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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

私のエッジから観ている風景


色の無い世界への入り口


1年3ヶ月ほど前に書かれている記事だが、状況はもっと悪くなっている。

どうすることもできない、むなしさ。



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菊池恵楓園  安枝柏葉さん



松葉杖つえつきてたたずみ居れば友は来て洗面の水を汲みてくれたり




水道の水もまだ来ぬ朝まだき厨にさゆるこほろぎのこゑ




顔洗ふ水に若葉の影ゆるる朝の寮舎はしづかなりけり




仕事終へし心安さよ夕風呂のこぼるる水を吾が親しめり




鉢植の小さき枝になる梨の一つ一つが雫もち居り




遠山の入日さみしも柵の辺に草刈りをへてしばしたたずむ




病む友の薬飲む湯を汲みに行く小夜の厨にこほろぎのなく




父一人の御墓詣ではさびしからむ故郷の盆をしのぶ小夜更け




各部屋に別れを告げていでて来し吾が足音のさみしき廊下



安枝柏葉さんの略歴
菊池恵楓園。『檜の影』第一集(大正15年)『檜の影』第二集(昭和4年)『檜の蔭の聖父』(昭和10年)『菴羅樹』(昭和26年・故人)


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菊池恵楓園  金丸幽逸さん




群れ立ちし井戸辺の雀人去れば又下りて来も木より屋根より




月踏みて踊りあかすやま夜くだち盆の踊りの太鼓ききをり




しばらくは厠に立ちて見て居たり蜘蛛の網を張る其のたくみさを




故郷の吾が家の藪に今もなお野葡萄熟れて子等遊ぶらむ




ねもごろにまま事遊びする様を我に見られて子はためらへる




麦を刈る人にしあるか裏木戸ゆ水呑みに来も暑き日中を




夕されば子等集ひより遊ぶなり足悪き子はよく鬼となり




五月雨の晴れしさ庭の向日葵は我より高く花つけにけり




こもらひつ蝿など取りて鳥かごの頬白に食はす昼の静けさ




小笹もて牛の体の蝿追ひつつ里の童の裏路通るも




そこばくの菜を売りためし金なりと老います母ゆ送り来しかも



金丸幽逸(勇一)さんの略歴
九州療養所。『檜の影』第二集(昭和4年)『檜の蔭の聖父』(昭和10年)


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菊池恵楓園  山本吉徳さん(11)



因美線廃止となるらし施錠せしわが収容列車の走りし路線





喜びは生きてしあれば尽きぬもの虫鳴く原を妻ともとほる






死ぬる前に一瞬なりとも見ゆればと妻はわが眼を洗ひつつ言えり






人生を返せと国を訴へし気持が分る痛い程分る






音信を交せる縁者ひとりなし吾に予防法の解くる日は何時




山本吉徳さんの略歴
昭和13年生まれ。昭和28年長島愛生園に入園、新良田教室1期生。社会復帰がかなわず35年菊池恵楓園に転園。昭和37年結婚。昭和47年頃から登場した新薬リファンピシンの後遺症で34歳の初夏に失明。それを機に作歌を始め、昭和48年「檜の影」、49年1月「アララギ」に入会。『ふゆの草』(昭和61年)『檜影集』(昭和51年)『ハンセン病療養所歌人全集』(昭和63年)『すゞめの爪音』(平成10年)


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リメイクしてカレー



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昨日の肉ジャガは、水を1カップほど足し、ルーを1個入れてカレーにした。




魚ソーセージとタマネギ炒め


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熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の薄切り、魚ソーセージの輪切り、タマネギのスライスの順に炒め、ニンニク醤油とオイスターソースで味付けして出来上がり。



鯛のアラ汁
   
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千切りしたダイコとニンジン、スライスしたタマネギを鍋に入れ、水を入れ、ダシの素と削り節を入れ、煮立ったら弱火にして15秒湯通しした鯛アラを入れ、10分ほど煮て、味噌を溶き入れ、ネギをふって出来上がり。


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私のエッジから観ている風景



こんな形の「和解」なんて


この人の書かれる文章(描かれる心象風景)は、何か心に残る。


朝鮮総連銃撃事件とヘイトデモ、在特会の関係! 止まらない在日朝鮮人攻撃、NHKもテロより総連を批判


LITERAの記事は深い。そして説得力がある。



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菊池恵楓園  山本吉徳さん(10)




わが言を聞き取りくるるは妻ひとり聞きかへしつつ歌かきくるる




見て読めぬ身となりて知りぬ他愛なき同音異義語に惑ふ侘しさ





嫌ですと拒めず処方に従ひし弱さが一生の悔いとなりたり





治療薬に悪化させたる症状は無治療なりし父を凌げり





胃に残る軽管食が揺れて鳴る健康保持の腹式呼吸に






逃走を防ぐと我らに断種して所内結婚を奨励したり






入籍を望まず病む身慎ましく寄せ合ふ別姓夫婦の多し




実名を名乗りハンセン病啓発に友は奔走すロザリオ付けて





国のご厄介になるのはお前らだけでいい母は癩家族援護を拒みき





患者三百人露軍進攻に自決せしといふ旧満州の療園の秘話






密かにも詠み残されゐし歌のほか患者らの惨劇伝ふるものなく





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菊池恵楓園  山本吉徳さん(9)



幸せは吾の病を隠しては望めぬといふ姪の心よ




わが病を終に明かして結ばるるゆり子よ摑め大いなる幸を





経管食にパインの果汁を添えくれぬ今日は我らの真珠婚式




口惜しさに歯噛みをしたり盲人によくある誤解と片付けられて




犬でもいい今度生まれてくる時は強き体を乞ひ授からむ




予防法の改めらるるを見極めて死にたしと思ふわが悲願なり




飼ひ殺し法とあざける法に守られて療養生活四十年




小康にわがある幸かこの日頃妻がころころよく笑ふなり




病名の変りしのみと思はしむる癩新法に終らせないで下さい




新法に護られて此処に終るべし癒えて帰れぬ八百余名





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菊池恵楓園  山本吉徳さん(8)



苦しみは吾のみのものにあらざるか睡眠薬を妻が飲みをり




かにかくに会話の出来る聴力を残したまへな眼の見えぬ吾に




わづかにも鼻腔の痺れ戻りしか三年ぶりにくしゃみいでたり




妻にさへ聞き分けられぬわが言葉さびしくなりて口を噤みぬ




ひたぶるに吾の介護に明け暮るる妻に手を合はせ母の去にたり




アララギにひたすら学びて二十年かく病む己を失はず来ぬ




喘息の発作やうやく治まりし妻が寝息をたて始めたり






われの眼の見えなくなりていつしかも妻に化粧の匂ひ消えたり




病める身を寄せ合ひ過ぎし三十年喜びの酒管より注ぐ






深ぶかと炬燵の中に腹這いて亀になりたる如くわが居る




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肉じゃが



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熱した無水鍋にバターを入れ、タマネギのスライスを入れ、ジャガイモとニンジンの乱切りを置き、醤油、砂糖、酒、みりんで味付けし、15秒湯通しした豚肉100gを置き(ここまで混ぜない)、大さじ2の水を入れ、煮立ったら極弱火にして25分、火を消して余熱5分で蓋を開け、混ぜて出来上がり。



ネギ卵

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ざく切りしたネギを鍋に入れ、醤油、砂糖、酒、みりんで味付けし、水を1カップほど入れ、ダシの素と削り節を入れ、煮立ったら弱火にして卵2個を入れ、5分ほど煮て出来上がり。



ホウレンソウのソテー

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おひたしにした昨日の残りは、ソテーにした。

熱したフライパンにバターを入れ、ホウレンソウをほぐしながられ入れ、塩・胡椒で味付けして出来上がり。

  


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星の金貨 new

日本、年金の支給開始を70歳以上に引き上げ


文末に書かれている星の金貨さんの見解と異なる点があります。


田舎でも水道、電気、ガス、電話というライフラインは都会と全く変わらず、全てにコストがついてまわるのは都会と全く同じで、逆に都会より高いライフラインがあると思う。

田舎で野菜は自給できても、米の自給は難しい。野菜も種代や苗代から始まり、かける労力、水やり、害虫や害獣防御等を考えると、スーパー等で買う方がはるかに安くつきます。

時間給の労賃も田舎は安く、選り好みは難しいのではないでしょうか。

スーパー、銀行、郵便局、ガソリンスタンド、ホームセンター、病院へ行くにも車が不可欠ですが、80歳を超えて車の運転が危なくなれば、外出難民にもなります。

野菜作りも含めて、とにかく健康で元気でないと、田舎暮らしも甘くないです。

現在、都会と田舎の差異はほとんどないと思えます。

ぼくは携帯電話を持ったことがなく、いまだパソコンだけです。

田舎がいいというよりも、日常的に土のない(見えない)都会は、若い時はよかった(気にならなかった)が、今のぼくには住めない。

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菊池恵楓園  山本吉徳さん(7)




療養所に居て診療もままならぬ我等を医療難民と書く




もの言えば言葉とならずもの食えばのみど下らぬ末期を晒す




痺るれば唾液も喉を下り難く咳に苦しむ夜昼となく




ステロイド剤の百ミリ投与も空しかりぼろぼろの身にインスリンを射つ




十二年ぶりの逢ひなり経管栄養とりゐるわが手を母とりましぬ




突き放す事が出来れば楽といひ今日もひすがらわが傍にゐる




生きてある今日の一日を喜ばむ経管栄養喉に冷たし




欠け残る月なほ空に淡くあるといひ朝の病室に妻の入りくる




嗅覚の少し戻りて香水がほのかに匂ふ吾の枕に




病なほ治まらぬ吾をあはれむか暁の夢に父の来ましぬ




この西瓜の産地は我の故里か搾りて管より注ぎてもらふ




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菊池恵楓園  山本吉徳さん(6)


(高松宮様を悼む)
痛むのか動かぬのかと吾の手の萎えしを取りて慰め給ひし




誕生日迎へし如く収容の日を記念して酒少し飲む




面映ゆき心隠すか我の押す車椅子に乗る妻はほがらなり




生きすぎても自殺されても困るといふ医師君の言葉が脳裏を去らず





若き日の妻の笑顔が浮びくる潰えし眼に飛天の如く





わが耳の廃ふればわが背に字を書きて言葉交すとわが妻のいふ




今の吾に残る最後の治癩薬岡村ワクチンを祈りつつ射つ




唇に弛緩残してわが希ひし岡村ワクチンは休薬となる




皮下四箇所無作為に抉り取りしかど癩の活躍菌あらざるといふ




知覚ある指ひとつ欲しと切に思ふシャツの釦をはづしかねゐて




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菊池恵楓園  山本吉徳さん(5)



苦しませるために生みたる思ひすといひたる母を今宵は思ふ




茫茫と膝揺すりつつ坐りをり盲は空しきことをするかな




潰れたるわが眼の汚れを黙し拭く妻よ吾より先に死ぬなよ





癒ゆる願ひに服みつづけし新治癩薬その反応に両目失ふ




逢へる日の二度となきかも長島に父と二夜を並びて寝ぬる




古里に癒えて帰れぬ父なりき流人のごとく生を終へましぬ




二千八百二十七番戒名と言ふべき父の物故者番号




からうじて麻痺まぬがれし舌にしむ温き飯しみじみと噛む




産めざりし妻が幼子あやすがに寝につく吾の頭撫づるよ




同じ道を同じ時刻に散歩して同じ人に逢う楽し夕べは




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ダイズの煮豆


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ダイズ150gは一晩、水に浸し、戻し水を少し捨てながら圧力鍋に入れる。

ニンジンの角切りと練り製品1枚の角切りを入れ、醤油、砂糖、酒、みりんを入れ、ダシの素と削り節を入れ、強火でおもりが勢いよく回り出したら、極弱火にして25分、火を消してそのまま圧が抜けるまで放置して出来上がり。



ネギの酢味噌和え

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ネギは白い部分と青い部分をわけてざく切りする。

熱したフライパンに油を入れ、先に白い部分を3分ほど炒め、その後、青い部分を加えて2分ほど炒め、火を止めてタレ(酢、味噌、みりん、砂糖、ユズ1個の皮をすりおろし、果汁もしぼる)を入れ、混ぜて出来上がり。

ねぎの味噌和えを参考にした。



ホウレンソウのおひたし
  
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ちきゅう座


3・8千葉地裁へ 市東さんの請求異議裁判――三里塚の過酷執行と日本の農業廃業緊迫


ちきゅう座より転載させて頂きました。著者 林 一輝:市東さんの農地取り上げに反対する会


緩やかに潜行してきた日本の農家(小規模家族農業)の廃業と企業による農地のエンクロージャーは、いまや公然化し激しく進行している。そして三里塚は、この死に向けられる日本農業を象徴し、これに激しく抗っている。

高度経済成長さなかの“1968”が象徴する近代化批判と“過激行動”の中心に三里塚もあった。それから半世紀が過ぎようとしているが、そこで出されたものは根源的であって、それは今も人間社会のあるべき姿を問いかけている。(以上、文中より)


「三里塚」のことは、同世代ならあなたの記憶の中にも残っていると思います。

ほんとうに久しぶりに「小泉英政」さんの名前にふれた。

小泉英政さんの著作「みみず物語(循環農場への道のり)」と、小泉さんも係っておられる「おいしく食べよう百野菜(三里塚微生物農法の会ワンパックグループ 編著)」の2冊は手元にある。

ネットでクックパッドを見るようになった以前には、「おいしく食べよう百野菜」をよく活用した。ラタトゥユ(南仏風夏野菜煮込み)は、この本で初めて知った。


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菊池恵楓園  山本吉徳さん(4)



父の住みし病舎はここと妻いふに立ち去りがたく並び立ちゐつ




流浪の果てこの山門に病める身を連ねさらして命終へしか






吾を看つつ盛りを過ぐる妻あはれ声しっとりと丸味おびきぬ




生きてあらば楽しきこともあるといひ妻はしたたか吾が背を叩く




闇を裂く青白き光われは見つ廃ひし眼に春の稲妻




祈りても足踏みならし叫びても剥離せし眼に明暗はなし




わが生に余るめしひし悲しみを大いなる愛の証といふのか




綱はりて作られし駅の通路あゆみき癩病めるわれの収容の日に




二百四十三点の不自由度を持つうつそみの吾に出来るは飯を食ふこと




世をはばかる病を縁の妻と吾ひとつ団扇に風入れてをり




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菊池恵楓園  山本吉徳さん(3)




めしひ吾の看取りを妻に頼みたのみ花冷えの朝母のいにたり




立ち動き影さへ見えぬ曇り日は妻の声のみ追ひて暮れゆく





茶の花を嗅がしめ茶の実を握らしむ妻ありて吾に短き一日





共に病みし
藤本松夫の命むなしかりき死刑囚の再審開かれむとして思ふ





再びは見ゆるなき眼となりしいま何を心にみつめて生きむ






二十八年かかりて無菌の身となりぬ気力衰えつきたるときに






眼廃て無菌となりて喜びを分ち合へるは妻のみなりし






十八年病む身寄せ合ふ妻あれば命の限り吾も生きたし






三十余年島の療養所にひとり生きし盲の父の遂に逝きたり





うかららのために自ら除籍して島に逝きたる父あはれなり




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菊池恵楓園  山本吉徳さん(2)



やせ畑の土にまみれて生くる母かたときも数珠をはなさず




身じろぎをすれば溢るる悲しみに身を堅くして夜をあかしにき






手を引かれ吾が歩みゆく辻辻に音色わかちて鳴る盲導鈴






われの眼の再び見ゆる日結ふといふ妻の黒髪腰に届きぬ






戸籍名と匿名ふたつを使ひつつ療園に二十四年は過ぎつ






無気力と怠惰に慣るるみづからの心を恐れ白杖を取る






よろめきて支えに握りし夏草に匂ひ親しき蓬草ありつ






まろき顔笑ひ崩して夢にたつ汝を今一度この眼に見たし






妻の手にいざなはれつつ父の手を取れど別るる言葉の出でず




相病めばこの日が終の別れとも思ひて老いし父と別れつ





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キャベツの酢醤油



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熱した無水鍋に細目にざく切りしたキャベツを入れ、生姜1片をすりおろし、煮立ったら極弱火にして5分、火を消して余熱5分で蓋を開け、1分湯通しした小魚を入れ、大さじ各2の酢と醤油を入れ、大さじ各1のみりんと酒を入れ、混ぜて出来上がり。



豚肉とタマネギ炒め

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熱したフライパンに大さじ1の油を入れ、ニンニク1片の薄切り、15秒湯通しした豚肉100g、タマネギの順に炒め、生姜醤油で味付けして出来上がり。



味噌汁
   
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ダイコンとニンジンの千切り、タマネギを鍋に入れ、水とダシの素と削り節を入れ、煮立ったら弱火にしてハクサイのざく切りを入れ、10分煮て味噌を溶き入れ、ネギを入れて出来上がり。


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Peace Philosophy Centre


終戦記念日に寄せて
━被害者である前に加害者だった━
(小林はるよ)


学校の教科書には、このような視点は皆無(書かれていない)だし、終戦記念日のマスコミの論調にも、こういう視点からの解説は読んだことがない。


だから、被害者感情しか育たない。


教科書にも載らず、毎年の終戦記念日でもマスコミは加害の現実は無視している。


こういう歴史認識を許容する日本とは、いったい何だ!


平和とは「願うこと」でも、「祈ること」でも、「思うこと」でもなく、一人一人が、自分なりの方法で、小さな行動に立ち上がること。


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菊池恵楓園  山本吉徳さん(1)



日の光の入らぬ左眼の諦めがたく日の照る窓に寄りて試む




芒の穂も曼珠沙華の花も咲きたらむ歩みてみたし虫の鳴く野を





月の出を知らせる妻の声につれ仰げどわれの眼には入りこず





めしひたる吾をいざなひ歩みくるる腕より妻の温み伝はる





堕したる吾子は七つになるべしと妻と語らふ癩の病舎に





治癩薬ただのひとつも受けつけぬ崩えゆく吾が身を呆然と撫づ




病む吾とみまもる母の乗りたれば客車の扉に錠下ろされつ




わが育ちし村の人等のごとく崩えゆく吾を家を避けにき




療養所に行くわが自動車に縋りつき泣きくずれたる祖母よいま亡し




崩れゆく病の父を連れ母は四国巡礼に出でてゆきにき



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菊池恵楓園  入江章子さん(7)




わが内の声を写せといふ言葉あり乏しきわれを真夜になげかふ




澄み果てし空にむかひて歌うたふ処女の一群あり枯原のなか




ねむごろに見舞ひの言葉のべ草葉厚相は予算削減の事実にはふれず




病む父のことにて争ふ祖母と母をかなしみ記す姪の日記は




吾ら夫婦に子供のなきを姪ら問ふ一夜泊りてしたしみしとき




己れより出でし汝の病と嘆きゐし父の亡きことも今の救ひか




看護りあふといふ言葉美しければにくみあひまた苦しみて守り来りぬ




瓶にさす柳の枝の蓑虫の生きゐて或る夜蓑のまま這ふ




入江章子(吉村章子)さんの略歴
大正11年三重県上野市生まれ。昭和15年三重女子師範在学中に発病。長島愛生園に入園。「萩の花」に参加。戦争中は退所して軍需工場に動員。昭和20年再入所。昭和24年菊池恵楓園に転園。伊藤保、津田治子らと出会う。「檜の影」「アララギ」入会。昭和27年入江信と結婚。昭和33年吉村章子の名前で「未来」に入会。長い空白の後、入江章子名で「未来」再入会。「牙」に参加。昭和57年度「未来賞」受賞。
森岡康行は実弟。『菴羅樹』(昭和26年)『陸の中の島』(1956年)『海雪』(昭和35年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)『青天』(昭和62年)『辰砂の壺』(平成11年)



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菊池恵楓園  入江章子さん(6)



病みしより名を変え素性を秘しきてかくしおおすか米寿の爺は




襖越しに死んでくれよと長兄の言いいし声の耳を離れず




小学校卒えしばかりに家出づるを隠れ見送りいしははそはの母




徴兵検査の前に戸籍を移したりみずからのため家族らのため




らい予防法の象徴たりしコンクリートの壁を壊すと鉄球打てり




叫びたき思いに堪えて口つぐむ帰還兵君の長き沈黙




ビルマ戦線より辛うじて生還せし兵のやがて自裁す十年を経て




骨になりても帰りたしとは思わねど死たる後は後のことにて




味噌汁に浮かす青葱刻むとき嗅覚薄るる君を哀しむ




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ダイコンのバターポン酢



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熱したタジン鍋にバターを入れ、1センチ余りに厚切りしたダイコンを入れ、煮立ったら極弱火にして25分、火を消して余熱5分で蓋を開け、裏返してポン酢をかけ、強火で1~2分煮つめて出来上がり。



ハクサイの蒸し煮

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熱した無水鍋にざく切りしたハクサイを入れ、削り節を少しふり、ニンニク醤油のニンニク2片を薄切りして入れ、ニンニク醤油で味付けし、大さじ2の酒を入れ、煮立ったら極弱火にして10分、火を消して余熱5分で蓋を開け、混ぜて出来上がり。
  


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私のエッジから観ている風景



「私は誰なんだろう」と思う島


いつものように「晴天とら日和」さんのブログをスクロールしていたら、ふと、このフレーズに目が止まり、開いた。


昨晩は竹島のことが、訪問先のテレビに出ていて、「島」という言葉がオーバーラップしたかも知れない。


この島の問題こそ「両論併記」をしてもらいたい。一方的に日本側の主張だけ聞いていたのでは、隣家や隣人や隣国との関係は、決してうまくいかない。


そして、ブログ記事の「私は誰なんだろう」に呼応して脳裡に浮んだのは、どこからきて どこへゆくのか・・・というフレーズだった。




手は汚れていた。

けれど

水は

━━澄みきった深さ

しびれるほどの

生命の波紋で美しかった。


水は天に投げ、地に叩きつけても砕けなかった。

光を透かし

緑を匂わせていた。


どこからきて どこへゆくのか。

けれど

この胸の渇きのほど

水は生れ

無限に ほほえむかのように流れていた。

(長島愛生園 志樹逸馬さん)




この詩の中にある「どこからきて どこへゆくのか」というフレーズだった。


私は(そしてあなたは)、どこからきて どこへゆくのか



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菊池恵楓園  入江章子さん(5)



みずからを死にそこないと思う日に隣の猫が覗きて行けり




髪白くなりし頭を包まむか帽子をもとむ余るいのちに




人よりも少しおくれてわが拾う骨が鳴るなり壺の中にて




キリシタンにあるもあらぬも天草の一揆は興るべくして興る




治療薬プロミンが世に出でしより法改正を待ちて四十年過ぐ





形骸化せしと謂えども法は法にてこの四十年われの四十年




老い迫るこの年ごろにようやくに解き放たるる囚人に似る




隔離さるるこの身がときに療園の秩序乱すと追放の罰




名のなくて花の絶えざる一揆の墓祖母は拝みき行きと帰りに




老母の背を擦るに背の骨の五番目あたり尖りて曲がる




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菊池恵楓園  入江章子さん(4)



アメリカの新薬プロミンを試むと若く気負いきかの日日の君




青芝のこの丘に来て鼻欠けの石人とわれ風に吹かるる




抱き起こす君の背中の薄くなり手応え軽し昨日より今日




じっとりと額に汗のにじみおりいのちの際のうつしみの汗




喉に詰まりし餅のとれて小康の芝精あわれその夜半に死




木の陰に憩えるごとく置かれいし自動車の中にて男自裁す




閃光のごとく浮かびて失せたりし短歌の初句の再びは来ず




土屋文明の短冊一葉歌びとの亡き幾人の手を経てここに




この夕べ巷の音にまじりゆく托鉢の鈴ひとつ澄みつつ




おさな子が夢より覚めて涙ぐむ小さき宇宙をいだきはじめり


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菊池恵楓園  入江章子さん(3)



有明の海の浅蜊がをりをりに朝の厨に潮吐く音す




アララギ会費七十銭に苦しみし石川孝若く死にたり




涙壺と言える器にこぼさるる男のなみだというもあるべし




大晦日から元朝にかけて逢いに来るこの人もまた寂しきひとり




夜の九時過ぎて市電を待ちてをりこの世の外に立てる思いに




特高に追われし君が療養所に職を得たりしよりの交り




療園にわが棲み古りて係れるまた一人亡し冬木原みち




刑死せし藤本松夫その遺族を今に見守る弁護士君は




山の端を離るる大き月の面を連れて列なり帰る夕鶴




右の耳病みたればとて聞こえよき方に手招く犀川医師は


犀川医師は長島愛生園にもおられて、愛生園を辞めるという話が伝わった時、入園者千七百名が署名して、厚生大臣宛に留任をお願いしたそうですが、こんな例は他にないそうです。(加賀田一さんの「いつの日にか帰らん」の犀川一夫先生


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グラタン



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熱した無水鍋に薄切りしたジャガイモを入れ、大さじ3の水を入れ、煮立ったら極弱火にして25分、火を消して余熱5分で蓋を開け、塩・胡椒をしてつぶす。

耐熱皿につぶしたジャガイモを入れ、昨日の残りのホワイトシチューをかけ、とろけるチーズ各1枚を置き、冷凍して粉々にしたバジルの葉をふり、220度で余熱したオーブンで15分焼いて出来上がり。

  


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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