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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

蚕の現況

 
 
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出荷のない日の朝は楽しい。軽四を止めると物置の中の蚕が見える。いの一番に状況を確認し、桑の葉を収穫して、右端のように金網をのけて蚕の糞をバケツに捨て、新しい桑の葉を与える。合計で300頭はいると思う。その後、竹やぶ沿いに歩いてヤギの顔色をうかがいつつ、やっぱり山へ上がってミツバチの様子も見に行く。

数年前、桑の木をホームセンターで1本購入し、それを挿し木で増やしていたから、農業新聞で蚕の販売の記事を目にした時、飼ってみようと思った。

蚕を飼う目的で桑の木を植えたのではなく、シンボルとして桑の木が1本必要と思っただけだった。増やそうと思ったのは、果樹を植えてもカラスのエサになるだけだから各種1~2本ずつあればそれ以上はいらず、それならと桑の木を増やしていた。

蚕もヤギもミツバチも農業本体の労働を妨げる大いなる「無駄」であるが、無駄が多いほど農業本体も頑張れる。

現在は無駄であっても将来、「有機的な関連」ができる可能性も無きにしも非ず。 無駄が多すぎて「休息日」が全く持てないのは考え物だが、数多くのことを並行して進めないと新たな道は見えてこない。原発がいきなり「廃止」はできないように、いきなり他の道へは進めない。少なくとも数年の準備期間がいる。

今一番必要と思っているのは、「週に1日は農業から離れて休息日を持つ」という並行処理。ますます農業本体がおろそかになりそうだが、「多くの無駄」と「休息日」が持てないなら、新たな展開は何も期待できない。


「葉タバコ栽培」より「蚕の飼育」の方がはるかに楽しそうだが、蚕を駆逐したのは葉タバコ。その葉タバコもたった15~20年ほどで「サラリーマン稼業」に駆逐された。

牛やニワトリの歴史は結構長かったが、豚は当地では、導入から廃業までたった6年ほどの期間しかなかった。豚が加わって家畜が3頭になったと思ったら、ボクが中学校の頃には3種類ともすでに影も形もなくなっていた。

サラリーマン時代も農業に転身してからも、収入はずっと低空飛行だったから、納屋も牛小屋も豚小屋も当時のままで変わっていない。豚小屋は現在、軽四の車庫になり、鳥小屋は宅配のダンボール置き場になり、牛小屋は黒マルチ等の廃材置き場になっている。 

 
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くちなしの白い花もグイチゴも、足早に季節が過ぎ去ろうとしている。今年もゆっくりめでることも口にすることも少なく、せかされて過ぎ去ろうとしている。


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カラスが狙わないので「フェイジョア」は5本も植えている。外観はアケビに似て、熟すと落下する。それを拾い集めて10日ほど「追熟」させてから食べるが、11月中旬の収穫期から2月末頃まで、キーウイと同じ期間保存できる。パイナップル風味がしておいしい。

   
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ユズの葉をかじっていたカミキリムシ。2日前のカミキリムシとは模様が違う。

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炎天の2日間


ヤギを飼う目的を見失ったら、ヤギが写せなくなった。ただ「世話も投げやりになっている」ということはない。

潮が引くように熱は冷めてしまったが、多くの出会いを与えてくれたから簡単には手放せない。

ヤギだけだったら負担は100%だが、同列の負担であるニワトリと、朝夕の村道の電柵の開閉という負担も農業を続ける限りつきまとうので、ヤギの負担率は結局33%。この意味するところは大きい。

ヤギに何のメリットもなく、単に負担だけを感じるようになったとしても、いつかまた、ヤギをヤギとして受け入れることができるかも知れない。

「飼わなければよかった」とは思わない。たとえ失敗だったとしても、トライしないことよりトライした意義は大きい。


 
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月曜日にペットボトルの中味を入れ替えたばかりなのに、5日間で早くもいっぱいになった。スズメバチの捕獲が目的だが7~8割は「蛾」が入っている。去年は8月のお盆明けから仕掛けたが、その時期になると「蛾」はかなり少なくなる。



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キンリョウヘンの水やりや、日除けのために遮光ネットをかぶせることは1日に1分ほどの作業だが、それが365日続くとなると、簡単な作業ではなくなる。上記のペットボトルの入れ替え作業も、飼育する箱数が多くなれば比例して多くなる。

ミツバチにあまり時間を取られないように、巣箱の見回りは3日に1回ほどに減らす(我慢する)必要がある。




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昨日も今日も暑かったせいか、午後7時を回ってもミツバチは巣箱の外にたむろしていた。デジカメで中を写そうと思ったが、これでは開閉できない。
  
  
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6月14日に逃去してきた群は巣門を開閉して巣箱の中を写すことができたが、蜂球は写せなかった。

  
 
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桑の挿し木はうまくいった。来月上旬にいったん仮植えし、本圃への定植は11月上旬にする。


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朝、昼、夕の3回のエサやりをする必要があるくらい大きくなった。桑の葉の収穫は朝と夕の2回。音をたてて桑の葉を食べている。



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ジャガイモを収穫してふと見たらカミキリムシがいた。カミキリムシは「イチジクの木」と「桑の木」を食害するが放任している。
 

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この2日間の高温でエンサイとツルムラサキが急に大きくなった。エンサイは水曜日頃から、ツルムラサキも後1週間ほどで出荷できそうである。オクラは3回蒔き直して何とか予定数(3~4本立ち200株)は確保できたが生育にかなりばらつきがある。

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ミツバチは「けもの道」への入り口


 
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桑の品種は多いが、この桑の葉は手のひらサイズで大きく、葉につやがあってきれいである。
今回の蚕飼育の目標は、
(1)自分にとって限界の蚕数(繭数)を把握する。
(2)多すぎて間引く時はニワトリの餌として与える。
(3)繭の蛹を醤油と砂糖で煮付けて佃煮にして食べる。 
(4)一部は交尾をさせて2世代めが孵化するか確認する。
(5)孵化すれば2世代めを育てる。
(6)繭は乾繭として保存し、利用法は来季までに考える。 

   
  
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ミツバチの世話が始まったら、「けもの道」に入ったも同然。はまってしまって抜け出せない。かなりの投資と厖大な時間を費やすようになった。

春の分蜂シーズンだけがミツバチの季節のように見えるが、ミツバチの世話は1年中ある。

ミツバチに対する自分の攻め方は、
(1)田んぼ周辺と山の中の「巣箱が置けると思える場所」はとにかく全部置いてみる。 

(2)26箱おいているが、世話ができる箱数、スズメバチ捕獲器を設置できる箱数、地域の蜜源の量、巣箱を置ける最適地の場所の4項目を考えたら、10~15箱が限界の箱数と思う。ただ、10~15箱入室してもらうには20~25箱の空き室を用意する必要がある。

(3)ミツバチやハチミツをカネにする自信は全くないし、その能力もない。

(4)ミツバチを飼いだしてからミツバチ愛好家と接する機会が多くなったが、野菜と同じく、それぞれの人の能力の高さやセンスに感服することが多い。

(5)ボクはミツバチに関しても能力もセンスもない。それでもミツバチにはまっている理由は、
※ミツバチの見回りのために里山を歩く楽しみ

※巣箱のある風景を目にする楽しみ

※ミツバチの出入りを飽かず眺める楽しみ

※ハチミツを自給できる楽しみ

※ミツバチのおかげで無意味だった山林が生かせた喜び

※ミツバチのおかげで新しい出会いがあった喜び

ミツバチに関する研究や観察という思考はほとんど働かず、鑑賞して楽しむだけ。

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秋分の日までにあと2つゲットしたい

  
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14日に仕掛けたペットボトルの捕獲器3つで57匹仕留めた。ただ、右の画像のように「蛾」もたくさん入り、用をたせなくなったので今日また新たに仕込んだ。



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春の分蜂に比べたらごく少ないかも知れないが、「夏分蜂」と「逃去群」であと2つはゲットしたい。そのための準備だけは怠らない。

方々にたくさん置くのではなく、ターゲットを4ヶ所ほどにしぼり、そこに「待ち受け箱」を集中させた方がよいと言われるので、山に2ヶ所(画像)、池の土手の端に1ヶ所、竹藪に1ヶ所と集中させた。



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画像は土曜日に2つ継ぎ箱して4.5段になった逃去群。今年は採蜜はしない予定だが、最下段の開閉扉(巣門のついた高さ半分の箱)を開けた時に、巣が下から見えるくらい伸びていたら、もう1段継ぎ箱するか、もしくは最上段の1箱を採蜜してから1段継ぎ箱するか、どちらがいいか先人に電話で聞いて対処する。



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5月20日にキンリョウヘンの土の入れ替えをしていたが、再度やりなおしをした。

前回、「鹿沼土」と「軽石」を2袋ずつ買って土の入れ替えをしたが、今回はそのものずばり「シンビジュームの土」を購入して、それだけを利用した。最初からこれにすればよかった!価格も半分以下ですんだのに。シンビジュームの土は2袋で千円もせず、1袋とちょっとで足りた。

シンビジュームの土は、土というより大半が軽石で、他にヤシガラ等が少し混ざっているようだった。ジョロで水をするとまさに上から下に素通りで抜ける。

5号鉢の他に「蟻の巣ころり」も購入した。巣箱に置けば蟻が来なくなるらしい。 

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4日前のは逃去群という指摘と、2つ継ぎ箱

 

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タキイ種苗のモニターアンケートで「特によかった品種」と出ていたので作った「韓国かぼちゃ」だったが、
(1)成育スピードが早く、4月7日に蒔いたのに6月16日にはもう出荷できた。
(2)雨天、曇天が続いているのにまだ病気がきていない。
(3)一般のカボチャより20日ほど早く出荷できるのはワンパック宅配には助かる。
(4)ズッキーニ風に食べることもできるし、和洋中何でもいける。多収でジャンボサイズになる。

ただし変形果も多く、直売所出荷に出せるのは半分ほどかも知れない。ニワトリの餌にもいいような気がする。

 


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蚕は取りに来られる方にはさしあげます。夏休みの自由研究にはとてもいい素材だと思います。実物の蚕を見たのは去年が初めてで、成長スピードが早いことにも驚かされ、繭作りは感動的だった。

ボクは超不器用なので3×4センチほどの繭を作るための部屋(繭団地)は作れそうになく、稲の苗箱用の36穴の連結ポットを3つに切って利用するか、エンドウの支柱に使った竹の笹を数本ずつ束にして、それを苗箱の上に置くつもり。  

 
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今の時期、サトイモに画像の害虫が多い。2~3日に1回見回って、ひねって(つぶして)歩く。保護色でなく目立つのですぐ見つかり、たくさんいると、いつの間にかサディスティックになる。


蚕が加わって今の時期は4種類の家畜がドッキング状態なので、それぞれの世話にかかる時間は10分でも4種類だと40分かかる。

ミツバチの世話はなく、毎日見回る必要もないが、巣箱を置いている風景が好きで毎日見回っている。26箱(空室24、入室2)はルートコースにしているので、急ぎ足で見て回る。

3つつるしたペットボトルの捕獲器にはすでにスズメバチが合計20匹は入っている。ただ「蛾」もたくさん入って早くも飽和状態である。


今日ミツバチを見に来られた方は、キャリアは同じく2年目だったがすでに9群を保持し、研究熱心で相当に詳しく、4日前に入った巣箱を内見してくれて、2.5段の待ち受け箱の上2段がいっぱいになりつつあるので今日「継ぎ箱」をした方がいいと、2段継ぎ足すのを手伝ってくれた。巣の様子から、これは分蜂群ではなく明らかに逃去群であり、全員で引っ越してきたから4日目でもこれだけ蜜がたまっていると説明してくれた。

いくつかの空箱の置場の誤りも指摘してくれて、巣門(出入口)の向きも、この場所なら「東向き」よりも「南東~南西」の角度がいいと助言してくれた。そして、待ち受け箱の置き方と実際に飼育する置き方は異なり、待ち受け箱の場合はターゲットの場所(今回逃去群が入ったような場所)に1~2メートル間隔で集中して何箱か置き、入ったら飼育場所に移動した方がいいと言われた。

キンリョウヘンも見てくれて、12鉢のうち保険の意味で5鉢はそのままにして7鉢は明日にでも鉢と土を入れ替えた方がよく、根についた現在の土は水で洗って落とし、土は全て市販の「洋ランの土」にし、鉢は少し長めで小さい5号鉢にして、株を小さく分けすぎた4鉢は合体して2鉢に植え替え、植え替え後2週間ほど半日陰に置き、その後は太陽光線にたっぷりあてて(盛夏は30~40%の遮光)、週に1回の液肥散布と、マグアンプ又はナタネかすの置き肥を勧めてくれた。

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家移り

 
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6月7日に孵化したので今日で10日目。手狭になったので、田んぼの物置へ「家移り」をした。広さは3畳(物置の4分の1)。黄色のコンテナに渡しをしてその上に稲の苗箱を10並べ、糞掃除のためコピー用紙を敷き、その上に金網を置いて桑の葉を置いている。蚕は葉の裏側にいる。

朝と夕方の2回、桑の葉を与える。物置から10メートルのところに桑の木が8本あり、近いと何かと便利である。

物置で飼う場合の天敵は「ネズミ」、「テン」等が考えられるが、被害が出たら考えたい。東側と南側は黒い寒冷紗で覆って直射日光を遮る。

カイコの幼虫は、最終ステージ(5齢)の時に生涯の80%の桑を食べるが、繭作り直前には体重が孵化後の1万倍にもなる。

孵化して25日経過する頃には繭作りを始めるという「猛スピードの生涯」である。

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いつ、どの時点で殺すか


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ネット検索していたら、「カイコの絵本 そだててあそぼう」という本の書評に下記の記事が載っていた。
『・・・ただ、蚕の飼育につき物の、「いつ、どの時点で殺すか」については明快に触れておらず、生から死までセットになった蚕飼育という視点も必要だと思う』

鋭い指摘だと思った。蚕を育てるうえで最も大切な視点と思う。
自分の場合は、
(1)蚕が多すぎると思ったら、ニワトリに与えて間引く。
(2)上限300個くらいなら、繭の処分ができると思う。つまり、繭の状態の時に殺す。
(3)繭の中の蛹(さなぎ)は佃煮にして食べる(初めての経験)。
(4)繭の利用法を今から考える。糸を取るような面倒なことはできないので、それ以外の利用法。  


蚕を育てることは意外と癒しになるが、「繭をどう使うか」という大きな問題が立ちはだかる。
(1)蚕の使い方
(2)蚕の利用法
(3)繭の使い方
(4)繭の利用法
検索する言葉が少し違うだけでいろんな情報に出会える。


栄養補給源としての役目

蚕の蛹は、「蛹3個で卵1個の栄養」と言われるほどの栄養を持っています。蚕は羽化した後は一切食べないため、卵を産んで一生を終えるまでのエネルギーと栄養を蛹の段階までに蓄えているのです。栄養の欠乏が最大の問題でもあった昔の日本において、蚕の蛹は大きな役割を担っていたのです。

蚕の蛹は、醤油と砂糖で煮付けて佃煮にして食べるのが一般的な食べ方です。佃煮は醤油の塩分で保存性が高まったことで人気が出た調理形態なので、蚕の蛹の佃煮も保存食として重宝されていたのです。

中国やタイでは、油で揚げて食べることがあります。また、乾燥させて粉末状に加工したものは「さなぎ粉」として釣り餌としても使用されています。
(以上、ネット検索記事)


「カイコの絵本 そだててあそぼう」を公民館の図書室で予約した。この本には、乾繭の作り方、絹糸の取り方、真綿の作り方、テグス、セリシンの膜の作り方からサナギの佃煮まで、繭の利用法を丁寧に紹介しているらしい。

蚕を飼う楽しみ50%、繭の利用法50%、この2つがうまくドッキングしないと蚕は継続して飼えない。

蚕は桑の葉の量で飼える頭数が決まる「100%自給エサ」という点が特に良い。設備投資の必要も全くないし、桑の葉を収穫して与える手間だけである。


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蚕の葉にとまっていた昆虫たち。どの昆虫も名前を知らないが、よく見かける昆虫である。

蚕は興味があれば簡単に始められ、興味がなくなれば簡単に止めれる。しかしヤギはそういうわけにはいかない。


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夏分蜂か? 第一弾ゲット

    
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うれしい第一弾。この場所は、去年最初に入った場所だった。去年の巣箱だが台座だけは新しいのと変えていた。

去年はこの斜面に4メートル間隔で5つ設置して4つ入ったので、入るとしたらこの斜面だろうと思っていた。

一昨日と昨日の2日間、1時間ずつ20アールほどの葉タバコ跡地の草刈りをした。その時にはまだ入っていなかったので、入ったのは昨日の午後~今朝9時半の間である。

春の分蜂は5月20日頃で終わっているので、この群はスズメバチに住処を追われた群か、もしくは孫分蜂(初回分蜂の母女王の群が強群だった場合、分蜂して出た群から再度分蜂。これを夏分蜂もしくは孫分蜂と呼ぶらしい)だろう。


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見ていたらすぐに大スズメバチが飛来して、巣門付近のミツバチを1匹咥えて飛び去って行ったので、午後買い物に出た時にグレープジュースを買ってきて、さっそくペットボトルのスズメバチ捕獲器を近くの木にぶらさげた。
内容物は、
※砂糖大さじ5杯
※グレープジュース180cc
※水180cc(グレープだけでは高くつくので水で薄める)
※酒50cc
※酢50cc
※他にゆすら梅の果実をつぶして3個ほど入れた(果実なら何でもいい。去年はイチジクを入れた。なかったら入れなくてもいいと思う)

去年の9月にはペットボトル3つで1週間平均50~60匹のスズメバチを捕まえた。
 
    
      
    
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去年は4群もいたので、梅雨~初冬までの間、山の斜面の草刈りはしなかったが、今年は1群だったので草刈をした。年に1回だと繁って背高になり草刈が重労働になるが、年2~3回に分けると、時間もかからず身体の負担も少ない。
草を刈っておけば見回りの時も気持ちがいい。


春の分蜂は1群もとれなかったが、あきらめてしまってはいなかった。週に1回の巣箱の内見(黒蟻と大蜘蛛とムカデとヤモリのチェック)は欠かさなかったし、4つほど巣箱の移動もしておいた。

もう1箱、竹藪に設置している待ち受け箱に夕方、探索蜂が何度も出入りしているのを見た。1つゲットできたら欲が出てきた。
 

キンリョウヘンの栽培について大変参考になる記事をネットでみつけました。ヤフー知恵袋のベストアンサーに選ばれた回答の中に出ていたホームページです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1025790990  


下のホームページも大変役に立ちました。

https://sites.google.com/site/38wiki/hokaku-houhou#TOC-2


もう一つ
NHK趣味の園芸「シンビジューム」よくわかる栽培12か月
キンリョウヘンはシンビジュームの1種であり、この本を読むことによってキンリョウヘンの育て方がやっと具体的につかめるようになりました。

どんなにいい巣箱を作っても、
どんなにいい場所に巣箱を置いても、
キンリョウヘンの効果には及ばないと思う。
そしてキンリョウヘンは、ミツバチを飼い続ける限り必須な作物であり、どうしてもマスターしておく必要がある。1年間通してキンリョウヘンの世話をすることは安易ではない。

巣箱を作ったり、巣箱に創意工夫を加えることは、全く無能であるが、キンリョウヘンを育てることはちょっと努力すればできる。

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キンリョウヘンをネットで学ぶ

 
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6月7日の朝に孵化したので、今日で4日目。右の画像は蚕の糞。まだ小さいので黒い点のような糞である。 


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半紙を敷いた菓子箱の中で飼っている。今はまだ1箱につき桑の葉は1枚で足りる。ハサミで切って古い葉の上に置くと新しい葉に集まってくる。ごそっと皿などに移し、半紙の糞を捨ててから元に戻す。
半紙を敷くと蚕の状態がよくわかるし、糞を捨てる時にも便利である。

  
 
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2.5キロほど梅漬けをした。一晩水につけてアク抜きをして水をよく切り、25~30%塩でまぶし、重石をしておくと夕方には水が上がってくる。この状態で赤シソが成長するのを待つ。 

  
 
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キンリョウヘンの現在の状態。12鉢のうち結局1鉢しか花が咲かず、その花も分蜂のピークが過ぎる5月連休の中頃に咲き始め、しかも1輪しか咲いてくれなかった。つまり、残りの11鉢は役立たずだった。

今春は25箱の待ち受け箱をセットしたのに1群もゲットできず、昨年のが1群残っているが、実質的には蜂浪人の1年が始まった。
ゲットできなかった原因として、
(1)巣箱の8割は新品の巣箱で、風化させる時間がなかった。できれば半年以上前から設置すべきだった。
(2)巣箱設置場所拡張等のための山仕事で、木を切り倒したり、竹笹を刈ったり、雑木を2~3日に1回、3か月間も焼き続けたことが、結局、ミツバチの環境破壊につながったように思う。1年では戻ってきてくれないかも知れない。
(3)25箱置いてみて、一ヶ所で養える(飼うことができる)箱数はせいぜい10~15箱までで、それ以上に置くと過密になると感じた。

蜂浪人中にできることといえば、
(1)来春は少なくとも5鉢はキンリョウヘンを咲かせること。
(2)何人かの蜂場を見学させてもらい話を伺う。
(3)本やインターネットでミツバチの知識を増やす。

特に(1)が大事であるが、キンリョウヘンを1年にわたって世話をするのは大変である。それでもキンリョウヘンがないと捕獲率は半減する。
(1)株分けの仕方や時期
(2)肥料のやり方、水のやり方
(3)鉢に入れる土の選択と方法
(4)キンリョウヘンの置き場所
(5)芽かぎの時期と方法
単に水やりだけしていたのでは、キンリョウヘンに何の変化も期待できない上に、あっという間に1年が過ぎる。まさにこの1年がそうだった。 

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8ちゃんねる

     
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たくさんは飼えないので、赤磐市のMさん方へも蚕を150~200頭ほど持参した。Mさん方は祖父の時代に蚕をたくさん飼っていたらしく、畦岸に桑の木が何本も植わっている。その桑の木が、きのう木工作家宅で見たのと同じ害虫被害にあっているのを見て、この品種は増やさない方がいいかも知れないと思った。Mさん宅のも木工作家宅のもブラックベリーを小粒にしたようなおいしい実がつく品種である。

実はつかないが葉の大きなもう一つの品種を増やそうと思った。上の画像は桑の挿し木2品種と、ステビア、セイジの挿し木。


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Mさんも今年、ミツバチはゲットできなかったらしい。ただ、家の近くの大木の根元の「ほこら」からたくさんのミツバチが出入りしていた。その「ほこら」の前に待ち受け箱を置いたが入ってくれなかったと言われる。去年の夏にスズメバチに襲われて逃げ出したと話されていたから、今春にまた分蜂群がこの「ほこら」を選択して住みついたのだろう。次回に訪問させてもらう時は防虫ネット等を忘れずにもって行き、デジカメで「ほこら」の内部撮影をさせてもらおうと思う。

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蜜源である「ニセアカシア」を1本もらったので、帰ってさっそく植えた。


 
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近くなので、Mさん方の帰り道には決まってこのヤギ牧場へ立ち寄る。我が家の子ヤギ2頭を引き取ってもらった先にいるメス2頭の成ヤギは、この放牧場からもらわれてきたらしい。後々になって知ったが、何か奇遇である。

ここは休耕田を電柵で囲んで放牧しているが、随分と広い。ちょうど昼時だったのでコンビニであんぱんとおにぎりと缶コーヒーを買って、放牧場のヤギを見ながら食べた。6頭のうち子ヤギが3頭で、そのうちの2頭には角があった。親にも1頭は角があった。ここの飼い主は除角はしないのかも知れない。除角をするには子ヤギは既に大きくなりすぎているような気がする。


帰途、もう一軒寄り道をした。昨日木工作家から教えてもらっていたミツバチを飼い始めた人がこの近くだったので、郵便局に立ち寄ってその集落へはどう行ったらいいのか聞き、小字が3集落の100軒ほどの集落で、このあたりでミツバチを飼っている人を知りませんかと聞いたら2軒目に尋ねた人が知っていて運よく出会うことができた。

その方によると、去年ある人から蜂蜜をもらい、おいしかったので自分もミツバチを飼いたいと思い、ネットで巣箱の作り方等を検索していた時に「8ちゃんねる」というミツバチの情報交流サイトを知り、自分で巣箱を作り始めた。近所の人に話したら、家の縁の下に何ヶ所かミツバチが巣作りをしていると聞き、この春、毎日見に行って分蜂に注意していたら5回分蜂し、5群すべてを巣箱に取り込むことができたらしい。

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木工作家は合計4群

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木工作家は今春に3群ゲットして、合計で4群になった。ちょっとうらやましかった。毎日の見回りが楽しいだろうなあと思う。4月29日に第1回目を、5月16日に第2回目を、5月30日に第3回目をゲットしたらしい。

上の画像は4月29日にゲットした巣箱で、左から右へと順次拡大して写した。4.5段の巣箱の上から3段まで早くも蜜がたまっているという。まだ40日しか経過していない。真ん中の画像でわかるように、かなり高い位置に設置してある。こういう置き方ができるのも木工作家ならではと思う。



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これは5月16日にゲットした巣箱で、これはまさしく部屋の中というか資材置き場の中に設置した巣箱である。部屋の中だと雨風にさらされることが少なく、スズメバチ防御にも好都合なのかもしれない。


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5月30日に入ったのは2つ並んだ右の方の巣箱である。
ミツバチが入った3つの巣箱置き場は8メートルほどの間隔で、ちょうど正三角形の形になっている。つまりミツバチがこの一帯を好んだということだろう。

去年まではミツバチのかけらも見当たらなかった場所であるが、実際に巣箱に入ってから眺めると、ここはミツバチのお気に入りのスペースだったのだとわかる。ただ去年はこの一帯には巣箱を一つも置いていなかった。

実際に捕まえると置き場所のセンスが磨かれる。4月29日の1群はキンリョウヘンなしで、5月16日と5月30日のはキンリョウヘンを置いていた。

木工作家だから巣箱つくりは朝飯前だが、ミツバチの扱い方がとても柔らかい。まだ1度も刺されたことがないらしい。素手で扱い、頭に防虫ネットもかぶらず、しかも巣箱に20センチほどまで近寄る。この点ではすでにスロー人さんのレベルに近づきつつある。


   
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これは越冬した1群で、近くに待ち受け箱4つと分蜂板1つを設置したが、結局待ち受け箱には入らず、分蜂板(右の画像)に蜂球ができ、それを巣箱に収めたが、女王蜂が入っていなかったのか翌朝にはもぬけの殻だったらしい。もしそれがうまくいっていたら合計5箱になっていたと話された。柿の木につるした待ち受け箱がとても風流だった。

去年と立場が全く入れ替わった。ボクは去年4群ゲットした余韻を引きずりながらいまだに過ごしている。
   

   
   
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木工作家は自宅も自分で建てている。画像は軒下にはわせた雑草の「くず」であるが、朝顔でもなくニガウリでもなく「くず(秋の七草の一つ)」というのがとてもユニークである。くずはこれからますますおごり、9月にはきれいな花を咲かせ、ミツバチの蜜源にもなる。


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蚕も少し持参した。木工作家の家のまわりには大きな桑の木が2本あるが、どちらの桑の木も画像のような病気がかなりまん延していた。桑の木には病気も害虫もほとんどこないと認識していたが、そうだとは一概に言えないようだ。

周囲の果樹には病害虫はほとんど見られないのに、桑の木だけにきているのが不思議だった。

   
      
   
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家に帰って夕方、山に上がり、1群だけ残っている巣箱の内見をした。頭に麦わら帽子の防虫ネットをかぶり、厚手のゴム手をはき、上着を着るという重装備をしないと、当方のミツバチには近づけない。かなり攻撃を受けたが、これだけ防御しているので刺されることはなかった。木工作家のミツバチと何でこうも違うのだろうか。ミツバチに対する今までの自分の対応が悪かったのだと思う。

分蜂は1回だけだったと思うが、画像のように蜂の量はかなり回復していると思う。ただ蜜の量が増えているようには見えない。

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古今東西の100名言集

  

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ステビア、セイジ(どちらもハーブ)、桑2品種を挿し木のために収穫し、一昼夜バケツに入れて「水揚げ」をしている。

ステビアは砂糖の100倍以上の甘さ。葉を10枚ほど湯呑みに入れて湯を注げば砂糖水ができる。挿し木が簡単で、95%の成功率。

桑はあと20本ほど増やしたい。成育が旺盛でヤギも好む。果樹は植えてもカラスのエサになることが多く、自給用にそれぞれ1~2本ずつあればそれ以上はいらないので桑を植える。



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物置の一角の3畳を4ヵ月間だけ蚕部屋にする。ここはヤギ小屋にしていた場所である。黄色のコンテナ(収穫容器)を4個置いて2つの渡し板(トラクタの田んぼへの出入り等に使う)を置き、その上に稲の苗箱を5個ずつ並べた。苗箱1つで20頭ほど飼えると思うので、2品種を100頭ほどずつ合計200頭を飼ってみたい。

南側にキーウイの木があって西日避けはできるが、黒い寒冷紗を物置の外に張って直射日光があたらないようにした。

蚕を飼うことに何ら目的をもっているわけではなく、もちろん売り先もない。
(1)桑の葉を1日2回ほど与えるだけで手間はかからないと思う。 
(2)エンドウ類の支柱に使った竹の笹を苗箱の上に置いて笹に繭を作らせ、笹の繭リースなどにすれば部屋飾りにもなる。
(3)稲の苗箱に置ける36穴の連結ポリポットが市販されているので、それを適当に切り繭作りの部屋としても利用できる。


古今東西の100名言集(新聞に出ていた本の広告)

今から20年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望する(勇気の言葉、マークトウェイン)

孤独な木は、仮に育つとすれば丈夫に育つ(癒しの言葉、チャーチル)

なるようになる。心配するな(癒しの言葉、一休宗純)

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ(勇気の言葉、小林一三)

一夜にして成功するには、10年かかる(成功の言葉、ウディアレン) 

青がない時は、赤を使えばよい(成功の言葉、ピカソ) 



新聞は生じた事象を後追い報道するのではなく、現在もしくは近い将来に大きな問題になるであろう論題を俎上に載せ、世論を喚起することに重要な役割があると思う。例えば次のような問題。

現在問題になっている電力会社の発電と送電部門を分ける問題

生まれながらにして背負う1人800万円超の借金

世代間格差解消の方策

ベーシックインカムの考察と財源問題

農協や生協がTPPに反対する理由

選挙制度の改革

衆議院と参議院の在り方と議員数削減

シュウカツという問題点

貧富と格差の問題

正社員と非正規社員の問題

資本主義の次の段階の政治経済システム



経団連の政策提言

楽天の三木谷浩史社長がツイッターで日本経済連脱退を示唆。
ソフトバンクの孫社長が自然エネルギーの普及を目指す活動を開始。

政府や政治への不満を表明するだけの財界活動ならやめた方がよい。

「3・11」後の混迷した行動を先導する役割が財界には求められてはいないか。 
(朝日新聞6月5日)

従来の財界は政治献金を自民党に集中し、自分たちに都合の良い政策を政権にさせる圧力団体の役割だけだった。

企業は政治ほど世襲制度が顕著ではないし、政界以上に優秀な人材が集まっているはずだから、政治を批判したり、任せっきりにするのではなく、もっと建設的に関与してほしいと思う。そのためのカネもノウハウもあるはず。特定の政党への政治献金は廃止にすべきである。 

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オクラ、3回目の蒔き直し

 
 
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10日ぶりの再会だった。でももう忘れているようだった。それでも、元気でいてくれるだけでいい。

ここで一緒に飼われていた。2頭のメスヤギはとても人懐こくて優しいヤギだから、母ヤギの代わりをしてくれているのかも知れない。

 
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ただ、除角した方のヤギがあまり精彩がないように見えた。引き渡し日にはかなり回復したように思ったが、人間不信を多少引きずっているかもしれない。

それでも、ここよりまさる飼育者はいないのだから幸せ者である。


昨日、オクラの3回目の蒔き直しをした。若い農業仲間が、種の予備ならあるし、オクラはまだ十分まにあうと言ってくれたので、蒔き直すことにした。
 
一晩吸水させなくても、一ヶ所に5粒ずつ直播きしてたっぷり水をしておけば発芽率は良いと教えてくれたので、種を分けてもらった当日に蒔いた。

オクラのような夏作で稼いでおかないと、自分の場合、秋冬作で稼げる作物は少ない。

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農業ブログでもノンポリはいけない

   
  
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今日、群馬県蚕糸技術センターからシャーレーにはいった蚕が2品種届いた。稲の苗箱で飼おうと思う。ふ化予定日は6月6日。新しい命の誕生が少し楽しみである。


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ナンキンの敷き藁が後手後手になりながら、なんとか敷いている。といっても、稲わらも麦わらもないので敷き草である。数日前に刈った草を集めてきては敷いている。
  
 
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蒔き直したエンサイ、ツルムラサキ、モロヘイヤが生え揃った。ただ、直播きしたオクラは4分の1の60株ほどしか育っていない。3回目を蒔き直そうかどうか迷っている。1000粒が3000円ほどするタキイ種苗の「グリーンソード」という品種を使っているので3回目を蒔き直すと9000円も種代がかかってしまう。


エンドウ、スナップエンドウ、レタスが過熟気味だったが、発送は2パックだったので何とか組み立てた。今日のワンパックの内容物は、
グリンピース・・・・・・・・・・・・250円
エンドウ2単位・・・・・・・・・・400円
スナップエンドウ2単位・・・400円
キャベツ小型2個・・・・・・・・150円
ルバーブ(ジャム専用)・・・400円
タマネギ(約3キロ)・・・・・・500円
丸レタス2個・・・・・・・・・・・・200円
合計2300円+送料800円=3100円
他にサービス品として、アップルミント、コモンタイム、セイジ→ハーブティ
イタリアンパセリ、ニンニク2個、サニーレタス

これくらいはサービス品として入れても、直売所出荷よりメリットは多い。ハーブの収穫は簡単で、雑草のように摘んでも摘んでも伸びる。タマネギは多くても日持ちがする。


週末には子ヤギを見せてもらいに行こうと思う。あれから10日ほどになるからボクの顔など忘れているだろうが、元気な姿に会えればよい。近くだから、月に1回くらいは成長の様子をブログに載せたい。


農作業も忙しかったが、3時頃から4時頃まで1時間、管内閣に対する不信任決議案の採決の様子をテレビで見た。予想通りの結果だったが、小沢さんと鳩山さんはもう退いて欲しい。この2人がいる限り民主党はまとまらない。

参議院の在り方もおかしいと思う。だから政策がスムーズに実行できない。「ねじれ現象」などが選挙によって生じると、一般の人に政治がわかりづらくなる。じっくり腰を据えて政策を決めるには衆議院一つにした方がいいし、その方が経費節減にもなる。

農業ブログでもノンポリ(政治的無関心)はいけないと思う。
 

「悪いのは東電ですか、政府ですか、それとも国民ですか」という週刊誌の見出しに目が留まった。
ボクの感覚からいえば、悪いのは、
東電2割
政府4割
国民4割
くらいの割合ではないかと思う。原発を進めてきたのは明らかに自民党政権である。自民党、官僚、業界それに学会も加わってまさに三位一体で原子力政策を進めてきた。

どの業界でも大なり小なり同じことをしている。自民党、農水省、農協が三位一体で何十年も協力して農業政策を進めてきたのと同じ。その結果が現在の農業衰退の大きな要因である。

その自民党政権を何十年も支持し続けてきたのは国民であるから、政府と国民の責任は半々と思う。

今回たまたま東電が貧乏くじを引いたと思う。だから2割。
 
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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