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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

日本ミツバチ歴10年、節目の年


ぼくは工作が苦手だから、巣箱を自分で作るという発想が最初からなかった。

ところが、ぼくの所に待受け箱を持って来られる人の全員が「自分で作った箱」を持って来られる。

自分で作れるのだから、かなり器用であるに違いないが、それらを比較して見た時、この待ち受け箱なら入る、これはちょっと難しいのでないかと、経験で何となくわかる。


この箱ではちょっと入りづらいと思える箱は、ミツバチがよく入る場所には置けない。なぜなら分蜂期間中、その特等席を占領してしまうから。


だから、
(1)まず、待受け箱を持ってきてもらって、ミツバチが選んでくれるかどうか自分なりに判断して、入らないだろうと思った持ち主には、その旨を伝える。


(2)分蜂は連日あることが多いので、入ったら「当日」に引き取りに来てもらうが、捕獲が2時過ぎと遅くなることもあり、その後の出入りを見て女王蜂が入っているかいなかの最終判断は5時がまわることがあるので、我が家から1時間以上かかる人は、現実問題として販売できない。


(3)ミツバチがほとんど全部、待受け箱に帰って来る午後6時半~7時頃の引き渡しとなるが、帰られたら、当日に置き場に設置してもらう。家の庭先ならいいが、家から離れている場所に設置する場合は夜間であるし危険も伴う。



入ったら電話連絡をするが、ぼくは携帯を持っていないので、連絡が頻繁にできない。

薄暗くなってからの作業なので、自分の負担もある。


待受け箱を持って来られる時の対応、入った巣箱をお持ち帰りの時の対応に加え、巣箱を設置してからは、黒蟻、大蜘蛛、ヤモリ等の先客が入っていないか、5日に1度くらいは中をチェックする必要もある。


キンリョウヘンの世話もあり、投下労働に対する見返りが少なすぎる。


日本ミツバチを飼い始めて今年が10年の節目であるし、区切りの年になるかもしれない。



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待ち続けたが、はずれ


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今朝の流れからして、今日も分蜂はあるとみて、11時半頃から2時半頃まで、山と田んぼを行ったり来たりしながら、待ち続けたが、結局来なかった。

画像のような小さな蜂球が他の待受け箱でも見受けられた。ちょっと今日は蜂が乱れたようだ。その群の分蜂末期にはこういうこともある。



昨日、同じ集落のぼくより2歳年上の定年帰農された人の待受け箱にも「入居」があった。

昨日はぼくも入居があったので、異なる群の分蜂をお互いにゲットしたことになる。異なる群はいずれも、当方の群ではない。

定年帰農された人の巣箱は、依頼されて木工作家から買ったもので、ぼくと全く同じ形態である。キンリョウヘンを2輪あげ、待受け箱の置場も去年ぼくが勧めた場所であり、当方の田んぼから直線で200メートルほどの家の庭だから、まさに蜜源も同じになるだろう。

7年越しの「初めての入居」を大変喜ばれていた。




(世界で唯一の花・キンリョウヘン)

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キンリョウヘンが今を盛りと咲き誇っている。ランの一種で、日本ミツバチのためだけに咲く、世界で唯一のランである。

来年からはこれを4鉢ほどに減らそうと思う。理由は、蜂球を捕獲するようにすれば、キンリョウヘンはいらないし、キンリョウヘンがなくても、「置き場所」と「待受け箱の様相(仕様)」が気に入れば、分蜂群は入る。

鉢を置かなくても、一輪挿しで十分効果がある。一鉢で平均3~4本咲く。


キンリョウヘンは4月1日に咲かそうとするから難しいが、ほとんど手をかけなくても5月の連休には咲く。その頃は分蜂の末期であるが。



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第13弾(入居)


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今日もどれかの待受けに入りそうな流れだったので、一昨日と同様、山へ上がったり下りたりしながら待ち続けた。

池に上る道沿いのこの待受けか、山の待受けか、2つのうちのどちらかだ。

午後1時、竹やぶ沿いの空から、分蜂群の羽音が聞えて来た。ミツバチが無数の「点」となって天空を飛んで来る。山か、ここか、まだわからない。そして竹やぶ沿いに降りて来た時、もうここしかなかった。

一昨日も入居の候補だったが、池端の待受けに「鼻差」で敗れて、入居はお預けになっていた。



どこからやってきたのかわからないが、どこからでもいい。選んでくれてありがとう。と言っても、毎年1回は必ず入居の実績がある場所である。

しかし、箱にすんなり入ってくれず、キンリョウヘンにさばりついて、また蜂球のような状態になっている。1時間過ぎてもこの状態だったので、キンリョウヘンを巣門の前で振って蜂を落し、入居を促した。

そうしないと、翌日もこの状態が続くことがあり、箱の中に入ってくれないと、山へ移動させることができない。

山へ移動させる理由は、ここは池に上る道沿いで、私道ではなく農道なので、たまに人が通ることがあり、この場所には置けない。

当地内で移動するのは、入居した(もしくは捕獲した)当日でないと、1日遅れると場所を覚えてしまうので、動かせなくなる。



これで計9群になった。8群までなら田んぼと山の4群ずつに分けて世話ができるが、9群以上となると、世話に時間がかかりだす。蜜源的には、直線で200メートルの場所に、県が県内10ヵ所に整備した「美しい森」があり、雑木林にはないチューリップツリーなどの植林した蜜源が豊富なので、10群を超えても養えるだろう。



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第12弾(捕獲)、もうひとつは捕獲失敗


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分蜂はすでに終っただろうと思い、今朝は元巣の3群の底板を掃除したが、このうち田んぼの2群は今日も分蜂した。各5回目と思う。

これを見て、昨日の池の端の入居は、他所の群ではなく、うちの群の分蜂だったと認識した。飛んできた方向からみても。

この枝も、よく蜂球ができる枝である。前回と同じ場所。

脚立もちょっと使ったが、取り込みやすく、取り込んだ後、前回同様、簡易トイレ(お客様用)の側に置き、陽射しが強かったので簾をかけた。

取り残した蜂も、30分ほどのうちに待受け箱に入った。うまく女王蜂が取り込めていたのだろう。



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5メートルほど隣にある、もうひとつの群は、またまたこの場所に蜂球ができた。ここにできると、どうも蜂球が分離しやすい。今回も二つ又になっている。

前回、30分ほどで他所へ行ってしまったので、取りづらい場所だったが、取り込んだ。しかし、女王蜂が取り込めなかったようで、待受け箱の蜂はすぐに出ていってしまった。そしてしばらくの後、出た元巣に戻って行った。今回も元巣が受け入れてくれたようだ。ただ、ぼくの不手際で女王蜂はどうなったかわからない。他の蜂は戻れても、女王蜂はいったん元巣を後にしたら戻れないだろう。戻ったら殺される・・・。


こういう不手際をすると、その後、ずっと気分が重い。


なお、うまくいった方は待受け箱の持ち主が、持ち帰られた。


 


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第11弾(入居)

 
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朝の内はあまり動きがなく、待受け箱に来ている蜂数も少なかった。だから9時半頃には家に帰り、春夏作の苗物を買いにホームセンターへ行った。昼食を食べ、田んぼに着いたのは11時半頃だった。


蜂球は出来ていないか、田んぼの2群の蜂球がよく留まる木を見回ったが、それらしきものはなく、元巣の状況もいたって静かだった。田んぼの2群の分蜂は昨日で終ったと思う。山の元巣の1群はそれより早く終わっている。


その後、待受け箱の様子を見に行ったら、まず最初の1箱を見て、今日はこれから分蜂があることを確信した。そして順次、待受け箱を見回ったら、残っている6個の待受け箱全部に、かなりの数の蜂がむらがっている。よってますます今回の分蜂群は、当地の待受け箱のどれかに入るだろうと思った。

そしてこの分蜂群は他所からやってくる。


6個の待受け箱の蜂数は、ほぼ横一線である。

どれに入ろうとしているんだ!

山の3箱か、それとも池下、池の端、池へ上がる道沿いの3箱か・・・。

どの待受けも気になるので、何度も山へ上がったり下りたりを繰り返していたが、身体がしんどくなり、中間点の池の土手に寝ころんで、どちらにもすぐに行けるように待機した。すると、寝ころんで間もなく、そよ風にのって、分蜂群の羽音が聞えて来るではないか。ぼくはハッとして身体を起し、その方向を確認した。

明らかに、こちらに向って来ている。どこに入ろうとするのだ、あ、山ではない。山ならこのコースを通らない。池下、池の端、池へ上がる道沿い・・・分蜂群が狙った先は池の端の待受け箱だった。

分蜂群が一団となって、うれしそうな羽音を立てながら、新居めがけて、さざ波のようにやってくる光景はいつ見ても感動する。



その後、山の待受けの3箱がどうなっているか確認するために上ったら、そのうちの2箱で、蜂の出入りがまだ続いている。あ、この2群は別の群だったのだ。今はまだ1時半だから、もう1群の入居があるかも知れないと、今度は山に待機したが、2時半になっても来なかったので、明日に持ち越しだろう。もちろん、明日のも他所からやって来る一団である。


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しかも、やってくるのは1群ではなく2群だ。待受け箱で取っ組み合いの喧嘩をしているのを何度も見た。俺が先だ、私が先に見つけたのよ・・・蜂の世界も厳しくて、命をかけて戦うから、どちらかが負けて巣門の前で画像のような死んだ蜂が数匹いる。


今日入った群はキンリョウヘンも持ち込まれた人の待受け箱だった。先日に続き2箱をゲットされた。ぼくが「入居する前に捕獲」を繰り返していなかったら、もっと早く「入居」していただろう。


必ずしも、当地の待受けを選んでもらえるわけではないが、今日の動きから見て明日も、1群の入居がありそうな気がする。



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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