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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ヤギとニワトリの比較

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 今日は1日中、小屋の中だった。朝、入り口を開けて外に出したが、すぐにまた小屋の中に戻った。入り口はずっと開けっ放しだったが、小屋から外に出ることはなかった。

 だから麦や草を口元に置いた。今日もビワの葉をよく食べた。動く元気はなかったが食欲はあった。

 よく見える所にメスを配置した。近くにいないと寂しがるから。

 今日は10回ほど草木を手に持って食べさせた。同じくらい頭や背中を撫でた。

 早く元通りに元気になって欲しい。景観、草刈等まだまだ果たす役割は多い。

 ヤギは自分にとっては、「一つの専門作物の導入」である。ただ専門作物と違って、1日の世話も「有限」であり、命も「有限」である点がいい。野菜や果樹の専門作物は、やってもやっても「きりがない」ように思う。

 ここまで来たのだから、とにかく3年は飼おうと思う。3年という月日が経過すれば、ヤギに関して一通りのノウハウが蓄積できる。

 75才頃までの、あと20年ほどの人生と考えると、ヤギに1日20~30分の時間を捧げようとする今後の3年間は、安易な時間の捻出ではない。しかし5年若かったら、こういう動物のために1日20~30分の時間を提供する余裕はなかった。

 いっぱいいっぱいに仕事や予定を入れていたら、新しいことにチャレンジする時間は取れない。

 

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 ヤギに比べてなんとニワトリの世話は手間がかからないのだろう。ヤギより数段アホだからと思う。

 ニワトリは農業を始めて1年後、まだ小屋もできないうちから飼い始めた。小屋ができたのは2ヵ月後だった。子供の頃に家で飼っていた思い出深い動物である。

 鳥インフルエンザも、今は全く怖くない。こんな飼い方をしていてかかるはずがないと思うし、万一かかっってもブログで戦える。

 ニワトリとヤギではニワトリの方がはるかに飼いやすい。
(1)ヤギのように出し入れという手間がない。
(2)命は4~5年。ヤギはその3倍。
(3)サトイモのクズ以外はほとんど何でも食べる。
(4)卵は集めるだけ。ミルクは搾るのに20分ほど必要。
(5)青菜もヤギほどいらない。
(6)ヤギのように頻繁に敷き床を変える必要がない。
(7)ヤギは敷き床のために、枯れ草か落ち葉を月に2回は集める必要がある。
(8)1泊2日でもニワトリは問題ないが、ヤギは誰かにエサを与えてもらう必要がある。
(9)晴れでも雨でもニワトリは関係ないが、ヤギは雨の日は外に出せないので、降り続くとストレスになる可能性もある。
(10)ニワトリ30羽の年間のエサ代より、ヤギグッズや種付料の方が高くつく。

 ただ、目的が違う。
ニワトリ・・・・卵・クズ野菜処理
ヤギ・・・・・・・ミルク・草刈・景観・ペット

 農業は誰でもできない贅沢な職業なのに、その上まだ、ニワトリ、ブログ、ヤギなどカネにならないことに多大な時間を使っている。

 ならば、それらを全て切り捨て、特定の専門作物に集中すればカネになるか。なかなかそうはいかないのが農業である。
 専門作物は、
(1)多額の投資が必要になる。
(2)回収できずに借金だけ残ることも多いと思う。
(3)道を追求しても自然災害や害獣被害が多い。
(4)技術の追求は農薬、化学肥料とセットの可能性が高い。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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