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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

日射病になるような暑さ

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 今日は4月11日とは思えないような暑さだった。こんな炎天下にヤギを「けい牧(鎖等でつないだ放牧のこと)」して放任してもいいのかと思い、昼に帰った時、同じようにけい牧しているKさんに電話で聞いてみた。

 こんな暑さだと日射病にかかる可能性があると言われ、午後から柿の木の下に移した。

 柿の木はまだ芽吹いたばかりだが、老木で太く、枝も多いので、案外と日陰ができる。他は日陰になる場所が少ない。

 今日のヤギは日陰を選んで横たわっていたようだ。なおヤギは60~70度くらいの勾配は平気で上がり降りする。高い所も好きで、柿の木に足をかけた、あんなポーズをしばしばする。

 柿の木の下は集落共有の土地である。この田んぼの米は、一世代前には「お大師講」や「お伊勢講」などの集落のお講(親睦を深めるための共同の食事)で使われたのだと思う。

 今は誰も作り手がなく、草ぼうぼうであるが、年に2回(7月と1月)だけ皆で草刈をしてくれる。午前中はここにつないでいた。

 この共有田は1ヶ月ほど前に「草焼き」をしたが、草焼きと言えば、3月17日午後、大分県湯布市湯布院町で4人死亡という痛ましい事故が起きたが、自分も始めての草焼きで、ちょっとあぶない思いをした。燃え広がるのがものすごく早い。そして枯れ草が重なったりしていたら「大火」になり火柱が1~2メートルも上がる。だから、近くに山があると危険だった。それと、火をつけるのは1人でしないと、何人かですると、下手をすると逃げ場がなくなる。枯れ草が燃え広がらない「境界」も、火をつける前によく確認しておく必要があると思った。

 草焼き(野焼き)をした理由は、この休耕田が害虫の発生源のような気がしたことと、ヤギの草刈場に使わせてもらおうと思い、春の新芽が息吹く前に草焼きをした。

 日射病について電話をした時に、ほかの疑問点も尋ねた。
(1)蚊、ぶと、小バエについて
 ぶとや小バエはあまり問題にならないが、蚊は梅雨明け頃から蚊取り線香(業務用で60枚が600円ほど)をつけた方がいいらしい。

(2)水とエサについて
 Kさんは水は与えていないが、子ヤギの時は少し与えた方がいいかもしれないと聞かされた。
 エサの米ぬかは一握りか二握りで十分と言われる。

(3)去勢オスなので異臭はしないと言われた。

(4)雨の日は戸外につながない方がいいらしい。

(5)野犬だけが問題だが、生後8ヶ月ほどになれば、小さな野犬には負けないと言われた。

(6)野犬や猟犬がいなければ、夜間でも戸外につないだままでよいと言われた。

(7)ある程度、毛が抜けるのは仕方がない。帚で掃いていると言われた。

(8)Kさんはボックス型の軽四に積んで、毎日家に連れ帰り、朝、その日につなぐ場所に連れ出している。
 


  
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 ヤギは、こんな雑草は食べないだろうと思うものまで食べる。上の画像はオオバコ。むしゃむしゃ食べていた。 


    
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 ビール麦が出穂した。麦はいろいろ変遷があった。

(1)最初、敷き藁用に緑肥エンバクを蒔いたが、数年前の種だったので発芽しなかった。
(2)急きょ、農協へ電話して、麦の種が残っていないか尋ねると、小麦とビール麦の種をくださった。
(3)できた麦はニワトリにやるつもりだった。
(4)2月に「岡崎おうはん」という品種を農業新聞で見て、飼いたくなり、従来のニワトリを5年飼うつもりだったが、4年(今年)で淘汰することにした。
(5)そうなると麦は少しあればよい。だから今、ヤギに食べさせている。

 右の画像で、麦を刈った後から、また麦が伸びてきている。肥料をやればもっと大きくなるはず。

 何年かぶりに蒔いた麦はクリーンヒットだった。麦は目の保養になった。毎朝見る麦に元気づけられた。

 麦がこれほど「冬の景観」になるとは思いもしなかった。

 途中、イノシシやシカの餌場になり、その後ヒヨドリの餌場にもなったが、山に新芽が息吹き始めた3月中旬頃にはこれらの被害が出なくなった。そして3月のお彼岸以降はヤギの餌場になった。

 
 こんな暑さが続くと、今後ヤギをどこに「けい牧」しようかと、田んぼを一巡しながら考えた。ところが日陰になる場所が少ない。日陰になるのは丸い城山の北側周辺(トリ小屋の南側周辺)しかなく、夕方、地主さん(山の所有者)に貸してもらえるようお願いに行った。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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