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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

豪州の気候危機


毎日新聞2月16日 1面 「余禄」一部抜粋


いま、豪州が対峙する敵は「気候危機」である。


1983年に南部ビクトリア州で発生した森林火災は75人の命を奪った。


2009年の火災では173人が犠牲になったとされる。


昨年からの火災はそれを上回る規模で広がった。今月上旬の豪雨で火災は峠を越したとみられるが、油断はできない。


高温 乾燥 火災 洪水は、科学者たちが地球温暖化の影響として予測した通りだ。


今回の火災で死んだ動物は10億匹以上に上る。


試算したシドニー大の研究者は豪州を、迫る危険をいち早く知らせる「炭鉱のカナリア」に例えた。





農業は気候の影響を特に受けやすい。


今までの30年間の農業生活では、大きな被害はなかった。しかし、今後10年のことは予測がつかない。


イノシシが当地に初めて現れたのは13年前だった。自分の場合は、「大きな出費」と「大きな精神的痛手」と「大きな手間と時間のロス」につながった。


イノシシの出現は農業の大きなターニングポイントになった。


今後の10年は気候に関しても、想像を絶することが生じるかも知れない。


それでも農業は誰かが続けていく・・・消滅することはありえない。


自給的な家庭菜園型農業として「生き残りをめざす」ことが王道と思う。



多種類の野菜を作ると、乾燥に強かったり、過湿に強かったりと、いろいろなので、どれもが大きな被害を受けるということはない。


数種類の作付けだと、被害が大きくなることがあるが、少量多種類の作付けだと、被害はそう大きくない。


多種類作ると、特定の農業機械を必要とせず、一般的な農業機械(草刈機、エンジンポンプ、管理機、乗用トラクターの4種類)だけで足りる。


野菜は稲作より災害に強いと思う。そして、稲作のような大型機械や倉庫を必要としない。


ハウスは台風などの災害に弱い。


キュウリやインゲンなどの支柱作物も台風には弱い。


ナス、ピーマン、エダマメ等も、たくさん作らなければ、倒れても、短時間で起こしてまわれる。たくさん作っていると起こすのが大変である。


多種類作ると、動く動作もいろいろなので、一つの作業を長時間して、特定の箇所が痛くなることも少ない。


多種類作ると、他の作物が特定の作物につく害虫を餌にする益虫を呼び寄せることも多い。


多種類作ると次から次にいろんな作業があり、楽しく進めれて、時間の経つのが早い。


多種類作ると料理にも便利。


多種類作ると、見た目が楽しい。


気候危機には、露地栽培で、少量多種類作付けが対応しやすい。



問題は「出荷」だが、少量多種類作付けは、顧客との直接販売に活路を見だすしかない。




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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