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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ハーブに関するお問い合わせについて


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味噌汁に入っているサツマイモは直売所で買ったもの。イノシシにやられて昨夏はサツマイモが全滅したが、こんな年に限って妻は、焼き芋にするとおいしいといってしばしば買ってくる。

種芋だけは何とか確保でき、発泡スチロールに籾殻を入れて冷蔵庫の上に保管しているが、今日確認してみたら、この寒さでも腐れはさほどなかった。

田んぼで作るあまりおいしくない芋でも、収量が多ければ手離せない。ふかして干し芋にしたり、焼き芋にしたりして食べ方を工夫すればおいしくなるはず。


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昼はやっぱりタジン鍋。ハクサイとコマツナを敷き、ほんの少し呼び水をして、その上に冷凍していたサトイモコロッケ、昨日の残りのかき揚げ少々、ウインナー2個と卵を落として点火(弱火)すると完了。これだけ食べるとご飯は食べれない。 

   
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夕飯は妻が作った。ブリの煮つけ、アゲとコマツナの煮びたし、先日のニンジングラッセ。 

 
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干し野菜として有名なのは「切り干し大根」くらいで、他の野菜で干した商品はあまり聞かない。

明日は干し野菜の漬物を作ろうと思う。



ハーブに関するお問い合わせについて

ハーブは直売所ではまず売れません。売れるのはスイートバジルだけです。私もハーブティ用ハーブを売ろうと何回かトライしたのですが、挫折しました。

ハーブを売るのはやはりイタリア料理店やフランス料理店等の業務用になると思います。スイートバジルが出荷できるようになる6月上旬頃から地元の料理店やグルメブログで著名な都会の料理店に片っ端から電話してみることをお勧めします。

私の場合も13年前、12年前の2年間、バジルが出盛りの7~8月に電話帳から神戸や大阪のイタリア料理店に電話をかけまくりました。

電話をかけているうちに、どういうハーブが必要なのか、どういう所と取引しているのかが、わかってきます。

全国にはハーブだけを大規模に作られている生産者もおられます。


業務用で必要とされるハーブは、
春夏作では、スイートバジル、ローズマリー、イタリアンパセリ、スペアミント、コモンタイム、セイジの6種類で80%はカバーできるのではないでしょうか。

秋冬作では、ロケット、ディル、チャービルの3種類と思います。


私が出荷していたのはバジルの収穫が始まる6月から12月までの7ヵ月間だけでした。ハウスがないと冬~春の間は出荷が難しいです。

全盛期にはスイートバジルを450本ほど定植していたこともありますが、今は100本ほどです。バジルはほとんど病害虫はなく初霜の頃まで連続して収穫可能です。ただ、定植時にネキリムシの被害が1~2割は出ます。

ロケット(ルッコラ)も、2500本ほど定植していた時期もありますが、今は500本ほどです。ロケットは春夏作は作らず、秋冬作だけでしたが、良い状態で出荷しようと思えば、4回ほどずらし蒔きをする必要があり、9月14日、9月18日、9月22日、9月26日の4回蒔いていました。ロケットは288穴の連結ポットに1粒ずつ蒔いても発芽率は9割以上です。ハーブには珍しいアブラナ科ですが、アブラナ科の中では最も害虫が少なく作りやすいです。現在は1回だけしか蒔いていないので、かなり大株になっても出荷していますが、その分単価を下げて出荷しています。

イタリアンパセリは需要の多いハーブですが、青枯れ病(立ち枯れ病)が多く発生して困りました。簡単に防げる農薬があるようです。もし病気がなければ6月~翌年2月頃までの9か月間出荷ができると思います。

ミントの注文は多いですが、大半はスペアミントを希望されます。アップルミントやブラックミントに比べてしゃんとしているからだと思います。

セイジとコモンタイムは注文はくれますが1~2単位ずつでした。
 
レモンバーム、レモンバーベナ、レモングラスのようなハーブティ用ハーブの注文はほとんどありませんでした。

ハーブは1単位が全て150円で売っています。ミントやタイムやセイジのような軽いハーブは目分量で、バジルやロケットは量りやすいので量っています。

ハーブのうち、ローズマリー、スペアミント、コモンタイム、セイジは永年作物ですが、コモンタイムは毎年春に株分けをし、セイジは挿し木で更新するようにしています。植えっぱなしではよくないと思います。ローズマリーとスペアミントはそのままです。

スペアミントは主に飾りに使われるので、大きくなると意味がなく、草刈機か鎌で地際から刈り、また新しい芽を出すようにすると夏なら2~3週間で出荷できる大きさになります。

バジルとロケットを除き、ハーブは あまり肥料をほしがらず、病害虫も少ないので作りやすいですが、注文と作付けのアンバランスにいつも悩まされていました。

現在は業務用の顧客は少なく、ワンパックにハーブティ用ハーブをサービス品として入れるぐらいなので、作付はぐんと少なくなっています。ただ、バジルとロケットは個人客にも入れるので、上記のように作っています。

これから作るにしても、
スペアミント・・・10メートル
コモンタイム・・・50本
セイジ・・・・・・・・50本
ローズマリー・・・30本
スイートバジル・・・300本定植
イタリアンパセリ・・150本定植
ほどでスタートしてみたらいかがでしょうか。これだけ作れば初年度の営業には十分対応できると思います。全部で2アールもあれば足ります。

秋冬作では、以下の数字で十分と思います。
ロケット・・2000本定植(ホウレンソウにそっくり)
ディル・・・・・50本定植(霜に大変弱い)
チャービル・100本定植(寒さに強いが冬の伸長は少ない)

その他に私は、カモミール(田んぼの至る所で雑草化している)、ステビア(砂糖の300倍の甘さ)、ルバーブ(ジャム専用)を作っています。業務用の注文はなく、個人のワンパックに入れています。

以上ですが、ハーブに関して個別に不明の点がございましたら、コメントを頂けたら、そのつどブログで書かせて頂きます。 

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在65才、農業歴29年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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