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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

手土産


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これから出かけるので手土産に3品作った。3合の米を洗って無水鍋に入れ、4カップと25㏄の水を入れ、塩を一つまみ入れて混ぜ、乱切りした500gのムラサキ芋を置き、5分ほどで煮立ったら弱火にして30分、火を消して余熱30分で出来上がり。




シカクマメのゴマ和え


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昨日おいしかったのでまた作った。シカクマメは適当に切って、熱湯で3~4分茹でて湯切りし、醤油と蜂蜜(砂糖)を入れたボールに入れ、すりゴマをふって混ぜると出来上がり。



ゴーヤとツナの苦くないサラダ

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ゴーヤ2本は薄切りして塩もみをして10分置き、熱湯で30秒茹でて冷水に取り、水気をよくしぼりながらボールに入れる。タマネギ1個はスライスして水に10分さらし、水気をよくしぼりながらボールに入れる。ツナ缶の油をよく切って入れて混ぜ、マヨネーズと大さじ2のレモン果汁で味付けして出来上がり。


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邑久光明園  すみ・まどかさん



朧月


コトーコトー

地の底に消え

地の底から返ってくる音


私を地の底に引ずり込むように

どこまでもついてくる音

松葉杖の音

それは妻の足音だ


音はなにかにつまずいた

ふり向くと妻は黙って笑っている

その笑顔の向うを

泣き出しそうに歪んだ朧月が

ぐんぐん遠くなって行った








あゆみ


菫の花を濡らした

悲しみの涙を

大地は吸ってしまい


苦しみに噛みしめた

松葉のにがさを

奥歯は忘れてしまった


怒りが投げた石を

海は沈めてしまって


今日だけの喜びがある

一枚残った暦を

柱はしっかりと抱いている








うつろ


壁の裏から

ベッドの下から

くら闇が這いよる

だが

どのベッドの人も動かない


鈴蘭灯がすべてのものに影を与えた

薬瓶に活けた水仙の色は宙に浮いた

だが

どのベッドの人も動かない


三月の風が窓を愛撫して過ぎた

一筋二筋  ガラス戸に雨の糸

草木の芽を呼ぶ雨かも知れない

だが

どのベッドの人も動かない



すみ・まどかさんの略歴
1917年5月23日生まれ。1941年4月9日光明園に入所。1948年頃より文筆活動を始め、浜中柑児に師事、鳥海暁風子の号で俳句を多く遺した。「ホトトギス」「雲海」に所属。昭和30年代には自治会活動にも従事した。1975年9月9日死去。


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初物 エダマメ


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エダマメ(ダイズ)を初収穫した。ボールに入れて塩もみをし、沸騰した湯で5分茹で、ザルに上げて湯切りすると出来上がり。

ニワトリとヤギの餌用に作っている。空いた田んぼはいくらでもあるし、無肥料でできるので、かなりの量を作っている。9月上旬~11月上旬頃までの2か月間、エダマメ(茎と葉と実)とツルムラサキは楽ができる飼料である。



魚3品


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出荷の帰りにスーパーへ立ち寄り、イワシ、鯛アラ、サンマを買った。鯛アラは二つに小分けして冷凍した。



サンマ

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今年の新物ではないが、おいしかった。




イワシの梅煮

  
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鍋に醤油、砂糖、酒、みりん、水とダシの素を入れ、煮立ったら頭とはらわたを取ったイワシを入れ、小梅4個を入れ、生姜1片をすりおろし、落し蓋をし、再度煮立ったら弱火にし、20分ほど煮て水分が少なくなれば出来上がり。途中で1回裏返した。「いわしの梅煮」を参考にした。



シカクマメのゴマ和え

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シカクマメは半分に切り、沸騰した湯で3分ほど茹でて湯切りし、醤油と蜂蜜(砂糖)を入れたボールに入れ、すりゴマをふって和えると出来上がり。

すぐにひなえる、すぐ硬くなる等、表街道では出回らないが、裏街道(人目にふれないワンパック等の流通)では重宝されるだろう。8月頃から生り始めるが、涼しくなる10月が本番で11月中旬頃まで生り続ける。

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邑久光明園  橋本正樹さん



荒廃の花園
━━故 瀬田洋兄追悼



それはかなしい一つの記憶でもあるが

あなたの
精根いのち が西に傾むく日車草ひまわり

まみえた時のように

この
荒廃あれはてた花園のなかに

たった一つ見られる

美しい風船かずらが

わたしのあしもとに揺れていた

かそかな日の想いのなかに

かそかに淡い光を湛えながら

あの日のあなたの面影にどっか結びついている
記憶おもいに垂れて

秋風に乱してはならないこの荒れた花園の朝を

ただひとつかそかにも風船かずらが揺れている

(1950)








秋の翳


秋津のぶつかる音が

私のみけんで外れる


あれほどあつく灼けついていたいらかの

かなしみが


その後の消息を断つように

私のうしろに消え去ってしまうと

今日は

松風がきゅうに輝き出し

みちと云うみち辺には

ところかまわずバッタが

宙返えりする


私の虫歯のいたみを

どうにか桔梗の花かげに

美しく 捨てては しまったものの


それでも

私の外は

広い 海である以外には


私は

何も云うべき言葉を

持たない

(1952)


橋本正樹さんの過去記事その1


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タジン鍋


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具材はタマネギ、シカクマメ、ピーマン、オクラで、タジン鍋の下敷き(葉物かタマネギがいい)にはスライスしたタマネギ1個を置き、その上にシカクマメを置き、その上にオクラとピーマン(赤いのは熟したピーマン)を置き、胡椒で味付けし、その上にベーコン一連、ニンニク3片のスライス、月桂樹4枚を置き、蓋をして弱火で15分、火を消して余熱5分で出来上がり。ポン酢で食べる。
 
火の通る時間が同じような野菜でまとめる。

野菜から水が出るので、水は入れない。

ジャガイモのような根菜類を下敷きにする場合は、オリーブ油を大さじ1~2入れる。
 




甘いハーブティ


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左からアップルミント、セイジ、レモンバーベナ、ステビアで、沸騰したら火を止めて入れ、3分蒸らして全て取り出し、ステビアだけ戻してさらに30分浸して出来上がり。



ゆで卵

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多摩全生園  館 祐子さん



或る夜



星は見えなかった

思案気な秋の灯が

小さな

 世界を作ってくれた


私がそっと一丁のナイフを握った

その 瞬間 甘い幻想が飛び散って

鋭くとがったその切先が

灯を反射して

快く私を招いた


私は

 ナイフの中の

 安息の

 家の彼に

 招かれ

 彼に

 ぐいと魅せられ

 熱い頬をあてた










空が晴れている

裸木が春風の中で

嬉しげに合唱しつつ

かげろうと共に踊り始めた

その中で

柊よ

お前だけは喜びを唱わないのか

その姿はいつもあおく堅く

空っ風土埃をかむって

無表情なお前なのだ


暗うつな緑よ

憤怒の棘よ

その裡にかくされた不屈と忍耐の魂

仲間の樹々が散ってしまっても

お前は烈しい寒風に

厳然━━負けなかった


孤独孤高な柊よ

私は

お前に限りない親しさを覚える

お前はやがて

棘を持つ厚い葉かげに小さな花をつけ

ひそかにほろほろと

地面にその白い花をこぼす


館 祐子(中野宏子)さんの略歴
1933年6月2日東京都に生まれる。1944年多摩全生園に入所。詩話会に所属し、「多摩」などに作品を発表。


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ジャガイモのジェノベーゼ


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熱した無水鍋に大さじ2のオリーブ油を入れ、小さく切ったジャガイモ、ローズマリー少々(香りが強いので少なめに)、ニンニク2片の薄切りを置き、弱火で25分、余熱5分で蓋を開け、ローズマリーは取り出し、粉チーズ、塩、冷凍して粉末にしたバジルを振って混ぜると出来上がり。

ジャガイモとローズマリーとニンニクの相性はとてもよい。冷凍して粉末にしたバジルは香りが乏しいような気がするが、ローズマリーの風味が強すぎるのかもしれない。

 


    
ピーマンのチンジャオロースー 
  
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ピーマンは薄切りし、豚肉100gは80度の湯で(火を消して)15秒湯通しする。

熱したフライパンに大さじ1の油を入れ、ニンニク1片のみじん切り、豚肉、ピーマンの順に炒め、オイスターソース大さじ1、醤油小さじ1で味付けして出来上がり。




干しキュウリのパリパリ漬け

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キュウリ4本は干しやすい大きさに切って12時~5時まで天日で干し、食べやすい大きさに切って瓶に入れ、めんつゆ150cc、酢150ccを入れ、ニンニク1片をすりおろし、混ぜて出来上がり。一晩漬ければ食べれる。




ヤギその後


ラムちゃんは何が「食あたり」したのだろうと、前夜、寝ながら考えていたら、3年ほど設置したままの「鉱塩」という塩が原因かも知れないと思った。

ヤギは牛などと同様「塩」を常時舐めれるようにしておく必要があるが、これが古く(不衛生に)なっているのではと考え、家庭用の塩を深皿に入れて持って行った。

今日はツルムラサキとモロヘイヤをよく食べたので、回復に向かうと思う。




ミツバチが現在も生存している理由


(1)8月の長雨で被害を受けたのか、天敵の「大スズメバチ」をほとんど見かけない。
(2)稲の農薬散布の影響が少なかった。去年同様ラジコンヘリでの散布だったが、風向きなのか全く臭わず、去年と農薬の種類が変わったのか無色で、散布も2分ほどで終った。


山に置いている巣箱は1日1回しか見に上がれないが、田んぼのそばの巣箱は1日7~8回は見ている。巣箱の出入りに、とても癒されている。

2群とも活発に出入りしているので、10月中旬頃には、開閉扉近くまで巣が伸びて来ると思う。こうなると、採蜜するか、もしくはもう一箱補充して5段にするかという新たな「困った問題」が浮上する。
※採蜜・・・10月中旬では時期的に遅く、越冬用の蜜が足らなくなる。
※5段(5箱)にする・・・高くなると不安定であり、重力で開閉扉も開けづらく、一人で4段(4箱)は持ち上がらないので、一箱補充する時、誰かの手助けが必要になる。 

 


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大島青松園  中石としおさん



岩礁



がば がば

にがい水を呑まされ

終日 呑まされて

岩は

身動きもならず

ずぶ濡れ


天をさす指が欲しいと思う

蟹の足が欲しいと思う

ときには

砕けて虹になりたいと思う


岩は執念の塊り

赤銅色に渇いて

じっと

水平線を凝視する








石女


一輪の朝顔が咲いたといって

女は

少女のように喜んだ


女の乳房は硬く

花を育てることで

ふくまする子のない

むなしさをまぎらせようとしたが

ときにははげしく

花のような子供が欲しいと思う


今朝

花粉は

女の指を黄色く染めて

かなわぬ思いを孕ませる


女は

聖母マリヤを思う


女は

うっとり

一輪の花の下で

美しく身籠る


中石としおさんの略歴
1927年7月22日、香川県に生まれる。1944年12月26日大島青松園に入所。自治会長、全患協事務局長、「青松」編集長などを歴任。『閉ざされた島の昭和史』(1981 青松園自治会)の編纂にあたる。詩のほかに俳句もある。2001年11月17日死去。


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長島愛生園  南 暁さん



日記



夜は次第に深く、静かに

悲しい夢想を唄ふ。


肉声のない病人の呼吸は

細々と白いヤグを軽くうつ。


病人の意識するとき

死と闘ふ。


睡眠剤の効果は病人をねむりに誘ふ。


聖書、水薬、散薬、タオル、ガーゼ、痰壺、体温器・・・

真紅に咲いた椿の一輪挿し・・・

夜と昼・・・

目に訪づるるもののかげ?


あんなに多くそして

ざわめいた人声が一つもきこえない。


病人の心臓の激しい息づかいが洩れる


カーテンの隙目に無数の星が流れてくる。


ねむることの安らけき幸よ。

なることなら━━

病友をいつまでも寝らせよ。


闇の夜の深さ・・・

ジーッと・・・

無限の流れが時計の針を運ぶ。


窓際にしのび寄る冷気が黎明を知らせて来る。


病人の呼吸は次第にゆるやかく

休息はねむりを深くむさぼる。


南 暁(みなみたつや)さんの略歴
1934年5月から1941年1月までの「愛生」に短歌、散文が残っているが、それ以外のことはわからない。


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ラムちゃんの様子がちょっと心配


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10日前の16日に最上段の一箱を採蜜し、最下段の開閉扉の上に継箱をしたが、その継箱の巣落ち防止桟まで、早くも巣が伸びている。

出入りも活発なので、10月の1か月間で、採蜜した(盗んだ)1箱分は補充してくれるだろう。

アクシデントがなければ、貯蓄した蜜を食べながら念願だった「越冬」をしてくれると思う。越冬してくれれば初年度の一群以来、5年ぶりの冬越しとなる。
 




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田んぼの傍らに置いてあるこの一群は今日「採蜜」するつもりで採蜜道具一式を揃えて行ったが、手鏡で内検したら、4段目の巣落ち防止桟は見えなくなっていたが、蜂の塊が4段目中ほどにあり、まだ開閉扉の近くまで伸びていない。

10日後の10月6日に内検した時に、どこまで巣が伸びているかで、最終判断をする予定で、採蜜できるかどうか(採蜜しても越冬に問題ないか)は五分五分の状況である。




サトイモの煮物


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今日のサトイモは先日買って小分けしていたハマチのアラと煮た。

サトイモ600gはこそげるようにして剥き、乱切りして鍋に入れ、醤油、砂糖、酒で味付けし、ひたひたの水と出しの素を入れ、80度の湯で(火を止めて)15秒湯通ししたハマチのアラを置き、煮立ったら弱火にして15分煮て出来上がり。1週間前よりサトイモがおいしくなった。



シカクマメの炒め物

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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ざく切りしたシカクマメを入れて弱火で3分ほど蒸し、蓋を開けてニンニク醤油+豆板醤少々を入れ、強火にして1分半ほど炒めて出来上がり。



オクラの湯通し

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1分茹でて冷水にとり、薄切りしてカツオブシをふり、醤油をかけて食べるのが定番です。




ラムちゃんの様子がおかしい

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昨日からラムちゃんの様子がおかしい。糞がころころしてなくて、べちゃっとしている。食べ物は同じなのに、二代目銀ちゃんは、この通り元気である。

心当たりとしては「ミョウガの茎葉」がよくなかったと思うが、いつもよく食べているものだから。

最近のエサは、芋ヅル、ツルムラサキ、モロヘイヤ、枝豆の茎葉、桑の茎葉、オクラ、キュウリ、ピーマン等。

ちょっと心配で、夕方、薬効のあるビワの葉を口元に持っていったら、これはよく食べた。


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邑久光明園  千島染太郎さん



七月の松



なにものかの訪ずれを

期待している 青いてのひら

七月の松よ


その逞しい 胸のあたりには

いつも こがねいろの

情念と快活が宿っている

七月の松よ


むかし

ギリシャの神神が

そうであったように

そのすこやかな脚を

その満ちたりた腰を

その若若しい腕を

あますところなく

天空に捧げて 立ち競う

七月の松よ


遥かなる月日を超えて

重重しい試練を越えて

高らかに

大地の歌を 歌い続ける

不断の青春

不屈の生命

七月の松よ


静かに

蝉の想いを 慕いよせ

柔かく

蝶の乱舞を 見守る

愛を 堪えて

風に 燃え上がる

七月の松よ


湖の底から

銀河の果から

湧いて出てくる

真実よりも深い哀しみを

ひそかに

希望している 青いてのひら

ああ

七月の松よ


千島染太郎さんの過去記事


始めて「春水」という詩を読んだ時、この人の感覚の斬新さに驚いた。そして「老鷲の賦」は、くり返し読んでいるうちに、大好きな詩の一つになった。そして邑久光明園の前を通るたびに、「老鷲の賦」が頭に浮かんでくる。この詩に描かれているのとそっくりの風景が眼前に広がっている・・・。



千島染太郎さんの略歴
1922年12月10日大阪府に生まれる。1940年10月25日光明園に入所。1944年頃から園内の卯の花俳句会に入り、浜中柑児に師事、その後「冬扇」に所属。深川正一郎の指導を受ける。1946年文芸会の発足とともに入会、詩作にも意欲を燃やす。1949年から自治会常勤役員として活動。会長6期、副会長1期を務める。自治会役職退職後、文芸活動に専念する。「石けりのうた」(全国民放各局放送)「山の子のうた」(中山晋平音楽賞受賞作)「ひとりぼっちの旅」(近畿放送ラジオ歌謡)「鰯雲の歌」(NHKラジオ歌謡)「街角の赤電話」(NHKラジオ歌謡 1961年放送)「おはじきの歌」(ニューモラルソング)「村民歌」(新潟県東蒲原郡上川村)。CD「ひとりぼっちの赤とんぼ」(2001)。2002年度松尾芭蕉祭入選<滋賀県>。2003年6月21日死去。


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肉を使わないゴーヤチャンプル


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家畜を殺した肉はできれば控えるようにしたい。我が家で使う肉は95%は豚肉であり、1回に使う量は2人分で100g。週に2~3回しか食べないので300gの肉を買えば7~10日分である。

今日は豚肉の代わりにカツオブシを使った。卵2個は少しの砂糖と醤油で味付けし、炒り卵を作り、皿に取り出しておく。

ゴーヤ2本はスライスして塩もみをして10分置き、熱湯で30秒茹でて冷水にとり水気をよくしぼる。卵で使ったフライパンにオリーブ油を少し入れてニンニク1片のみじん切りを炒め、ゴーヤを入れて炒め、火を止めて(バタバタするから)炒り卵、カツオブシ、ニンニク醤油を入れ、再点火してさっと炒めて出来上がり。

ニラ卵にしようと思ったら、ニラが手許になかった。だからゴーヤと合わせることを思いついた。

「ゴーヤとカツオブシの炒め物」はよくあるレシピで、味付けは醤油の他に、好みで酢やみりんを加えてもいいらしい。




芋飯

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3合の米を洗って無水鍋に入れ、4カップと25㏄の水を入れ、塩を少し入れて混ぜ、乱切りした500gのムラサキ芋を置き、5分ほどで煮立ったら、弱火にして30分、火を消して余熱30分で出来上がり。さっくり混ぜて炊飯器に移して保温する。




干しきゅうりのパリパリ漬け   
  
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朝食にはこれと豆腐が欠かせない。

キュウリ4本は干しやすい大きさに切って5時間ほど天日干しして食べやすい大きさに切って瓶に入れ、ニンニク1片をすりおろし、めんつゆ160cc、酢160cc(キュウリの量を見て均等に入れている)を入れて長いスプーンで混ぜると出来上がり。明日朝には食べれる。


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栗生楽泉園  谺 雄二さん



朝明け


新薬プロミンの出現→プロミン獲得闘争→治療の本格化、そして八年、漸くその効果顕著にあらわる。1956年、東京・多摩全生園に於いて行われた臨床調査に依れば、入所者の約90パーセントが治癒・無菌状態にあり、しかもそのうちの60~70パーセントが社会復帰可能者であるという。かくして同年われわれ患者の”病後施設”問題起る。この詩は、「勇気をもって社会復帰せよ!」の呼びかけに応えたものである。
━━1957年元旦━━





かがり火に

去年の帽子は抛り込め!

もうすぐ夜が明ける

おれたちの額が、すっばらしい曙光の色に染まるのは

あとひと時の そうだとも ちょいの間のこった


しかし永かったぜ ながかったなあ

おれたち鬼の顔の歴史

踏んまえているこの広場は

日本の冬の最後の結晶


どんと かがり火を焚け!

おれたちの顔の中の

氷河は

もうすぐ亀裂する 亀裂したら

ぶっかませろ

砕け‼



一番鶏のトキ






ふぶきだ!

四方の山々をどよもし

この尾根に 雄叫び

つっ走るふぶきだ

北嶺を越え

一気に谿を駈けあがって来た斬新な殺意!

━━新しい年はすでに明けた

ここ栗生ヶ尾根に住む

おれたち病者一千の

希望の朝明けに相応しく

このふぶき この殺意

まやかしの うっとうしい平和の夢は

千切れとべ!

偏見と迷信の 汚濁の歴史の

らいの鬼の顔よ砕けろ‼

病友とも

いまこそ破壊のとき

この尾根の 古きもの一切が崩解るときだ

怯えるな病友よ

死滅するのはらい菌のみ!

ふぶけ 新時代の意志

おれたちの素顔をあらわにする

今朝のふぶきよ‼


谺 雄二さんの過去記事その1


谺 雄二さんの過去記事その2


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サンマ


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サンマを買おうと思ってスーパーへ立ち寄った。今日のは火の通りも早くおいしかったが、去年に比べてかなり高いような気がする。新物で276円。




リメイクしてカレー   

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昨日のポトフの残りにカレールーを2個入れ、煮立ったら弱火にして10分煮込んで出来上がり。




ナスの味噌煮

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熱した鍋に大さじ1のゴマ油を入れ、乱切りしたナスを炒め、ひたひたより少なめの水と出しの素を入れ、煮立ったら弱火にして10分煮て、みりんで溶いた味噌を入れ、煮立たせないように蓋を開け、さらに5分煮て出来上がり。




オクラの湯通し

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熱湯で1分茹でて冷水にとり、薄切りしてカツオブシをふり醤油をかけて食べる。



キュウリの酢の物 

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キュウリ4本はスライサーで薄切りして塩もみをして10分おき、水で洗い流し、水気をしぼりながらボールに入れる。ラッキョとミョウガの甘酢漬け2個をみじん切りして入れ、お椀にラッキョ酢大さじ3とレモン果汁大さじ1を合わせてボールに入れ、冷凍庫から出して水洗いして2分おいたカニ蒲鉾2本の水をしぼりながら入れ、和えると出来上がり。
  


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長島愛生園  名村好文さん



宿題



今日も

手摺で

ひとり座っている

僕を

人人は

不審そうに眺めて通る


深い深い空をみつめている僕

「何を見ているのか」と

訊かれると僕は困る

透きとおった空に

大きく黒い輪をえがいていた

鳶の姿もむなしく消え去った


人人が

えがき求めているものが

あの空の奥底に

秘められているのか


分らない

人生━━


それは死ぬまで解けそうもない

大きな宿題だ










樅の木が

張りつめた白雲に

ピシリッ と突き刺さった

そこに小さな穴がぽっかり開き

青い空が少しのぞいた

こまかい枝枝が波打ち動き出した

白雲はこなごなに砕かれ

透明な空気に吸われて消えた


無限に

夢のように拡っている

紺青の空


樅の木は 高く 高く

涯しなく続く光の方へ進む











蝶 蝶

胡蝶が海原を飛んでいる


風に揉まれて一匹の胡蝶が

海面すれすれまで落ちた

連れの胡蝶は驚き

後を追って助けるようにもつれあい

再び空へ舞い上った

 紫に点座する島島━━

胡蝶のかよわい翅が

今にも胴からちぎれそうだ

 遠い 遠い旅路━━


二匹の胡蝶はもつれあいながら

海原を飛んで行く


名村好文(名村好之、長浜清)さんの過去記事


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ゴーヤの酢の物2品


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ゴーヤ2本はスライスして塩もみをし、10分おく。熱湯で30秒茹でて冷水にとり、水気をしぼりながらボールに入れる。このまま冷蔵庫に入れ、食べる直前に半分に分け、すりゴマと酢大さじ1とレモン果汁大さじ1で和えて出来上がり。残り半分はカツオブシと手作りポン酢で和えて出来上がり。

塩もみをして茹でるという下処理をすると、苦みはほとんどなく、「歯もろくて」おいしい。

ゴーヤは10月10日頃まで3か月間、休まず生り続けるし、料理のレパートリーも広い。
(1)ゴーヤとツナの苦くないサラダ
(2)ゴーヤチャンプル
(3)ゴーヤの佃煮
(4)ゴーヤのジャム
(5)今日作った酢の物2品

食べ方が広く知られるようになってからゴーヤは市場性をもった。「食べ方の流布」はネットの影響が大きいと思う。

20年前、ゴーヤは沖縄県のローカル野菜に過ぎなかった。




 


ポトフ

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今日はいつものベーコンを使わず豚肉で作った。

具材はピーマン、ナスビ、オクラ、タマネギを用意し、豚肉100gは火を止めて80度の湯で15秒湯通ししておく。

熱した鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、ニンニク1片のみじん切り、豚肉、かさばるタマネギの順に炒め、残り野菜全部を入れ、全体に油がまわったら水をひたひたに入れ、月桂樹の葉5枚とコンソメ3個を入れ、煮立ったら弱火にして15分煮て胡椒で味付けして出来上がり。

ベーコン一連は75円ほどで、豚肉100gは110円ほどだから価格はさほど変わらない。

手間は湯通しする分、豚肉の方が一手間かかる。

ベーコンを使うと翌日、黄色の油が浮いているし、添加物や塩分も多い。

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大島青松園  塔和子さん



舞台



夢をくれた方は目覚めもくれた

甘さをくれた方は苦しさもくれた

愛をくれた方は憎悪もくれた

美しさをくれた方は醜さもくれた

生をくれた方は死もくれた

その方はみんなくれた

片方だけにしなかったから

人間はみんな知り

みんな味わい

みんな成すことができた

でも理性という根締で

ちょっぴりしめておいたのはさすがでした

あなたの思いの中で

自由と拘束の間を綱渡りする人間は

怪物にもなれず

天使にもなれず

ふらふらと危うげに

幕の下りるまで

舞台にいます








ある姿勢


風は愛撫を

鳥は言葉をはこんでくれた

人はただ眺めて通った

いつもながめ方はちがっていた

親しみだったり

愛だったり

情けだったり

憎しみだったり

軽蔑だったり

いろいろな人が

いろいろな目でながめて行った

私はいつでも黙って立っている樹だった

立ったまま

眺める人をながめている樹だった

人は樹の前では

いつも眺められていることを忘れていた

樹になっていると

何でもよく見えた

樹の前だと人はありのままの姿を見せたから


雨が降れば雨に降られ

風が吹けば風に吹かれるまま

私は黙って立っている樹だった

そして

誰も

私が樹になっていることを

さして気にもとめなかった








エバの裔


泉の目

苺の唇

杏の頬

風に吹かれる五月の草のやわらかい髪

雌鹿の足

鬼百合の雌蕊の細い指

新鮮な野生のにおいに包まれた女の

持ってきたものは

一匹の蛇

ひとりの天使

女は

いつも愛らしく清らかで

誇りにみちていたが

蛇の暗示から抜け出すことができず

疑惑や悔恨や欲望の間をさまよいつづけた

女は昼と夜とを共に抱き

知性と本能に身をほてらして

不可解な魅力に輝く

咲き乱れた矛盾の花園



その優しいもの 

強いもの

罪深さの故に魅力あるもの

私は

この美しいひとりの女を住まわせている

住居


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ピーマンのジャコ煮


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前日、前々日の繰り越しのおかずが残っていたし、昨日の天ぷらで、今日は油を使う料理はする気がしなかった。だから、ピーマンのジャコ煮。

ピーマンは細切りして鍋に入れ、熱湯をかけた小魚を入れ、醤油と蜂蜜(砂糖)と大さじ1の酒を入れ、強火で水気がなくなるまで5分ほど煮て出来上がり。




普通のハーブティ


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アップルミントとレモンバーベナの2種類しか冷蔵庫になかったので、多めに入れた。甘みはない普通のハーブティ。




オクラ

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1分茹でて冷水にとり、薄切りしてカツオブシと醤油をかけて食べる。 


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栗生楽泉園  野中武志さん



自転車



ラクダに似た山の石ころ道をまわり

みどりの野原をよぎり

自転車は

いま

落葉松林の坂道を

走る!

走る!


目の前の自然をどんどん切りひらき

さわやかな夏の風をつっきると

長い療養の日々につちかわれた

土くれの塊が

ぼろぼろ振りこぼれる


僕をとりまく人々の

風浪の中の

それは

日日の傷痕の濡れたしずくが

朝霧の彼方へ

ちりぢりに

吸いこまれていった


飛ぶ白い雲の中に

忘れていた僕の若さがあった

青い林に

明るい口笛が流れた

ペダルを激しくふんで

坂をのぼる

額にたまっていた汗の玉が

全部こわれ落ちた

空は澄んだコバルト

銀輪は空を切り

夏の太陽がまぶしい尾根道を

力いっぱいかけおりてゆく


野中武志(野中武)さんの略歴
1934年6月19日長野県に生まれる。1948年9月、栗生楽泉園入所。1955年頃から文芸活動を始める。1963年10月、結婚のため松丘保養園に転園。「東奥日報」「デーリー東北」、主婦と生活社、家の光協会などの文学賞に入選。著書に『津軽の異人』(1955 北の街社)、『ヤン衆』(1958 ブックス刊行所)など。創作に際してはつねに一般文学を志向してきた。


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野菜の天ぷら


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用意した具材は左からシカクマメ、サツマイモ2種、ナスビ、ピーマン、オクラで、天ぷら粉100gを使い、袋の表示通りに冷水160㏄を入れて混ぜた。サラダ油はいつも通り1カップを入れ、180度に温度設定した。


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最後にさつまいもを揚げる頃には油が残り少なくなっていた。だからサツマイモは「揚げ焼き」のようになった。


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たくさん揚げたのも理由だが、ナスビやピーマンに油が喰われたように思う。


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それでも、どれもきれいに揚がった。

天ぷら粉の量、油の量、野菜の量のうち、どれかがなくなったら「揚げ止め」しようと思ったが、ついついたくさん揚げてしまった。

   



干しきゅうりのパリパリ漬け

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キュウリ4本は干しやすい大きさに切って半日天日干しし、食べやすい大きさに切って瓶に入れる。ボールにめんつゆ1カップ、酢1カップ、ニンニク1片のすりおろし、唐辛子1本の小口切りを入れ、瓶に注ぐと出来上がり。晩に作ると翌朝には食べれる。一晩常温に置いて、その後は冷蔵庫で保存する。

パリパリした食感で、食が進む一品である。



冷凍処理

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花穂シソとスイートバジルの葉をポリ袋に入れ冷凍にした。冷凍のままもむと粉々になる。サラダ等の料理に使う。


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栗生楽泉園  竹村 昇さん



冬の坂



踏み出す俺の足

一枚岩のように

凍った坂に響く

肉と骨の

冬の坂

俺の前に立ちはだかる


寒空にさらけだされた坂

無数に重なりあい凍りついた足跡

斜面に添わせてかたむく俺の体に力がはいる

ぎしりと鳴る関節のひびきが坂に伝わる

生きものひとついない寒さの中で俺の呼吸がはずむ


<あくせくと吹きさらしの中を登って来ることはないぜ>

若者の声が突然俺の頭の上で響いた

だまったまま

一足一足に全神経を集め

若者の前を通り抜ける


やがてふり向いて

そこに

遠く揺れている太陽と向い合って

じっと立っている

若者と冬の坂
 


竹村昇さんの過去記事その1

竹村昇さんの過去記事その2


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長島愛生園  小泉雅二さん



精神病院での会話
━━らい院外出(その一)



精神病院の門柱をくぐって

金網と

鉄格子を意識する

病棟から出てきた男が

いぶかしい顔でぼくをみる

「おまえはどこからきたのか?」

と言い

「ここはらい病院じゃあない!」

と拒絶する


視点の狂った男の眼がぼくを圧迫している


狂った患者を凝視めるらい患者と

らい患者を追い出そうとする狂った患者と

どちらもが

正常さを求めているのだ


金網の 奥の

泣いたり 笑ったり 喚いたり

のなかで


看護婦は言うのだ

「正常にみえても みんなどこかが狂っているのです━━」


ぼくは、ぺこりとうなずいてみせたが

・・・? ・・・?

「狂っているということはどういうことですか?」


小泉雅二さんの過去記事その1

小泉雅二さんの過去記事その2


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初物 サトイモの煮物


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お彼岸が来るのでサトイモを初掘りした。1株で個数は多かったが小さかった。

包丁でこそげるように皮をむき、乱切りして鍋に入れ、醤油、蜂蜜(砂糖)、酒で味付けし、ダシの素と水を入れ、80度の湯で15秒湯通しした鯛アラ(以前に買って冷凍していた)を置いて落し蓋をし、水加減に注意しながら、煮立ったら中火にして15分煮て出来上がり。

時期的に少し早いのか、味がのっていなかった。



シカクマメの蒸し炒め

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熱した無水鍋にゴマ油を入れてニンニク1片のみじん切りを炒め、適当に切ったシカクマメを入れ、蓋をして弱火で3分ほど蒸し、蓋を開け、強火にして炒め、ニンニク醤油+豆板醤で味付けして出来上がり。「お豆さんのぴり辛ニンニク炒め」を参考にした。




墓掃除

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お彼岸が来るので墓掃除をして、ちょうどこの時期に咲くキクイモの花と彼岸花を供えた。毎年このパターン。




夏野菜の状況

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夏野菜はまだまだ元気である。オクラやキュウリは10月中旬頃までだが、ナスビ、ピーマン、ツルムラサキは11月上旬頃まで出荷する。

春夏野菜から秋冬野菜に変わる10月中旬~11月中旬の端境期のワンパックを支えてくれる野菜は、サトイモ、サツマイモ、レタス、インゲンの4種類であるが、端境期でも12~14種類くらいはそろう。



タマネギの種まき

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タマネギの種まきの適期幅は当地では9月20~9月22日の3日間ほどであり、これ以外の日に播いたことは一度もない。


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多摩全生園  光岡良二さん



夕ぐれのスケッチ



うつむいて歩いているうちに

雲のへりを染めていたばら色が

消えてしまった。

風が

冬じゅう着たぼろぼろのオーバーを

引きちぎる

だが寒くはない。

芽ぶいたばかりの木々は

たそがれの中では

まだ枯木のように見える。

林の中の広場で

女の子がふたり

風の中に赤いスカートを翻して

独楽のようにぐるぐる廻っている

げんきに 面白そうに。

やがて目がくらんだのか

よろけるように抱き合って笑い声をあげる。

主婦たちが手押ポンプを押す音が

家陰できこえ

軒下の暗がりに焜炉の赤い火が見え

鍋やなんかのふれ合う音がする

ああ、家も子供もない病人のわたしは

何かせつないほどの感動で

この平凡な夕暮の絵のまえに

ひとときを見とれて立っている。


帰って来て

久しぶりに遠いひとに便りを書こうと

灯の下に座った。

(march,1951)








新春祝詞


新春なり

わが父の 着給ひし

黒っぽき紬着て

机の前に座りつつ

ふと深き驚きの身を撲ち過ぎぬ

父の吾を生ませ給ひし齢を

遥かにとほく超えゐしなり

━━父母のかたへに 膝そろえ

  雑煮喰うべし 丹の頬よ

  昨と思ふに


子をなさず 産為さず

ただ無益なる 無頼のうたびと

肉朽る病齢のかたぶく時を

ゆゑわかぬ恋慕と

ぼうぼうの鬱情と 今も湧きつつ

又この年を何処へ歩まんとはする


ああ 天地の旋り転ぜし

めでたき元旦なり

わが詩売れしそこばくの銭

一壺の酒とはなりて

いづれ無頼の友待てり

いざよしや実存の鬱散ずべく

へべれけに酔ひはしてむ

わが父の紬をへどに汚しはせむ


晴れ渡りたる今日の空

すげなきばかり明るくて

無為の療舎の縁端に

日を掬ひ 日を掬ふ

(jannuary,1949)








少年 
 

私の中に一人の少年がいつもいる。

紺がすりを着て

おとなしく はにかみ屋の。


緑のかげろふにつつまれて

少年は孤りで山径をのぼってゆく。

世界はこともなく、美しいものに満ち

そのうつくしさが哀しみをさそい

とらえがたい何かが心をしめつけて

少年は わざと茨で傷つける。


いただきからは海が見え

その光る一すじの澪のうえに

見しらぬ女のひとの

白いやさしい手が浮ぶ。


みどりのかげろふが消え

ぼろぼろの時間が積りかさなり

少年はおとなになった

ああお前 よごれ疲れ ささくれだった心よ

随分ながくお前も生きたものだが

一体何をして来たというのだろう。


私の中に一人の少年がいつもいる。

黄ばんだ古葡萄酒の色の

春の日はもう照りはしないが

やさしい琴唄が鳴ってくることもある。

(march,1949)


光岡良二さんの過去記事その1


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ピーマンの味噌炒め


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熱した無水鍋に大さじ1のオリーブ油を入れ、細切りしたピーマンを弱火で5分蒸して蓋を開け、味噌、蜂蜜(砂糖)、酒で味付けし、強火にして2分ほど炒めて出来上がり。



キュウリを使った2品

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一品はキュウリの酢の物、もう一品はポリポリキュウリにした。


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キュウリはスライサーで薄切りして塩もみをして10分おき、水洗いして水気をしぼりながらボールに入れる。お椀にラッキョ酢大さじ3、醤油大さじ1、レモン果汁大さじ1を混ぜてボールに入れ、ラッキョ漬けとミョウガの甘酢漬けをみじん切りし、冷凍庫から出し水洗いして2分おいたカニ蒲鉾2本をほぐしながら入れ、よく混ぜると出来上がり。


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乱切りしたキュウリは塩もみをして2時間以上おき、水気をしぼりながらタレ(ごま油少々、胡椒、醤油大さじ2、ニンニク1片のすりおろし)を入れた容器に入れて混ぜると出来上がり。



オクラの湯通し 

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オクラは熱湯で1分茹でて冷水にとり小口切りする。一部はかつお節と醤油で食べ(定番です)、一部は下記のポテトサラダに入れた。




ポテトサラダ

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熱した無水鍋に大さじ2の水を入れ、薄切りしたジャガイモを入れ、弱火で30分、火を消して余熱5分で蓋を開け、ボールにとってつぶし、ゆで卵1個、上のオクラ、キュウリの酢の物を少し入れ、マヨネーズを入れて混ぜると出来上がり。味を見てレモン果汁大さじ2を追加し、胡椒をふった。

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大島青松園  塔和子さん






顔のない

なだらかな群れの中から

突然ひとつの顔が摘出される

そうだ

満員電車の中で足を踏まれたとき

あわててひたいをぶつからせたとき

突然群れの中からひとつの顔が摘出され

やあ失敬などと声を出す

しかし また顔は

再び群れの中へとけ込んでしまい

街は何事もなかったように

同じ速さで動いている



そんなものが本当に見えるのは

偶然によって対かい合った人間が

互いのことを確かめ合うときだけ

顔は接近すると対かい合う位置にある

でもみんな

平常は顔のことを忘れている

けれど

どこかで踏みはずしたとき

顔のない群れは

忽ち分解した微粒子のように

ひとつひとつの顔になり

転落した不幸な人間の上へかぶさってくる

そして

世界は顔になって

小さな不幸の上を踏みつける









口紅


口紅は

金の金具に納っている気取りやさん

手に取ると南天の実のように愛らしく

私の胸底をくすぐる

その華やかな紅と油質の固体をもったおまえは私のすべてを知っている

だからおまえといるとき

こんなに安心していられるのだ


うずうずと胸底にたぎる熱情も

刃物のように青澄んだ理性も

脂肪のように粘り着く執念も


おまえはみんな知っている

とりわけ鏡に対う私のうぬぼれを

許してくれるのはありがたい

だからこうしていると

私は夕べの空のような安心感を呼び戻すことが出来るのだ


乾いた私の病痕をうずめて

唇に艶めくおまえの

その華やかな紅の明るさ

やっぱり許していてくれる

たったひとつの嘆きを

不逞な美への執念を


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ハマチのアラとナスビの煮物


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鯛のアラはなかったが、ハマチのアラのいいのがあった。価格は同じ198円。3つに小分けし、2つは冷凍し、1つをナスビと煮た。

鍋に醤油、酒、砂糖、水を入れ、煮立ったら乱切りしたナスビを入れ、水加減を確認しながら、その上に80度の湯で15秒湯通ししたハマチのアラを置き、落し蓋をして中火で13~15分煮て出来上がり。

サトイモが収穫期に入り、これからは煮物が増えるので、魚のアラは常備品になる。



ニラ卵
  
    
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熱したフライパンに油を入れ、ニラを炒め、醤油と砂糖で味付けした溶き卵3個を流し入れて蓋をし、表面がかわいたら混ぜてできあがり。



アブラナ科四天王が早くも綱渡り
 
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今年はダイコンサルハムシが多い。乾いているので、早朝か夕方の水やりも欠かせない。

13日にダイコンとカブの種を播き、14日にキャベツの定植をし、16日にハクサイの定植をしたが、早くもかなり被害が出た。早朝、トレボン1000倍液を散布したが、ダイコンサルハムシがまだかなり動いているのを見て夕方フォース粒剤を株元に少量まいた。これで防げると思うが、あと2日ほど経過してみないと定かでない。

アブラナ科四天王は種まきや定植後の10日ほどで勝負がついてしまう。だからこの10日間は害虫の動向に常に気を配る。今まで何度も泣かされてきたから、この4作物(ブロッコリーを入れると5作物)に関しては無農薬にこだわらない。

とにかく、ダイコンやカブ、ハクサイやキャベツという「形」にもっていく必要がある。

この10日間(9月13日~9月23日)を綱渡りのように超えると、9月末~10月上旬に第2の山が来るが、その山は、この10日間ほど急峻ではない。

収穫は11月中旬頃からだが、10月10日頃には結果が出る。


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栗生楽泉園  谺 雄二さん



ライは長い旅だから



ライは長い旅だから

ときに、足裏にキズ穴があく

こいつがまた痛みもしないから

穴のあいた足で、草津高原の雪踏みしめ

今朝逝った人の葬列にも加わる

いのちをかなしめ、暗いキズ穴から

ボクの体液が滲み出て

雪道を、くろく汚してゆく。


ライは長い旅だから

めったなことで天なんか仰ぎはしない

両眼を失い、手指はもがれても

舌先で点字をたたく

唾液ベタベタ乾く間もなく舐めまわし

そこに探りあてる輝かしい呪詛

この旅の果てには確実に遺さねばならぬ

おのが時代の、それは「点鬼簿」。


ライは長い旅だから 

チチハハや、生まれ育ったふるさとを喪す
 
つまりボクらは、いつでも

今日此処を出発する習慣なのだ

病室では、おまるにまたがり

おババが唄う流行歌”命あずけます”

流浪とよぶもよかろう

この尾根で年老いた少女の旅はついに終らない。


ライは長い旅だから

今日が明日へつながると信じていい

ある詩人は、「ライ者は来者」と書いた

もはや失うべくもないボクらにとって、旅は

侵されてなお不遜なる実在

やがて祖国が自らを解き放した日

きっとボクらを見出すにちがいない

だからときにはゲラゲラ笑って、この旅をゆく。








サチ子

サチ子 ある日ボクは

「やぁ」と手をあげてあいさつしながら

急ぎ足で君に歩み寄るだろう

「ごめん ごめん 
すっかり遅れてしまって・・・」

けれどサチ子はボクを知らない

だから君はおどろいてボクを見るだろう


サチ子 そのとき君の前に

ボクはどんなふうに写るだろうか

顔も手もケロイド状にひきつり

わきあがる思いのたけの微笑さえも

君の瞳の中でたちまち屈折し

暗くぶざまに変色してしまわないか

どこか地の果てからの長旅にくたぶれて

ついに誰彼のみさかいもつかず

いきなり君に声をかける無頼

そんな惨めさをボクに見出すだろうか


サチ子 しかしボクは

君のその眼差しにたとえ嫌悪の感情をよみ

あるいは娘らしい警戒心から

いちずにボクに身がまえて あらわに

また無言のするどい抗議に射られても

ボクはそれに耐えてひるむまい

君への愛にきっとボクは支えられる

「サチ子 また会えたね
さぁボクの握手を受けとっておくれ」


サチ子 おぼえているだろうか

君はいちどボクに会ったことがある

でもあまりに幼かったから

君の記憶に残っているかどうか・・・

あれは君がまだ四歳の晴れた五月

養母に手をひかれてむさし野の奥処 

トゲトゲの柊の森にボクを見舞ってくれた
 
そこに盲目のひと、白いホータイのひと

ひっそりとライ病む一千のひと達

皆同じ家族のように君にやさしかった


サチ子 君は春の柊の森の中で

一日ボクと遊んで過した

小さな花畑に咲く赤や黄のチューリップ

その花びらをなぜだか

ボク達は一枚一枚むしりとっていた

十七歳のボクにライへの怒りは重すぎた

サチ子 いまさら隠しはしない

君の祖母とボクではないもう一人の叔父は

当時すでに柊の森の墓地で

いつまでもめざめぬ眠りについていたのだ


サチ子 あれからボクは

あの柊の森を抜け出て

上州草津のこの尾根にいのちを寄せた

ライにまみれて生きてきた

せめてサチ子健かなれと祈り

時折りは君の養母=ボクの姉に手紙を書いた

だがそれが何になろう

サチ子にボクを秘めておくことが

そのことだけがただひとりの姪への愛なのか


サチ子 ボクはもはやライに癒えた

身体いっぱいに醜い傷痕

ライの後遺症をふかく刻んではいるが

ボクはやはり君をたずねよう

君が実の母親と思いこんでいるひとは養母で君にとっては伯母

そして君がひそかに父だと想像していた者は

君がうまれる以前からライを病みつづけ

いま癒えて君の目の前に立つボク

戦争とライから生き残ったただひとりの叔父

サチ子 君の父母は離婚して

この日本のどこかでそれぞれくらしている

そんなかなしいひと達をゆるしてやれ

「サチ子 二十歳おめでとう
ほんとに遅れてしまって ごめんよ」

(*柊の森=東京・多摩全生園)


谺 雄二さんの過去記事


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サツマイモのコロッケ


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熱した無水鍋に大さじ2の水を入れ、薄切り(火の通りが早いから)したムラサキ芋500gを入れ、弱火で25分、火を消して余熱5分で蓋を開け、鍋にとり熱いうちにつぶし、丸めて薄力粉をつけ、熱したフライパンに大さじ1と半の油を入れて裏表3分ほどづつ焼いて出来上がり。

ナンキンと違って簡単に丸まり、粘質で崩れなかったのでスピーディにできた。食べる時にケチャップとソースをかけたが、もう一工夫、サツマイモに何か入れるとおいしいと思った。



ピーマンのジャコ煮

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ピーマンを細切りして鍋に入れ、湯をかけた小魚を入れ、醤油、酒、蜂蜜(砂糖)で味付けし、強火で5分ほど煮て水気がなくなれば出来上がり。




ゴーヤとツナの苦くないサラダ

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ゴーヤ2本はスライスして塩もみをして10分ほどおき、熱湯で30秒茹でて冷水に取り、水気をしぼりながらボールに入れる。タマネギ1個はスライスして10分ほど水にさらし、水気をしぼりながらボールに入れる。ツナ缶の油をよく切って入れ、マヨネーズと大さじ2のレモン果汁で味付けして出来上がり。

ゴーヤとツナの苦くないサラダ」を参考にしている。 



リメイクしてカレー

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昨日のポトフはカレールーを1個入れ、10分ほど煮込んでカレーにした。


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ありがたき自然の恵み  採蜜


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10
日ほど前、最下段の開閉扉を開けたら、巣の先が見えるくらい伸びていたので、採蜜した。

まず天井の蓋を取り、天井板(ベニヤ板)を細い針金を通して取り外したのが左の画像。その後、最上段とその下の箱の間に細い針金を通して最上段の箱を取ったのが右の画像。

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ベニヤ板を戻し蓋をしたのが左の画像で、これをごっそり隣の黄色のコンテナの上に移し、元のコンテナの上に、新しい置台と新しい開閉扉と空の一箱(巣落ち防止桟をX字に置く)を置き、隣に移した巣箱の上3段(3箱)を乗せると、元通りになる。

つまり、4段(4箱)のうち、最上段の一箱を採蜜させてもらった。

数十匹の犠牲も伴った。午後3時半~4時過ぎまで、緊張して汗びっしょりになった。女王蜂に危害は与えなかったと思うが、明日、山に上がって今まで通りの出入りをしているか確認するまでは安心できない。

越冬用のミツバチの食料を一部盗んだわけだが、これでうまく越冬してくれれば、初めての成功である。秋の蜜源は11月上旬頃まであるので、1か月半あれば今回頂いた一段くらいは補充してくれるだろう。

今までは逃去したり、農薬被害で倒れたりした群の採蜜であり、今回のような緊張を伴うことはなかった。初年度(5年前)に1回だけ8月に採蜜をしたことがあるが、その群はその後、大スズメバチに狙われ、2か月ほどで消滅してしまった。

多分、今回の群はうまくいってくれるのではないかと思う。 
 

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ただ、採蜜した上の断面はきれいなのに、下の断面はスムシの影響があるような気がする。    


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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