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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

ヤギがいた頃



ヤギが生きていたら・・・今のような生活にはならなかっただろう


ただ、なんとなく飼いたくなって・・・日本農業新聞でヤギがブームの頃だった。


ブログのネタにという安易な考えで


しかし、こんなに振り回されるとは思わなかった。


56歳から6年間、62歳まで。


オスの銀ちゃんは4年4ヶ月、メスのラムちゃんは6年だった。


かなり費用もかかったし、かなり時間もとられた。ペットを飼うということはそういうことだった。


亡くなった時は悲しかったが、2頭ともいなくなって、しばらくすると、ある種の解放感も感じた。とてもかわいい家畜だったが、意識下で大きな負担になっていたことに、亡くなってから気付いた。


銀ちゃんとラムちゃんは50代後半のぼくを振り回して支配した。でも、亡くなった時の銀ちゃんの目(顔)がほほえんでいたので、その頃の全てがいい思い出となって残った。


大きな癒しにもなっていた。ヤギがこれほど賢い動物だとは知らなかった。


だからもう、ペットは永遠に飼わない。


ヤギが待っているから、田んぼに早く行こうという日々が、結果的に6年続いた。それが途切れたから、他のことに時間を費やす余裕ができた。


ヤギには感謝の言葉しかないが、生存中は、自分の人生も動けなかった。


飛躍できなかった農業だったが、ヤギはぼくの農業史の一時期をいろどってくれた。




ヤギとミツバチがともにいた時代もあったが、その頃のミツバチは、ぼくの経験不足でなかなか夏が越せなかった。秋が来た頃には毎年のように消滅していた。


だから今の11群は奇蹟のようである。ミツバチにはヤギとはまた違った癒しがある。


どういう違いかは、自分の中でまだ「おぼろげ」で、言葉であらわせない。


ただ、ヤギと同様に、ミツバチが待っているから田んぼに早く行こうという日々になっている。



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蜜をしぼった


雨が期待したほどには降らなかった。降らないより「まし」な程度だった。 

それでも小雨が降ったり止んだりだったので、3日前に採蜜した蜜をしぼった。


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百均で買った8リットルのバケツを6個置き、同じく百均で買ったザルをのせ、ネットで買った「オーガンジー」という蜜をたらすポリエステル100%の生地を置き、その上にナイフで切った蜜蓋を置き、蓋をナイフで切って蜜をたらす。1時間ほどかかった。時々、ナイフや箸、フォーク等で天地返しをしながら3日ほどかけてバケツにたらし、タッパに入れて冷凍保存をする。しぼりかすは「ミツバチの給餌」に使ったり、冬の「ダイコン漬け」に使っている。


これは3つの元巣のうちの1つだが、残り2つの元巣は今朝、底板を掃除するために開けたら、巣くずがかなり落ちており、どちらも3段め(上から下に)までしか巣が伸びていなかった。


しかし3群とも貯蜜に関係なく、5回の分蜂をしたと思う。


分蜂の前には、女王蜂の産卵がすさまじく、一気に蜂数を増やす。4~6千匹の蜂が1日置き、もしくは連日に5回分蜂すると、1つの元巣から2万5千匹ほどが飛び立っていく。


元巣2群の貯蜜が少なかったのは、昨夏、相当量の「巣の落下」があったからで、落下にもかかわらず、なんとか持ち直し、生き延び、越冬して分蜂してくれたことは、大変ありがたいことだった。


落下した巣は、最下段(継ぎ箱の半分の高さで7センチ)の開閉扉を開けて引きずり出し、容器に入れて元巣の前に置き、夜間は物置にしまって早朝にまた出してを繰り返したら、4日ほどで大半の蜜を巣に持ち帰った。大スズメバチがまだ少ない時期(7月末頃)だからよかった。




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ミツバチの見回り


土曜、日曜のない生活を長くしてきたが、それが苦にならなかったのは、農業に「遊び」の要素が多いからだろう。


単一作物ではなく、少量多種類を作るという農業形態も「遊び」の要素が多い。


ニワトリやミツバチも気持ちを和ませてくれる。


だから、田んぼと家の単純な往復の日々でも、毎朝、田んぼに行くのが楽しい。


野菜を見回り、ニワトリに餌をやり、ミツバチの様子を見回る。



自然界においては、ミツバチは分蜂しても25%しか翌春を迎えることができないのではなかろうか。だから4回分蜂すると1群だけは残って、それを繰り返しながら数千年の歴史を刻んできたのだろう。


ミツバチを飼う人がこんなに増えたのは、ひとえに「ネットの普及」の影響だろう。誰でも簡単にミツバチ(日本ミツバチ)が飼えるということがわかった。


自然界では25%しか生き残れなくても、人の手が加わることによって、50~70%に生存率がアップすると、「過密」のような状態にもなる。


ある一種が増えすぎると、自然界ではバランス機能が働いて、たとえばミツバチを餌にする大スズメバチ等が増えるだろう。


現在11群いるが、ぼくの手が加わる(定期的な掃除や、スペースを広くする継ぎ箱、大スズメバチの撃退、蜘蛛の巣払い等)ことによって、70%の8群前後は翌春を迎えることが出来るだろう。


そうなったら、自分の所ではこれ以上は増やせない。2キロ以上の遠方にピューンと一団で飛んでいってくれたらいいが、今まで見て来て、そういう移動の仕方はなくて、ゆっくりゆっくり円を描くような形で移動していくので、遠方へ行ったとは、とても思えない。


ただ、そうやって去って行った分蜂群は、人の手が加わらない限り、25%ほどしか残らないと思うから、当地周辺で蜜蜂密度が高くなるという心配は、さほど気に病む必要はないかも知れない。



11群もいると、見回りは本当に楽しいので、農作業の時間を侵食している。


いろんな人の援助があって、理系センスゼロの自分が、文系センスだけで飼うことができている。


あなどるなかれ・・・。農業も、ニワトリも、ミツバチも、亡くなったヤギにおいても、文系センスなしでは、うまくいかないだろう。




こんなにミツバチが増えて(増やして)、来春はどうしようと考え続けているが、杞憂に終ってくれるかもしれない。

自然界はある一つの種をその地域の限度以上には増やさない力が働くのではないだろうか。




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11群めが入り、トータル18群捕獲



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池の端のもう一つの待受け箱に、昨日また入居があった。


前回は5月18日で昨日は5月23日。


5月18日に入居した群に継ぎ箱(1週間以内に必ず1つ継ぎ箱をする)をするために、昨日午後5時頃に池の端へ行った時にわかった。午後3時頃の見回りでは入っていなかったのに。


これで11群になった。7群は2キロ外へ持ち出しているから、18群捕獲(このうち1群は知らせを受けて5キロほど離れた現場へ直行し、蜂球を捕獲)したことになる。


つまり、元巣3群で17群を捕獲したことになる。今まで10群以上捕獲したことはないので新記録である。


今年は、ぼくが知る範囲では、捕獲新記録の人が多い。去年の夏、高温で「巣落ち(巣の落下)」を経験した人が多いにもかかわらず、消滅せずに越冬できた群が多かったのだろう。ミツバチを狙う大スズメバチも多かったように思うが。




直近の2群をのぞき、今年捕獲した群は全て継ぎ箱をして、最終形の4段(4箱)にした。捕獲(入居)して平均40日で、すでに巣が3箱目に伸びている。継ぎ箱をする時に、いったん持ち上げるが、どれもずっしりと重かった。


6月中旬以降は蜜源が少なくなるし、梅雨に入り、貯蜜活動も滞りがちになると思うので、4箱目の中ほどに巣が伸びて来るのは4ヶ月後の9月中下旬になるだろう。


つまり、梅雨入り後~夏場は一進一退を繰り返す。ミツバチは暑くても寒くても貯蜜を食べながら、「夏越え」や「冬越え」をする。


梅雨入り~夏場でも巣を伸ばしてくる群もあるが、その場合はいったん5段(5箱)にして秋まで待ち、お彼岸以降~10月20日頃までに採蜜をする。



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10群めが入居した模様


 毎日1回は山の群も見回りをしているが、昨日はたまたま忙しく、見回りができず、今日9時過ぎに見回りに行く途中、池の端の待受け箱を見たら、すでに入ったような動きを見せていた。


昨日入居して、昨日中に移動は可能だが、2日目だったらもう当地内では動かせない。


当地の最終分蜂は5月12~14日(しかし分蜂の多くは4月20日頃まで)だから、多分この群は分蜂群ではなく、選んだ新居の居心地が悪くなったり、小さすぎて満杯になり逃去してきた群だと思う。


逃去して来た群だったら、また逃げ出す可能性も高いので、もう動かさない方がよい。



9群になってからは、これ以上増やしては来年以降に問題だと思い、待受け箱をチェック(先客のヤモリ、ムカデ、大蜘蛛が待機して探索蜂を狙っていないか、中を見て確認)することもなく放置していた。
片付けなかったのは、今年入居(捕獲)した群の「継箱」に使う予定だったからである。



過去に、分蜂が終って1ヵ月余り後の6月18~19日頃に入居した例(逃去して来た群もしくは孫分蜂)が3例あるが、いずれも長くは居つかなかった。



毎年よく分蜂群が入る場所は決まっていて、そういう場所は定まった置場にせず、待受け箱を置く場所として空けている。今回の池の端も「待受け置場」であり、「定点置場」にしていなかったが、もう動かせない。



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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