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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ミツバチの今


ミツバチは前年同様8群(預かりの1群を入れると9群)をキープできている。6月に4回、採蜜をした。


採蜜は最近では、一人応援を頼む。一人ですると失敗が多いから。


採蜜は逃去や消滅の「最大のリスク」と思うが、今回はどれもうまくいったように思う。その確認は「花粉の持ち込みがあるかどうか」だと思う。花粉は子育てに必要なので、花粉の持ち込み(朝が多い)を頻繁に見かけたら、採蜜に不手際はなかった目安となる。


7~10日に1回、底板の掃除をしているが、最下段の開閉扉を開けた時に「蜂球」が見えたら、4段であっても5段であっても採蜜を2週間以内にすることにしている。それが盛夏なら4段は採蜜せず、もう一つ継箱をして5段にしている。


掃除をする時に、ミツバチの状況は把握できるので、デジカメで写したり、手鏡で中の状況を確認したりはしない。しても人間の手でどうこうすることは出来ないから。



田んぼの果樹の根元に置いている群は毎日2~3回見ているが、山は2~3日に1回上がって様子を確認している。



キンリョウヘンは梅雨の雨にはあてっぱなしである。土砂降りの雨でも、鉢の底が水に浸かったりしなければ放置でよい。


1日に30~60分だけ日があたる場所に置いている。


肥料は月に1回、5号鉢で5~6個の置き肥えを新たに置く。肥料は10月末までやり11月以降は一切やらない。





 アフリカのサバンナのように草食獣と肉食獣が共存していれば、生態系も維持できるが、今の日本では、草食獣だけがはびこっている。


一昔前までは、肉食獣の役割を人間がしていた。つまり「里山整備(クド用や風呂焚き用に、落ち葉かきや木の枝切り)」をしていたので、草食獣は「奥山」へ追いやられ、人里へあまり出没しなかったが、その里山に人の手が入らなくなり、植えた柿や栗が放置されるにつれ、それを求めて人里に来るようになった。



3週間ほど前に春夏作のニンジンの葉が食べられ、枝豆の幼苗も食べられ、シカにしてはおかしいなあと思っていたが、原因は「野ウサギ(茶色)」だった。


真昼間にすでに4回も見かけたので、これはウサギの仕業だと合点がいった次第。


山際に田んぼがあるので、すぐ山に逃げれるので、当方の田は「害獣の多様性」に悩まされる。イノシシ、シカ、カラス、今回のウサギ、他に名前の知らない害獣も。


ウサギはニンジンの葉、枝豆の幼苗、ニラ、菊の葉、生姜の茎葉、エンサイを食べたようだ。



ウサギは電柵の一番下の柵線の下を素通りする。


ニンジンは葉を食べられると、地下の根菜は太らない。


ニラは好物なのか繰り返し食べている。これはもう放置。


枝豆は蒔き直して防御ネットをかぶせた。


生姜とエンサイにもネットをかぶせた。





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当初は、山を蜂場として提供しようと思った

 

工作が苦手なの
で、巣箱は自分で作れるとは思わなかった。

蜜蜂を飼っている人は、自分で作っている人が多い。



何か怖くて、1年に3~5回する採蜜も苦手である。

2回採蜜すれば、1年間の食べ量は十分にある。



巣箱は簡単に作るのに、キンリョウヘンを咲かせれない人が意外と多い。

ぼくはキンリョウヘンの世話はあまり負担になっていない。



一番の楽しみは蜂の出入りを見ることである。



群数が過密になると、蜜源の奪い合いになるので、分蜂群は当地にとめおかず、3キロ圏以外の人に販売している。

分蜂群をそのまま放置していたら、元巣まで危機になってしまう。



この春は、当地から直線で200メートルほどの定年帰農の方が3群ゲットしたので、
当方の元巣と合わせると11群になり、預かっている1群もあるので合計で12群になり、これ以上は増やせない。


定年帰農の方が今後も継続してキープするなら、分蜂群も同じエリアになるし、蜜源も重なる。


他にも、直線3キロ圏内で日本蜜蜂を飼っている人を3人知っているので、現実にはもう群数は増やせない。


元巣が6~8群でも、3~4群でも、捕獲(入居)できる群数は毎年8~9群で変わらない。




スタートしてから5年ほどは、夏越えが難しく、秋に消滅することが多かったが、6年目の頃から、急にどの群も夏越えしてくれるようになった。

別に変わったことを導入したわけでなく、従来通りの世話しかしていなかったが。



巣箱は以前は木工作家に作ってもらい、現在は材木店で作ってもらっているが、継ぎ箱以外の底板、開閉扉つきの箱、天井をふさぐ蓋は10年経過してもあまり劣化せず、最近は単品で「継ぎ箱」だけ作ってもらっている。


山の分蜂群は「高木」に蜂球ができるので捕獲できず、田んぼの分蜂群は梅の木やスモモの木など、比較的低木で「脚立」で捕獲できる高さに蜂球ができるので、捕獲できるチャンスが多い。



自分にミツバチが飼えるとは思っていなかった。蜂場として提供するから、誰か元巣を置きに来て欲しいと思った。見て楽しむだけでよい・・・と。


本当にそう思っていたが、巣箱作りを初歩から本で学んで作ってくれた木工作家の友人がいて、近くに植林した「長船美しい森」があって蜜源が豊富で、そこから直線で100メートルほどの所に当方の持ち山があるという恵まれた環境が、ミツバチをキープできている原因である。


始めの5年ほどは秋以降はたいてい蜂浪人の状態だったが、初年度に山の斜面(葉たばこ跡地)に立て続けに4群が入居した感動をずっと引きずっていたので、途中で「もうやめよう」と思うことはなかった。



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第8弾捕獲


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第7弾の入居があった4月19日から、18日も期間があいてしまった。やっと第8弾を捕獲。


この間に、この場所から直線で200メートルほど離れた同じ集落の定年帰農の方の待受け箱に2群が入居した。もちろん、当方の待受け箱との「激戦」を制しての入居だった。


当方のへ「入った」と思ったのに、まさに「写真判定で負け」のようなくやしさだった。それが2回も続いた。待受け箱の形態は当方と全く同じ。


入ったのは確か4月25日頃と5月2日頃だった。


4月19日以降は、この2回しか分蜂の動きはなかった。


だから、今年はもう終わったかも知れないと、少し観念していた。


しかし、過去11年(11回)の経験から、最後まであきらめず、あと1群でも取ろうと形(態度)だけは整えていた。


去年は待受け箱を片付けようと思った矢先の5月20日前後に、キンリョウヘンもないのに2群が入居した。この2群は通常の分蜂より40日ほど遅く、結局、蜂数が思うように増えず、巣もあまり伸びず、3段のまま、それでも消滅は免れて越冬し、どちらの群も分蜂を数回した(回数は不明)。


ここ数日、待受け箱のキンリョウヘンに来る探索蜂を見かけることがなかった。


今朝がた、キンリョウヘンをまとめて置いている場所に、数匹の探索蜂が飛び廻っていたが、他の待受け箱には来ていなかったので、今日も分蜂はないだろうと思っていた。


午後2時過ぎ、午後の農作業に田んぼに着くとすぐ、例によって、分蜂がよく止まる「木の幹(枝)」を見て回ったら、毎年よく分蜂球ができる枝に蜂球ができていた。


今回も定年帰農の方の待受け箱に負けそうな予感がして、ちょっとあせった。近くの待受け箱をガムテープで底板、継箱をつないで、箱が動かないようにして、昆虫網で捕獲するか、脚立にするか瞬時に判断して脚立を用意し、蜂球のすぐ下に待受け箱を左手で持ち、右手のゴム手で払い落とした。そして、その箱を画像の緑色のコンテナの上に置いて様子を見ることにした。


捕獲しきれなかった残りの蜂が、同じところに蜂球となり(画像は残りの蜂球だから大きくない)、それが少しずつ増えながら動こうとせず、女王蜂はどっちにいるのか1時間ほど判明せず、3時半頃になってやっと枝の蜂球がはじけて、5メートルほど離れたサクランボの木の下に置いた待受け箱をめがけて、いっせいに動き始めた時、「やったあ!」と声が出た。

緊急事態宣言が解除されたら取りに来てもらう。


探索蜂が動き出すのは「たいてい分蜂の2日前から」で、ほとんど全ての待受け箱に出入りして、最終的に、その中の1つの待受け箱が選ばれる。


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第7弾 入居



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いままでに2回、入ったと思ったのに、最終的に入らなかったが、今日は入った。


朝9時に見回った時には、1匹も出入りしていなかったので、今日の分蜂はないかなと思ったが、午後1時過ぎに見回った時には、かなりの蜂が出入りをしていた。しかし、今までのことがあるので「ぬか喜び」はせず、3時頃に見回った時、入居したことを確信した。


確信とは、巣箱まわりの雰囲気と、キンリョウヘンにたかっている蜂数の2点による。特に、キンリョウヘンに一定数の蜂がまぶれていることが入ったかどうかのポイントと思う。


キンリョウヘンはすぐに、他の待受け箱に移した。



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分蜂の中間報告  6勝7敗



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4月15日(水)に「第6弾捕獲」と書いたが、この群は翌日の夕方(日中はよく出入りしていたのに)に、いなくなった(7敗め)。理由はよくわからない。


しかし今日、左の画像の場所に蜂球(例年、よく蜂球ができる木の三つ又のところ)が午後1時頃に行ったらできていたので、大急ぎで防御ネットとゴム手をもって物置から引き返し、右の画像のブロックを取り、雨避けをとり、蓋をとり、天板をとって蜂球の下に箱をもっていき、ゴム手で1回だけばさっと箱の中に落とし入れ、天板でふさいだ。


15日(水)の反省から、ミツバチを怒らせないように1回だけにして、前回のように塵取りは使わなかった。20分ほど様子を見ていたら、三つ又に再度できた蜂球も、箱の中に入ったので、女王蜂がうまく取り込めたのだと思う。


だから、正確に言えば今日のが「第6弾捕獲」に訂正しておきます。しかしこの分蜂群も前回のようなことがあるかも知れないので、確定は明日の夕暮れ(もしくは明後日の早朝)になります。入居の場合は「即確定」になるが、捕獲の場合は「2日間」様子を見る必要があると思った。




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昨日の2時頃、この分蜂群は他所へ行った。蜂球がどこにできていたのかもわからない(6敗め)。




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昨日からこの場所で一夜を明かしたこの群は、今朝7時にはいたが、9時頃に見た時はいなくなっていた(5敗め)。



蜂球その1  蜂球その2

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15日(水曜日)から16日(木曜日)にかけて、この木で一夜を明かしたそれぞれの分蜂群は、翌日、知らぬ間にいなくなっていた(4敗目、3敗め)




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この分蜂群は山の上の方に飛んで行った(逃げた)と、先日書いた通りです(2敗め)。


この他に、2昼夜も木にとどまった群は、隣村の方へ飛んで行った(逃げた)(1敗め)。


上記は現実に「自分が見た分蜂群」が逃げたが、この他に自分が気づかなかった(いつも現場に張り付いているわけではないので)時に分蜂が起き(こんな場合の蜂球は見つけづらい)、いずこへか行ってしまった分蜂群もすでに3群ほどはいると思う。


つまり、6勝+7敗+行方知らず3群=16回の分蜂はすでに終っているだろう。



今年は越冬した元巣が8群あり、平均で4回分蜂(自然界では4分の1ほどしか翌年の分蜂期まで生き残れないので、種を維持するには1群の元巣が4回は分蜂する必要がある)すると、32回の分蜂があるはずであり、このうち16回は終っていると思うので、すでに分蜂期の後半戦に突入しているが、

16鉢あるキンリョウヘンの花がまだ咲かない。あと2~3日かかりそうである。

キンリョウヘンを4鉢委託したハウス農家が1鉢だけ咲かせてくれたが、それで3群入居し、キンリョウヘンなしで1群入居し、捕獲は2群で、合計6勝。


例年9群前後はとれるので、5月の連休が終わる頃までに、後3つはとりたい。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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