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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

水田通年放牧技術

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 昼から雨があがったので、サトイモを掘り上げ、40センチ間隔で150個ほど伏せた。
 サトイモを堀り上げた時、土はさほど湿っていなかった。朝は雨脚の強い時もあったがたいした雨量ではなかったようだ。それでも多くの作物にとって久しぶりの慈雨だった。
 3時半頃からまた雨が降り出したので、ヤーコンの定植はやめた。

  
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  昼から外に出したが、草は濡れていた。こういう状態はあまり好まないようで、地面に横たわるようなことはなかった。雨がまた降り始めたので小屋に戻した。
 それにしても「蚊」が多い。敷き床は早めに代えて衛生的にしているし、風通しもそんなに悪くないはずだが。


農業に投資するなら寝ていた方がまし
 
 あまり無理して(がんばりすぎて)、病気にでもなったら、農業はそれが一番困る。
 かといって、マイペースでできるほど農業はのん気な職業ではない。旬の時期に植えたり伏せたりしないと、旬を外すと余計に手間がかかり、収穫量も減る。

 農業に投資をするのなら「寝ていた方がまし」と思う。収入を上げるより「経費を少なく」したい。

 投資しても、それを回収するには高い能力がいると思う。自然災害や害獣被害も多いので、その人の努力を超えたものが農業には発生する。

 技術を追求しても、20年で20回しか経験できないのが農業である。

 農業をビジネスと捉えるのではなく、自給自足を中心とした小さな生活を心がけると、農業が癒しになり楽しみにもなる。

 自給自足的な農業をしていたのでは生活ができないなら、農業は止めておいた方がいいと思う。

 農業にいい時代は来ない。

 害獣は増え続ける
 高騰すれば盗まれる
 自然災害はますます増える
 環境悪化に伴い病害虫も増えている
 水を巡る問題が浮上してくる
 安い輸入農産物がいくらでも入ってくる
 企業農業でも輸入農産物には価格で対抗できない
 集落営農は補助金がなければ成り立たない


ミツバチ不足

 
 今日は朝日新聞にも第一面に「ミツバチ不足」が載っていた。
 イチゴ、スイカ、ナシ、リンゴ、ナス、サクランボ、メロンなどにミツバチが使われているらしい。
 
 大量死の原因はまだ不明で、
(1)寄生ダニの影響やウイルス
(2)ネオニコチノイド系農薬
(3)受粉作業のストレス
(4)温暖化の影響
 等が指摘されている。
 
 害虫駆除能力が高いため、幅広い作物で使われるネオニコチノイド系農薬説では、巣箱を中心に半径2~3キロと行動範囲の広いミツバチが、農薬のかかった水や花粉を摂取し大量死に至った可能性があるという。

 ヤギでも「除草剤」と「農薬」のかかった雑草や野菜は大敵と思う。


水田通年放牧技術
 
 繁殖牛の「水田通年放牧技術」というのが、今日の農業新聞に載っていた。それによると、
(1)田んぼの周囲に電気牧柵を張る。
(2)1ヘクタールあたり4頭。
(3)放牧に慣れた牛の確保。
(4)牧柵に触れないように教える。
(5)秋には立毛中の飼料用稲を水田で食べさせる。
(6)冬場はホールクロップサイレージを水田で与える。
 これにより年間を通じて放牧が可能だ。

 これはヤギにも応用できるかも知れない。
(1)田んぼの周囲に電気牧柵を張る。
(2)ヤギなら0.1ヘクタールあたり2頭くらいか。
(3)放牧に慣れたヤギの確保。
(4)牧柵に触れないように教える。
(5)秋でも草はたくさんある。
(6)ヤギは12月中旬~3月中旬の3ヶ月が問題だが、サイレージが簡単にできるなら一考の余地あり。2頭だから、土手の枯れ草、樹木(主にドングリの枝葉)、冬雑草、野菜クズの4点で十分いけると思う。

 ただし、牛でもヤギでも田んぼの一角に「雨避け施設」はいると思う。
 
 

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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