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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

被爆75年、福島原発事故9年

 

単独で起きているとは思えず、両者はつながっていると思う。


前者は戦争を仕掛けたために起きた被害、後者は原子力発電が地震で起きた被害。


新聞はこんな時こそ、「両論併記」をする必要がある。


どちらに衝撃を受けたかというと、福島原発事故である。


被爆75年も、福島原発事故9年も、両方とも現在進行形であり、今も苦しんでいる人が多数いる。


福島原発事故も今後70年、80年と続き、健康被害は今後に生じる可能性が高い。
新聞はこのことを報道しない。




故郷を追われた人たち


故郷に帰れなくなった人たち


故郷を追われ、故郷に帰れなくなったことによる、自我の喪失、一家離散、離職


もし福島に原発がなかったら、地震災害だけだった。


そして福島原発事故が起きたにもかかわらず、即時廃止とならず、今だに稼働中の原子力発電。


普通、あんな大事故があったら、原発からは撤退すべきでないか。


しかし現実はそうならず、利権を追求する財界、その財界と持ちつ持たれつの政府、政府の指示通りに動く官僚機構、その政官財を表面上は批判しているように見えて、裏で手をつないでいるマスコミ。


被爆の過去があるのに原子力発電を稼働し、その原子力発電事故が福島であったにもかかわらず、原発から徹底しようとしないこの国(ドイツは日本の原発事故を見て原発からの撤退を決めた)。


マスコミが報道するのも、8月6日、8月9日の前後の数日間のみ。


被ばく75年、時間がないと言われても、ぼくにはあまり迫ってこない。


しかし福島原発事故は、


もし自分が故郷を追われたら


故郷にもう帰ることができなかったら


新しい土地で、もう一度、自分のアイデンティティを組み立てることができるかと言えば、できない。



故郷とは

そこで農業をしている自分とは

故郷にもし、住めなくなったら

新しい土地で人生をやりなおすことはできない

都市住民のように根なし草になってしまう

若かったらやりなおしができるということもない

父母の地、代々その地で生を受けてきた祖先、その地に入ることさえできなくなった

福島原発事故は人災だ

その人災があってもなお、原発が稼働し続けている。

次の大地震で再度、福島のような原発事故が起きる可能性がある。

それでも止まらない日本の原子力発電は、世界の流れに逆行している。



被爆75年は現在もまだ尾をひいている。

福島原発事故から9年だから、これは今後も長く問題となり、その健康被害が現れるのはこれからだ。

そして、将来の原発事故の可能性も大いにありうる。


被爆75年の反省の上に立って考えるなら、福島原発事故をもっと俎上にのせ、将来の原発事故の可能性を新聞は取り上げる必要がある。そうでないなら、被爆75年は、8月6日、8月9日前後の紙面上の追悼でしかない。



2030年 農業の旅→ranking




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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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