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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

大島青松園  島田しげるさん(3)



遷りゆく故里のことなど言う母の訛りにふれて匂う我が闇




振り返り風邪を引くなと言いながら母帰りゆく冬雨の中




果てしなく転げゆく石追いながら壊してはならぬ我れらの組織




老母への思慕うずくなり送りきし着物に袖を通すたまゆら




残る眼も抜かねばならぬ診断を受けとめてわが握る白杖




盲いし我が夢にめざめし冬の夜の暗きまほらを刻む時計は




八十路なる母の面会受くる窓燕の声のひかりてよぎる




夾竹桃のもゆる花かげ踏みながら納骨堂の坂登りきる




断絶をつなぐ願いの受話器とる故郷の訛りの蘇りつつ




我が声も聞えぬ母よ愕然と受話器置きつつ義眼がうるむ




健やかに八十五才となりし母盲の我より先には逝くな




2030年 農業の旅→ranking

 
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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