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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  長沼春潮さん



こはれたるベッドの藁を咥へつつ雀の飛ぶが見えて吾が臥す




億十万数あるなかの星ひとつにさよならを言ひて眠らむとする




吾よりも一まはり下の看護婦に顔むけて顔を拭かれてゐたり




健康度衰へて来し吾を利用せし人ら一人づつ遠ざかりゆく




角膜移植試験されてゐるこの兎に林檎の半片くれてやりたり




一夏の破れ団扇が部屋人の数だけありて焚つけ箱に入れらる


長沼春潮さんの略歴
多摩全生園。『陸の中の島』(1956年)『輪唱』(昭和34年)


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栗生楽泉園  沢田五郎さん



夏雲を浮べてここに泉あり友みな飲めよふきの葉にすくいて




癩園にひしゃげる心見る如し崖にしきりに石落す友




笹の実がみのれば飢饉の言い伝えいいつつ獲りき敗戦の年




熱に痛む眼の眩しかる炎天の葬りの列にわれ加わりぬ




唇も指も痲痺して舌によりわが書きし点字君は読めたり




痲痺の手に我が持たせやるあくだらの枯葉を友は唇にまさぐる




二日つづきの吹雪の凪ぎて暮るる坂らいの童ら
そりに乗りおり




腐乱死体となりたる君のポケットに染みつきて煙草のこしていたり




ともどもに学びし鈴木もしばられて零下二十度の監房に死にき


沢田五郎さんの過去記事


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ズッキーニにベーコンのせ



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大きめのズッキーニは5ミリほどの輪切りにして、ベーコンをのせ、粉チーズをふり、オーブントースターで7分焼いて出来上がり。「おかず」というより「おやつ」で、ベーコンは3枚(1連は5枚)使い、ズッキーニは1本が少し残った。


 
黒豆の煮物

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一晩、水に浸した黒豆は、戻し水ごと圧力鍋に入れ、醤油を小さじ1入れ、強火で煮立ったら弱火にして蜂の巣を溶かし、上に浮いたかすをとりのぞき、蓋をして強火に戻し、おもりが回り始めたら極弱火にして20分、火を消してそのまま放置する。4時間ほど経過して冷めたら蓋を開け、固まった蜜蝋を取り除いて出来上がり。
 



キュウリの酢の物  


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キュウリが大きかったので、皮をまだらに剥き、中のズをとって、スライサーで薄切りしてボールに入れ、塩をふってもみ15分ほど置く。

水で洗い流し、水気をしぼりながらボールに入れる。カニ風味カマボコ2本をほぐしながら入れ、タレ(酢大さじ3、醤油大さじ1、蜂蜜小さじ1)を入れ、混ぜて出来上がり。



ピーマンとズッキーニの炒め物

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ピーマンとズッキーニは火の通りが同じになるような切り方をする。豚肉100gは15秒湯通しする。

熱したフライパンに大さじ1のオリーブ油を入れ、ニンニク1片の薄切り、豚肉、ピーマンとズッキーニの順に炒め、ニンニク醤油で味付けして出来上がり。

 



ニラ卵 


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卵3個をボールに溶き、大さじ2の出し汁を入れ、醤油と蜂蜜で味付けし、熱したフライパンに小さじ1のゴマ油を入れて、流し入れ、5ミリほどに切ったニラをふり、蓋をして極弱火で、表面が焼けたら巻いて火を消し、余熱3分で出来上がり。



   
ニンニク醤油

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ニンニクは鱗片に分解し、半分は皮をむいて洗い、瓶に入れ醤油を入れるとニンニク醤油の出来上がり。3日ほどしたら使える。

残り半分はポリ袋に入れ、ジップロックに入れ、冷蔵庫で保存し、炒め物やポリポリキュウリ等に使う。大半はタマネギネットに入れ軒下につるしているが、一部はすぐ使えるように冷蔵庫に入れている。

  


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多摩全生園  秋葉穂積さん



廃嫡の手続き済みてぽつねんと孤独の未来考へてゐる




相続を放棄する書類に印捺して涙落ちたり父母の前に




をさな児の手を引きて立つ目の前の汝は早や吾の妻にてあらぬ




参観者の列横切りて或るときは抗ふごとく内科室にゆく




バラ匂ふ部屋に目ざめし生きの身の欲情がかなし朝の小床に




不自由な手をしてそれぞれ作業持つこれをも人は惰民と蔑む


秋葉穂積さんの略歴
多摩全生園。『陸の中の島』(1956年)『輪唱』(昭和34年)


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長島愛生園  小出愛山さん



あつきものまなじりに出でて読みさしの手紙を置きて眼閉ぢたり




喜びに満ちたる光り皆持てり夏の朝の花園の花は




草も木も息する如く芽を吹きぬ雨はれし朝の武蔵野の路




なす業に慰められて療院にわれも嬉しく生きて行かまし




さびしさに堪へて活くべき生命なり月夜に立てる裸木のごと




砂に坐し砂をつつきてひとつこと思ひわびつつ幾時か経し




子をつれて今日のよき日を唄ひつつ双手ひかれて坂登りけり




草を刈る先へ先へと赤蟹は鋏を立てていくつも去れり




ああここに吾が身は老ひむ内海の波おだやけき島の安居に


小出愛山(五郎)さんの略歴
全生病院からいわゆる開拓患者として長島愛生園に。ラジオの技術にすぐれ又彫刻を得意とし、初期の「山桜」の題字は小出がリノリウム版に彫ったものである。少年舎「カナリア舎」の舎長として子どもたちに愛された。長島愛生園移住の翌年、自殺。『長島開拓』に小出の自殺を伝える一文がある。『東雲のまぶた』(昭和5年)『島の角笛』(昭和8年)『楓陰集』(昭和12年)


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煮物3品



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熱した鍋に大さじ1弱のゴマ油を入れ、乱切りしたナスビを炒め、ひたひたに出し汁を入れ、煮立ったら弱火にして10分煮て、味噌をみりんでのばして入れ、煮立たせないように4分ほど煮て出来上がり。(野菜はともだち参照)



インゲンの蒸し煮


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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ヘタをとり半分に切ったインゲンを入れ、極弱火で20分、火を消して余熱5分で蓋を開け、蜂蜜小さじ1をニンニク醤油で溶いて入れ、中火で1分炒めて出来上がり。




ピーマンの煮物

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インゲンを取り出した後、出し汁大さじ3を入れ、醤油、蜂蜜、酒、みりんで味付けし、細切りしたピーマンを入れ、4分ほど煮て汁気が少なくなったらカツオブシを入れ、1分ほど煮て出来上がり。

諸物価が大幅に値上がりしている。ジャコ(小魚)も値上がりしているので、カツオブシに切り替えた。レシピは「ピーマンのジャコ煮」。



オクラの薄切り

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オクラを薄切りし、カツオブシをふり、醤油をかけて食べる。
  


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多摩全生園  橋江伴夫さん



夜警当番終りて吾れの帰りゆく朝明けの霧の肌に冷たく




夕つ日は病む目にまぶし彼の畑の青きは何ぞと友にききて見ぬ




吾部屋の窓を閉ざして一日の汗のにほへる病衣を換へぬ




斯くしつつ若き日過ぎむか繃帯の手に取り入るる吾が濯ぎ物




年ながく学びてをらば読めるとふ点字の手紙に唇ふれてゐつ




吾の臥す畳の敷目に出でて来し筍が今朝青青と匂ふ




盲ひゐて顔さへ知らぬ同室の友に煙草をつけて貰ふなり




背の当る床にビニール敷き置きて
かびふきやすき梅雨をわがあり




戸の上のあたりに時計の動く音盲ひし吾の頼り出で行く




人去ればまた恐る恐る手探りて覚えむとする部屋の入口




笑顔さへ向け居れば目はみえなくも人人は声をかけてくるるも


橋江伴夫さんの略歴
多摩全生園。『木がくれの実』(昭和28年)『陸の中の島』(1956年)『輪唱』(昭和34年)


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多摩全生園  鈴木世一さん



屋廂に及ぶに間ある葡萄蔓の触覚は風に浮動するのみ




食断ちて二日は経たりしづやかに心のままの祈りを祈る




いささかは心に頼むものありて天の雀に和みてはゐつ




小遣ひをいささか多く頼みたる手紙にこだはりゐるポストの前




憚らぬ看護婦ばかりの声声に萎縮して「繃帯を下さい」と言ふ




参観の緊張せる顔が幾つも幾つも昼餉する我を覗きつつ行く


鈴木世一さんの略歴
多摩全生園。鈴木庫治の弟。『木がくれの実』(昭和28年)


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ジャガイモの蒸し煮




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ジャガイモを小さ目に切り、5分ほど水にさらし、熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、水切りしたジャガイモを入れ、風味付けにローズマリーと月桂樹を置き、極弱火で30分、火を消して余熱5分で蓋を開け、塩、胡椒、醤油少々(ニンニク醤油に蜂蜜を少し混ぜた)で味付けして混ぜ、皿にとり粉チーズをふり、冷凍して粉々にしたバジルをふって出来上がり。



タマネギとツナ缶のサラダ

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タマネギはスライスして5分ほど水にさらし、水気をしぼりながらボールに入れ、ツナ缶はよく油を切ってほぐしながら入れ、マヨネーズとポン酢大さじ1で味付けして出来上がり。



豆腐

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薬味は生姜のすりおろし。

11月に収穫した生姜を小粒に分解して洗い、半日ほど陰干しして、ラップに10個ほどずつ包み、ジップロックに入れて冷凍すれば1年保存がきく。生姜は小粒の三州生姜で、1株が30~40個ほどに分解(中指の先くらい)できる。


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多摩全生園  山岡 響さん



現身の血の通はざる両の義眼夜はスチームの熱気に乾く




盲目の闇に双手を突きあげて何にいどまむとするか我が姿




きらきらと青光るまでの空と云ふ庭の声我が胸にひびき来




陳情の我らを乗せし観光バスに車掌はガイドする事もなし




「叫ばずば石が叫ばむ」聖書の言葉点字読みつつおのづと声あぐ




監房に
くびれし噂病棟の朝の炭火を足しつつ聞きぬ




紅梅の一重八重ぞと探りゆく我は盲の花
アブならむ




たはら
茱萸グミの花が咲きしと世話係小さき粒つぶを我の手に置く




プランターに野の
紫雲英れんげ
草咲きあふれ風の如くに言葉寄せくる




伸び遅き水仙の芽にかがみ居り植物に癌の病はなきか




喜寿近き友に口述筆記ゆだね二人三脚による短歌の稿は


山岡 響さんの過去記事


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栗生楽泉園  名和あいさん



遠き日にオルガン弾きしわが手萎えて今かつがつに鉄琴を打つ




今は亡き母が縫いくれし白足袋を包紙替えてまた仕舞いたり




寄贈されし栗色の木琴弱き眼に見やすき窓辺にわれは据えおく




今日逝きし人の布団が時雨の雨かかれるままにまだひろげあり




癩者の遺体拭い給うリー教母にわれも手伝いて仕合せなりき




わずらわしき雑居ぐらしを語り合うことも時には慰めとなる




われの足断ちしを母に告ぐるなと兄ヘ便りせし遠き日思おゆ




伸びしわが植毛の眉はさみ呉るる看護婦の手の温し柔かし




われに残る僅かな機能いとおしとパラピン浴に足をぬくめおり




帰り来てぬぎし義足の筋金は汗にうっすらと曇りておりぬ


名和あいさんの略歴
明治39年生まれ。昭和16年栗生楽泉園入園。「高原短歌会」所属。昭和52年没。『冬の花』(昭和53年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)


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ピーマンとズッキーニ炒め



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ピーマンは四つ割り、ズッキーニは5ミリほどの半月切りし、豚肉100gは15秒湯通しする。

熱したフライパンに大さじ1のオリーブ油を入れ、ニンニク1片の薄切り、豚肉、ピーマンとズッキーニの順に炒め、オイスターソースと醤油、各大さじ1で味付けして出来上がり。

ピーマンとズッキーニは火の通りが同じになるように切るサイズを考え、中火で時間をかけて炒めた。




タマネギとグリンピースの煮物

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鍋に出し汁、醤油、蜂蜜、酒、みりんを煮立て、スライスしたタマネギを入れ、再度煮立ったら弱火にして3分ほど煮てグリンピースを入れ、5分煮て卵を落とし、5分煮て出来上がり。冷凍グリンピースの在庫がある間の定番です。



インゲンの蒸し煮


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インゲンはヘタをとり半分に切る。熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、インゲンを入れ、極弱火で20分、火を消して余熱5分で蓋を開け、蜂蜜小さじ1をニンニク醤油で溶いて入れ、強火で1分炒めて出来上がり。



オクラの薄切り

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オクラは薄切りしてカツオブシをふり、醤油をかけて食べる。


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大島青松園  林みち子さん



ながく待ち短き時をあふ汝に問はむことなどわがメモしおく




針もてぬ手となりながら布切を見れば縫ひたしをみなの吾は




開発はさびしきものか想ひ出のふるさとの山ここも削らる




はからずもわが残生に君ありて父母眠る山に歌碑建て賜ふ




明日にまた望みつなぎて寝につかむ時計のねぢを一ぱいに巻きて




さわがしきまでに浮標の波にゆれ島の入江に海苔そだつ冬




かばひあひ過ぎゆく日日に秋たけて窓の遠くに湧く鰯雲




今ありてなすべきことの吾にあり指あらぬ掌にペンを結ふる




ふるき毛糸つなぎて夫の帽子編む部屋に明るき日ざしある間を




灯心をかきたてかきたて生くるごとしわが一眼にもたよりて




窓ぎはによりて書きゆく原稿に雀は春の影を散らせる


林みち子さんの過去記事


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松丘保養園  大橋玉泉さん



繃帯の手にたはむるるカナリヤの無心なるこそ愛しかりけり




たらちねの母ゆ届きし百目柿僅かなれども友らに配らむ




今は亡き友が残せし仙人掌の真白き花の咲きそめにけり




コスモスは深く清く匂へども癒ゆることなく妻と病みをり




幾年を病み古りたりて逝きし友の
寝台ベッド
冷たく秋深みけり


大橋玉泉さんの略歴
松丘保養園。『白樺』第一集(昭和32年)


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夏野菜の鍋しぎ




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熱した無水鍋に大さじ1のゴマ油を入れ、乱切りしたナスビ、オクラ、ズッキーニ、ピーマンを入れ、ベーコン1連を切って置き、極弱火で20分、火を消して余熱5分で蓋を開け、タレ(味噌、醤油、蜂蜜、酒、みりん、出し汁)をかけ、強火で1分炒めて出来上がり。「こっくりと茄子とピーマンの鍋しぎ」を参考にした。



インゲンの蒸し煮

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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ヘタをとり半分に切ったインゲンを入れ、極弱火で15分、火を消して余熱5分で蓋を開け、ニンニク醤油で味付けして出来上がり。



オクラの薄切り


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カツオブシをふり、醤油をかけて食べる。



出し汁作り

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干しシイタケ、昆布、煮干しを6時間ほど水に浸しておいた。中火で点火し、煮立ったら弱火にして削り節を入れ5分ほど煮て、出し殻は全て取り出し、再沸騰させアクをとって出来上がり。 
  


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栗生楽泉園  清野 勇さん



子規歌集盲の友に読ませられ心動きて歌作りたり




病人にやらむと思ひ手萎吾れ手に包丁をむすび林檎むく




背負ひ来し盲ひの友を祭壇の近くに坐らせ共に祈りぬ




買ふよりも高き郵税支払ひて姉はのし餅送り呉れたり




手術せし友は看護婦に気がねして尿こらへつつ我を待ちゐき




足立たぬ友は双手に靴はきて庭に這ひ出づかまきりのごと




亡き友が植ゑし桐の木七年経て夏は日影を作りて涼し




大雪に備へて配給されし非常米今朝たきて一人食ふわびしさ


清野 勇さんの略歴
明治39年5月25日生まれ。昭和18年4月10日栗生楽泉園入園。『陸の中の島』(1956年)『盲導鈴』(昭和32年)『山霧』(昭和41年)


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駿河療養所  二宮美穂さん



診察うくる吾子の傍に吾が立ちて罪人の如医師の語を待つ




夫の日記にA子と書きゐし女がわれ離り病めばいま妻となる




うすくなりし眉毛に引けと妹が今日はまゆずみ置きて帰りぬ




夫と子らを送り出したる朝の部屋にシャツのボタンを一つ拾ひぬ




別るるを泣かじと堪ふる吾子の手のこまかく震へ顔をそむけぬ




微熱する真昼の夢に見し夫の手はたくましく肌につたはる




息絶ゆる瞬間にいて我を呼びし「母よ何を言わんとしたの」




亡き母の老眼鏡を用いるにさながらにして合うがさびしき




わがために離婚となりし妹が吾娘を引取り世話してくれぬ




病む我を残して帰国せぬと言う吾子と争う夫を哀れむ




北鮮とはいかなる国ぞ命とも思う吾子らを連れゆくと言う


二宮美穂さんの略歴
『陸の中の島』(1956年)『苔龍胆』(昭和31年)『苔龍胆』第四集(昭和40年)


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ラッキョの本漬け



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ラッキョの重さの10%の塩水に10日間ほど浸して下漬けしていたラッキョを水で洗い、1個1個しょうやく(きれいにする)して、4時間ほど天日干しして瓶に入れる。酢と砂糖(蜂蜜)の甘酢を作って注ぐと本漬けの出来上がり。1ヶ月後くらいから食べれる。

甘酢作りは酢を温め、蜂の巣を網杓子に入れて溶いた。蜂の巣の蝋が浮くが、冷めると固まって来るので、すくって取り出す。できた甘酢を瓶(各1キロ)に注いで出来上がり。

甘さは適当で、甘すぎたら酢を、酢っぱかったら蜂蜜を補充するつもり。





干しキュウリの酢醤油漬け

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キュウリ3本はそれぞれ4等分し、縦に5ミリほどの厚さに切りブルーネット(上の画像の右)に入れて半日ほど天日干しし、食べやすい大きさに切り、瓶に入れる。

出し汁180CC、酢90CC、醤油90CCを鍋に入れ、生姜一片をすりおろし、瓶に注いで出来上がり。明朝には食べれる。出し汁、酢、醤油は2対1対1。





豆ご飯

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4合の白米を洗い、4合の水加減にし、塩を小さじ3分の1入れて混ぜ、グリンピース200g(1合につき50g)を入れ、炊き上がったら混ぜて出来上がり。




ズッキーニのお好み焼き

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ボールに千切りしたズッキーニ1本分を入れ、小麦粉大さじ4、溶き卵2個を入れて混ぜ、熱したフライパンに大さじ1のサラダ油を入れて具材を入れ、蓋をして弱火で裏表5分ほどずつ焼いて出来上がり。ポン酢で食べる。




オクラの薄切り   
    
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薄切りしてカツオブシをふり醤油をかけて混ぜ、ご飯にのせて食べる。




甘いハーブティ

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左からステビア、タイム、アップルミント、セイジで、沸騰したら火を止めて入れ、3分蒸らして全て取り出し、ステビアだけ戻し、さらに30分浸して出来上がり。冷やして麦茶がわりに飲む。


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大島青松園  笠居誠一さん



両親に別れて島に病める児に何の慰安ぞ鯉幟こいのぼりたつ




癩を病む親を憎みて自らの生命たちたり若き学徒は




塩分の無き水が欲し結晶するやかんの口の塩落しつつ




おかっぱの髪を吹かれて准看の生徒が風の中走り来る




松の花粉に汚れし廊下に指の無き足形残し友は去りゆく




社会復帰の友に握手の力が入るおいらの分も働いてくれ




夜釣りする舟に女の声ありて入江は月のかげ静かなり




温罨法朝夕になして守る眼に障子の桟が今朝淡く見ゆ




心貧しくヨブ記を開けて読む朝の机に匂ふフリジヤの花




人間の住める所に恋がありつばくらめ来て梁に巣つくる




去る夏をおしむが如く白き腹干してボートは浜に並べる




何もないひらひて見せる掌によりきてなめる犬も老いたり




独り寝の幾夜を寒く帰り行く妻の足音ききて眼を閉づ




バイブルを開きて思ふ昨夜見し映画『ベンハー』の筋のはこびを




潰瘍ある屍は洗ふ丹念に水道のコック開け放ち居て




若松に白き葉牡丹そへて活け癩者につまし正月がくる




火葬場に行きつくまでの人生と友はビールのあわを呑みこむ




火葬場の煙りが臭き山畑にトマトの実は赤く色づく




われにつらくあたりし人の名もありて墓一つづつ手にさすり見る


笠居誠一さんの過去記事


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身延深敬園  安藤 広さん



夜来の雨程よく畑をしめらせつ今朝は瓜の芽土よりのぞく




種薯の息づきを掌に感じつつ含む芽を見て包丁入るる
(農業をしているのでこの情景がよくわかる)



池さらひ手づかむ鮒の躍動に幼き頃のよみがへり来る




送り来し写真を閉ぢて灯を消しぬ老いたる父母も寝につく頃か




この峡に病友の柩を焼く煙まつはるごとく低くたれ込む




土木作業に疲れし手もとふるへつつ妻のえりあし剃りてやるなり




真白なる玉菜を割れば確かなる命生きゐる柔かき黄の芯




四年ぶり浸る吾が家の長州風呂胎児のかたちになりてなつかし


安藤 広さんの略歴
身延深敬園。『河鹿集』第四集(昭和38年)


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初物 オクラ



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初物のオクラは薄切りしてカツオブシをふり、醤油をかけて食べる。



ナスビの味噌煮

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ナスビは小さ目に乱切りして大さじ1のゴマ油で炒め、ひたひたより少な目のだし汁で煮て、煮立ったら弱火にして10分煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、煮立たせないように3~4分煮て出来上がり。(野菜はともだち参照)




インゲンの蒸し煮  

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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ヘタを取り半分に切ったインゲンを入れ、極弱火で15分、火を消して余熱5分で蓋を開け、小さじ1の蜂蜜をニンニク醤油で溶いて入れ、中火で1分炒めて出来上がり。




キュウリの酢の物

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キュウリはスライサーで薄切りし、多めに塩をふってもみ、15分ほど置き、さっと水で洗い流し、水気をしぼりながらボールに入れる。カニ風味カマボコ2本をほぐしながら入れる。

お椀に酢大さじ3、醤油大さじ1、蜂蜜小さじ1を溶いてボールに入れ、混ぜて出来上がり。



ピーマンとタマネギの炒め物

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豚肉100gは15秒湯通ししておく。熱したフライパンに大さじ1のオリーブ油を入れ、ニンニク1片のみじん切り、豚肉、タマネギとピーマンの順に入れて炒め、ニンニク醤油で味付けして出来上がり。
   


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長島愛生園  福岡 武さん



神経の痛み怺へてさすりをり六十年われを支へ来し足




神経痛やや治まりし足曳きてむらさき淡き朝顔に寄る




療養のすぎゆき長き歳月になほ鮮けし父に会ひし日




とり囲む石のほとけの慟哭を聴きいまさむか木枯しの夜は




祖父の背に負はれて見しとハレー彗星を君は語れり病みて盲ひて




前の世のこととも思ふはろけさにちち母はあり山河はあり




バリカンを零るる白髪ほろほろと散るさびしさを知るべくなりぬ




柚子の香に蘇るふる里わが生れし古家古井戸若き日の母




米寿まで生きし父なれ長く生きてわれゆゑ長く苦しみたらむ




悼 千葉修
臨終まで離さざりしか枕頭の短歌メモ帖の推敲のあと




犬猫の墓など建てて療園に果てなむわれら一代ぼとけ




人の親となることもなく療園に老いてひひなの白酒を酌む


福岡 武さんの過去記事


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邑久光明園  岡村正吾さん



病める身を隔離し居れど民族の浄化おもへば苦にならなくに




別れがたき吾子をのこして病める身は遠ざかりゆく車窓に首伸ぶ




海人の歌集白描読みをればおのずからにして涙こぼるる




茂りたる山を背にしてきほひよく少年寮に鯉のぼり立つ




両眼をとぢて堪へゐるこのひまに手術終へたり睾丸いたむ




大御代の恵みとは言え安らかに病み臥して居り男ざかりを


岡村正吾さんの略歴
邑久光明園。楓短歌会『光明苑』(昭和28年)に出詠。このとき故人とある。


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ポテトサラダ



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熱した無水鍋に大さじ3の出し汁を入れ、薄切りしたジャガイモを入れ、月桂樹を置き、極弱火で30分、火を消して余熱5分で蓋を開け、ボールに移して熱いうちにつぶす。

オリーブ油の場合は大さじ1で足りるが、水(だし汁)の場合は、水分が飛ぶ(2~3分空焚きしてキンキンに熱しているから)ため、大さじ2では焦げやすい。具材が水分の多い菜っ葉なら「無水」でいける。

その間に、ニンジンとグリンピースを水から茹で、煮立ったら弱火にして10分ほど煮て、柔らかくなっていたらザルにとり湯切りしてボールに入れる。

キュウリ1本はスライサーで薄切りして塩をふってもみ、10分ほどおいてさっと水洗いし、水気をしぼりながらボールに入れる。

昨日のゆで卵1個をボールに入れスプーンでつぶす。

塩、胡椒、マヨネーズ、小さじ1のレモン果汁とポン酢で味付けし、混ぜて出来上がり。




ズッキーニのあんかけ

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ズッキーニを適当な大きさに切り、出し汁で煮て、煮立ったら弱火にしてみりんと醤油で味付けし10分煮て、大さじ2の片栗粉を同量の水で溶いて入れ、2~3分煮てとろみがついたら出来上がり。



ポリポリキュウリ 

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定番ですが、梅雨明けしたらキュウリは縦に長方形に切り、半日天日干しして酢醤油漬け(酢1、醤油1、出し汁2の割合で入れ、生姜かニンニク1片をすりおろす)にする方が多い。 


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沖縄愛楽園  南 真砂子さん



癒ゆる日に履かむと云いし短靴も納められたり君の柩に




「下車してはならぬ」条件にH氏病児等の見学旅行はついに許可されし




母となるを許されぬうつそ身をうべなひて醜き病の吾は




吹く風にしきりに鳴れる盲導鈴の寂けき音に秋も更けゆく




木麻黄の秀の上の淡き暁の月炊事部員集合の鐘を吾が打つ




炊事夫におし唖者も交りて賑へる昼ひとときの仕事たのしも




掬ひたる砂利を掌に朝明けの静けき浜を歩みかへしぬ


南 真砂子さんの略歴
沖縄愛楽園。『陸の中の島』(1956年)『蘇鉄の実』(1965年)


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栗生楽泉園  加藤三郎さん



吾病めば妻一人にて育て来し吾が子健康優良の表彰受けたり




シンガポールにて癩の宣告受けし夜をナイフ研ぎたることもありにき




盗人のごとくけはいを確めて吾が家に入る癩病む故に




優生手術受けしを妻に秘めてきぬ性欲おとろへしを病のゆゑとして




徹夜にて豆腐作りし吾が妻は繕ふ足袋持ち居眠りてをり




旅館に勤め帰りし妻は明日作る豆腐の大豆ひたすら洗ふ




義足の娘育てるために鉱山に入りし飯焚老婆も雪崩に死にき




癩者の夫をもてば妻は土工する
石鳥の妻は賃編をする


加藤三郎さんの過去記事


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夏野菜のコンソメスープ



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熱した鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ニンニク1片の薄切り、ベーコン2枚の細切り、適当に切った野菜(ナスビ、ピーマン、インゲン)の順に炒め、4カップの水を入れ、風味付けに月桂樹4枚を入れ、煮立ったら弱火にしてコンソメ2個を入れ15分煮て、胡椒で味付けして出来上がり。



ジャガイモとニンジンの蒸し煮

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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、乱切りしたジャガイモとニンジンを入れ、ベーコン2枚を入れ、風味付けに月桂樹とローズマリーを置き、極弱火で30分、火を消して余熱5分で蓋を開け、オイスターソースと醤油で味付けして出来上がり。



  
タマネギと魚ソーセージのケチャップ炒め

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熱したフライパンにゴマ油を大さじ1入れ、ニンニク1片の薄切り、魚ソーセージの小口切り、野菜(タマネギのスライス、ピーマンの細切り)の順に炒め、ケチャップとソースで味付けして出来上がり。


ケチャップライス

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少し残してご飯を入れるとケチャップライス。




ゆで卵

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豆腐


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薬味はみじん切りした青シソ。



インゲンの蒸し煮
  
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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ヘタをとり半分に切ったインゲンを入れ、蓋をして極弱火で15分、火を消して余熱5分で蓋を開け、蜂蜜小さじ1をニンニク醤油で溶いて入れ、中火で1分炒めると出来上がり。
 


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駿河療養所  北野 実さん



指曲る手に鎌をしばり草を刈る此の頃覚えし我のたのしみ




礼拝堂への舗道の真中に伸びし芝生今日は杖を置き手触れてみたり




盲い吾が盲いを忘れ朝食後箒の音たて部屋を掃きおり




大分の竹の鈴つけ盲い君がマフラー編みて送りくれたり




父逝きし齢になりぬと面会に来し兄は吾が掌に菓子のせくるる




生涯を此処で送ると言ふ友は西瓜の種を日に乾してをり




強制収容を一途におびえつつ家にありし記憶も悲し癩予防週間




生き別れになるべき運命のこの我か母の小さき肩を揉みつつ




一つ部屋を二人が広く分けあひて友は花作り我は点字打つ




マリア像の前の沈丁花匂ひつつ我らの小さき集ひ始まる




二十年償還にて父が買ひし田を売らねばならぬ今印を捺す




癒て帰る我をナースら拍手もて見送りくるる夢のごとしも


北野 実さんの過去記事


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松丘保養園  小松健二さん



病むわれの故郷くにを発つ夜をうつむきて火鉢の灰を掻きをりし母よ




焼酎に葡萄液割りて妻と飲む共に病み結ばれし記念日今日は




ふつふつと青豆の煮ゆる傍にわれと妻とは黙してゐたり




交はりのせまく貧しき日日にして今宵金魚に蔽ひしてやる




ひと厭ふ病のわれは夜半を来て故郷のみ墓に水注ぐなり




山深く母の折りて来しこの
わらび生きねばならぬと思ひつつ喰ふ




雪消えてあらはとなりし裏庭の塵芥の中に吾がノート出づ




保護を享けひと世を吾は生くべしやひからびし
烏賊いか軒に揺るる夕べに




ひもすがら足に着けたる補装具を枕辺に置き吾は寝につく




逝きし病友とものわら草履買はむと吹雪く夕べをひとり街に出で来ぬ




病友とものみ骨包み直して棚に祀つるけさも家族らつひに来らず




卒業式に吾れが読みける答辞原稿を父が書箱に蔵ひありたり


小松健二さんの略歴
松丘保養園。高知県生まれ。「青森アララギ」所属。『白樺』第二集(昭和38年)『白樺』第三集(昭和47年)


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ズッキーニのあんかけ



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ズッキーニは半月に切り、出し汁を入れ、煮立ったら弱火にして5分ほど煮て、醤油とみりんで味付けして5分煮て、片栗粉大さじ2を同量の水で溶いて入れ、3分ほど煮て、とろみがついたら出来上がり。(野菜はともだち参照)

おいしかったのでまた作りたい。





キュウリの酢の物

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キュウリ3本はスライサーで薄切りし、塩を入れてもみ、15分ほど置く。カニ風味カマボコ2本を冷凍庫から出しておく。

キュウリはさっと水洗いし、水気をしぼりながらボールに入れ、カニ風味カマボコはほぐしながら入れる。お椀に蜂蜜を小さじ1入れ、酢大さじ3、醤油大さじ1で溶いてボールに入れ、混ぜて出来上がり。



インゲンの蒸し煮

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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ヘタをとり半分に切ったインゲンを入れ、極弱火で15分、火を消して余熱5分で蓋を開け、蜂蜜小さじ1をニンニク醤油で溶いて入れ、中火で1分炒めて出来上がり。

   


出し殻でふりかけ

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昨日の出し汁の出し殻はみじん切りし、熱したフライパンで乾煎りし、砂糖と醤油で味付けして出来上がり。
  


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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