
新聞は日によっては全くブログネタにならないこともあるので、そんな時は前日までに書き出したメモ書きをみながらその中でブログに書かなかったものを再度見直す。
メモ書きしていなかったら、すぐに忘れてしまうし、メモ書きしていても、そのメモがどこにいったかわからなくなる。
だからここ数日、ノートの左側は朝日、右は毎日にして、「散らかって不明」をなくすことを試みている。
新聞はどこで読むかわからないので、ちょっと面倒でも、新聞を見る時はそのノートを取りに行く。
なんか、うまくいきそうな・・・そうでないような・・・1週間続いたら、うまくいく。
2月26日にウーマンラッシュアワーの村本大輔さんの記事より優先したのは「毎日新聞2月26日 21面 韓国エンタメ その魅力と底力を考える(鈴木琢磨)」という記事だった。
村本さんは「リテラ」で賞讃されていた人だったので、名前と顔は知っていたが、この若さ、そして「笑い」に社会問題(政治)を取り入れる「勇気」と「闘う姿勢」がとても立派だと思う。
笑いに政治を取り入れることは、欧米では常識なのに、日本では「大変な勇気」がいる。
毎日新聞2月26日 19面
笑い「昇華」NY移住へ
笑いに社会問題を盛り込み、世間を驚かせたのが2017年「THE MANZAI」の舞台だった。ウーマンラッシュアワーの村本大輔(39)は現在、年間200回も独演会をこなす。
2月のとある夜、その姿は広島県尾道市の喫茶店にあった。幅広い層の観客約30人で店内はあふれ、時事ネタに自虐をからめた語りで始終、沸かせる。
この間、逆風も強かった。「政府が公文書をシュレッダーにかけることは許して、俺がツイートを削除することは許さない? ならば俺のツイートは公文書より上だ!」
日本は「パンとサーカスが大好きな国」だと指摘する。民衆の政治的関心をそらすため、権力者はパン(=食べ物)とサーカス(=楽しみ)を与えた。古代ローマの詩人によるたとえだ。
「サーカスに政治の話題を持ち込むなと言われる。でもサーカスの中でものを言えば、みんなびっくりして考えてくれる」。
今の社会への違和感。テレビやお笑いへの違和感。積もり積もったものが「声なき声を拾いたい」という思いにつながった。
最近、笑いながら泣く観客を見るようになった。誰かの怒りや苦しみを「消化」させ、さらに「昇華」させたい。そのためにも来年春から米ニューヨークに移住する予定だ。まずはスタンダップコメディをものにすることから。片道切符の挑戦となる。
3月、大規模な独演会を開催する。2日に東京・日本青年館で19時から、5日は大阪・なんばグランド花月で19時半から。
「数を狙う人間にろくなやつはいない。でも今回は、会場をいっぱいにしますよ」とにやり。