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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

料理がワンパターン


料理がワンパターンになっている。


始めた頃は、料理の本を図書館で借りたり、


何冊かは買ったり、


クックパッドでレシピを覚えたり、


していたが、今はほとんどしていない。


料理のレシピ数を増やそうという熱意も一時ほどはない。


だからといって、料理を止めることはない。


毎日食べるものだし、ブログのネタにしているから。


今の地点に安住しているわけではないが、


料理のセンスが悪い


応用力が乏しい


料理のレシピ数を増やす時間がとれない


結果としてワンパターンの料理が続いている。


だからといって、料理がまずいとは思わず、おいしく食べている。


今後も現状維持が続くような気がするが、現状に満足しているわけではない。


それでも、できあがった料理は、いつものワンパターンになっている。


しかし、「料理を止めたい」とか「料理定年」とか「料理卒業」という気持ちはさらさらない。


死ぬ前日まで、自分で作って食べたい。


買うと高いし、


料理の宅配便には「旬でない野菜」がしょっちゅう使われているし


どういう素材が使われているかわからないし


味付は先方にお任せだし


だから、時間が1時間以上かかっても、買うことに比べて作る方が高くついても、最後の日まで、自分で作るだろう。


いかにシュフ業が長くても、料理が上手でも、素材(主に野菜)を全て買う必要があるなら、高齢になると「料理卒業」や「料理定年」の気持ちが生じやすいのではなかろうか。


野菜を作っていると、それを使って、簡単でいいから何か作りたくなると思う。


へた、じょうず、 楽しみ、仕方なく・・・にかかわらず、


料理は生涯現役


料理に「飽き」が来るとき、人生の他の諸々にも「飽き」がくる。



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今日のクイーン(再4)  72

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星の金貨 new

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大島青松園  林みち子さん(1)



故国遠く独り病む身の如何ならん小声に友はアリラン歌う





「親不幸なる子」と五歳の日のわれの今日を言いあてし女の遍路




咽喉切開わが受けし日と母の死の重なる疼き消ゆることなし




ライ園の夜空に天ノ川仰ぐここに少女のいのち古りにき




目のくもり払わんとして瞬きをまたくりかえす昼の孤独に




宵はやく慣いとなりて床に入る眠るも眠らぬも時のままにて




うかうかと見ていしわれか聞くのみの夫が確かなストーリーを言う




杖にさぐる人それぞれに癖ありて夫の帰りもその音に知る




一本一本苦しみしのち落とされて指失せし手が語るわが過去





しのび来て独り見て立つ生家跡蝶は遥けき日のままに舞う



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菜飯


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ナバナの先の方はざく切りして1分茹でて冷水にとり、水気をしぼる。

小魚は1分湯通しして湯切りする。

熱したフライパンに油を入れ、小魚、ナバナ、溶き卵1個の順に炒め、ニンニク醤油で味付けして火を消し、最後にご飯を入れ、ほぐしながら点火し、具材となじんだら出来上がり。



ナバナのおひたし

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茎の太い部分は、少し長めに茹でて冷水にとり、水気をしぼる。



シュンギクの卵とじ

 
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鍋に醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、水と出汁の素を入れ、煮立ったらざく切りしたシュンギクを入れ、シュンギクが少ししんなりしたら溶き卵1個を入れ、極弱火で5分煮て出来上がり。



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ふと目がいった一句

 
新聞にしばしば載っている短歌や俳句は、まず読まない。


あまり興味がない。


1人1句しか載っていないし、状況がわからなかったり、言葉が難しかったり、ハンセン病短歌や俳句のように、同じ状況にある人が詠んだ歌との比較もできない。


それなのに、ふとこの俳句に目が行ったのは、目立つ場所に1句だけ出ていたから。


それは滋賀患者死亡再審の「西山美香」さんの記事を読んでいる時だった。



花こぶし老いてはならぬ膝頭

(中山皓雪)

「中山皓雪句集」(文学の森)から。作者は千葉県船橋市に住む。

こぶしの花を眺めながら、たとえば膝を鍛えるために散歩をしているのだろうか。

今までに2度、私も膝が立たなくなった。交差点を渡っていたら急に歩けなくなったのだ。

医者に、老化現象ですよ、と軽く言われた。

今、私の仲間はたいていが足を引きずっている。

(季語刻々 坪内稔典)




まるでぼくのことを言われているようだった。年をとると急に膝がおかしくなったりする。しばらく足をひきずっていたが、2ヶ月ほどして知らん間になおった。


そういうことが2回あったのも同じ。


姉が同じようなことを訴えるので、風呂上りに10~15分ほど、自分のやりやすい4つ~5つの動作を繰り返すようにと言った。


医者へ行っても、薬を飲んでも、あまり効果はなく、結局自分で、自分が編み出した方法でコツコツ、死ぬまで続けるしか、他にいい方法はないと話した。


その自分が最近また「ブログ疲れ(終わる時間が遅くなって)」で、風呂上りの背筋運動をパスして、ばたんきゅうで寝てしまうことが増えた。


気をゆるめてはならぬ・・・・・





毎日新聞 3月29日 24面


西山美香さんに「軽度の知的障害や発達障害の傾向がある」と、診断した心療内科の医師は話す。


そのことを初めて新聞記事で読んだが、時々新聞に出ていた西山美香さんの写真を見て、そう感じていた人もいると思う。


すでに12年も服役されている。


虚偽の自白の疑い


西山さんは障害のため、周囲とうまく関係が築けず、友達を作ろうとしてうそをついてきた過去もあり、医師はそうした特性も「虚偽の自白」の一因になったと見る。


西山さんが好意を抱いた警察官らの誘導に迎合して述べた「虚偽の自白」の疑いがあると指摘した。


医師は西山さんについて、自分の置かれた状況をイメージできず、自分の言動がどのような結果を招くか理解できないことから「自分を守るという考えが弱い『供述弱者』だ」と説明する。


ただし、西山さんの障害は軽度で「言語能力が低くはないので、供述弱者とは一見、分からない」という。


大阪高裁で再審開始決定が出るまで、20人以上の裁判官が公判に関わったが、自白を含む証拠の矛盾を指摘することはなかった。


井戸謙一弁護団長は「この裁判が、供述弱者と冤罪について深刻な問題と捉え、刑事司法が変わる契機になってほしい」と訴えた。





病院の同僚も当初から「西山さんは無実」と、本能的に感じていたのではなかろうか。それはなぜ「こだま」しなかったのだろう・・・



20人以上の裁判官が公判に関わったが、自白を含む証拠の矛盾を指摘することはなかった・・・


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今日のクイーン(再4)  71

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No  Nukes 原発ゼロ

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大島青松園  萩原 澄さん(12)



人のさま確と見据える眼のありて庭に坐れる雪のダルマは




年金を受けて今得るやすらぎを打ちのめす声「ライ貴族」など




妻臥せば水をきられし魚のごと盲ひうつつのただよふごとし




ライ癒ゆる世となりてなほ偏見を残し我らを縛る法あり




ライ園に今日稀にきく幼な子の声さながらに光のごとし




かつかつに二人の今を支へゐる妻よ視力をそこなはずあれ




萩原澄(とほる)さんの略歴
大正4年8月25日香川県三豊郡の三国峠のふもとの村に4人姉弟の長男として生まれる。高等小学校卒頃徴候がでたが補習科4年を学ぶ。昭和14年母、15年父死亡。弟に嫁を迎え家を託して昭和18年8月大島青松園入園。23年秋失明。予防法闘争ではハンスト。31年10月「関西アララギ」入会。昭和38年6月21日
林みち子と結婚。43年5月「歩道」入会。昭和48年7月10日古里に妻と2人の歌碑建立。昭和56年11月8日香川県視覚障害者福祉協会から受彰。歌集『蓑虫』(昭和41年)『光ある方へ』(昭和49年)『今ありて』(昭和61年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)。傘寿を妻とともに迎え「らい予防法」廃止を記念して、歌文集『開かれた石の門』(共著・平成8年)刊行。


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野菜のかき揚げ


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いつもの具材(ヤーコン、ニンジン、ネギ)に山菜の山ウドを加えて揚げた。



ダイコンおろし、ニンジンおろし


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選択肢がほとんどない社会


朝日新聞 3月29日 1面 折々のことば 鷲田清一


人生にはたったひとつのレイヤーしかないと思い込んでいる人のなんと多いことか。
(安田登)

能楽師は学生の頃、ちょっとやばい副業をしていて、池袋の駅前に立つと行政区画の上に当時の「シマ」が二十写しに見えるという。

故郷の千葉の漁師町でも、物売りや奇態な人、寺の境内で見世物をする人など人生の幾層ものレイヤー(層)を見てきた。だからただ一つの未来に賭けるという愚をおかさずにすんだと。

地域文芸誌「隣町珈琲の本 mal"(マル)」創刊号から。





大多数の人がそうではないかなあ・・・、生きる道は一つしかないと思い、それ以外の道は考えられないし、自信もないし、能力もない。ぼくもそうだった。


サラリーマンになるしか、生きる道は考えられなかった。


だから30代半ば頃まで、サラリーマンとして生きる道にしがみつき、その中で探そうと思った。


転職を重ねているうちに、履歴が不利となり、希望する職場がなかなか見つからなくなった。


「どうしよう」と考え込んでいた時に、ふと「農業」がひらめいた。


「農業では食えない」という潜在意識があり、職業としての農業は考えたこともなかったが、追い詰められていた。




イメージできたのは、もともとの農家であり、子供の頃に家では「葉タバコ栽培」をしており、稲作(田植えや稲刈り、脱穀)の経験も、12歳の頃まであった。


農業をするとしたら「野菜」しかないと思ったが、あの場所なら野菜作りができるとすぐにイメージしたのが「今、作っている田んぼ」である。


手取り150万にはなるだろう、それくらいは稼ぎたい、それくらいにはしたいと、32年ほど前に考えた。


現実にはそれは届かなかったが、農業を始める1年前に、妻に定職が見つかったことが大きかった。




30年ほど前にそういう状況だったから、その後、選択肢はますます狭くなっているだろう。


社会に用意ができているなら、「手に職をつける方向」に10歳の頃から進めれるのがいいと思う。それに向かなくなったり、おもしろくなくなっても、30代後半くらいまで「何度でも」やり直しができると思う。


第2の人生として農業に参入するのは「30代後半」が最も多い年齢層である。


一口に農業といっても、百人百様の形態である。




それでも、大多数の人にとっては、サラリーマンしか選択肢がないと思い、他にイメージはできないのではなかろうか。


だから、正社員になれなくても、現状に我慢してそこに留まるようになる。


ぼくには、たまたま農業がイメージでき、「生活」の面でもパラサイトに恵まれた。




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今日のクイーン(再4)  70

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東洋経済ONLINE

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大島青松園  萩原 澄さん(11)



五月雨を傘に打たせて帰りゆくこの天地の骨肉二人




汗垂りて奉仕の鍬に道をひらくこの若者よ海遠く来て




ここに来て共に学ばむ奉仕者の朗読テープにうづもれる書架




やすやすとメスもて切除されゆくに痛み覚えぬわが生きの足




穴ぐらの獣にも似てかがまり寝る夜のまほらを風はひびきて




片隅のいのちひそけきベッドにも光は満ちて年あらたまる




見えぬ眼のうちなる世界しづかにて亡き者も来て我と向きあふ




傍らに経つつかくある妻のその面をすらに我は知らずも




妻のそのふかき睡りは盲ひわがあしたを支ふ眼の憩ふとき




ありありと夢は色彩ともなへり闇の世界のわがいのちにも




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ナバナのおひたし


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ナバナの先の方はざく切りして、2分ほど茹でて冷水にとり、水気をしぼる。

ナバナの茎の太い部分は、縦に半分に切り、少し長めに茹でて冷水にとり、水気をしぼる。



目玉焼き

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ナバナのおひたしの一部を添えた。



味噌汁
 
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サツマイモの乱切りとシイタケを鍋に入れ、水と出汁の素を入れ、煮立ったら千切りしたダイコンとニンジンを入れ、再度煮立ったら極弱火にして10分煮て味噌を溶き入れ、シュンギクをふって出来上がり。


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藤浪選手 嗅覚、味覚の異常という初期症状


毎日新聞 3月28日 18面 一部抜粋


きっかけは嗅覚の異常だった。「コーヒーのにおいがしない」。

球団によると藤浪は元々、鼻炎やアレルギーなどを想定していたが、原因をはっきりさせるために複数の医療機関を受診。

3番目の病院で、感染の初期症状に嗅覚、味覚の異常が表れることを初めて知った。

藤浪は感染の有無を調べるPCR検査を受けた際には、「嗅覚、味覚の異常という初期症状があるということを多くの人に分かってもらう機会になる」と実名での公表を球団に求めたという。


この国ではPCR検査を希望しても、「簡単には受けさせてもらえない」が、嗅覚、味覚の異常という初期症状があれば、今後、受けさせてもらえる可能性がある! 藤浪選手のおかげ。 





朝日新聞 3月28日 1面 折々のことば 鷲田清一


「その気持はありがたいがね、あたしの帳面も消させてくださいよ」
蜷川寅三

戦後28年間、革新府政を担った元京都府知事は、反骨の人でもあった。

公舎には入らず借家住まい。慰問などすぐ人のために散財するので懐はいつも寒い。

退職金はさすがに高額だったが、それも昔の選挙で資金援助してくれた人に返して回った。「喜んで出させてもろうた金どすがな」と固辞されてもこう返した。

蜷川寅三伝記編纂委員会編・吉村康著『蜷川寅三の生涯』から。



少額だが、初めて政治家にカンパしたのは山本太郎さんだった。そういう気持ちにさせてくれた人。
今、2枚のポスターが道沿いに光っている。


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今日のクイーン(再4)  69

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植草一秀の『知られざる真実』

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大島青松園  萩原 澄さん(10)



いつまでも我のこころに薫るべし今日の別れを咲く桃の花




信じ得る具体を欲りてわれの手に受くる葡萄の房の重たさ




若き娘が手にのせくれしチョコレート重ねすぎたる齢くすぐる




まどろみのわが夢の中鮮やけくまなこの見えて父と木を伐る




眼に代りのこれるわれの聴覚にたつ物音の形ともなふ




甦るいのちに沁みて朝をきく大瑠璃のこゑ燕らの声




ライ者らのやがて亡びむ一島の夜をば占めてすだく虫が音




島畠はいま播種のときそこここに耕して人のうららけき声




かくてわが過ぐる一生もうべなはむ盲導鈴のひびく範囲に




力を込め指なき指にて印を押すこれの署名に人救はれよ






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ダイズの煮豆


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ダイズは一晩、水に浸す。戻し水ごと圧力鍋に入れ、ニンジン、ヤーコン、シイタケの角切りを入れ、醤油、砂糖、酒、みりんで味付し、水加減を確認して出汁の素を入れ、強火で、おもりが勢いよく回りだしたら極弱火にして25分、火を消して圧が抜けるまでそのまま放置して出来上がり。




ブロッコリーとベーコン炒め

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熱したフライパンに油を入れ、ニンニク2片の薄切り、ベーコン3枚の細切り、1分茹でて湯切りしたブロッコリー(もらいもの)を入れ、全体がなじんだら醤油で味付けして出来上がり。




ダイコンおろしとニンジンおろし


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福岡伸一の動的平衡

 
朝日新聞 3月19日 30面 

やがては流れ流れて


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

この祇園、長い間、京都の祇園あたりのお寺のことだと思っていたのだが、実はインド奥地の僧院のことだという。

この無常(情けない、の無情ではなく、常ならず)という諦観はどのようにして日本人の心に宿るようになったのか。

方丈記の冒頭「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」の流れ行く感慨にも通底する。

おそらく相次ぐ争乱、疫病、災害、飢饉などに絶えずさらされるうちにおのずと醸成されたものだろう。

ならば、現在、大騒動をもたらしている感染症も、やがては流れ流れていくはずだ。

それは制圧や根絶ということでなく、ウイルスとの共存という形で。ワクチンや治療薬の開発、そしてなにより我々の側の馴れによって、日常の風景の一つになるということである。

さて、平家物語は次のように続く。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす。おごれる人も久しからず・・・。ここに動的平衡のことわりと入れてもぴったりくる。

ということで、私のこの定期連載も今回で終わります。別におごっていたつもりはさらさらないのだが、言葉の常として、意図に反して誰かを傷つけたり、不快にしたりしたことがあったかもしれません。

何事にも終わりがあり、終わることによって始まることもある。長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。
(生物学者)




最後の言葉が印象に残った。「何事にも終わりがあり、終わることによって始まることもある」

ヤギの銀ちゃん、ラムちゃんもそうだった。

死ななかったら、ハンセン病文学との出会いもなかった。

夕飯作りの時間もとれなかった。

護憲に関心を持つことも、多分なかった。


農業と出荷とヤギの世話で「くるくるまい」の日々だった。

でも、それだけの時間を費やしたから、後悔もあまりなく、時々「在りし日の姿」を思い出す。



死んだから(終わりがあったから)、終わることによって「時間に余裕ができ」、新しい何かに関心が移った。


還暦以降に始まったことは、すべて銀ちゃん、ラムちゃんの「死」に起因する。


銀ちゃん、ラムちゃんは、ぼくに次のステージを用意したのだった。




人間関係もいっしょと思う。


人生にはどういう出会いが用意されているか、誰にもわからない。


出会いは人それぞれの「宿命」かも知れない。


かなり年月が過ぎてから、出会いを振り返るようになる。


「意図に反して誰かを傷つけたり、不快にしたことがあったかもしれません」と福岡伸一さんは言う。

「知らず知らずのご無礼をどうぞお許し下さい」と母は亡くなる前の病床で唱えていた。



ある出会いが終っても、一生その出会いをひきずって生きていくこともある。


出会いはどういう形で始まるかわからない。無防備のうちに始まる。


受動的に始まり、よかったと思える出会いも、出会わなければよかったと思うことも、それぞれの人生の一コマである。


出会いは、望んだことではなく偶然という宿命。


一生ひきずっていく出会いもある。日々念じながら。




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今日のクイーン(再4)  68

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HANA-ROOM

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大島青松園  萩原 澄さん(9)



われに用あらぬ灯りを夜夜ともす紐につけたる鈴をたよりに




習性と言はむもあはれ指のなき指折りかぞへ待つものは何




独りなるこころあそばす手のひらに温みはしりて秋たつ光




我とわが吐く息きける寂しさよふかまる秋をこもりゐる昼




滅びたるわが網膜に華やぎて行き交ふ娘らの脂粉のかをる




亡ぶ眼に日の照るごとき明るさや昼も夜もなきわれの空間




眼の失せば即ち死せる野の鳥におもひ到りて己れやすらぐ




手に頬にふれて確かむるたらちねの眠るかたへに建てるわが歌碑




凡そは言葉なく心通ふなり共に盲ひの闇を生くれば




これの杖
たのみとなせるわが歩みひたすらにして行く闇無限




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ナバナのおひたしのベーコン炒め


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熱したフライパンに油を入れ、ベーコン2枚の細切り、ナバナのおひたしの順に炒め、ニンニク醤油で味付けして出来上がり。



味噌汁

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ニンジンおろしとダイコンおろし


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聖マリアンナ医科大学に21億円の満額助成


毎日新聞 3月26日 22面 一部抜粋


2015~18年度の入試で女性や浪人生の点数を一律に低くしていたと第三者委員会から認定された聖マリアンナ医科大(川崎市)に、19年度の私学助成金約21億円を交付した。

18年に医学部不正入試が発覚した私大9校のうち、8校はすでに助成金を減額されたが、不正を否認している聖マリアンナのみ2年連続で満額交付される異例の事態となっている。

弁護士らでつくる第三者委が今年1月に公表した報告書で、男女で80点の差をつけるなど「差別的取り扱いがあった」と認定した後も「意図的ではなかった」と不正を認めず、3月に2年連続の満額交付が決まった。


裏で政権との太いつながりがあるのだろう。





朝日新聞 3月25日 22面


昨日の朝日新聞に、聖路加国際病院QIセンター感染管理室マネジャーが、「新型コロナ? 受診急ぐ前に」と題して「PCR検査 重症者優先に 病院へ早く行く利点ない」という記事がかなり大きく取り上げられていた。


この見解は、今日の植草一秀さんの記事や、晴天とら日和に出てくる多くのブロガーの見解と真逆だったので、朝日新聞の本意は「この新聞記事の方」なのかと思った。


新聞は、注意して読まないと、いったいどちらの主張をしているのか、混線する。「中立・公正」という立場上、こうなるのか?


そして、船がどちらかに傾き出すと「しれっと」、なにくわぬ顔で主張を変える人もいる。


新聞も、著名人の論客も、常に自分の考えと相対させて読んでいる。






 都会では外出自粛要請が出始めた。

農業は人との接触は少ないし、田んぼは気分転換の場所でもある。

大都会の一室で閉じ込められたような生活は大きな苦痛だろう。

大都会は一面では快適な空間であるかもしれないが、今回のようなコロナウイルスには厳しい空間になる。


野菜があるので、食糧の買いだめは今のところする必要がないが、ティシュとトイレットペーパーだけは通常の倍の在庫を抱えた。

マスクは人と会うことが少ないので、たまにしか使っていない。

一つ不安なことは、分蜂群が捕獲できた時に顧客が取りに来られること。



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今日のクイーン(再4)  67

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植草一秀の『知られざる真実』

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大島青松園  萩原 澄さん(8)



何するとなくかさねゆくわが日日に雛の燕のこゑふとくなる




われよりも自由をもてる気楽さか妻はよく眠りよく肥りゐる




病む者の泪を知れる磯の松影ふかくして人を寄らしむ




目に光かへらぬ運命うけいれて生きむ闇より梔子くちなし匂ふ




今をある視力に妻はたのしめる顔するばかりテレビに寄りて




胸に一つ解けぬ思ひをもつ今日の海はさびしき音して昏れぬ




秋の日を弾けるわれの手の内の栗の胚芽のたもてる未来




善人も悪人もなきここ浄土一山うづめて墓立ち並ぶ




一体となりて創りし患者組織生活ややよくなりきて乱る




卒然と逝きたる君の葬り処の木草鳴らして雨さそふ風





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根菜とサケアラの蒸し煮

 
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ニンジン、ダイコン、キクイモ、シイタケの具材を切って無水鍋に入れ、15秒湯通ししたサケアラを置き、ショウガ1片をすりおろし、醤油、砂糖、酒、みりんで味付し、7分ほどで煮立ったら極弱火にして25分、火を消してそのまま放置して出来上がり。



目玉焼き

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付け合わせはナバナのおひたし



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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