雨が降っていてもできる農作業がある。合羽を着てメタン菌液肥を4荷担いだ。
メタン菌液肥を作物の根本に施すと「濃すぎて肥料あたりする」ことがあるが、土が水分をたっぷり含んでいたり、雨が降っていたら、そのまま根元付近に施しても肥料あたりは少ない。
13本の桑の木、4本のニセアカシア、ハッサク、ビワ、フェイジョア、キーウイ、他にハーブの「ルバーブ」に施した。
雨が降り続くと、田んぼのそばの細い水路の見回りも欠かせない。落ち葉や枯草が水路のところどころをふさいで、水が田んぼの方に入り込むことがある。せき止められる場所はたいてい決まっているので、その地点だけは忘れずに見回る。この作業を怠ったら野菜の畝間に水がたまり、作物に大きな影響を及ぼす。
雨でも、村道の電柵の開閉と、ニワトリとヤギのえさやりがあるので、朝と夕方はたいてい田んぼに行く。村道といっても突き当りで、集落の人が通ることはめったにないが、家畜もいるから。
ニワトリは周囲の草を適当に刈って与え、今の時期はハチクも5~6本投げ込んでおく。自分の対応が悪かったのか、オンドリが最近特に凶暴になって襲われることが多い。向かってくるので、しばしば足で蹴っ飛ばしていたが、油断ができなくなった。棒を持って入ることもある。ハチクを与える時など、オンドリをめがけて投げつけることがある。
義父が今年から米作りを止め「コゴメ」をもらえなくなるので、ニワトリを半分の15羽ほどに減らそうと思う。秋にもらったコゴメがまもなく無くなるし、購入飼料への依存度(現在は2~3割ほど)をアップさせたくない。
ニワトリは野菜くず(野菜残渣)の処理が主目的なので、卵は食べ量を産んでくれたらよい。今後は米ぬかを主体にする。無精卵になるが、減らす時にオス2羽も手放そうと思う。ニワトリは喜んで食べてもらえる人のところに持っていく。
子ヤギ2頭は25日に引き取ってもらっていて本当によかった。晴れたのは24日、25日の2日間だけだった。雨天が続いて大半の時間を1メートル四角の小屋で過ごすには、親子3頭ではすでに狭すぎる。たった1日でも親子ともに大きなストレスになる。除角から10日しか経過していなかったし、月末まで60日間は養育した方がいいか迷ったが、天気予報も見ながら25日に引渡しができて本当によかった。
子ヤギがいなくなってオスヤギの嫉妬心も目に見えて消え、メスヤギも2日ほどで子ヤギのことを忘れたかに見え、オスヤギとの距離も縮まった。
メスヤギの乳は張っているが、飲んでくれる子ヤギはいない。たった2~3分だが左右の乳房から乳を搾っている。乳を搾る品種ではないせいか、乳頭も小さく、搾られることを嫌う。左手で首輪を持ち、ヤギの体を抱え込むようにして右手で右側の乳房を搾る。左の乳房は体を抱え込めないので搾りづらい。ポリバケツを受けたらいいのかも知れないが、コップ1杯も出ているかどうかわからない。
今はただ、地面に放出させているだけである。自分もヤギも搾り搾られることに慣れたら、そのうちポリバケツを受けることがあるかもしれない。飲んでみたいのはやまやまだが、搾るタイミング、ポリバケツを受けるタイミングのどちらも難しく、出る量も少ない。搾るのは好物の木の葉やハチクを与えて食べることに注意が向いている時である。子ヤギでもそのつど15秒ほどしか飲ませてもらえていなかった。ただ15秒が1日に何回あったのかはわからない。
大地が乳を吸う。大いなる浪費と見えるかもしれない。それにしてもコップ1杯のヤギ乳を飲むために何と厖大な時間を消費しなければならなかったか。
このヤギは乳が出る品種ではないとわかってから、乳を飲むことはあきらめていた。ただ、たとえ乳の出る品種であっても、去勢や除角、引き取り先(その後の処置)という現実を知ってから、出産は最初で最後にしようと思った。
ヤギは草刈効果などほとんどない。おいしい草をと日々つなぐ場所を変えるので、どの場所も中途半端にしか食べず、草刈効果はゼロに等しい。
ヤギを飼う目的をすでに見失った。しかし、飼い始めたという現実は受け入れざるをえない。70才くらいまでのヤギとの長い時間が始まった。無駄な時間になるかも知れないし、癒しの時間になるかも知れない。今はただ、その存在を受け入れるだけ。
分蜂期は4月中旬~5月中旬の1ヶ月間ほどであるが、この1ヶ月のために11ヶ月の準備期間がいる
巣箱の置き場所
巣箱を置く数
巣箱の春夏秋冬の太陽のあたり具合
巣箱周辺の草木の状態
キンリョウヘンを分蜂期に合わせてきちんと咲かす
周辺の農家の農薬や除草剤散布の状況
半径2.5キロ以内に同好の士がいるかどうか。いれば蜜源の競合になる
住処を探す探索蜂は分蜂期だけでなく、1年中探し続けている
ミツバチのための山仕事(山整備)は注意する必要がある
山仕事で出た雑木は頻繁に焼くとミツバチに影響が出る
近くの同好の士の現場をできるだけ多く見せて頂き、話を聞かせてもらう
新しい巣箱なら1年は風雨にさらして風化させる必要があると思った
ミツバチがゲットできていないなら「野生のエルザ」であり、ゲットできたら「家畜のエルザ」になるが、どちらの状態もあまり差はない。ミツバチの群が半径2.5キロの範囲内にどれだけ存在するかが重要
採蜜して食べることより、ミツバチの見回りができることにより高い価値をおいている
蜜源作物を作るのは手間だが、地域の蜜源樹木は知っておく必要がある
ミツバチのことを毎日意識しながら過ごすことが来春のゲットに有効だと思う
ミツバチのことを考えながら里山歩きをする
今年1群もゲットできなかったことは将来にとって大きな意義がある
ミツバチを想い続ける気持ちが途切れなければ、いつかまたミツバチをゲットできる
1群も4群も見回りに大差はない。1群も15群も見回りに大差はない
空箱の時は、大きな黒蟻、大きな蜘蛛、ムカデ、ヤモリの4種類に注意
入っている時は、巣門で待ち伏せするカマキリ、巣門近くの蜘蛛の巣を払うために見回る
8月盆明け~11月上旬頃まで襲ってくるスズメバチにはペットボトルの罠を仕掛ける
なぜミツバチのことをそんなに思うのか
20年間、ミツバチのことを全く何も知らなかったから
西洋ミツバチと日本ミツバチの違いも知らなかったから
始めてゲットした時の感動が忘れられないから
分蜂期が終わったので、1群だけ残っている巣箱の内見をした。
麦わら帽子につけた防御ネットをかぶり、手には厚手のゴム手袋という出で立ち。
小雨が降っていたし、夕方だったので、蜂の出入りが少ないし、分蜂期も終わったので巣箱の中の様子を確認しておく必要があった。
門番の蜂も10匹ほどいたが、巣箱の一番下の開閉扉をゆっくり、そろ~りと開けた。
中には巣くずもほとんど落ちてなく、死んでいる蜂も1匹もいなかった。デジカメで写すと中が暗いのでフラッシュが出て、ミツバチに刺激を与えてしまうので、今日は手鏡で見ようとしたが、うまく見えなかった。だから箱の底からのぞくようにしてみたが、貯蜜は巣箱の台座近くまではまだ伸びてきていないようだった。
1年と1ヶ月が過ぎて、まだ1回も採蜜をしたことがないのに、この群はあまり貯蜜をしない。箱も4.5段(0.5段は開閉扉のついた箱)のままで重箱を増やせれていない。
採蜜は横取りになるので時期を選ぶ必要があるが、巣箱の台座近くまで貯蜜が伸びてきたら、梅雨明けする7月20日頃までなら採蜜し、それ以後だったら今年も採蜜はしない。
画像の白い花は雑草化しているカモミール。タマネギのコンパニオンプランツとして有名なハーブだが効果は? いったん種を落とすとカモミールは至る所で雑草化する。
それでもカモミールは小菊のごとくきれいなので満開にして種を落とさせ来年も楽しむ。不耕起ならもちろん、数回耕起してもかなり発芽する。
雑草化するキクイモ。これは去年のキクイモ跡地。指の先ほどの芋の切れ端からたくさんの芽が出る。
雑草化するアカザ。アカザはおひたしにして食べれる(少し硬い)と聞いて去年もらってきて植えたら、今年早くも至る所で雑草化している。アカザは背高になり茎が硬いので「杖(つえ)」になる雑草としても有名。
『ヨウ素、セシウム、ストロンチウムの放射性物質を多く吸収、蓄積しやすい植物として、ヒマワリとアマランサスが除染作物として有望らしい。
野生植物でも同様の実験を行ったところ、アマランサス属の野生種であるアオケイトウ、ヒモケイトウの方が栽培種のアマランサスよりもセシウムの蓄積量が多いことが分かった。
ストロンチウムに関しては、タデ科の野生植物オオイヌタデが栽培作物も含めた全体の中で飛び抜けて蓄積量が多かった。』
(農業新聞5月13日)
ヒモケイトウやオオイヌタデも雑草化するが、カモミールと同じく花としても見応えがある。
去年青シソを植えていた場所で、こぼれ種から発芽したのを5センチポットに鉢上げして育苗中。
なおスイートバジルは稲の苗箱にばら蒔きしたのを5センチポットに鉢上げして育苗中であるが、先行して購入苗を既に定植しているが、そのうちの半分40本ほどがネキリムシ(ヨトウムシ)の被害にあった。
ツルナシインゲンも半分以上がヨトウムシの被害にあったので、今度何か定植するときは「ネキリムシ防除」の薬剤を使おうと思う。
去年、青シソを定植した時もかなりヨトウムシにやられた。ヨトウムシは田んぼによって大発生することがあり、予備苗を半分ほど用意しても足らなくなることがある。
昨日、ヤギの除角をしてもらった。除角がこんなにもヤギに負担を負わせるものだったとは想像もしなかった。ボクもかなりダメージを受けて農作業をする気になれなかった。
もう2度と出産に立ち会うことはないだろう。
1頭の子ヤギが身を挺して教えてくれた。
除角は去勢ほど簡単ではなかった。
かなりの出血、あやまりながら押さえ続けた。角は頭蓋骨とつながっていてショック死する場合もあるらしい。
もう2度と子ヤギの画像は写すまいと昨日は思ったのに、この現実を伝えようと思った。
「2020年、日本農業史にヤギが復活」と何度か書いたが、全く自分の誤りだった。こんなにもヤギに負担を強いることが広がるはずはない。
今日で3日連続の雨。
昨日の朝、水路をせき止める落ち葉や枯れ草の掃除をしておけばよかったのに、たいした雨にはならないだろうと自己判断していたら、昨晩大雨が降り、せき止められた水路から田んぼの方に水が入り、水浸しになっていた。
こういうパターンが自分の場合は多い。
すぐに水路のポイント(ゴミがたまる場所は決まっている)の落ち葉を岸に引き上げ、水が下方へ流れるようにした。
ヤギは火曜、水曜と外に出せなかったので、小雨だったが今朝は1時間ほど外に出した。
4月18日に挿し木をしたサツマイモの購入苗は、やはり早すぎたのか、寒冷紗をかぶせていたが3分の2ほどしか活着しなかった。冷床の自家育苗の苗が6月10日頃には切り取れるだろう。
雨前の月曜日に施したメタン菌液肥は、雨で流亡してしまった。急用ができて雨前に黒マルチを張る所まで進めなかった。もう一度液肥を施す必要があるが、この3日間の連続雨で、乾くまでしばらく田んぼに入れない。
電熱マットを敷いて蒔く予定だったエンサイ、ツルムラサキ、オクラは忙しくてまだ蒔いていない。明日から雨が上がる予報なので、15日の日曜日までに蒔きたい。
エンサイ・・・144穴の発砲スチロールの連結ポットに2ケース
ツルムラサキ・・・144穴の発砲スチロールの連結ポットに2ケース
オクラ・・・5センチポットに250ポットほど
昨日、久しぶりに120サイズ(単価150円)のダンボールを250枚注文した。
1回の注文単位は最低200枚から受け付けてもらっている。
年間を通して100サイズを使うことは少なく、業務用も含めてほとんど120サイズを使っている。
120サイズは、縦33センチ、横58センチ、高さ28センチの箱を使っている。サイドに3センチ×7センチの楕円形の手で持つ穴が2つ開いてあり、もう一方のサイドには4センチ×10センチの空気穴が2×2開いている。空気穴は大きい方が夏に蒸れない。
盛夏でもクール宅配便は使ったことがないが、問題が生じたことはない。
120サイズのダンボールは、平成19年までは1枚が120円だったが、平成20年に1枚が130円になり、平成21年には1枚が150円に値上がりした。原料の原油価格が値上がりしたことが直接の原因だが、自分の注文数も少なくなっているので値段交渉ができなかった。
宅急便の運賃もそれまでは回数券だったが、現在は口座引き落としとなり、ワンパックの送料は740円に値上がりした。送るワンパック数がかなり減っているので、こちらも値段交渉はできない。ワンパックの送り先のほとんどが神戸と大阪市内である。
ダンボール代150円+運賃740円=890円であるが、送料は800円負担してもらっている。90円の赤字になったが、900円から800円に下げていたので、今さらまた900円にアップは言い出しづらい。
振り込み手数料は数年前から、先方負担にしてもらっているので、この変動はない。
ワンパックから直売所出荷へ切り替えようと思ったが、直売所出荷は1回出荷しても手取り5000円にはなかなかならず、ワンパックなら2パック送れば自分の取り分は4800円になる。ワンパックは平均して中身2400円+送料800円=3200円だから。
ワンパックと直売所出荷を並行するようになって1年半がくるが、やってみて、ワンパックの方がメリットが多いと思った。
直売所出荷の1単位の価格はだいたい100~120円で、50単位売れても5~6千円。それから15%の販売手数料を取られる。袋代も1枚2円×60単位=120円ほどがそのつど費用として発生する。外観(見栄え)もよくないと売れない。
ワンパックなら、その時期のものを10~14種類ほど箱詰めすればよく、袋詰めはせず新聞紙を利用し、外観もあまり問題にならない。箱に隙間ができれば、ハーブや多量に収穫できた野菜をサービス品して3~4種類入れても手間はそう変わらないので、顧客にもメリットが大きい。
ただ、現役をそんなに長く続ける予定はないので、ワンパックの営業はしないで、現在の顧客を大切にしたい。
ワンパック歴は20年を超えたが、直売所出荷はまだ1年半であり、自分の中でまだ納得できていない。
現役を退いても自給用の野菜は止めることはないし、自給野菜を作るなら朝夕の電柵の開閉も続く。電柵の開閉という一手間が欠かせないなら、ニワトリを飼い続けても負担はそう変わらないし、ヤギも寿命まで飼い続ける。
それなら、自給野菜、ハーブ、ニワトリ、ヤギ、ミツバチ、里山歩きを組み合わせて、あまり労せずに観光農業ができ、多少でも収入につなげることができる。
畝の中央を管理機で起こし、消し炭を3袋投入し、メタン菌液肥を4荷施し、かまぼこ状に土を戻し、黒マルチを張った。これに明日、ナンキン、韓国カボチャの一部、スイカ、ミニトウガンを定植する。
画像の管理機(ミニトラクター)は農業を始めた年に購入したもので22年目。畝上げもこれでしているので、高畝にできない。
メタン菌液肥は、135センチ幅で17メートルの長さの畝に「2荷」を基準にしている。向こう岸まで34メートルあるので「4荷」施す。
1回に担ぐのを「4荷」ほどにとどめるなら、そんなに重労働ではない。
メタン菌は35度の時に最も活動的になる。今はまだ気温が低いので液肥が未熟状態であるが、春夏作では黒マルチを張る4月中旬~5月中旬の1ヶ月間が液肥の必要な時期なので、未熟、完熟に関わらず使っている。
メタン菌も本当にいるのかどうか、活躍しているのかどうかもよくわからない。もらってきてすでに8年以上になるし、その後は、米ぬか4に対して、ナタネカス1の割合で投入(液肥タンクが半分になったら仕込み)して井戸水を満杯になるまで補充する。
結果的に野菜が「思った量」収穫できれば、肥料はそれでよい。
キクイモの芽が出揃った。合計で250個ほど植えた。
4月18日に挿し木をしたサツマイモであるが、3週間ほどこの状態にしておき、5月10日頃に寒冷紗を取る。
4月30日に、ピーマン24本、ナスビ18本を定植した。これだけあれば十分と言うより、これ以上定植すると労力的にきつい。
ナスビ、ピーマン→収穫時間10分
オクラ→収穫時間20分
エンサイ→収穫時間15分
ツルムラサキ→収穫時間15分
スイートバジル→収穫時間10分
青シソ→収穫時間10分
その他→収穫時間10分
を予定しているが、これで合計90分かかる。収穫後の仕分、袋詰めに同じ時間(90分)がかかる。
農業は個人差が大きいので、他人と比較しないようにしている。
4月20日頃に蒔いたミニレタスとサラダ菜が発芽した。定植は5月20日頃になるが、梅雨本番までには収穫できると思う。
ジャガイモ(種芋15キロ)とレタス類の現在。
エンドウとスナップエンドウの成育が遅れている。これらが収穫できるようにならないとワンパックは送れない。
先日、待ち時間に週刊誌を見ていたら、「踊子草」と「ショカッサイ」が出ていた。
左の草花の名前が「踊子草」であることを初めて知った。群生するありふれた雑草であり、花はとてもきれいであるが、一種独特の匂いがする。イタドリを取りにいったらこの花の匂いがよくしたので、子供の頃から特に印象深い雑草である。
右の画像は「ショカッサイ」であるが、去年の春に種をもらって鶏舎周辺にふりまいていたら、きれいなブルーの花が咲いた。
現在、田んぼにはびこっている雑草は「カラスノエンドウ」。マメ科の雑草なので、はびこらせて耕運すれば「緑肥」となり、ニワトリやヤギも大好物である。
去年の5月3日は3箱目のミツバチがゲットできた日なのに、今年はまだゼロ。
天気予報によれば明日は穏やかな晴天になりそうなので、ひょっとして2回目の分蜂があるかもしれない。他所からの分蜂も期待したい。ゴールデンウイークは晴天に恵まれそうなので、ミツバチゲットの「天王山の戦い」になるだろう。
肝心のキンリョウヘンは、蕾ができるのは早かったのにまだ花が咲かない。
集落の行事が終わった午後1時から~3時の間、分蜂球の下で新居への移動を待ったが、今日の移動はなかった。
25箱も新居を用意しているのに、どこが気に入らないんだ。
昨日、巣箱の中に、去年採蜜した時にとった蜜ろうを少しずつ置いた。匂いで少しでもミツバチを引きつけようと思ったからだが、大きな黒蟻が寄ってくる危険性もある。
だから、探索蜂の動きが少なくなる5時をまわってから巣箱の中を確認したら、早くも大きな黒蟻が来ていた巣箱が3箱、大蜘蛛が入っていた巣箱が1箱あった。ヤモリは今日はいなかった。
どうしてもこの分蜂球を25箱の新居のどれかに誘導したい。
この分蜂球の移動を見届けるために、明日から、9時半頃、11時頃、午後1時半頃、2時半頃の4回は山に上がろうと思う。移動は10分ほどで終わってしまうので、この4回くらいでは見逃す可能性もあるが、9時~3時の6時間も座りこんで見続けるわけにもいかない。
座り込んで待つなら、ミツバチの本を読みながら待ちたい。
「我が家にミツバチがやって来た」の本によると、『最初の分蜂から2回目の分蜂までは、4日ないし10日あり、その後は1日おきに分蜂する』と書いてある。
つまり、近日中に2回目の分蜂が起こる可能性もあり、これも見逃せない。1回目の分蜂が2時半頃からだったと思うので、今後1週間はこの時間帯は必ず山へ上がろうと思う。もちろん、9時半頃、11時頃、午後1時半頃も見に行く。
58才という年齢だから、ヤギを飼ったり、ミツバチを飼ったりができる。55才頃までは経済に結びつかないと思えることは手が出せなかった。
毎晩ブログを書いていると、ミツバチの本を読んだり、他の本を読んだりする時間がほとんど取れないので、新しい知識が増やせない。これがブログの最大の欠点と思うが、ブログと読書を1日おきに交互にするような芸当はできない。
できないと思っても、するようにしないと、進歩はない。
4月前半の気温が低く、このところ雨がよく降るせいか、タケコノやシイタケがまだ収穫できている。すでに5月1日であり、例年なら4月20~25日で終わっている。
Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp