分少ないかも知れない。しかし自分にはこれが限界である。これでも、
(1)雨の日以外はたいてい田んぼに出ている。
(2)出歩くことも少ない。
(3)ゆっくりマイペースでやっているわけではない。

 農業で大事な要素は「手早なこと」。手先の器用さが要求される仕事も多いが、農業では「手早」が最も重要な項目と思う。

 人と比較しても仕方がない。その人なりの「定植本数」があると思う。
 
 顧客に応じた適正本数ではなく、自分の適正本数に応じた顧客の数にする必要がある。

 


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 ナンキンとキュウリの育苗は失敗したが、スイートバジルは150本ほど「鉢上げ」することができた。先日、市販の苗も80本ほど定植しているが、うまく活着するかどうかわからないので、今日3回目の蒔き直しをした。
  
 
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 苗箱を小屋から出したら、中にこんな生き物がひそんでいた。イモリかヤモリかわからなかったのでグーグルで検索したら「ヤモリ」だった。爬虫類であるが毒はないようである。ごくたまに出くわす。

 逆にしばしば出くわすのが蜂。それでも刺されるのは稀。その稀に昨日遭遇した。ハーブの草取りをしていたら、セージに小さな巣があり、気付かず刺された。小さな蜂でも今日はぷくっと腫れてかゆい。
 
 農業は危険な職業と言われているが、農具事故の他に、蜂やムカデ、ハミ(マムシ)に咬まれることがある。ボクはまだ蜂だけだが、5回は刺されている。


ネキリムシ
 

 購入苗をすでに100本以上定植しているが、まだ「ネキリムシ」の被害が1本もない。ネキリムシの多い田んぼでは、定植した苗の半分ほどがやられることがある。
 
 自分で育てた苗なら予備苗があり補充できるが、購入した苗には予備苗などはない。
 
 以前、定植したスイートバジルの3分の1の100本ほどがネキリムシにやられたことがある。
 
 今年もジャガイモはネキリムシに切られている茎が目立つ。切られていたらその周辺の土をほじくれば、たいていネキリムシが出てくる。

 ネキリムシ増減の原因はわからないが、前年に休耕田にしていた場合などに多いような気がする。逆に前作の後に不耕起で後作を植えると、ネキリムシは少ないと思う。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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