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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

増補 普通の人びと

 同調圧力と忖度 他人事でなく

6月29日朝日新聞 書評 斎藤純一(早稲田大学教授)


本書のいう「普通の人びと」は、ナチにおける非エリートを指す。およそ500人からなる「第101警察予備大隊」には、選び抜かれ、人種主義の世界観をたたき込まれたエリート(親衛隊員)もごく僅かながら含まれていた。だが、隊員のほとんどはハンブルクからかき集められた中年の労働者たちだった。その彼らが、ポーランドの地で、約3万8千人の射殺、4万5千人超の強制移送に手を染め、ユダヤ人問題の「最終的解決」(絶滅)の一翼を担った。


210人の元隊員に対する尋問調書をもとに、そうした任務の遂行が隊員の大半にとってルーティンと化していく経緯を丹念に描いたのが本書である。


この同じ尋問調書に拠りながら、殺戮の動機づけをもっぱら反ユダヤ主義の世界観への同一化によって説明した、D・J・ゴールドハーゲンの『普通のドイツ人とホロコースト』が後に出版され、論争をひきおこした。


この論争を受けて書かれた本書所収の「25年の後で」にも見られる著者の一貫した主張は、ドイツ人は反ユダヤ主義のイデオロギーに一様に染まったわけではなく、ホロコーストを単一の原因に帰すことはできない、というものである。著者によれば、殺戮に対する「道徳的免責」を隊員に与えたのは、ナチのイデオロギー以上に、仲間集団がその内部に及ぼした同調圧力だった。


仲間に劣後することなく集団の行動に順応することが「道徳的な抜け穴」として作用するという本書の指摘は取り立てて目新しいものではない。にもかかわらず、本書がよく読まれるようになったのは、外部にとっては道徳的不正となりうる行動(たとえばデータの改ざん)が集団倫理によって正当化される事態が後を絶たず、そうした行動をとる圧力に日々さらされる経験(たとえば忖度)をけっして他人事とは思えないからだろう。


集団内部でその倫理に抗する視点をとるためには、別様の「仲間」が必要なのかもしれない。



学校のいじめ問題も、これと同じようなものだし、職場でのいじめも、これと同じだろう。


別様の「仲間」など簡単には見つからないし、そういう「人」や「グループ」には、なかなか出会えない。



戦争で外地で戦った人は、これと同じような出来事に日々、遭遇し続けたであろう。他の人がするように、相手を殺さなければ、自分の生きるすべがないという現状に。


戦争が終わり、内地に帰り、平和な時代になった時、自分が外地でおこなった非人間的行為も、上官の命令だったから・・・そうせざるをえなかった・・・しなければ自分が殺された・・・こういう論理で自分を正当化しなかったら、その後の人生を生きていけなかっただろう。


戦争中の多くの出来事は「封印」して・・・もちろん、我が子や配偶者にも決して話すことはなかった。自分一人の秘密として墓場まで持って行ったのだ。



同調したくないと思ったら、そういう学校を退学、職場なら退職すればいいが、親や、妻子や、自分の行く末を考えたら、そういう選択もできない。


このことは人生の晩年になっても、地域で直面する問題だ。


学校から、職場へと、定年後は自分の住む地域内で、結局、死ぬまで、同調圧力や忖度と無縁ではいられない。


雰囲気とか・・・空気とか・・・結局一人一人が絶えず立ち止まって考え続けるしかないが、流れという状況に背を向けるには、体力、知力、経験(場数)も踏む必要がある。


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今日のクイーン(再1)  75

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阿修羅

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松丘保養園  茅部ゆきおさん(5)



故郷遠し津軽海峡横たわり




闘病記父母を恨みし事ありき




夕焼けの海の彼方に父母眠る




夢いつも別れたままの顔かたち




里帰り時計の針を止めたい日




倖せはつくり出すもの妻も義肢




妻と酌む一合の酒もて余し




大器晩成いまだ無冠のペンを執り




人も灯も避けて泣きたくなった夜




こつこつと点字独りの秋のうた





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ピーマンの煮物


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醤油、蜂蜜、酒、みりんを鍋に入れ、水とダシの素を入れ、煮立ったら四つ切したピーマンを入れ、1分湯通しして冷水にとったアミを入れ、再度煮立ったら極弱火にして10分ほど煮て出来上がり。




オクラの薄切り 

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焼きナスビ

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目玉焼きとズッキーニ


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キュウリの塩もみ

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塩サバ

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少しの寄付とポスター2枚


 昨晩、「
れいわ新選組 ホームページ」と検索して、少し(3000円)ですが寄付をさせて頂きました。政治団体に関する「寄付金」は初めてです。


それとポスターを2枚送ってもらう予定です。A2サイズ(420×594ミリ)とA1サイズ(841×594ミリ)です。「政治団体代表のポスターですので、無期限で掲示可能です」という文言を見て、送ってもらおうと思った。


ポスターは楽しみである反面、かなり緊張感もある。政治団体代表のポスターを道沿いの自分の家に貼るわけだから。


60歳以下の現役世代で、会社勤務などをしていたら、なにかと考慮することも多く、貼れなかったと思う。



今までは立憲民主党や共産党を支持してきたが、「れいわ新選組」に初めて心が大きく動かされた。最初の頃は様子見だったのに、だんだんと、いつのまにか・・・。


たった一人で立ち上げたということと、小沢一郎さんが国民民主党と合流するときに、たもとを分かち独立したことが「人生の分岐点」だったと思う。「普通の人」だったら合流しているだろうし、合流時点で山本太郎の政治生命は終わっていただろう。


大海原の一本の流木かも知れないが、なんかわくわくしている。


応援してポスターも貼るということは、安易な気持ちではできず、今後の生き様にも影響するだろう。


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今日のクイーン(再1)  74

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新・定年オジサンのつぶやき

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松丘保養園  茅部ゆきおさん(4)



どの指も春へ記憶がよみがえり




青い鳥入って来そうな春の窓




貧しくも窓一杯に陽が当り




五本萎えの数珠繰り先祖の声を聞く




生きのびる力句となり詩となり




腕によりかけて風邪寝の妻に炊く




暗い過去秘めて女患者の毛糸玉




風車少年の日の風吹けり




不仲とは知らずに蔦が塀を越え




応召兵に似て出稼ぎの骨還り



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初物 オクラ


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初物のオクラは1分茹でて冷水にとり、薄切りしてカツオブシをふり、醤油で。





ハーブティ

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左からアップルミント、レモングラス、セイジ、タイムで、沸騰したら火を止めて入れ、3分蒸らし、ハーブを取り出して出来上がり。
 


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「下流」層を取り込む自民



 毎日新聞6月28日(白井 聰)「下流」層を取り込む自民 一部抜粋

麻生太郎財務相いわく、「新聞読まない人は全部自民党支持だ」。批判が効果を発揮しないのは、自民党が論理的整合性に関心を払わない有権者層を主たる「顧客」として取り込んでいるからだ。野党が同じ土俵で「顧客」獲得に励んでも勝利は望めない。資金力で勝負にならないからだ。


小泉純一郎政権(2001~2006年)時代、広告代理店が政府に提出した広報戦略資料が話題になった。政権の支持基盤である「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する」主婦や若者、高齢者を「B層」と名付け、彼らに「分かりやすい」宣伝を提案していた。


同時期にマーケティングアナリストの三浦展氏は、低い所得だけでなく、意欲に欠ける生活習慣や思考様式を共有する階層「下流」の出現を説いていた。「B層」は「下流」の言い換えともいえよう。小泉政権向けの広報戦略資料が暗示したのは、政権が新たな格差の拡大を防ぐのではなく、利用し尽くそうという意志ではなかっただろうか。


先日、若い女性を主要購読層とするファッション誌「ViVi」の広告企画が批判された。同誌のモデルに「権利平等」「文化共生」といった主張を語らせた自民党の広告だ。これらの主張が、自民党議員の多くや中核的な支持層の価値観とかけ離れていることは簡単に分かる。


だが、まさにこれが分からない(と思われる)層を対象に、自民党は広告を打った。消費社会に生まれ育ち、政治の知識に乏しい人々の感情をふんわり肯定し、決して内実を知らしめず、ただ好印象を抱かせる戦略だ。


自民党は「ViVi」以外でも、イラストレーターに安倍晋三首相を侍として描かせるなど、政策を直接語らない、特に若者向け広告を次々と仕掛けている。若年層全体を「B層」扱いして、「これからの日本の主役は総じてバカでいい」との前提に立っている。この前提でどんな未来を描くつもりか。


ただ、「B層」扱いされている有権者も市井の人々である。生活を見返せば、山積する問題は明らかだ。なぜ「好景気」なのに生活が苦しいのか、なぜ子どもを産み育てる余裕がないのか・・・。今の年金問題も、人々がふんわりとした政治宣伝の洪水から頭を上げ、眠っていた怒りを沸き立たせるきっかけにはなりうる。いずれにせよ、怒りが復権しないままでは、この国は滅びるほかないだろう。



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今日のクイーン(再1)  73

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週刊金曜日

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松丘保養園  茅部ゆきおさん(3)



三月の吹雪に知恵もなく篭り




寝る時間つめて貧しい詩が生まれ




マッチ擦る小さき明りに己が影




アンテナが夫婦舎の見栄かきたてる




あの日あの時防空壕を掘り




感触もうれし義足に春の土




石を蹴るゆとりが出来た義肢を撫で




蟹の足一本買えぬ稼ぎ高




追いつけぬことを承知で追う義足




切り貼りの障子へ春の影動き



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キュウリを使った3品


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キュウリはスライサーで薄切りし、塩をふってもみ、30分ほど置く。

ボールに、去年の秋に作ったミョウガの甘酢漬け1個を粗みじん切りして入れ、ラッキョの甘酢漬け2個を粗みじん切りして入れ、ラッキョ酢、酢、レモン果汁、醤油、砂糖、蜂蜜を入れて混ぜる。

キュウリはさっと水洗いし、水気をしぼりながらボールに入れ、混ぜて出来上がり。



ポテトサラダ

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少し残したキュウリは別のボールに入れ、タマネギをざく切りして入れる。

無水鍋に薄切りしたジャガイモを入れ、大さじ3の水を入れ、煮立ったら極弱火にして20分、火を消して余熱5分で蓋を開け、塩・胡椒をして混ぜ、ボールに入れ、マヨネーズ、酢、レモン果汁、砂糖で味付けし、混ぜて出来上がり。






キュウリの塩もみ

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目玉焼きとズッキーニ

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定番です。


 


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招致不正疑惑 晴れぬまま


 今日の雨はまことにありがたい雨だった。これで野菜や果樹も一息つけるだろう。


水汲みをしているミツバチを毎朝見かけていたが、この雨はミツバチにもいい雨だった。


11群のすべてが順調である。5月20日前後に入居した2群はまだ3箱のままだが、出入りは活発なので、秋には4箱(4段)になるだろう。





料理が毎日ワンパターンになっているが、自分が今日食べたいものを作ったらこうなってしまう。旬の野菜は飽きが来ない。




(朝日新聞6月27日)
五輪招致は、不正や過剰接待が繰り返されてきた。

しかし、近年の招致熱の冷え込みが流れを変えた。24年大会はパリとロサンゼルス(米)しか残らず、24年はパリ、28年はロスと、2大会同時選定で仲良く選ばれた。敗者はいなかった。

今月24日、26年冬季大会の開催地にミラノ・コルティナダンペッツォ(イタリア)がスウェーデン勢との一騎打ちに勝ったが、両者のロビー活動は往時の派手さとはほど遠かった。

04年アテネ五輪で組織委広報を務めた後、招致コンサルタントに転じたストラトス・サフィオレアス氏はいう。「欧州の4首都とニューヨークが競い、ロンドンが勝った12年五輪招致が招致レースのピーク。本格的な招致合戦は東京が勝った20年大会を最後にない」

皮肉にも、五輪開催を希望する都市の減少が、不正の芽を摘んでいる。





朝日新聞6月27日(つなみ)てんでんこ
宮城県石巻市雄勝町は600年の歴史がある
すずり
の産地だ。・・・町の人口は毎年300人前後、減り続けている。浸水した地域に7割の家があったが、人が住めない災害危険区域となった。元々町に大型店や高校はなく、多くが住まいを移した。

いまも工事が続く、高さ9.7メートルの防潮堤も影を落とす。町から車で40分離れた造成地に、約200世帯が集団で移転した。新団地で町内会長を務める山下憲一(71)は「一番の魅力だった海が壁のような防潮堤に遮られ、戻る気が失せた住民はたくさんいる」と話す。

硯職人の頼雄も今年3月、町を離れた。被災した同業者と共同で工場を立ち上げ、硯の生産を続けた。人が集えるよう、カフェが入った交流館もつくった。若手のリーダーとして、防潮堤を低くしたまちづくりを県や市に迫ったが、叶わなかった。ふるさとの景色の変わりように、いたたまれなくなった。

「未曾有の災害で行政を責めるのは酷かもしれないが、7割の住民が地域から消え、復興と言えるのか」・・・



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今日のクイーン(再1)  72

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No Nukes 原発ゼロ

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松丘保養園  茅部ゆきおさん(2)



堂々と生きる権利の毛虫這う




断種して男の虚勢つかれたり




洗面の残り湯義肢の足袋洗う




義足とは知らず落葉のからみつき




背伸びする義足の膝の固い音




ロマンスもあった義足の足袋洗う




草むしる花壇の中の妻も義肢




捨てられた軍手五本の指があり




騒音の中にも己が義肢の音




雪道の息切れかばう妻も義肢




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ナスの味噌煮


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熱した鍋にごま油を入れ、乱切りしたナスを炒め、水とダシの素を入れ、煮立ったら弱火にして12分ほど煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、1~2分煮て出来上がり。





焼きナスビ

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熱したフライパンに油を入れ、ナスビを入れ、裏表4分ほどずつ焼いて皿にとり、醤油をまわしかけてでき上り。




ピーマンの煮物


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醤油、砂糖、酒、みりんを鍋に入れ、水を少し入れ、煮立ったらピーマンと削り節を入れ、弱火で5~7分煮て出来上がり。



目玉焼きとズッキーニ

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キュウリの塩もみ

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高校国語と文学

 

毎日新聞6月24日 短歌月評(歌人・加藤英彦)一部抜粋



十代の感性は柔らかくて自在だ。その感覚の芽を全開して豊饒な詩歌の森に放てばよい。淡い恋も青春の孤独も生や死の不条理も、パズルのように答えが用意されているわけではない。人間とは厄介な生き物だ。そんな人生の濃淡を生きる力を文学の奥深さは教えてくれる。それは読み、語りあうことで開かれる”知”の扉である。

しかし、これから高校の国語は大きく変わろうとしている。小説や詩歌を扱う時間は極端に減少し、論理国語という実用性重視の傾向が強まるのだ。実社会に有用な論理力や読解力を優先する考え方で、この実学偏重の流れは2021年から実施される大学入学共通テストと連動している。すでに小説や詩歌に代わって生徒会規約や駐車場の契約書が国語のモデル問題になったと聞く。背景には国際社会における日本の国語力の低下がある。その解消も大切だが、どこかに強い違和感がのこる。

今年一月、この傾向に日本文藝家協会が声明文を出し、最近、現代歌人協会・日本歌人クラブも連名で声明文を発表した。いずれも文学軽視の新学習指導要領を深く憂慮する内容である。

豊かな心は論理が育むのではない。行間を読み、心の余白を感じとる力こそ実社会には必要だろう。いじめる心の闇やふと兆した狂気の逃がしかたさえも文学は抱きよせる海なのだ。


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今日のクイーン(再1)  71

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リベラル21

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松丘保養園  茅部ゆきおさん(1)



星きららきらら故郷へつづく空




思慕つのる故郷は磯の香匂うとこ




病む妻にシャツの釦を指摘され




療養所架空の恋と知りながら




陽にあてる布団へ猫が来て眠り




夢さめてみればおんなじ壁の汚点




宿命を背負って雑草花が匂い




療園の土となる気の花を植え




錠剤がころり運命線を這い




素通りへ郵便受けのさびしそう




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ピーマン炒め

 
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熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の薄切り、魚ソーセージ、ピーマンの順に炒め、ニンニク醤油で味付けして出来上がり。



昨日のリメイク


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昨日、少し火の通りが悪かったサケと野菜の蒸し煮は、トマトを入れ、コンソメを1個入れ、ケチャップとソースを入れ、酒も少し入れ、20分ほど煮込んだ。ラタトゥユのように。

トマトは姉にもらった。ハウスで作るので早い。



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福島難民=ハンセン病難民=釜ヶ崎難民


                 

「これまで山谷の様子が変わるのをずいぶん見てきたよ。暴動もあったけど、近頃はこの辺りもずいぶん静かになったよ。それは多分我々が闘うには歳を取り過ぎてしまったからだよ。人生は厳しいものだけど、でもここにいる限り心だけは自由でいられるからね。」


山谷の問題同様、やりきれないのが現安倍政権下では見捨てられていく国民がいることです。

福島第一原発事故の被災難民は国内の原子力発電所の再稼動とオリンピックの邪魔にされ、沖縄県民は日本の軍備増強の邪魔、さらには貧困層の子供たちも見捨てられています。

山谷の人々が使い捨てられて行ったのを座視していたのも私たちなら、福島の原発難民や貧困層の子供たちが見捨てられていくのを今まさに座視しているのも私たち日本人です。

安倍政権の政治の下で、私たち日本人は良心を発揮するという行為を忘れつつあります。

これは一番危険な亡国への道づくりではないでしょうか?



上記は今日の「星の金貨new」さんの一部抜粋です。





山谷と釜ヶ崎の地名は、多くの人が知っていると思う。



「人生からの逃げ場」として、こういう地域は必ず残す必要があると思うが、再開発の名の元に、そこに住んでいる住民も、空気も、風土も、匂いも、風景も消されようとしている。



誰もが、きわどいバランスの上で、今の瞬間を生きている。そのバランスがちょっとしたはずみで傾いた時、人は現在の地点から自分を消去し・・・とある町へ・・・名前、生年月日、故郷等を捨て去り・・・誰も自分を知らない街で住もう・・・そんな山谷や釜ヶ崎が地図の上から消されようとしている。



大阪に7年住んでいたが、釜ヶ崎には足を踏み入れたことはない。行ってみたいと思ったが、行ってはいけない場所のような気がした。



しかし、釜ヶ崎は大好きなイメージを伴う。黒岩重吾さんの「釜ヶ崎シリーズ」はおもしろくて、時間のたつのを忘れて読みふけった。すでに40年余り昔のことで、西成山王ホテル、西成海道ホテル、飛田ホテルなど。



そこに出てくる人間模様を通して、釜ヶ崎のような場所は、日本のどこかの一角にぜひ必要な場所だと思った。人生のなにもかもを捨てて、新たな一歩を踏み出す場所として。




黒岩重吾さんの描いた「釜ヶ崎」と、ハンセン病文学は、ぼくの中では「同じ風景」であり、「同じアイデンティティ」に見える。「故郷」や「社会」や「親兄弟」を捨てざるをえなかった人の共通項として。



そして今まさに現在進行形である「福島難民」も、「ハンセン病難民」や「釜ヶ崎難民」と同じ。


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今日のクイーン(再1)  70

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在野のアナリスト

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松丘保養園  原 七星さん(4)



笑ってはいるが主治医の目がきびし




倖せの糸をたぐれば切れていた




目を病んだ日からの日記閉じたまま




計り飯食った胃袋抱いて寝る




吹き抜ける風小心を知っている




手にとれば節くれている妻の指




贈られた風鈴が鳴る寮の窓




お別れの声だけ闇を這ってくる




原 七星さんの略歴
松丘保養園 大正5年12月北海道生れ。壮年期の活躍時代に失明、その後手術によってわずかに視力を回復するが極度の弱視状態で生活。昭和17年松丘保養園に入園。同年7月北柳吟社入会。以後、柳誌「ねぶた」「オホーツク」などに投句をつづける。41年完全失明。「失明という不幸をはずみ台にして、雪の匂いをかぎ、作句の上でも実生活でも、新境地を見出し」(松丘保養園長・竹田正之)、44年「雪のんのん積もれば雪にある匂い」など一連の作品で第7回オホーツク賞受賞。北海道道民会会長、松丘盲人会副会長、北柳吟社副幹事長など務め、50年個人句集『雪の匂い』を出版。合同句集に『浮雲』第二集(昭和35年)『浮雲』第三集(昭和45年)『浮雲』第四集(昭和55年)。


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サケと野菜の蒸し煮


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無水鍋の下敷きにタマネギを入れ、乱切りしたズッキーニ、インゲン、ナスビ、ピーマンを入れ、15秒湯通ししたサケを置き、生姜1片とニンニク1片をすりおろし、醤油、酒、みりんで味付けし、煮立ったら極弱火にして15分、火を消して余熱5分で出来上がり。

野菜の火の通りが悪かった。原因は、極弱火にするタイミングが早すぎたと思う。



サツマイモの緑酢和え

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無水鍋に角切りしたサツマイモを入れ、大さじ3の水を入れ、煮立ったら極弱火にして20分、火を消して余熱5分で蒸し上がり。

その間にボールにキュウリをすりおろし、出た水分を少し捨て、大さじ2の酢を入れ、大さじ1の醤油と蜂蜜を入れ、ニンニク1片をすりおろして混ぜ、蒸したサツマイモを入れ、混ぜて出来上がり。



目玉焼きとズッキーニ
  
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キュウリの塩もみ

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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