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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  島洋介さん



踏みしめる義足へ重い春の泥




透明の隔絶金魚突如狂う




美しい墓標よ丘の誘蛾灯




水蜜桃ほのかに愛が呼吸する




あばら骨数えて夏よさようなら




届かない枝で無花果よく熟し




何もない明日へ時計の捻子を巻き




封切れば故郷の桜こぼれ落ち




小包の
しわを伸ばした郷土版




お見舞のりんご二月の陽を弾き




蓑虫の殻を出る如ギブス脱ぐ




母の齢かぞえ不幸の日を数え




騙されてやろうに嘘がまずすぎる




夕食4時寮は寝るべし忘るべし



島洋介さんの過去記事



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栗生楽泉園  五津正人さん



見えぬ目のカルテにペンの走る音




無意識に花に向けてゼロの視野




電話今日鳴らず孤独の点字打つ




点字読む指がつぶやく誤字誤植




見えそうな義眼確かに夢が見え




盲眼に青々と聞く風の音




独酌の私語を聞いてる膝小僧




元気でね娘が津軽弁置いてゆき




父さんと呼ばれて婿と酌み交わす




娘夫婦帰して貝になる手酌




酔う程に娘に見透かされいる威厳




闘病のねがい親娘で暮らせる日




年一度来る娘へ親の顔になり




父と娘の絆電話の白い距離



五津正人さんの過去記事



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ブリの照り焼き



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正月(年末)だけ、いつもの「アラ」ではなく「切り身」を買う。

レンジで半解凍してさっと水洗いし、15秒湯通しする。熱したフライパンに大さじ1の油を入れ、ブリに片栗粉をまぶして入れ、蓋をして極弱火で7分、裏返して7分、再度裏返し、タレ(醤油、蜂蜜、酒、みりんを各大さじ1)をブリにかけ、2分ほどして火を消し、余熱5分で出来上がり。

こってりふわふわ☆ブリの照り焼き」を参考にした。





ホワイトシチュー

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熱した鍋に大さじ1の油を入れ、ニンニク1片の薄切り、ハムの角切り、タマネギのスライスの順に炒め、ニンジンとジャガイモの乱切り、シイタケのスライスを入れ、全体に油がまわったら火を消し、小麦粉大さじ2~3を入れて30秒ほど混ぜ、牛乳1カップ半と水2カップ半を入れて強火で、煮立ったら弱火にしてコンソメ2個を入れ20分煮て胡椒で味付けして出来上がり。

シチューの素はもういらない!これでOK」を参考にした。

うっかりしていたが、一昨日作ったポトフとそっくりで、牛乳を入れるか入れないかだけの違い。




ホウレンソウのおひたし

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ホウレンソウは根元から入れて30秒、茎葉の部分も浸して1分茹でて冷水にとり、ざく切りして水気をしぼると出来上がり。カツオブシをふり、醤油で。





ホワイトシチューのグラタン

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食パンを焼いて半分に切り耐熱皿に入れ、ホワイトシチューをかけ、とろけるチーズと粉チーズをふり、オーブントースターで8分ほど焼いてチーズが溶けたら出来上がり。

食パンがしわかった。焼いた食パンなら一口大に切ったほうがよかった。

     


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松丘保養園  茅部ゆきおさん



停年のない療養のはかり飯




堂々と生きる権利の毛虫這う




断種して男の虚勢つかれたり




洗面の残り湯義肢の足袋洗う




義足とは知らず落葉のからみつき




背伸びする義足の膝の固い音




ロマンスもあった義足の足袋洗う




草むしる花壇の中の妻も義肢




妻も義肢寄りそう青葉風もよし



茅部ゆきおさんの過去記事


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長島愛生園  岡 生門さん



あゝ「断種」そこで次々佇ちどまり




人がひく霊柩車なり歩く列




連れた気の歩幅が妻に連れられる




引越しへ猫は荷物の上で揺れ




小豆島見えたあの日へ眼鏡ふく




汁椀へライスカレーを盛る雑居




病妻の耳をとらえたコマーシャル




鉢巻を医者にもさせた薬事法




きな粉の香故郷の畑の土を恋い




ふるさとを知りたいアンテナ高うはり




涙ぐむ自己紹介で子とわかり




年金へきれいに並ぶ長い列




生き伸びる命を包むオブラード




アルバムをぱたんと閉じて寝る失意




木枯らしよ騒ぐな蕗のそばは春




初春を地球を踏もう菌はゼロ




春闘のように女房は春の風邪




妻病んで桜の下の座をはずし




土筆つくしにも昇って遊ぶ蟻家族




生きなんと苔はちっちゃな花をつけ




鉢の松曲げて整型とは哀し




古手紙焼いて墳墓の地と定め



岡 生門さんの過去記事



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揚げ出し豆腐



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熱したタジン鍋に大さじ1の油を入れ、半分に切った木綿豆腐に片栗粉を付けて入れ、極弱火で5~7分ほど煮て裏返し、ネギをたっぷりふり、タレ(出し汁大さじ2、醤油大さじ2、みりん大さじ1を混ぜる)を豆腐にかけ5~7分煮て火を消し、余熱5分で出来上がり。

簡単すぎ?フライパン一つの揚げ出し豆腐」を参考にした。



リメイクしてカレー

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昨日のポトフはルーを2個入れ、10分ほど煮込んでカレーにした。



ダイコンの蒸し煮

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熱した無水鍋に大さじ2の出し汁を入れ、1センチほどに輪切りにしたダイコンを置き、スライスしたシイタケをふり、極弱火で25分、火を消して余熱5分で皿にとり、ポン酢をまわしかけて出来上がり。

「うまうま☆大根ステーキ(バタポン味)」を参考にした。

  


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松丘保養園  遠藤芳富さん



指先に光り集めて読む点字




眼を病んで音の世界に強く生き




女医許すたった一切れ餅が焼け




病棟の無事を見守るような星




医者までが病人じみて梅雨つづき




死ねば要る金を瞼の裏へ置き




三分粥五分粥となり起きてみる




聖堂へ来た野良猫を叱りかね




咳一つ深夜の壁にはねかえり




口先のように吾が足はかどらず




バラ匂う庭へ看護婦肩を貸し



遠藤芳富さんの略歴
松丘保養園 大正9年3月山形県生れ。昭和24年北柳吟社入会。『浮雲』第二集(昭和35年)『浮雲』第三集(昭和45年)『浮雲』第四集(昭和55年)に採録。



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栗生楽泉園  松岡あきらさん



紙に書く反省風にとばされる




本名が小さいへその中に住む




古写真褪せても過去を温く抱き




好き嫌い分け合い食堂皆家族




率直でない義肢に靴下変えてやり




靴下の穴から義肢の油汗




ふるさとの道をカルテがとおせんぼ




片減りの靴に私の性を見る




老いの日々はずまぬまりを持たされる




終着の駅か窓辺に青い月




本名の顔して名札五十年




上州の風が故郷を吹きちぎる




闘病記濃淡のあるペンの色




枯れてなおすすきがゆれる里心



松丘あきらさん過去記事



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ポトフ



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熱した鍋に大さじ1の油を入れ、ニンニク1片の薄切り、ベーコン1連の細切り、タマネギのスライスの順に炒め、ニンジン、ヤーコン、キクイモの乱切りを入れ、全体に油がまわったら4カップの水を入れ、煮立ったら弱火にしてコンソメ2個を入れ、20分煮て胡椒で味付けして出来上がり。

野菜がとろける!簡単ポトフ」を参考にしている。このレシピの「つくれぽ数」は4224件と出ていた。簡単でおいしい。



ニンニクライス
   
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フライパンに大さじ1弱の油を入れ、細かく切ったハム、粗みじん切りしたニンニク醤油のニンニク4個の順に炒め、大さじ2のニンニク醤油で味付けして火を止め、ご飯を入れ、弱~中火でご飯が具材となじんだら出来上がり。


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松丘保養園  山野辺昇月さん



二月の陽母の慈愛に似た温み




ラジオから蹄の擬音春を呼び




夢で呼ぶ母の名こだまにもならず




父の忌に父の酒癖などにふれ




妻の語に打ちのめされる二日酔




眼の見える幸代筆のペン握る




病棟の軟禁に似た窓の月




脛かじる子の無い脛を蚊に刺され




トンネルをまだ抜け切らぬ僕の汽車




視野ひろく持てと瞬く星の数




日向ぼこ盲いの上衣うら返し




木枯が駆け足でゆくトタン屋根




代筆の出来る手と目を感謝され




毎日の吹雪を愚痴る津軽弁




ふり向けば後につづくは風ばかり



山野辺昇月さんの過去記事


山野辺昇月さんの過去記事



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栗生楽泉園  村松加代子さん



み仏に灯もあげられぬ手で拝む




里帰り行けぬ自分に言いきかせ




見えぬ目でする宮様のお見送り




木枯らしが隙間をはいる部屋で病む




まないたの音コトコトと母恋し




蚕飼う父母をたすけた手も萎える




ラジオから聞く故里へ耳をたて




夢の中だけ故郷に行き友に逢い




まひの手で新調の服なでて見る




風鈴の音色変って秋の風




整形の指にもうまい蓬餅




里の風染みた土産を手に受ける



村松加代子さんの略歴
栗生楽泉園 大正7年1月長野県生れ。昭和41年1月「高原川柳会」入会。『ふるさとを捨てて』(昭和47年)『合同句集高原』(昭和57年)に採録。


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フライパンピザ 失敗

  
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ボールに薄力粉100g、ベーキングパウダー、砂糖、サラダ油少々を入れ、40度ほどのぬるま湯を入れて混ぜる。2~3分こねて丸め、生地が乾燥しないようにラップをする。

ピザソース(ケチャップ大さじ3、マヨネーズ大さじ1、醤油小さじ1、ニンニク1片のすりおろしを碗に入れ混ぜる)を作る。

トッピング(キャベツを手でちぎり、タマネギのスライス、ハムの細切り、とろけるチーズ)を用意する。

熱したフライパンにバターを入れ、ラップをとった生地を手でのばし、弱火で3分焼いて裏返し、ピザソースをぬり、トッピングを置き、極弱火で20分、火を消して余熱5分で出来上がり。

ランチに☆発酵なし簡単♪フライパンビザ」を参考にしたが失敗だった。ピザらしくなくお好み焼きのようになった。次回は違う方法で。



ヤーコンの甘酢漬け

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先に甘酢を作っておく。鍋に出し汁180CC、酢120CC、蜂の巣(砂糖なら50g)を入れて火にかけ溶かす。

ヤーコン600gは皮をむいて1センチ幅ほどに切り、1分茹でて冷水にとり、瓶に入れる。冷めた甘酢を濾し器で蜂の巣をこしながら注ぎ、生姜1片をすりおろすと出来上がり。明朝には食べれる。



ハクサイと鯛アラの煮物

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鍋にざく切りしたハクサイとシイタケを入れ、醤油、蜂蜜、酒、みりんで味付けし、強火でハクサイが半分ほどにめたったら、弱火にして15秒湯通しした鯛アラを置き10分煮て全体を混ぜ、さらに5分煮て出来上がり。




ダイコンの柚子漬け

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ダイコン2本(合計2キロ)は皮をむいて3等分し4分割して樽に入れる。

ダイコン2キロに対して蜂の巣(砂糖なら400g)、塩100g、酢2分の1カップを入れ、柚子1~2個の果汁と皮を入れ、重い重しをする。

明日、水が上がっているか確認し、よく混ぜて6日間漬けると出来上がり。



シュンギク入り卵焼き

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卵3個をボールに溶き、醤油と砂糖で味付けし、熱したフライパンに油をひいて流し入れ、細かく切ったシュンギクを入れて蓋をし、表面が乾いたら巻いて火を消し、余熱3分で出来上がり。



黒豆の煮物

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黒豆は8時間ほど水に浸しておいた。戻し水ごと圧力鍋に入れ、醤油小さじ1と蜂の巣を目分量で入れ、強火でおもりが回り出したら極弱火にして20分、火を消して圧が抜けるまでそのまま放置して出来上がり。「簡単おせち★材料3つの黒豆」を参考にしている。簡単でおいしい。
  


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栗生楽泉園  五津正人さん



食べて寝る暮らししあわせとは哀し




本心を明かす言葉の接ぎ穂選る




独酌の極楽過去を呼び戻し




逆境は言うまい杖にあるリズム




朱の丸の重さ句作に湧くファイト




喜びを憂さを点字に打ち刻み




年一度来る娘が炊いた飯の味




故郷の話うなずくだけの親




誕生日娘に声だけのプレゼント




作句欲湧かんのんのん雪積もる




友葬る高原の雪重すぎる




豪雪の重みに杖も耐えて生き




巣づくりの如く独りの布団敷く



五津正人さんの過去記事


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栗生楽泉園  南条ますみさん



人生の半ば国費の飯を食い




沈む日の孤独をさらに深くする




目がさめて今朝の視力を確かめる




自分では見えない手相抱いて病む




新しい鏡へ笑顔して見せる




祝うほどめでたくもなし誕生日




前向いて歩けと風が押してくれ




千羽鶴の奥に居る神信じよう




声だけの姑に夫を頼まれる




消えそうな視力で生き甲斐を捜す




心だけ故郷へ帰る眠れぬ夜




指先だけの知覚頼りに湯を使う



南条ますみさんの略歴
栗生楽泉園 大正15年埼玉県生れ。昭和47年1月「高原川柳会」入会。『ふるさとを捨てて』(昭和47年)『合同句集高原』(昭和57年)に採録。



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煮魚とサトイモの煮物



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帰りが遅くなったら、家人がすでに作っていた。カワハギという魚と、サトイモと豚肉の煮物。カワハギの上にのっているのはシュンギク。


夕飯のレシピは考えて出かけたが、これは明日にまわす。


レンジが新しくなり、オーブン料理(主におやつ作り)ができるようになった。


おやつ作りに使える野菜は、
春夏野菜ではジャガイモ、ニンジン、ナンキン、ルバーブの4種類があり、秋冬野菜ではジャガイモ、ニンジン、サツマイモ、ヤーコンの4種類がある。


蜂蜜と卵と野菜が自給できるので、薄力粉、強力粉、ホットケーキミックスを買っておけば、簡単におやつ作りができる。中でも「蜂蜜」を自給できだしたことが、おやつ作りのはずみになっている。


クックパッドで検索したら、「強力粉」と「とろけるチーズ」を買っておけばピザも比較的簡単にできそうだ。


夕飯の献立は、常時ある15種類ほどの野菜を頭の中で暗唱しながら決めるが、使いこなせるレシピ数が少なく、ワンパターンの繰り返し料理になっている。この冬の農閑期(1月~3月中旬)には、クックパッドを検索してレシピ数を増やしたい。


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邑久光明園  中山秋夫さん



遠花火忘れたいこと多い夏




見殺しにできぬ自分を見て老いる




自我の海水平線のない視界




またしても聖書斜めに読む迷い




遺句集の重さ麻痺の手に計る




卵割るたった独りの朝の音




云うならばマンガひとコマ程の性




待つことに慣れたこの世の待ちぼうけ




昼の月鶴になってる薬包紙



中山秋夫さんの過去記事




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長島愛生園  辻村みつ子さん(4)


辻村さんの句は斬新で情熱的。

俳句と川柳も季語があるかないかだけで、違いを感じない。今までのところ、川柳の方がわかりやすくて親しみやすい。


ひとり旅北はやっぱり淋しすぎ




水色の夢を残して君遥か




美しい女男を語らない




折れそうな女が花に添え木する




ゆれている手鏡罪に気がつかず




束の間の哀なら泣いて済むものを




濁り川女ばかりが流される




耐えきれぬ時には帯を締め直し




ハンカチを振ってちぎれていった日よ




陣痛の呻きも知らぬ病葉よ




曇天に日傘ひろげて行く女



辻村みつ子さんの過去記事


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背筋運動 その後



背筋運動
がまだ続けれている。とてもありがたい。

必要に迫られていたから。

20~30年という年月の経過をかけて悪化したものは、元には戻らないかも知れないが、これ以上悪化させない現状維持が必要。

こういう状況は医者では治せない、薬でも治せない、自分で治すしかない。生活習慣病だから。


この運動が自分に合っているのかも知れない。ネットで検索した「背筋運動」に出ていた5つの姿勢を30分ほどかけて3~4回繰り返している
(1)費用は1円もかからず
(2)プールや体操教室に出かける時間もとられず
(3)自分のペースで

風呂上りで血行がよい時の寝る前にしている。


1日30分の異質の時間をもつことが、他の23時間半の時間を支えてくれる。つまり1日30分の身体をほぐす運動が、他の23時間半にわたって気分よく身体が動かせる。本当にありがたい状況である。


あなたも、風呂上りの寝る前に「身体をほぐす運動」してみませんか。

還暦が過ぎた百姓仲間に吹聴しようっと・・・


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紫芋を使った3品



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紫芋4~5本を輪切りにして無水鍋に入れ、大さじ4の水を入れ、強火でよく煮立ったら極弱火にして25分、火を消して余熱5分で蒸し上り。


紫芋のグラタン

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レンジが新しくなったので、久しくご無沙汰していたグラタンを作りたくなった。以前のレンジは古くてオーブンの使い方がよくわからなかった。

蒸した紫芋の一部をグラタン皿に入れる。

熱したフライパンにバターを入れ、ハム、タマネギの順に炒め、火を止めて大さじ3の薄力粉を入れ30秒ほどよく混ぜ、次に牛乳2カップを入れ、コンソメ1個を刻んで入れ、胡椒で味付けし、中火で5~7分煮込むとホワイトソースの出来上がり。

このソースをムラサキ芋の上に等分に入れ、ピザ用チーズをのせ、粉チーズも少しふり、あらかじめ250度に余熱しておいたオーブンで15分焼いて出来上がり。「農家のレシピ・簡単☆ポテトグラタン」を参考にした。




紫芋のコロッケ

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グラタンに使った残りの芋はボールにとって熱いうちにつぶし、一部はコロッケにした。

冷めてから丸め、薄力粉をまぶし、熱したフライパンに大さじ1の油を入れ、極弱火で裏表5分ずつ焼いて出来上がり。ケチャップとソースで。




紫芋のケーキ

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つぶした残りの芋に蜂蜜を目分量、牛乳50CC、オリーブ油小さじ1、溶き卵1個、ホットケーキミックス100g、塩少々の順に入れ、そのつど混ぜる。

型にクッキングシートを敷いて入れ、180度に余熱したオーブンで35分焼いて出来上がり。「HMで簡単♡さつま芋ケーキ」を参考にした。

薄力粉でなくホットケーキミックスを使ったら、こんなにふっくら焼けるのか?






ホウレンソウの柚子しぼり寿司

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まず、シイタケを佃煮風に煮た。鍋に「ダイズの煮豆」の残り汁を入れ、醤油、蜂蜜、酒、みりんで味付けし、煮立ったらスライスしたシイタケをいれ、再度煮立ったら弱火にして汁気がなくなるまで10分ほど煮る。


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小魚は15秒湯通しする。


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ボールにご飯をとる。

お椀に柚子しぼり果汁と酢と蜂蜜を入れ「寿司酢」を作る。寿司酢をふり、シイタケの佃煮の一部をふり、小魚をふり、昨日のホウレンソウのおひたしの残りを細かく切って入れ、ミョウガの甘酢漬け3個を細かく切って入れ、混ぜて味ききして出来上がり。

味が薄かったら、少し残した寿司酢を加えるか、寿司酢に蜂蜜を入れて加える。
  
  


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多摩全生園  田畑馬邑さん



盲こそこそ二日何やら洗ひ干す




茶の花や寝てろといふにまめな妻




ひび薬擦り込み貰ふ指無き手




猫も犬もひとつ飯喰ひ春の虹




駈ける駈ける若き師も癩いわし雲




人或は逝きまた娶り蕗のとう




飾り雛見えねど向ひ坐りけり




虫干しといふも点字書二三冊




人の死はやがてわがこと隙間風



田畑馬邑さんの略歴
多摩全生園 群馬県生れ。『句集冬銀河』(昭和49年)『句集芽生』(昭和32年)に採録。



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多摩全生園  氏原 孝さん



離籍さる空しく翅打つ梅雨の蝶




沢に秋風石仏と我耳そばだつ




生き来し幸無菌の手もと野菊に触れ




枯野の中一樹救ひのごと立てり




新樹の森こんもり無菌の指鳴らす




青松葉噛み晩春の望郷台




寒夕焼河一とすじの父母の里




父母なき故郷七里ヶ浜に岩つつじ




母郷なり心の天へ草矢射る




病む耳が顔につきをり枯木の瘤




枯木立つ奪はるるもの奪はれて




表裏なき天の夕焼告白す




石投げて湖上の秋を確かめる



氏原 孝さんの過去記事



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タジン鍋



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タジン鍋(無水鍋の一種)に手でちぎったキャベツを敷き、薄切りしたニンジンとキクイモを置き、スライスしたシイタケを置き、歳暮でもらったハムを薄切りして置き、胡椒で味付けし、最初は中火くらいで、4~5分して煮立ったら極弱火にして20分、火を消して余熱5分で出来上がり。ポン酢で。


下敷きに菜っ葉類(キャベツ、ハクサイ、ミズナ等)を置けば、水を入れる必要はない。下敷きが根菜だと焦げることがある。


ハム以外に、15秒湯通しした魚のアラや豚肉を置いてもよい(どちらも蒸し煮)。野菜に味がしみておいしい。




ホウレンソウのおひたし

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カツオブシと醤油で。
  


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多摩全生園  吉田 万さん



洗い髪束ねて癩に生きる構え





飛ばす草矢病みては青春期を知らず




人忘じがたし天指す冬けやき




盲いなべて守銭奴囲ひ葱伸びる




白杖とれば其処に吾あり
ヒキガエル




求道や地に落ちて朱を尽す柿




振り返る者に夕日の遠枯木




もう会へぬ母よ冬日の有刺線




舌に溶ける新薬五月風生まる



吉田 万さんの過去記事




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多摩全生園  宇田川涙光さん



ちんば雀今朝庭になし原爆忌




花八つ手無骨の医師が慕はれゐて




再会の日無し大樹の雪落つる




子には会ひたくない暮しにて
かぶと




来るなと書き破り棄てたり
ふきのとう




かくれ身のクルス離さず遠雪崩
(注)クルスとは十字架




近づける喜寿シャボン玉光り飛ぶ




梅寒しカンパに異論ある盲い




骨堂の錠開く音や百日紅さるすべり




蓑虫や仮名脱ぎ世に出るはいつ




一生を仮名に生きて松の芯




点書一冊生くべき道に青すだれ




一人居て一人の浄土水中花



宇田川涙光さんの略歴
多摩全生園 東京都生れ。『句集芽生』(昭和32年)『句集冬銀河』(昭和49年)に採録。



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クリスマスの手作りおやつ3品


にんじんケーキ


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まずは先日も作った「簡単おやつ♪にんじんケーキ」を参考にして、ボールにニンジン200gをすりおろし、薄力粉150gとベーキングパウダー小さじ1、シナモン少々をふって混ぜ、溶き卵1個と蜂蜜を入れ、今回はオリーブ油大さじ1も入れて混ぜた。

型にクッキングシートを敷いて流し入れ、180度のオーブンで40分焼いて出来上がり。



ヤーコンういろう

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まずヤーコンを3~4個(大きければ1~2個)すりおろす。

ボールに牛乳150CCと、すりおろしたヤーコン果汁150CCを入れ、蜂蜜を入れ、薄力粉100gを入れて混ぜる。液を網杓子で濾しながら容器に入れ、ラップをしてレンジ(600W)で7分加熱する。

少し冷めたら冷蔵庫で2時間ほど冷やして出来上がり。「レンジで簡単♪ヤーコンういろう」を参考にした。



ヤーコンの蒸しパン

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ヤーコン果汁を取り出した残りのヤーコンに、薄力粉100gを入れ、ベーキングパウダー小さじ1と蜂蜜を入れて混ぜ、沸騰して湯気の上がった蒸し器に入れて強火で10分蒸して出来上がり。「しゃきしゃきむっちむち♪ヤーコンの蒸しパン」を参考にした。

量が多かったので2回に分けて蒸した。ヤーコンを入れるカップがなかったので、ニンジンケーキに使ったクッキングシートを9枚ほどに小さく切り、スプーンでその上に置いた。

ヤーコンういろうとヤーコンの蒸しパンはセットで作る。理由は、ヤーコン果汁はういろうに、残りをヤーコンの蒸しパンに使うことで、ヤーコンが無駄なく使い切れる。



   
大豆の煮豆

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緑大豆は一晩、水に浸しておいた。圧力鍋に戻し水を少し捨てながら入れ、出し汁を加え、同じ大きさに切ったニンジン、ヤーコン(ヤーコンは煮崩れしない)、シイタケを入れ、醤油、蜂蜜、酒、みりんで味付けし、ごま油を数滴入れ、最後にまた水加減を見て、少なければ出し汁を補充する。

強火でおもりが回り始めたら極弱火にして20分、火を止めてそのまま放置して出来上がり。



ブロッコリーを茹でる

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マヨネーズで。
   


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菊池恵楓園  原田美千代さん



銀河更け寮の灯一つづつ消ゆる




焚火よく燃えてゐるらし杖とどむ




銭失せし事にこだはり日短




片蔭を感じて杖をゆるめけり




林檎むく手もと見られてゐる感じ




梅活けてみとらるる人みとる人




ふれてみる木蓮肩にばさと落つ




惜別のそのとき梅雨の晴れしこと




見えぬ目に眼鏡をかけて日焼して




座をはづすべきやいなやと
いろりに迷ふ




春愁や身におぼえなき事なれど




雛の灯のほのかに見ゆる視力かな
(注)雛の灯とは雛飾りの一つ




やはらかく杖に觸るるは草萌か




見えねども雛の前を去りがたく




葉櫻の影感じつつ杖運ぶ




指先に飛びつく
點字てんじ賀状讀む




焚火の輪笑はせてゐる盲かな



原田美千代さんの過去記事



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栗生楽泉園  室岡喜久平さん




手を打って盲ばかり落葉舞ふ




強東風の夕日を明日の光りとも




盲導鈴鳴らず炎天濁るかな




火を埋めて音信無きを語らざる




癩の手に数ふ小銭や冬畳




着ぶくれし盲に似たり夕雀



室岡喜久平さんの略歴
栗生楽泉園 大正9年新潟県生れ。昭和16年入園。『句集花鳥山水譜』(平成元年)に採録。


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タラと根菜の蒸し煮



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無水鍋に出し汁を少し入れ、醤油、蜂蜜、酒、みりんで味付けし、煮立ったら乱切りしたダイコン、ニンジン、キクイモ、シイタケを入れて混ぜ、極弱火にして15秒湯通ししたタラを置き25分、火を消して余熱5分で出来上がり。



ホウレンソウのゴマ和え

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ホウレンソウを根元の方から入れて30秒、茎葉の部分を浸して1分茹でて冷水にとり、ざく切りして水気をしぼる。ボールに醤油と蜂蜜を入れて混ぜ、ホウレンソウをほぐしながら入れて混ぜ、すりゴマをふり混ぜて出来上がり。


無水鍋は極弱火の調理なので、余熱時間も入れて30分ほどかかるが、その間にほうれん草のおひたしをしたり、ダイコンの柚子漬けを樽から出したり、散らかったものを片付けたりできるので、2~3品のおかずが出来上がる頃には、洗い物も終り、たいてい「片付いて」いる。


昼に作ることも多く、夜だけとかに炊事時間を決めていない。何か1品すでにできていることが「余裕」につながる。


農家なので、ホウレンソウのおひたし等、いつでも簡単にできる一品があるので助かる。


ラッキョ漬け、梅漬け、ダイコンの柚子漬け、ヤーコンの甘酢漬けの常備品もある。


歳暮でもらったハム(ベーコンの代りに使う)、シイタケ(暖冬で雨が多く、いまだによく生える)を重宝している。


豚肉は約100gに小分けし、鯛やブリやタラのアラも2~4等分して冷凍している。


タマゴと蜂蜜が自給できるのも助かる。


豚肉、ベーコン3連、魚のアラ、豆腐はよく買うが、アゲはあまり使わず、購入したものをできるだけ使わない料理を心がけている。


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本田一杉 と 長島愛生園


本田一杉は、金沢医専在学中から、ハンセン病患者に接し、大正の末頃にはすでに療養所内に句作の集団のあることを知っていた。昭和9年の「ホトトギス」四月号の「診療閑話」で一杉がハンセン病に触れたことが患者の目に留まりその懇請によって長島愛生園を訪問し、爾来、療養所の俳句の指導にあたった。昭和12年「ホトトギス」が投句箋のついた五十銭の「ホトトギス」の購入を投句の条件として「自由投句制」を廃止し、事実上、患者の投句を制限したことに対し、私財をもって俳誌「鴫野」を創刊し、患者の作品発表の場に公開した。戦時中も、患者の発表の場のなくなることを危惧して雑誌の統廃合に応じず、そのために俳誌仲間との軋轢が生じたと伝えられる。


恵那に雪三度来たれば里は雪


秋の蛇岩を濡らして隠れけり


合掌に柄杓を組めり岩清水


雲海の果の一碧わだつみか


み吉野は馬の背の町花吹雪


稚児の袖口に咥へて放生会


一杉は、昭和二十二年栗生を訪れた際、浅香甲陽の句帳に「肉眼はものを見る。心眼は仏を見る。俳句は心眼あるところに生ず」と書いて励ました。

昭和二十四年一杉が没した後、七月二日長島愛生園の四十余名の俳人たちは「追悼句会」を催した。一杉がハンセン病の俳人たちとの交わりを開始してから十五年がたっていた。


耳にある亡き師の言葉走馬燈        愛子


ただ頼む灯のはたと消へ大雷雨      東月


露の玉心に受けていたりしが        孤石


露草の強き陽射を失へり          光波


一杉忌胸に抱いて百合を剪る       新月


花桐やその足跡の尊とけれ        美智子


魂ぬけて花ほほづきに佇めり       月歩


五月雨の夜半に目覚めて師を慕ふ   あきら


師を悼む窓を蛍の飛び交へる      青柳


張り上げて泣く声欲しや五月闇    梵字


(俳句のあとがきより抜粋しました)



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多摩全生園  山川静水さん



白菜は玉に今年も会へぬ母




歳晩の墓石を風が泣かすなり




盲吾れ肩叩かれて年賀受く




白杖の鈴を取り替へ年新た




大惨事は人間のこと木々芽吹く




何のため咲きて重たき大牡丹




四千の墓碑笑み給ふ花吹雪



山川静水さんの略歴
多摩全生園 『合同句集星浄土』(平成6年)に採録。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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