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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

9群とも夏を越えたようだ


2ヵ月ぶりくらいに今日、巣箱の底板の掃除をした。


掃除ができなかったのは、最下段の出入り口にミツバチが大量にまぶれついて、開閉しづらかったことと、こういう状態で掃除をすると、へたをすれば「十数匹の犠牲」が出る心配もあった。


そして開閉扉のある巣門の周囲にまぶれついているミツバチを見て「ちょっと怖い」気持ちもあった。


彼岸が来て、かなりしのぎやすくなったのか、以前ほどミツバチが巣箱の外の壁面にたむろしなくなり、最下段の開閉扉のある巣門の出入り口にまぶれついていたミツバチも減り、開閉扉が開けやすい状況になったことが、今日掃除をした理由である。


掃除をして、「9群全部が夏を越せたのではないか」と思った。


山の中、もしくは山ぎわという地の利が大きかったと思う。


スズメバチの襲来もそんなに多くなかった。


巣の伸びはほとんどなく2ヵ月前とあまり変わらなかったが、これが功を奏した。


巣がこれ以上伸びても、5段を6段にすることはできず、巣の落下の危険性から夏場に採蜜はできない。


逆に群の勢いが弱まると、スズメバチのターゲットになりやすいし、巣箱内でスムシが勢いを増す可能性がある。


つまり夏場は、勢いが強くなりすぎず、弱くなりすぎず、現状維持というのが理想と思っているが、9群ともそんな絶妙なバランスの中で秋の彼岸を迎えてくれたと思う。
 


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9群が暑さと奮闘中


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6月に5段にした。採蜜はしていない。夏は一日中、太陽があたらない場所。





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6月に5段にした。採蜜はしていない。夏は一日中、太陽があたらない場所。上の群の近くにある。





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6月に採蜜をしようと思いながらできなかった。9月の彼岸頃に採蜜の予定。すでに巣が底板近くまで伸びている。





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6月に採蜜をした。ここも春、夏、秋は一日中太陽はあたらない。冬だけあたる絶好の場所。

9群のうち、この群だけ4段で、他は全て最終形の5段になっている。





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6月に採蜜をした。その後、継箱をして5段にした。






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採蜜はしていない。6月に継箱だけして5段にした。





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6月に2回、採蜜をした。その後2週間ほどして3回目が採蜜できそうだったが、しなかった。9月20日頃に採蜜の予定。





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この群はコロナの影響で取りに来られず、預かっている状態。この1群だけが今年捕獲した群だが、かなり巣が伸びている。




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3月上旬に通常より1か月早く、第1分蜂があり、  第2、第3、第4分蜂は5月に入ってからだった。第5分蜂は不明だが、最終の分蜂は5月20日が過ぎていた。

分蜂が遅かったので、採蜜はできなかったが、蜂数はかなり増えている。



6月に4回採蜜をした。秋の採蜜も4~5回になる予定。


連日のように最高気温が34度ほどになっている。この暑さでよく持ちこたえていると思う。夏を無事に越えれるかどうかは、9月10日頃までの後3週間が天王山の戦いになる。暑さによる「巣の落下」は予断を許さない状況になっていると思う


お盆の頃からスズメバチの襲撃が始まった。  しかし9群とも「強群」なので、多分負けないだろう。難敵は内部の「スムシ」であるが、最下段の開閉扉のまわりにも蜂が群がって(集団になって内部に風を送っている)、10日に1度の掃除がここ1か月ほどできていない。


無理して掃除をしようとすると「蜂の犠牲」が多くなりそうだし、刺されるのも怖いし、暑さで怒りっぽくなっている気がするので、あまり近寄らず、離れた場所から様子をうかがっている。


山は斜面で、風通しがよいので涼しく、太陽も冬場以外はあまり当たらない。


田んぼの果樹の根元に置いている3群(画像の下の方の3群)はすだれをして日陰にしている。


今年はなぜか蜜源が豊富で、集落の人の群と合わせて12群あり、近所の屋根裏にも野生の群がいるが、どの群も勢いがある。



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ミツバチの今


ミツバチは前年同様8群(預かりの1群を入れると9群)をキープできている。6月に4回、採蜜をした。


採蜜は最近では、一人応援を頼む。一人ですると失敗が多いから。


採蜜は逃去や消滅の「最大のリスク」と思うが、今回はどれもうまくいったように思う。その確認は「花粉の持ち込みがあるかどうか」だと思う。花粉は子育てに必要なので、花粉の持ち込み(朝が多い)を頻繁に見かけたら、採蜜に不手際はなかった目安となる。


7~10日に1回、底板の掃除をしているが、最下段の開閉扉を開けた時に「蜂球」が見えたら、4段であっても5段であっても採蜜を2週間以内にすることにしている。それが盛夏なら4段は採蜜せず、もう一つ継箱をして5段にしている。


掃除をする時に、ミツバチの状況は把握できるので、デジカメで写したり、手鏡で中の状況を確認したりはしない。しても人間の手でどうこうすることは出来ないから。



田んぼの果樹の根元に置いている群は毎日2~3回見ているが、山は2~3日に1回上がって様子を確認している。



キンリョウヘンは梅雨の雨にはあてっぱなしである。土砂降りの雨でも、鉢の底が水に浸かったりしなければ放置でよい。


1日に30~60分だけ日があたる場所に置いている。


肥料は月に1回、5号鉢で5~6個の置き肥えを新たに置く。肥料は10月末までやり11月以降は一切やらない。





 アフリカのサバンナのように草食獣と肉食獣が共存していれば、生態系も維持できるが、今の日本では、草食獣だけがはびこっている。


一昔前までは、肉食獣の役割を人間がしていた。つまり「里山整備(クド用や風呂焚き用に、落ち葉かきや木の枝切り)」をしていたので、草食獣は「奥山」へ追いやられ、人里へあまり出没しなかったが、その里山に人の手が入らなくなり、植えた柿や栗が放置されるにつれ、それを求めて人里に来るようになった。



3週間ほど前に春夏作のニンジンの葉が食べられ、枝豆の幼苗も食べられ、シカにしてはおかしいなあと思っていたが、原因は「野ウサギ(茶色)」だった。


真昼間にすでに4回も見かけたので、これはウサギの仕業だと合点がいった次第。


山際に田んぼがあるので、すぐ山に逃げれるので、当方の田は「害獣の多様性」に悩まされる。イノシシ、シカ、カラス、今回のウサギ、他に名前の知らない害獣も。


ウサギはニンジンの葉、枝豆の幼苗、ニラ、菊の葉、生姜の茎葉、エンサイを食べたようだ。



ウサギは電柵の一番下の柵線の下を素通りする。


ニンジンは葉を食べられると、地下の根菜は太らない。


ニラは好物なのか繰り返し食べている。これはもう放置。


枝豆は蒔き直して防御ネットをかぶせた。


生姜とエンサイにもネットをかぶせた。





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当初は、山を蜂場として提供しようと思った

 

工作が苦手なの
で、巣箱は自分で作れるとは思わなかった。

蜜蜂を飼っている人は、自分で作っている人が多い。



何か怖くて、1年に3~5回する採蜜も苦手である。

2回採蜜すれば、1年間の食べ量は十分にある。



巣箱は簡単に作るのに、キンリョウヘンを咲かせれない人が意外と多い。

ぼくはキンリョウヘンの世話はあまり負担になっていない。



一番の楽しみは蜂の出入りを見ることである。



群数が過密になると、蜜源の奪い合いになるので、分蜂群は当地にとめおかず、3キロ圏以外の人に販売している。

分蜂群をそのまま放置していたら、元巣まで危機になってしまう。



この春は、当地から直線で200メートルほどの定年帰農の方が3群ゲットしたので、
当方の元巣と合わせると11群になり、預かっている1群もあるので合計で12群になり、これ以上は増やせない。


定年帰農の方が今後も継続してキープするなら、分蜂群も同じエリアになるし、蜜源も重なる。


他にも、直線3キロ圏内で日本蜜蜂を飼っている人を3人知っているので、現実にはもう群数は増やせない。


元巣が6~8群でも、3~4群でも、捕獲(入居)できる群数は毎年8~9群で変わらない。




スタートしてから5年ほどは、夏越えが難しく、秋に消滅することが多かったが、6年目の頃から、急にどの群も夏越えしてくれるようになった。

別に変わったことを導入したわけでなく、従来通りの世話しかしていなかったが。



巣箱は以前は木工作家に作ってもらい、現在は材木店で作ってもらっているが、継ぎ箱以外の底板、開閉扉つきの箱、天井をふさぐ蓋は10年経過してもあまり劣化せず、最近は単品で「継ぎ箱」だけ作ってもらっている。


山の分蜂群は「高木」に蜂球ができるので捕獲できず、田んぼの分蜂群は梅の木やスモモの木など、比較的低木で「脚立」で捕獲できる高さに蜂球ができるので、捕獲できるチャンスが多い。



自分にミツバチが飼えるとは思っていなかった。蜂場として提供するから、誰か元巣を置きに来て欲しいと思った。見て楽しむだけでよい・・・と。


本当にそう思っていたが、巣箱作りを初歩から本で学んで作ってくれた木工作家の友人がいて、近くに植林した「長船美しい森」があって蜜源が豊富で、そこから直線で100メートルほどの所に当方の持ち山があるという恵まれた環境が、ミツバチをキープできている原因である。


始めの5年ほどは秋以降はたいてい蜂浪人の状態だったが、初年度に山の斜面(葉たばこ跡地)に立て続けに4群が入居した感動をずっと引きずっていたので、途中で「もうやめよう」と思うことはなかった。



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第8弾捕獲


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第7弾の入居があった4月19日から、18日も期間があいてしまった。やっと第8弾を捕獲。


この間に、この場所から直線で200メートルほど離れた同じ集落の定年帰農の方の待受け箱に2群が入居した。もちろん、当方の待受け箱との「激戦」を制しての入居だった。


当方のへ「入った」と思ったのに、まさに「写真判定で負け」のようなくやしさだった。それが2回も続いた。待受け箱の形態は当方と全く同じ。


入ったのは確か4月25日頃と5月2日頃だった。


4月19日以降は、この2回しか分蜂の動きはなかった。


だから、今年はもう終わったかも知れないと、少し観念していた。


しかし、過去11年(11回)の経験から、最後まであきらめず、あと1群でも取ろうと形(態度)だけは整えていた。


去年は待受け箱を片付けようと思った矢先の5月20日前後に、キンリョウヘンもないのに2群が入居した。この2群は通常の分蜂より40日ほど遅く、結局、蜂数が思うように増えず、巣もあまり伸びず、3段のまま、それでも消滅は免れて越冬し、どちらの群も分蜂を数回した(回数は不明)。


ここ数日、待受け箱のキンリョウヘンに来る探索蜂を見かけることがなかった。


今朝がた、キンリョウヘンをまとめて置いている場所に、数匹の探索蜂が飛び廻っていたが、他の待受け箱には来ていなかったので、今日も分蜂はないだろうと思っていた。


午後2時過ぎ、午後の農作業に田んぼに着くとすぐ、例によって、分蜂がよく止まる「木の幹(枝)」を見て回ったら、毎年よく分蜂球ができる枝に蜂球ができていた。


今回も定年帰農の方の待受け箱に負けそうな予感がして、ちょっとあせった。近くの待受け箱をガムテープで底板、継箱をつないで、箱が動かないようにして、昆虫網で捕獲するか、脚立にするか瞬時に判断して脚立を用意し、蜂球のすぐ下に待受け箱を左手で持ち、右手のゴム手で払い落とした。そして、その箱を画像の緑色のコンテナの上に置いて様子を見ることにした。


捕獲しきれなかった残りの蜂が、同じところに蜂球となり(画像は残りの蜂球だから大きくない)、それが少しずつ増えながら動こうとせず、女王蜂はどっちにいるのか1時間ほど判明せず、3時半頃になってやっと枝の蜂球がはじけて、5メートルほど離れたサクランボの木の下に置いた待受け箱をめがけて、いっせいに動き始めた時、「やったあ!」と声が出た。

緊急事態宣言が解除されたら取りに来てもらう。


探索蜂が動き出すのは「たいてい分蜂の2日前から」で、ほとんど全ての待受け箱に出入りして、最終的に、その中の1つの待受け箱が選ばれる。


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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