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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

農業への道

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 ニワトリ小屋は、農業をスタートした1年2ヵ月後の5月に大工さんに建ててもらったが、ヒヨコはその2ヶ月前の3月から、家の納屋の軒下で飼い始めた。「形にできる」ことは、これくらいのスピードで形になる。 
 
 今の時期は青菜(雑草)が少ないので野菜を与えるしかない。巻きの弱いキャベツや小さいダイコンを与えている。

 コゴメだけ与える日と、購入飼料も少し加えて与える場合とでは、後者の方が産卵率が高い。これは顕著に現れる。購入飼料にはトウモロコシの他、大豆かすや魚粉等も少し含まれているので、コゴメという単品の飼料だけの時より違ってくる。

   
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(今日の夕飯)
ブリ
ハクサイの煮物・・・アゲ
エビフライ・・・市販の惣菜

   
  

2008年の12月の輸入動向(東京市場)

ニンジン・・・1キロ65円→(自分の出荷価格は250円)
サトイモ・・・1キロ91円→(自分の出荷価格は400円)
タマネギ・・ 1キロ73円→(自分の出荷価格は250円)
 
 輸入野菜はさすがに安い。この価格では国産は太刀打ちできないだろう。業務用野菜が輸入品主体になるのもわかる。 

 いくら企業が大規模栽培をしても、輸入野菜には太刀打ちできない。だから民間の企業はなかなか農業に進出できない。


各地で緊急就農相談

 失業者、希望胸に・・・「農業なら安心」

 雇用情勢が急激に悪化する中、農業が失業者の受け皿になろうという地域レベルの相談活動が動き出した。10日には岡山、福岡の両県で相談会が開かれ、昨年暮れに解雇された人が、多数詰め掛けた。全国段階の相談窓口にも問い合わせが相次いでおり、「農業で安定した就労を」と期待が高まっている。

 JAグループや行政でつくる岡山県担い手対策推進本部などは10日、緊急就農相談会を岡山市で開いた。17人が県外から参加し、農業法人の求人情報や必要な準備資金、就農に向けた研修制度などの説明を受けた。(以上農業新聞1月11日)

 2008年度の農業は、肥料の高騰、飼料の高騰、資材の高騰、燃料の高騰という激しい逆風だった。それなのに農業法人は求人ができる状況にあるのだろうか?

 それでも求人ならまだよい。就農に向けた研修となると準備資金がいる。自己資金ならまだしも、安易に借りると、「学校の奨学金」と同じで、将来払えなくなる可能性が高い。

 今、農業は激しい逆風であるし、「害獣問題」と「気象問題」は悪化し続けている。いくらでも海外から輸入農産物が入ってくるし、途絶えて高騰すると盗まれてしまう。

 だから、「農業で稼ぐ」というより「農業でどう自給自足していくか」が問われている。

 でも、農業で自給自足など今の世の中ではできない。しかし、農業で自給自足できる世の中に変えていかないと、非正規社員の生きていける道がない。
  
 
 貧困とは「ため」をなくした状態をいうらしい。

 カネも名誉も地位も権力もいらない。ただ、日々の生活がまわっていく最小限のパンがあればいいのに、そのパンさえ手にできない人たちが巷にあふれかえっている。

 正社員のレールからはずれた人の生きる道は、やはり農業で自給自足の道を模索する方向しかないと思う。

 「緑の雇用」では、いずれまた切られる。切られない「緑の自給」を模索しないと何も解決しない。

 人間の尊厳と自由を取り戻す道は、そんなに稼がなくても生きていける自給自足の道しかないと思う。

 とにかく、農業という土の上に戻る必要がある。

 それなら、その方法を自分が提示する必要があるが、まだ見えてこない。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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