新規就農者へ、初期投資400万円助成
こんなことをしてはいけない。新規就農者の首をしめることにつながる。農協や行政が指導することは、初期投資をそんなにしてはいけないと戒めることにある。これでは逆に「引こうに引けない状態」に追い詰められる。
初心者が農業にそんなに投資してはいけない。農業は始めてからでないとわからない点が多い。投資して必ず回収できる補償はないし、行政や農協は決して責任など取ってくれない。責任は農業者自身が取る。もらえる、もらえると進められても、決してその気になってはいけない。
400万円助成されても、残り半分の400万円は自己資金になる。200万円の助成なら、残り半分の200万は自己資金になる。農業は小さく投資して小さく稼ぐものであり、小さければ、農業が楽しみや癒しになる。
たとえば農業以外の自営業を始める場合、400万円も自己投資するのはよくよく考えると思う。そんな大金をいともたやすく農業に投資してはいけない。
4月27日の農業新聞によると、
『新規就農者が農機や施設を導入する場合に経費の半額を助成し、就農への高いハードルとなっている初期投資の軽減を図る。上限は400万円で、地域協議会などを通じて個人を支援する』
400万円もらって得なのではなく、残り半分の自己投資額400万円の損失と考えた方がよい。農業はそれくらい厳しい職業である。
ヤギは糞尿をよくする。尿がよく出るのは雑草で水分を多く取るからだろう。戸外に「けい牧」しているので、糞尿肥料はあまり取れないように見えるが、計算上は、
夕方6時半~朝8時半(14時間は小屋)
朝8時半~夕方6時半(10時間は戸外)
だから小屋の中でも、糞尿混じりの稲ワラや落ち葉や枯れ草が結構取れる。
ヤギは牛と同じ反芻動物なので、一度食べた物をまた口に戻してぐっちゃりぐっちゃり噛んでいる。だから、夜昼となく糞尿をしていると思う。
イノシシ対策、集落運動に
神奈川県というと大都会というイメージがあるが、神奈川県南足柄市ではイノシシの被害に悩まされ、住民基金も検討しているらしい。
現在、設置作業が続いている防護柵は高さ約150センチ。被害の目立つ場所を中心に全長約3キロを防備する。将来的には集落全体を包囲し、侵入を完全にシャットアウトする考えだ。(農業新聞4月25日)
都会から田舎へ移住する場合、イノシシ、シカ、サル等の害獣の被害が必ず待ち受けていると覚えておく必要がある。頭では理解していても、実際に体感しないとこの現実が身に迫ってこない。
20年前に当地でイノシシやシカの被害がすでに出ていたら、農業への転身にもっと悩んだと思う。シカは10年ほど前から時々被害が出ていたが、イノシシの初めての被害はブログを始めた2006年の8月末であるから、まだ3年にならない。
当地では害獣の密度はまだ低いので助かっている。
人それぞれの適正面積(定植本数)
他の農業者と比較して、各作物の作付面積は随分少ないかも知れない。しかし自分にはこれが限界である。これでも、
(1)雨の日以外はたいてい田んぼに出ている。
(2)出歩くことも少ない。
(3)ゆっくりマイペースでやっているわけではない。
農業で大事な要素は「手早なこと」。手先の器用さが要求される仕事も多いが、農業では「手早」が最も重要な項目と思う。
人と比較しても仕方がない。その人なりの「定植本数」があると思う。
顧客に応じた適正本数ではなく、自分の適正本数に応じた顧客の数にする必要がある。
ナンキンとキュウリの育苗は失敗したが、スイートバジルは150本ほど「鉢上げ」することができた。先日、市販の苗も80本ほど定植しているが、うまく活着するかどうかわからないので、今日3回目の蒔き直しをした。
苗箱を小屋から出したら、中にこんな生き物がひそんでいた。イモリかヤモリかわからなかったのでグーグルで検索したら「ヤモリ」だった。爬虫類であるが毒はないようである。ごくたまに出くわす。
逆にしばしば出くわすのが蜂。それでも刺されるのは稀。その稀に昨日遭遇した。ハーブの草取りをしていたら、セージに小さな巣があり、気付かず刺された。小さな蜂でも今日はぷくっと腫れてかゆい。
農業は危険な職業と言われているが、農具事故の他に、蜂やムカデ、ハミ(マムシ)に咬まれることがある。ボクはまだ蜂だけだが、5回は刺されている。
ネキリムシ
購入苗をすでに100本以上定植しているが、まだ「ネキリムシ」の被害が1本もない。ネキリムシの多い田んぼでは、定植した苗の半分ほどがやられることがある。
自分で育てた苗なら予備苗があり補充できるが、購入した苗には予備苗などはない。
以前、定植したスイートバジルの3分の1の100本ほどがネキリムシにやられたことがある。
今年もジャガイモはネキリムシに切られている茎が目立つ。切られていたらその周辺の土をほじくれば、たいていネキリムシが出てくる。
ネキリムシ増減の原因はわからないが、前年に休耕田にしていた場合などに多いような気がする。逆に前作の後に不耕起で後作を植えると、ネキリムシは少ないと思う。
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あぜ草と木の葉と両方食べれるような場所が最高である。ここの細い水路沿いはそんな場所である。ドングリの小木、ツバキの小木、ヒサカキの小木、フジの小木、グイ、カズラのような柔らかい草以外の山に生える草木が池に上がる道の「のり面」にはある。
あまり好き嫌いなく食べる。たとえば「グイ」など痛そうにみえるがヤギは平気。ゼンマイのようなものも食べる。
鎖が短いので、こののり面を駆け上がらないが、4メートルの鎖をつなげば、これくらいの斜面は簡単に駆け上がる。
1週間が経過して、オスは大分元気になった。信頼関係が崩れたら困るので、撫でたりさすったりは、1日に何回もしている。
雨が少なかったので、今年は竹の子があまり生えなかった。生えた竹の子は全てイノシシに掘り返された。だから1本も収穫できなかったが、近所でもらった竹の子を食べた。
春夏作、秋冬作
春夏作の多くは秋深くまで収穫したり、イモ類のように秋になってから収穫期に入るものもあるので、秋冬作にはあまり使えない。使えるのは、
(1)ナンキン、トウガンの跡地
(2)春ジャガイモの跡地
(3)タマネギの跡地
秋冬作の用地は(1)~(3)の他にもう少し用地があれば足りる。
秋冬作は4段階で捉えるとわかりやすい。
(第1段階)8月15日~
ニンジンやインゲンの種蒔き、秋ジャガイモの植え付け、ネギの定植、レタスやシュンギクの育苗
(第2段階)9月12日~
ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ
(第3段階)10月~
ホウレンソウ、ロケット定植
(第4段階)11月15日~
タマネギ、春キャベツ、ソラマメの定植、エンドウ類や冬越しレタスの種蒔き
路上脱出ガイド
路上脱出ガイド(大阪編)
路上脱出ガイド(東京23区編)
失業などによる路上生活者に生活・自立のための情報を提供しようと「NPO法人・ビッグイシュー基金」と「NPO法人・自立生活サポートセンターもやい」は、路上脱出ガイドを路上生活者に配った。
必要な情報が、どこを探せば出てくるのかわからないという経験は自分も多い。
ブログ・・・どこを探せばブログが出てくるのか最初はわからなかった。
検索・・・困っ時にはネットで検索するという知恵が働かなかった。
ブログランキング・・・これに出会って始めてブログの面白さがわかった。それ以前は、「まぐまぐ」とか「デジタル書房」という電子書籍を扱う会社しか知らなかった。
著作権
著作権・・・あまり考えたことはない。インターネットで公開しているのだから著作権などあってないような。
自費出版だったら、小冊子を100冊作るには、1冊千円とすると10万円かかる。そして完売できたとしても100人の目にしか触れない。
ブログだったらデジカメ代くらいで、印刷はしないのでインク代もかからない。
ブログだったら、不特定多数の人が見てくれる可能性もある。
ブログは書類はないので整理する必要もない。
本にした活字の重さは、ネットの活字の重さより数段重そうに見えるが、他人が読んでくださるという「重さ」に変わりはない。
書籍にしようとすると「かたまってしまう」が、ブログはかたまることはない。
書籍には「締め切り」という期限があるが、ブログも毎日書こうとすると、今日一日という「締め切り」がある。
ブログで方向転換や心の整理ができたりする。
今日あったことは今日書かないと、後日では書けない。
自分はブログ的な書き方しかできない。つまり後日まとめたり、整理して目次をつけたり、起承転結をあらかじめ考えて書いたりはできない。
ブログは点、書籍は線。点には点の、線には線の役割があり優劣はないと思う。点でも毎日点点していれば線のようになる。
「単なるメモ書き」や「記録の断片」という書籍では拾い上げれないタイプの書き手を、ブログは登用してくれる。
ブログはカラー画像をふんだんに取り入れることができる。これこそ、単なる猫や犬の愛好家(ペットブログ)を芸術家に押し上げている。
書籍という表現形式では修まらない、ページからはみ出した新しい領域をブログは創出した。
ブログに出会えたから、今も書くことができている。
ブログは修正が簡単で、指先から脳に響く感じがするし、従来の農書では表示できなかった画像をいっぱい入れれるし、無料だし、不特定多数の人が見てくださるし、永遠?に残るし、日々の励みになる。
これで著作権料がもらえるなら・・・。
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昨夜の雨は吹き降りだった。1畳ほどのこの小屋は、左右がパレットなので、雨が吹き込んでいた。だからヤギは小屋の真ん中にいた。
南側にコンパネを使い、これが風通しを悪くしていると感じたが、こんな吹き降りの日もあるので、一箇所はコンパネにしてよかったのかなと思う。
入り口の扉を開けているが、雨の日は戸外に出たがらない。ドングリの枝とクヌギの枝を折って、小屋の前に置いた。
ヤギは木の葉を好むので、冬でもそんなにエサに困らないと思う。クヌギは落葉樹で、当地の落ち葉のほとんどはクヌギだが、ニワトリとヤギの敷き床には、籾殻でなく落ち葉を使おうと思う。籾殻より自然であるし、動物が喜ぶし、集めるのが簡単で、ヤギはクヌギの枯れ葉(落ち葉)もよく食べるから。
自分を100%待ってくれているのはニワトリとヤギだけ。雨の日でも田んぼに行かなければならないのは、半分負担であるが、来るのを待っていると思うと、少しうれしい。
この場所に今年は「ハヤトウリ」を植える予定。ハヤトウリが成り始めるのは10月10日頃からで、その頃にはトマトもニガウリも終わっているのでその棚に伸ばそうと思う。
ハヤトウリは1鉢が598円もした。ハヤトウリは新聞紙に包んで台所の冷蔵庫の上など、真冬でもあまり低温にならない場所に保存しておけばサツマイモと同じように春まで保存が可能であるが、去年は草にまかれて途中で投げ出してしまい、種瓜を残すことができなかった。
ハヤトウリを買いに行った時、ヒマワリとコスモスの種を少し買った。景観作物として不耕起で麦の株間に蒔く予定である。ヒモケイトウ(アマランサス?)も探したがなかった。
今年の育苗失敗で痛感したことは、何種類かの育苗を放棄すれば、1ヶ月ほど春夏作の育苗の手間を省くことができ、2~3週間ほど早くそれらの出荷ができるという事実だった。
頭でわかっていながら判断が鈍かった。
秋は彼岸花だけだが、春は桜とツツジが終わるとタンポポ、タンポポが盛りを過ぎる頃には藤の花が満開になる。
赤いエンジンポンプの隣に井戸がある。時々援農に来てくださるUさんが、井戸の蓋を作ってあげると言われる。
井戸の上には、今のヤギ小屋ほどの小さな小屋があったが、2004年10月20日の台風23号で跡形もなく吹き飛んでしまった。残骸は100メートルほど離れた個所に散らかっていた。その後は画像のような戸板をのせているだけだった。
ものすごく不器用だから、立体的な農業ができず、ずっと平面的な農業しかしてこなかった。時々友人たちの田んぼを訪問すると、小さな育苗ハウスがあったり、本格的なハウスがあったり、キュウリやインゲンの支柱が立派だったり、ナスビやピーマンも少々の風では倒れないようにパイプが組んであったり、オクラも同じような工夫がしてあった。
ボクはそのような作物は苦手で、必要最低限しか作っていない。支柱のいらないエンサイ、ツルムラサキ、青シソのような葉物なら苦労しない。
秋冬作は地面に張り付いたような作物ばかりだから、春夏作のように困ることはなかった。
そういう理由で画像のエンドウ類も苦手だったが、3種類(エンドウ、グリンピース、スナップエンドウ)とも、各10メートルに減らしてから楽になった。竹の節を利用してそれにパイプ支柱をのせ、それに竹の先端を30本(翌年も使える)ほどくくりつける方法にしてから短時間でできるようになった。
パイプはキュウリの支柱を作るのに便利と進められて、スタートした年に購入したが、一度も使わずだった。それでもこのパイプ支柱は無駄にはならず、「黒マルチの押さえ」などに重宝している。
彼岸の少し前に植えたジャガイモは、ここまでの成長はゆっくりだが、これからいっきに大きくなる。今日の雨はジャガイモにとって、とても貴重だった。
チマサンチュ(摘み取り系レタス)は収穫期間が1ヶ月余りと長いので、他のレタスより重宝しているが、少し栄養失調である。前作のツルムラサキの肩に植え、中央部分を破って液肥を施したが足らなかったようだ。

昨晩の雨は雨量が多かったようだ。追加して植えたキクイモの畝間や、麦の谷間に植えたナンキンの畝に水がたまっている。
月桂樹、ユズ、キンカン、カリンを植えている田んぼの一角を「生ごみ捨て場」にしている。全部リサイクルすると言っても、台所で出るタマネギの根、キャベツの外葉や芯、ニンジンの皮、卵の殻、茶の出がらし、リンゴやバナナの皮等、田んぼに捨てたり、動物にやってはいけないものは、ここを生ごみ捨て場にしている。
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明日は雨なので少しゆっくりできる。晴れていれば、日曜祭日に関係なく田んぼに出るので、雨の日が休みである。
ただ、明日が雨となると、今日の仕事が忙しかった。
ビール麦を1列刈り取ってヨツメで耕し、ナンキンとトウガンにトリ小屋の鶏糞をふった。
トマトとニガウリに稲ワラを敷いた。
農業はこれからどうなるのだろうか。
農業をスタートした頃には全く被害のなかったイノシシやシカによる被害が出始めたので、作る手間も増えている。
この辺りでは、家庭菜園を始めるのはたいてい定年後からである。
稲作をしている人は最も若い人で60才である。
稲作もさびれ、野菜の出荷農家などほとんどなく、果樹農家も現役世代でやっているのは1人。
農業では食べれないというのは常識であり、骨の髄までしみこんでいる。
庭先で飼われていた10~20羽養鶏が姿を消したように、
玄関先で飼われていた1頭の使役牛が姿を消したように、
ニワトリもウシも飼い方が大型化されていった。
それが良い方向であったなら、鳥インフルエンザで苦しめられることもなく、酪農家の廃業が相次ぐ事態も起こらなかったはずである。
稲作や果樹農家も大型化していった。それが良い方向であるなら、自給率はこんなに下がらなかったはずである。
つまり、単なる大型化では、海外の安い輸入作物に対抗できなかった。なのにまだ懲りずに、大規模化、組織化、企業化のオンパレードである。
結果はすでに出ているのに、それに抗うように認定農家や集落営農、農業法人に支援を集中させようとしている。
農業に投じられる莫大な補助金は、ほとんど無駄になるだろう。それによって淘汰されるべき農業形態が存立し続ける。
最も大切なことは、家庭菜園への回帰であり、家庭菜園型農業を勃興させるような支援が今まさに求められている。しかしその一番大事な分野のことは顧みられない。
いったい、この国の農業にJA(農協)の果たした役割は何だっただろうか。
出荷農家のためだけの農協なら、すでに出荷農家は激減している。
農協はとっくに農業ではなく、農業以外の多角経営が経営の柱になっている。農協収益に農業の占める割合など3%もあるだろうか。
すでに家庭菜園型農業者からは、農協はかけ離れた存在である。
家庭菜園でも、一通り分かるようになるまでには3年ほどの年月が必要である。
農業は技術を追い求めることではなく、自分の食べるものは自分で作ろうとする姿勢である。
つまり農業は、
土に親しむ
旬の物を旬に楽しむ
春夏秋冬の季節の変化を楽しむ
10羽ほどのニワトリを飼ってリサイクルをする
土が癒しになる
最低限の自給活動をする
無農薬、無化学肥料などあくまで少数派
必要最低限の化学の恩恵は利用する
主食の米は作れなくても、野菜は作れる
今だったら、ナスビ、ピーマン等の苗を3本ほど買い
とにかく無茶苦茶でいいから植えてみる
でもこれができない世の中になった
野菜を作ることは買うことよりかなり高くつく
高い技術ではなく、ごく初歩的な技術こそが農業では大切
その初歩的な技術さえ、大半の人が知らない
自分も36才の時までそうだった
田んぼの場所も忘れてしまっていた
ナスビやピーマンが成っている姿を全く知らなかった
ナスビやピーマンが木の様になるとは思わなかった
タマネギが1年も保存できるとは知らなかった
野菜のことなど何もしらなかった
商工業の社会に早々と落ちこぼれたおかげで
にわか百姓になった
今は、そうなった運命に感謝できる
日々のこの充実感
土に接しているからか
しかし多くの人はもう土の上に戻れない
今日は昨日と同じ場所につないだ。
田んぼのどこにいてもヤギが見える。ヤギもたえずこっちを見ている。
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今日もあまり元気がなかった。昨日と同じように、好物のビワを中心に与えた。ヤギは草類より木の葉を好んで食べる習性がある。ビワは葉だけでなく、鉛筆くらいの太さの茎もガリガリと奥歯で噛み砕く。その他、タンポポ、イタドリ、クローバ、麦、スイバ、カラスのエンドウ、ドングリの葉、等を与えた。
今日は小屋から出て、メスと「頭突き」をして遊んだが、それもすぐに終わり、ほとんどこの状態で横になっていた。
明日で3日目が来るので、少しは回復してくれるだろう。
昨夜の雨でジャガイモの芽が急に大きくなった。あまり被害はなかったが、台風のような烈風も吹いた。
今年はまだタマネギに病気がきていない。近年になく上出来である。もう少し先には発生すると思うが、今の時点で病気が来ていないことは、収量は例年より多いはず。
藤の花が咲き始めた。
ツルナシインゲンの種を蒔いた。
6羽しかいないのに、今日は5個も卵を産んでいた。エサが存分に食べれた証だろう。家から出る食べ残りも29羽なら行き渡らないが、6羽だから十分食べれたのだろう。
29羽の時は10分ほどでエサがなくなってしまうくらいの量しかやっていなかったが、今日は数時間もエサが床に残っている状態だった。いつもなら青菜も跡形もなくなっているが、今日は食べ残っていた。
日曜日に軽四に積み込み中に1羽が竹薮に逃げたが、今日も1日、姿を見ることはなかった。長く飼っていると「帰趨本能」があり、逃げ出しても夕方には帰ってくることがあるが、今日も一度も姿が見えなかったということは襲われたのだろう。帰ってくるかも知れないと、夕方鶏舎周辺を2回ほど見回ったがいなかった。今までには、翌朝もしくは翌翌朝に捕まえた事がある。
ネパールから帰国
帰国予定日が過ぎたので安否の確認の電話を入れたら、3ヶ月に渡る、ネパールの長期農業指導から元気に帰国されていた。もう古希なのにパワーあふれる人である。ただ65キロの体重が7キロ落ちたらしい。
帰国してまだ4日目だというのに、メタンガス発生装置に投入する米ヌカを買いに市内に出て、キュウリ200本とサツマイモ100本の苗も注文してきた。キュウリは2回目、3回目は直播で各200本。サツマイモは早めに100本を購入して植え、6月上旬に伸びた苗を切り取って400本ほどをタマネギの後に植える。そのタマネギは8000本ほど植えている。タマネギの大半はネパールでの活動を支援してくれている人にあげるらしい。他にゴボウを作っている。
秋冬作では、ホウレンソウ(10アール)とニンジン(5アール)が主である。
野菜の作り方も懇切丁寧に教えてもらったが、真似ができた野菜は、たった1種類もない。一つだけ真似ができたのは、もらってきた廃液を種菌にして作っているメタン菌液肥だけ。
全て完全無農薬、完全無化学肥料。それなのに外観があまりにりっぱ。キュウリやインゲンの多少の曲がりでも「はね」ている。加えて、安全と両立しないと思える「味」の追及がすごい。
ニンジン・・・まびき菜も出荷している。
キュウリ・・・朝夕の2回収穫。そうしないと大きくなりすぎるらしい。
ホウレンソウ・・・マルチ栽培だが、年に3回、3年使う。つまり1枚のマルチを9回使って廃棄している。自分の場合は1回使って廃棄。どうしても2回目がうまく使えない。
ゴボウ・・・最初から作る気なし。
タマネギ・・・全く病気の出ないタマネギ。奇跡的と思う。
農業では、人の真似はなかなかできない。これは自分だけでなく、他の人も同じようである。真似できる人は、ちょっと見ただけで、あるいはちょっと教えてもらうくらいで、やってのける。
農業では、
(1)スタート時の年令
(2)農家出身、非農家出身、田舎出身、都会出身
(3)学歴
等に関係なく、できる人はできるのである。
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今日は日中留守にしていたので、木陰ができる場所につないだ。
ヤギを飼うにもハードルは高い。
(1)小屋を自分で建てるか、建ててもらうか。
(2)1頭飼うか2頭飼うか。1頭は3~6万円らしい。
(3)どういう飼い方をする予定か。
(4)飼う前の意識と飼った後の意識のギャップ。
(5)1日20~30分の世話時間がとれるか。
(6)ペットかミルクか草刈かヤギのいる風景か。
(7)10年後、2頭のヤギは?
農地法等改正案の集中審議
一般企業に農地の所有権の取得は認めないことについて、石破茂農相は、「法人一般は個人とは異なる大きな資本力を有する。将来の転用期待のために、農業経営が赤字でも長く保有することが可能で、その弊害に対する危惧が結構大きいのではないか」と述べ、現行の所有権規制を維持する考えを示した。
一般企業に農地の取得を認めたら、過疎地の農地など「買い占められてしまう」だろう。田舎の土地など、売りたい人ばかりではなかろうか。もちろんボクも、いま耕作している土地以外は売ってもいい。全部でなくとも8割ほどは、売れるのなら売りたい。
田舎の土地はすでに、資産ではなく負債である。自分の場合も今は近所の親戚が稲を作ってくれているが、すでに70代半ばなので、いつまで作ってくれるかわからない。そして、他に委託できる人はいない。
作ってもらえなくなったら、年に何回かの耕運と、畦草刈りくらいはする必要がある。稲作はできても野菜が作れるような田んぼは少ない。畑作のできる田んぼもいくらかあるが、これ以上作付を広げることはできないし、第一、軽四での移動は、農作業においても、収穫においても、とても不便なので、現実にはできない。
7反(70アール)ほど委託しているが、その内、残しておいてもいい田んぼは10アールほどで、残りの60アールは売りたい。
譲渡所得に対して税金がかかってくるなら話は少し違ってくるが、10アールを50万円で購入してくれるなら、売りたくなるかもしれない。
10アールが40万円なら60アール売るとして240万円。この金額なら売りたくない。先祖代々の土地を自分の代で手放してしまうのも、ちょっと申し訳ない気分。
子供も田んぼはいらないと言うだろう。保有しているだけで、草刈等の管理の負担がかかってくる。
田舎の土地などほとんど売れない。それを企業が購入したいと言えば、売りたいと名乗りを上げる人がかなり出てくると思う。
企業なら、条件不利な田んぼでも、安く買えるなら買っておいて、未来の転用緩和まで、保持し続ける可能性もある。
条件不利な田んぼは企業でも作付はしない。大体、企業農業が個人農業より「儲かる」なら、すでに多数の企業が参入しているはずである。あまり儲からないから企業が参入してこない。
(1)企業農業は、人件費が高くついて、個人農業より儲からないと思う。
(2)時間回転率や設備回転率は企業も個人も変わらない。
(3)確かに企業は大規模投資が可能であるが、投資のリスクは大きいと思う。企業だから安く作れることはなく、到底、中国野菜には対抗できないだろうし、「価格より安全を重視する顧客層」は少ないと思う。
(4)企業がする農業は「経済性」しか追求しないと思う。生物多様性や景観の維持など考慮の対象にいれない。
(5)「有機汚泥」など、田んぼが「捨て場」になる危険性もある。土を大事に扱うのは個人営農だけである。
過疎対策
過疎をなくそうと思えば、カネが無くても生きていける方法を提示する必要がある。現実は、
(1)国民年金、国民健康保険料の負担がほぼ全国一律
(2)ライフラインの負担がほぼ全国一律
これでは雇用の場の少ない過疎地では生きていけない。そして、
(1)過疎地ほど生活の諸物価が高い。
(2)スーパーや病院が近くになく、交通機関を利用すると、時間もカネも高くつく。
(3)田舎では冠婚葬祭費が欠かせない。
(4)害獣が出没して、野菜も無防備では作れない。
加えて過疎地まで「下水道」がごり押しされて、ますますライフライン料金が高くなっている。
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犬や猫のようなペットは嫌いである。理由は、
(1)毛が抜けて不潔
(2)猫はどこでもあがるので油断できない
(3)犬は散歩の時間がかかる
(4)両方ともエサ代が高くつく
(5)12~15年と長生きしすぎる
それなのにヤギを飼い始めた。
2ヶ月過ぎて大分慣れた。
朝、夕の出し入れという「拘束」があるが、外泊をしない限り問題ない。
雨の日でも田んぼに行って、戸外に出さないなら、エサを刈って与える必要がある。これはニワトリと一緒だが、ヤギ1頭はニワトリ30羽に匹敵する青菜を食べると思う。2頭だから2倍。
朝、夕の出し入れという拘束は、かなり重い背負い物と言える。ヤギが生きている以上続く。でもそんなに先のことまで考えない。とにかく1年間はそれをするつもりである。
朝、夕の出し入れよりもっと大きな「負担」と考えるのが「抜け毛」。飼おうと思った時、抜け毛までは考えが及ばなかった。
(1)自給用の野菜なら問題ない。
(2)道の駅等の一元の客ならあまり構わない。
(3)野菜の個人客は、多少は理解してくれるだろう。
(4)問題なのはイタリア料理店への出荷。
今でも、
(1)ヤギの体を撫でた後は、手を洗っている。
(2)ヤギの体を撫でる時は、それ専用の服でしている。
(3)抜け毛が多く着いた上着は、使い捨てにする。
(4)出荷が始まったら、小屋から出す時、それ専用の服を着る。
(5)収穫、仕分が終わるまでヤギに近づかない。
これはヤギを嫌っているのではない。不潔に思っているわけでもない。ヤギは人間との触れ合いを特に喜ぶということがわかるし、ヤギと触れ合うことは「抜け毛を考えなければ」楽しい。
一昔前は、自給用の野菜が主だった。だから抜け毛など、さしたる問題にもならなかっただろう。
しかし、自分の出荷には問題がある。
とにかく、
(1)朝、夕の出し入れという時間的拘束
(2)抜け毛
この二つのハードルを「1年間は」、楽しくクリアしていくつもり。
「2020年、日本農業史にヤギが復活」と何度か書いたが、この二つのハードルを自分がクリアできないなら、復活はありえない。
今まで農業新聞で「草刈用のレンタルヤギ」が何回も登場し、そのつど、このシステムは良いと思ったが、実際に自分も飼ってみて始めて、記事と現実とのギャップに気付かされている。特に「抜け毛問題」など1行も書いてなかった。
しかし、ペットの犬や猫に比べてヤギの方がはるかに衛生的である。というのは、ヤギは毎日、太陽光線や風にあたり、「土浴び」もしばしばしているので、体にダニやシラミはつかない。加えて、エサは「青菜や木の葉」であり、犬や猫のような素性のわからない「フード」を食べることもないので、糞もオシッコも、犬や猫より数段きれい。3週間に1度ほど床敷きを入れ替えれば臭うこともない。
つまり、犬や猫の抜け毛に比べて、ヤギの抜け毛はきれいだが、自分の場合は野菜の出荷があるから問題なだけである。
犬や猫を飼う気は全くないが、猫ブログのアメショッスはよく見る。あんなに有名になって欲しいと、オスヤギは「銀ちゃん」、メスヤギは「ラムちゃん」と名付けたくらいだから。
ニワトリにはハードルは一つもない。あるとするなら「鳥インフルエンザ」という恐怖心のマインドコントロール。青菜と太陽と土の上で飼うなら鳥インフルエンザはありえない。
大飢饉が発生したら、20~30羽養鶏は必ず復活してくるはず。卵と肉と残飯処理とクズ野菜処理に加えて鶏糞という肥料ももらえる。まさに最強のリサイクルマシーンである。それに比べ、ヤギはインパクトが弱い。
ヤギよ、御主は、
(1)癒しのペットとして生きるつもりか。
(2)草刈機として生きるつもりか。
(3)ミルクの提供を主目的に生きるつもりか。
ミルクは卵ほど必要とされない。
肉にするには、ニワトリほど簡単ではない。
残飯処理やクズ野菜処理はニワトリよりかなり劣る。
草刈機としての性能もあまりよくない。
糞尿も鶏糞には及びそうにない。
田んぼのあちこちにばら撒かれた糞尿は、野菜の肥料というより雑草の肥料になるだろう。
ネギとレタス(チマサンチュという摘み取り系レタス)とチンゲンサイを蒔いた。チンゲンサイは育苗と直播の両方で蒔いた。
ナンキン、キュウリ、スイートバジルの温床育苗が失敗。なぜ失敗したのか原因がよくわからない。今日、蒔き直しをした。今日は4月9日だし、この時期になると温床でなくても発芽する。蒔いた後、ポリのトンネルをかぶせた。
失敗した温床には、2回目となるサツマイモを伏せた。サツマイモは1回目の温床がうまくいっていると思うが、芋が残っていたので2回目を伏せた。
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農業は個人でするものと思う。個人でするから面白みがあり、生きがいになり、癒しにもなる。
自分の農業は一つの理想型だと思っている。こういう農業でも生活が成り立っていかないと、環境も景観も守れない。
農業法人に勤めることは一般企業に勤めることと同じ。
農協における農業の占める経済比率は5%ほどと思う。
農協が農業者の役に立っているとするなら、それは一部の農協出荷の農業者だけだろう。
農業には莫大な補助金がおりているのだから、どういう形の補助金がどこの誰(個人・企業・集落営農)に、どれくらいおりているのか、明瞭に公開表示される必要がある。
農業を始めることが簡単ではなくなった。大上段に構えて、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで農業に新規参入する時代である。そして、そういう農業の多くは、経済一点張りの農業になっている。
農業は本来「売るため」ではなく、戦前までは、自分や家族が食べるための「自給用」に作っていた。売るために作ることが主体になってから、農業がおかしくなった。
農業では食えないから、次の世代のほとんどは農業を継がず、他の産業に従事する。だから農業の「技術の継承」も途絶える。



2月5日にもらってきたので、今日でちょうど2ヶ月目。もらってきた時には、こんな姿を想像することはできなかった。1ヵ月後の5月5日には、どういう姿を見せてくれるだろうか。
年度末で忙しいので半月後になると獣医さんが言われたが、今週中もしくは来週中には来られると思う。
オスヤギがこの大手術をスムーズに通過してくれればよいが、このことが今は気がかりになっている。
ヤギに教えられたこと
(1)多種類の草を好む。だから麦畑の中につなぐより、畦につないだ方がよい。
(2)蚊かブヨのような虫が今の時期でもヤギの周辺に集まってくる。ヤギは、しっぽを振ったり、体をぶるるっと震わせたり、頭を振ったり、足をしきりに動かしたりしながら、これらの蚊を追い払っている。
(3)糞尿が小屋の中では意外と臭ってくさい。3週間に1度は床敷きの入れ替えが必要なようである。鶏糞はほとんど臭わないのに。
(4)水は少ししか飲まないのに、おしっこの量と回数が多いように思う。
金曜日に焼いたクン炭を袋に入れて保存。肥料は「クン炭」と「メタン菌液肥」が柱である。
液肥を仕込んだら、毎日、もしくは2~3日に1度は混ぜると、出来上がり早い。
今日、イタリアンパセリの種を蒔いた。前年のスイートバジルを抜いて片付けた後、その足元に不耕起、無肥料で蒔いた。2週間経過しても発芽しなかったら蒔き直しをする。
(1)育苗して定植より、直播の方がいいように思う。
(2)ニンジンと同じく、種を蒔いたら土をかけず、片足でよく鎮圧した後、クン炭をふり、その上からパオパオをかぶせて保温と鳥避けをした。
(3)発芽が揃ったのを確認したらマルチの中央部分を破り液肥を施す。
今、食べている野菜
(1)春キャベツ・・・青菜として毎日の必需品
(2)ジャガイモ・・・去年12月に収穫した秋ジャガイモ
(3)タマネギ・・・・・去年5月に収穫したタマネギ
(4)ニンジン・・・・・・4月末頃まで食べれる
(5)ダイコン・・・・・・4月中旬頃まで食べれる
(6)ヤーコン・・・・・ 4月末頃まで食べれる
(7)サトイモ・・・・・・4月末頃まで食べれる
(8)ワケギ・・・・・・・4月末頃まで食べれる
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炭焼きは、炭窯(画像の2つ)を作っただけで終わった。トータルで十数回しか焼かなかった。
(1)ドラム缶窯でも、材料の切り出しと寸法に切るために半日ほどの時間を要した。
(2)焼き始めて、窯止め(焚くのを止める)、窯出し、保存に結構手間がかかった。
(3)販路の獲得が難しかった。
(4)要する時間を考えると採算が全く合わなかった。
(5)一連の工程に不得意な作業が何ヶ所かあった。
以上のことが理由で続けることができなかった。
専門作物も結局、持てなかった。19年間も農業をしてきたのだから、チャンスやタイミングはいくらでもあったはずなのに。
(1)特定の作物の販路をどう開拓すればいいのかわからなかった。
(2)農協や市場ではなく、直接の販路しか売りたくなかった。
(3)野菜の中でも、多量に作れそうなのは5作物しか思い浮かばなかった。
(4)しばらくはワンパックと並行して続ける必要があった。
(5)専門作物を軌道にのせる自信がなかった。
(6)あめんぼ通信が不必要になる状況は避けたかった。
(7)作物を絞り、技術を追求する方向に興味が持てなかった。
多分これらの理由は、自分の心の計らい事。19年間に変えれなかったことが現実であり、能力がなかった、もしくは、そうしたくなかったのである。
農業がひらめいた後の2年間の準備期間中に、特定の専門作物を持つことにどうしても自信がなく、ワンパック宅配を知った時に始めて「自分の農業はこれ」と直感した。それがずっと今でも続いている。途中、何度か岐路があったが、専門作物への移行ができなかった。
ヤギのような導入の仕方にならないと、専門作物も導入できないのかも知れない。つまり、わけのわからないうちに(実際をよく知らないうちに)、トントン拍子で進んでいくという状況・・・。
そして導入後に、いくつかの「負の側面」を始めて実感し、それでも、乗りかかった船だから(専門作物の場合は大きな投資をしたから)、もう下船もできず、前え前えと進むしかない。
安易な選択であったとしても、計画的に進めた選択であったとしても、多大な時間や、多大なカネを投資した以上、簡単に放棄すると「大きな挫折」だけが残る。
タマネギに今のところは病気の兆候は全く見えない。しかし毎年4月中下旬頃から病気が見え始め、たった2週間ほどで蔓延し、5月中旬頃には無残な姿をさらけ出す。
タマネギを完全無農薬で貫くことは難しい作物だと思う。ただ、何十年も完全無農薬を続けて、それでいて見事なタマネギを作っている人も中にはいる。しかし極少数の人だと思う。使っている肥料、土質、作っている場所(寒暖の差が大きいとか、高原地帯であるとか、湿気ない斜面であるとか)等が影響していると思う。
アブラナ科野菜以外は農薬を使っていないが、タマネギやジャガイモのような作物に対して、果たして、病虫害をそのまま見過ごし続けていいのだろうか、いつもこの時期には疑問に思う。
今朝見たら、ナンキンやスイートバジルを蒔いた温床に害獣が侵入して、ポットがこかされたり、苗箱の上を踏みつけられていた。多分、ヌートりアの仕業と思う。一昨年も同じ被害に会い、それが理由で去年は一部の育苗を業者に依頼したが、今年また同じ被害に会った。
発芽状況を見て対応する必要がある。

田んぼがよく乾いていたので、昨日、ポンプアップしてエンドウとレタスに水遣りをしたが、今日は雨が降った。
植え付け後、ほとんど雨がなかったジャガイモにもいい雨だった。
私用で出かけるため、7時過ぎに小屋から出し、帰ってきたのは3時半頃だった。田んぼに着くと、うらめしそうにこっちを見た。朝は雨が降っていなかったが、その後しとしと降り、ずぶ濡れだった。
すぐに小屋に戻し、タオルで拭いた。
やはり、雨が嫌だったのか、小屋に戻すと外(遊び場)に出ようとしなかった。
雨に打たれながらでは、こういうポーズでリラックスできなかったかも知れない。
麦の様子で、つないだ箇所がわかる。
朝、田んぼに到着した時や、夕暮れに帰る時、こういうポーズをしてくれる。エンジン音に反応してだと思う。
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